充実のひと時
>「お昼ですか、いいですね!
あ、でもお母さんにもなんにも言ってないや。
......まあ、たまには少しくらい悪い子になってもいいですよね?」
「かまうもんか。支払いは任せて、私お金持ちなんだよ?小さいけど家だって持ってるし。ふふ」
ま、最後はちゃんと親元に送り届けるつもりでいるし、私が居れば何とでも説明できるだろう。
「昼は三番街のお店に行こうか。せっかくだからこっちの名物も食べてみたいし......あ、コーヒー出してくれるところがいいな」
***
>「つきましたよ、ティキさん。
ここが4番街の美術館です」
「へえ、広いんだね。昼までにぜんぶ見て回れるかな」
入館料は40ガメル。......結構いい値段するね。アイリは私と一緒なら無料らしい。
中へ入ると、そこはもう芸術の世界。胸の高鳴りを抑えつつ、アイリの言うように彫像から主に見ていく。
「これは......すごいね。ふふ、凄い」
石像、銅像もいいが、やはり一番は木像だ。この磨かれた木の質感、温かみは他にない。木目のひとつひとつ、位置も厚みも作品の一部として見ていて飽きないものだ。
私が主に作るのは指物、日用品だが、その時々の気分により加えて彫刻、細工もやる。だからこういったものの難しさ、楽しさはよくわかるのだ。
「見てよアイリ、この竜なんかとても力強いし鱗の厚みの表現もすごい、尾の線もしなやかで......私もこれくらいの腕でニコを彫れたらな」
アイリの話では、神像の類などは1番街にあるらしい。ここまで来たら行ってみたい気もするが、さすがに時間が足りないし、勿体ないかな。
>「そういえば、コンチェルティアでは年に四回テーマを決めてその年の最優秀作品を競うお祭りがあるんです。
夏の時期に開かれる青花祭りでは、絵画や彫刻の作品が取り上げられるんですよ。
わたしも一回ちゃんと見に行ったことがあるんですけど、いろんなものがあって楽しかったですよ。
よかったらそのときもいらしてみたらどうですか?
――その時は、わたしもまた一緒にお付き合いさせてもらいます......えへ」
「いいね、ぜひまた来たい。もちろんアイリについててもらうよ。―そうだ、アイリこそ今私の住んでるルキスラに一度はおいで。竜に乗せてあげるから」
***
「......はぁ、堪能したなあ!」
美術館の外で、ぐうっと背伸びをした。こっそり調査もしてたけど......まあ、聞くだけのことは聞いた。
「案内ありがとうね。さあ、ご飯食べに行こうか」
PL
中の客はあれなので、入り口にいる人や係員に質問しておきます。あと3回の楽器・資料もチェック。
質問内容
・トゥルー・ソウルズを知っているか?
(知っている人に)
・知名度は?
・行ったことはあるか?
・不穏な噂はあるか?
↓に関しては直接聞かず、「こういう風体の人にチケット貰ったけど、色んな人種が来るのかな?」とか反応を見ながら探ってみます。
・観客は演者が穢れを持つ者と知っているのか?
食事は3番街で名物をたくさん食べます。たくさん。
残金 985G
23:12:28 キャスパー@ティキ 予備ダイス 2d Dice:2D6[3,5]=8
23:12:31 キャスパー@ティキ 2d Dice:2D6[4,6]=10
23:12:32 キャスパー@ティキ 2d Dice:2D6[5,1]=6