おのれ黒の心
「あなた、上から来たのね?
あまり見ない顔だけどもしかして他所からきた人かしら?」
「ソのトーリ。」
ほーん。地下も結構、発展してんのなー。
もっとこー、セーキマツ的なアレになってんのかと思ったぜ。
「それにしてもあなたの持ってるその人形。
一人じゃ動けない......廃棄品なのね。
あまり人に見せびらかさないほうがいいと思うわよ。
一般人にとっては絶好の八つ当たり先だから」
「ココの人間、暗ェー趣向持ってンのナー。」
これも黒の心って奴のせいなんかね。
「少なくともあなたも人形についての知識はあるんでしょう?
だったら普通にさえしてれば悪いことにはされないと思うわ。
ねえ、そういえばあなたの名前はなんていうの?
わたしはバーバラ......一応人形師よ。
何かあったら頼ってくれて構わないから」
「オレはリリ。ヨロシクナー。
コイツはアリサ。で、ロッテ、ストロー、マルコー。」(リリ)
「・・・・・・」(アリサ)
「ニャー」(ロッテ)
「(バッサバッサと羽を鳴らす)」(ストロー)
『マル!コォォォ!ネイッ!』(マルコーネイ)
お決まりの挨拶が済んだところで。
「シッカシ。俺が最下層デ、アリサが人間最上位?
オメー、本心ではソーユー位置付けナン?」(リリ)
「・・・・・・(フルフルフルと首を横に振っている)」(アリサ)
「ニャー」(ロッテ)
『我は?! 我の地位は?!』(マルコーネイ)
ふむ。
「コイツらはドーユー分類にナンノ?」
使い魔のロッテや、幻術で烏に見せかけたストローを指し示す。
どっちにしろ、人間が敵になり得るなら自衛手段は用意した方がいーかもしんねー。
後で、アリサにゴーレム作らせるかなー。
「シカシ、人形族ナー。アリサー、ココお前の夢ミテーなモンだシ。
イッチョ、バーンと俺をパワーアップしたり出来ネーノ?」
ほら、イメージメージ。
PLより----------------------------------------------
魔法生物やゴーレムの扱いを確認しつつ。
アリサに、こーイメージパワーでどーにかならんの?ってのを確認。