合流の挨拶もそこそこに
城門の前に、馬が二頭、エクセターにフィンと、人間の男が二人。
それを出迎えるのはどうやら、二人の男の姉妹のようだ。後カレンもいるな。
>「ふたりも、僕たちとおなじくここへ迷いこんだんです。僕たちは仲間で、いっしょに、えと、ひとびとの困りごとを解決する仕事をしています」
> 「こちらがお兄さんのフレール・オルドルさん、こちらが弟さんのミリュー・オルドルさんです。こちらのお城のご主人の花嫁スールさんの、お兄さんたち、です。ふもとの街に住む騎士様で、今も狼退治の任務をこなしてから、こちらへやってきました」
フィンが、そう俺達に説明してくれる。
......そういえばなんかそんな役どころがあったような気がするが、さて、もう物語は違ってきているんじゃないか?
だってここに妹さんがいるってことは、あれだろ。
無事なんだろ?
「どうやらうちの"迷子"を保護していただいたようだ。パーティを代表してお礼申し上げる。
俺は【火竜の手羽先】亭のロセウスという。
ご覧の通りの、重戦士だ」
フィンとエクセターを馬に乗せて連れてきてくれた騎士二人にそう言って、軽く頭を下げる。
迷子とは何かといわれりゃ、エクセターのルキスラでの通り名だ。
二人ははた目から見れば、迷子だったろうからなあ。まあ、フィン一人でもポチがいるから大丈夫だろうが、問題はスカウトのくせに迷子になるエクセターの方だ。
それから、フィンとエクセターへと牙を見せてにやりと笑う。
「俺とネスは依頼うけてな。それでここへと来たんだ。
すまんが奥さん、ジルさんはご在宅だろうか?
かつての彼の仲間――ジャンヌからの言付けを預かってきた。
お取次ぎ願いたい」
兄2人と再会を喜んでいた花嫁に、そう、言葉を投げた。
―――――
PL;
こっちは、NPCたちへのご挨拶です。
迷子の迷子のエクセターちゃんネタも投下してみる。※称号
ところでGMに質問です。
PLとPCのメタが複雑に絡み合うこの物語ですが、
PC知識でも青髭のモデルがジルであり、この人物が実在するというのは分かるのでしょうか?
また、PCたちの世界でもジャンヌダルク(もしくはそれに該当する人物)はいますか?
それからもう一つ、これ、舞台はどこですか?
PLの世界だとフランスになるかと思うのですが、PCの世界での舞台はルキスラですか?
ライフォスがいたので、PCたちと同じ世界だと思うのですが、物語の中のどこかの地方とかなのでしょうか?
PLの知ってることとPCの知ってることを別にしないと、ちょっとわからなくなってきそうなので答えていただけたら!