平謝り

 ティキ(キャスパー) [2016/06/03 22:04:29] 
 

>「び、びっくりしました......
 急にどうしたんですか?」

「ごめんね、いきなり」

ゆっくりアイリを地面へおろし、神殿の方を見た。あの鳥のようなものは中から出てくる様子はない。

>「もしかして、お祈りがしたくなったんですか?
 そうなら、そうって言ってくれればよかったのに」

「そういうわけじゃなくてね―」

私はアイリに事情を説明した。

まあ要は、こういうおかしなものを見つけたから追ってきた、ということ。

しかし、何となく恥ずかしい。必死こいて追ってきたのに、妖精が入っていったのは妖精神の神殿。何のことはない、ただ神官か誰かが妖精魔法を行使していたのに過ぎないのだ。

「本当にごめん。折角だから、ちょっとだけ神殿の中でもみていこう。後で甘いものでも何でも、ご馳走するから」

もう一度謝って、神殿へ入るよう促した。ついでだから、どんな妖精だったかも見てやろうか。もしくは、飾ってある彫像でも見ようか。


PL

ご機嫌取りできるかな?

神殿はまあ、折角なので入ってみましょう。

残金 952G