開けてはならぬ扉へ
>「それにしても、僕にどうしてそんな話をするんですか?
> いったい何が狙いなのです?
「狙い・・か、まぁ無事に幕引きをしたい と言うだけなんだけれど」
判りやすく警戒したミリューに、もう少しうまくやればいいのにとも思うけれど、
まっすぐ家族の身を案じる誠実さは好感が持てる。
どう続けたものかと思案していた所に、カレンとロセウスのやり取りが始まり
彼の気が私から大きく逸れた。
その隙にフィンから【例の扉】に向かうこと、追従のタイミングを知らせるための
使い魔のポチを預かった。
(...やぁ 今回もよろしく頼むよ?)
肩に佇む真っ白な小鳥を一撫でし、ミリューに向き直ると、彼は少々毒気を抜かれた様に
スールが城へ嫁いだ時期と、青髭の様子を教えてくれた。
「まぁ大方、君の言う様に地位も名誉もある者が 若く美しい奥方を次々に
娶ったのだから、やっかみ半分によくない噂を流した。
という所なのかもしれないねぇ.........」
―― そうであればいい。
妄執に囚われ、自身とジャンヌが守った人々を踏みにじる様な事が
起こっていないなら それが一番なのだから。
* * *
客間から静かに出て行く影を横目に眺め、細い竹の棒...
占い道具のひとつをシャラシャラと弄びながら、ポチからの
合図を待っていると、妹達の姿が見えなくなった事に気づいた
フレールが声をあげた。
>「エクセターとフィンもいつの間にかいなくなってるじゃねぇか
> まあ、すぐに戻ってくるだろ」
事情を知らない彼は、妹達はお茶でも取りにでたと考えたのだろうか、
姿を探すのを止めた、が・・
>「......まさか もしかして、扉に?」
ミリューがこちらを見るその時、肩のポチがぱさりと羽を震わせた。
「うん そのようだねぇ...フィンからの報せだ。
さて、私たちは確かめに行かねばならないのだが......
たぶん、君たちが見ておもしろい物はないと思うよ」
それでもいいなら一緒においで。
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PLより:
お話しが終わったら客間からスール達のいる扉の前までダッシュダッシュです。
合流してからのやり取りはみんなが来てからサブか追記かな?
【予備ダイス】
01:49:57 飛龍頭@ネス 2d6 予備ダイス1 Dice:2D6[2,3]=5
01:50:01 飛龍頭@ネス 2d6 予備ダイス2 Dice:2D6[4,3]=7
01:50:05 飛龍頭@ネス 2d6 予備ダイス Dice:2D6[5,3]=8
また付番失敗してるしー、出目低いしー、もー。