完了です
シィノヴィア(紫乃) [2016/06/20 22:16:46]
部屋に入ったのは、女性たちだけ。
ここは女性用の部屋で、男性は入れてもらえないようだ。
>「シィノヴィアさん。
> まずはお礼を言わせてください。
> 貴女のおかげで早くにメンバーを集めることができました。
> お陰で話だけでなく、準備の方もしっかり進められそうです」
「それはよかった」
すすめられた椅子に腰かけ、ネージャ嬢と向き合う。
>「さて、シィノヴィアさんの働きに対してお礼をせねばなりませんね。
> まずはこちらを受け取ってください。
> あまり多くはありませんが......どうぞ」
さし出された革袋を受け取って、少し戸惑った。
「多過ぎはしませんか?」
念のために金額をネージャ嬢に確認する。
もらい過ぎでないのなら、ありがたく懐に納めるが。
>「それと、こちらはお礼に相当するかわかりませんが。
> 私たちの本日の公演のチケットです。
> もしよければ受け取ってください」
なんと。
>「もし、シィノに時間があったら来て欲しいな。
> 来て損はさせないよ!」
時間は。
チケットを見てみると、エリック殿の待ち合わせとはうまくずれいているようだ。
>「私たちもまだこの街に来たばかりという手前。
> これ以上のお礼を差し上げるのは難しいのですが......。
> 嘘偽りなく感謝しております。
> シィノヴィアさんのお陰で今日の公演はより良いものにできるはずです」
「充分です。公演、ぜひ拝聴したい」
>「それでは私たちは軽くミーティングを済ませてから、リハーサルに向かおうと思います。
> シィノヴィアさんが今日のステージにいらしてくれること心待ちにしております。
> ――それでは、また」
「はい、また」
――――PL――――
公演行きます!
あと、公演の前にちっちゃい花束買います。