両手に花?

 ティキ(キャスパー) [2016/06/11 00:23:06] 
 

あなたも来るかと問うてみたらば。

>「あら、私甘いものには目がないのよ。
 誘ってくれるなら是非ついていくわ。
 今更嘘でした、なんて言わないわよね?」

グローリアは随分フランクな性格らしい。それはもう乗り気である。

>「でも、甘いものを食べに行くにはどんな格好がいいかしら。
 こんな格好?」

グローリアは自らの体を光に包むと、羽根のない人間の格好で現れた。そしてこれがいいか、これがいいかと次々に姿を変えて見せる。結構な高等術だと思うのだが、実にあっさりやってのけるものだ。

「どんな格好がいいと思う?」

「うーん......最初のが一番素敵かな。そのままでいいと思う」

私は彼女が最初に変身した、彼女の元々の姿に近い恰好を推した。

......とはいえこれはまた、ナンパの心配をすべきかも。

* * *

>「もう、遅いですよ?
 まあ、甘いもので許してあげますけど」

良かった、機嫌を損ねているわけではなさそうだ。

「ごめんね、アイリ。何かお目当てのものはある?それを食べに行こう」

出発を促すと、アイリは私の後ろをのぞき込み、こんなことを聞く。

>「あれ、後ろにいるのはどなたですか?」

ああ、と振り向いて、アイリにグローリアを紹介した。

「この方は、グローリアさん。普段はこの街を守る仕事をしてらっしゃるんだって」

妖精であるという事は伏せておいた方がいいと思ったし、こんなものでいいだろうか。神殿仕えや衛兵なんかと勘違いしてくれれば御の字。嘘はついてないし。

続いてアイリをグローリアの方に紹介。

「この子はアイリ。今私とデート中なんだ」

そしてまたアイリに向き直り。

「約束の甘い物、この方も一緒にいいかな?彼女も甘い物が大好きなんだって」


PL

グローリアの格好は、最初の羽だけない姿のものにしてもらいます。

そしてGMにお願い。

甘味屋目指して街を歩く道中、どーしても買いたいものがあります。

ルートに服飾店あったりしないでしょうか?あると回答頂けたら、次回進行で勝手に寄ってお買物しようかと思います。