【B-2-5】チケット完売
カプリは沢山お酒を飲みながらも。
なんだかんだチケットを売りさばくことができた。
コンチェルティアの冒険者たちの中には芸術に関心があるものも多い。
本来敵である蛮族の演奏について気になった者もいたようだ。
また蛮族たちを近くで監視するためにチケットを買った者もいた。
とはいえ邪魔自体をするつもりはないらしいので、彼らも観客には違いない。
とりあえず残っていたチケットはほとんど売り終えることができた。
これは最上級の結果だ。
ヴィクトリアもきっと喜んでくれることだろう。
犠牲となったのは......ヴィバーチェの弦と。
「な......なんとか生きとる......で......」
フラフラになったグレイの姿だ。
一応ある程度は逃げ切ったお陰で、無残な状況にまではならずに済んだらしい。
現時点でもかなり大変そうではあるのだが。
「カプリちゃんは......平気なん......?」
カプリの傍にどしんとグレイは座り込んだ。
あまり今の彼からは生気が感じられない。
「一応......俺の方でも残ってたチケットは売れたで。
代わりに......酷い目におうたけどな。
カプリちゃんも......結構売れたんと......ちゃう?」
グレイの方でもチケットはちゃんと売れたようだ。
カプリの分と合わせると預かった分は全てを売ることができたことになるか。
「こりゃ、ヴィクトリアちゃんも喜んでくれるやろな。
早う報告行くで。
へろへろ......やけどな。
男やししっかりせえへんと......喜ぶところすぐに見たいし、な」
グレイはすぐにでもヴィクトリアの元に行きたいらしい。
例えへろへろな状態であったとしてもだ。
ちなみにカプリの状態はどのくらいだろうか。
どれだけ飲んだかにもよるかもしれないが。
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あんみつ@GMより
カプリルート進行です。
2D6の出目が8以上だったので、カプリはチケットをなんやかんや売ることに成功します。
合計値はこれでぴったり30点となり、最も高い目標値をクリアしました。
グレイはある程度は逃げ切れたようです。
カプリがどのくらい酔ったかはお任せ。
カプリは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・ヴィクトリアに報告しに行く
・ちょっと休憩する
他にも何かございましたらお好きにどうぞ!