【B-2-5】焼けぬ空襲
>「でも、
>蛮族との戦闘なら、わたしも役に立てる、、、と、思うよ...」
ここから帰って欲しいと告げる彼女の言葉に。
タタラはつい想いを漏らす。
「ああ、わかっているとも。
君のことを足手纏いというつもりはない。
ただ君と私たちの相性は正直言いとは言えない。
......申し訳ないが、よろしく頼む」
それでも彼女は決してタタラの助けを借りようとはしなかった。
妖精たちの穢れへの拒否感はそこまで強いということだろう。
>「あ、待って!
>せめてこれだけ...」>「どうか無事で」
去っていこうとするガーネット。
タタラはその前に炎武帝の守りの加護を授ける。
「感謝する」
ガーネットは深々と頭を下げてから戦場へ向かっていった。
一方のタタラも炎と岩でできた集落を後にする。
彼女の目指すのは戦場ではなかった。
ナイトメアたちの住まう工房でもなかった。
集落から一歩引いた岩陰のむこう。
そこで様子を見ることとしたのだ。
* * *
戦場の様相は決して好ましいものではなかった。
炎の効果が及ばない蛮族たちには妖精たちの能力が活かせない。
自らの肉体のみを頼りにする争いが続き、彼女たちは消耗していく。
そんな中。
タタラは見たことだろう。
集落の中央、さらにその上空から。
大きな躯をした蛮族が飛来するのを。
奴は集落の中央に舞い降りる。
集落に逃げていた小さな妖精たちが悲鳴を上げて逃げ出す。
炎の少女たちが逃げ惑う中。
彼女たちを救うべく立ちふさがったのは燃える乙女、ペリ。
蛮族の姿は炎が効かない者に似ており、より脅威的だ。
おそらく上級種であろう。
ならばペリの炎もまた相手には効果がなさそうだ。
タタラは集落の中に駆け込むことができる。
ペリと蛮族の争いに参加することもできるだろう。
ただ、本能的に敵の強大さを悟るはずだ。
鎧のない今のままでは不要に近づくと危険かもしれない。
――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
タタラルート進行となります。
ガーネットはタタラの支援を受けます。
彼女は純粋な妖精よりは穢れに寛容なので。
タタラが見守っていると集落が一体の蛮族に襲撃を受けます。
魔物知識判定が可能です。
目標値は14/18。
失敗した場合でも炎が効かなそうなことと、
力量的に上らしく鎧なしでは危険そうでことはわかりますね。
ちなみにペリは大半の能力が相手に効きませんがレベルは11です。
助けに行く場合は戦闘になります。
戦闘についてはオート戦闘形式(ver3)で処理します。
位置は以下のようになっております。
蛮 5m ペリ (3m~30m) タタラ
戦闘の発生に対し、アリサは必ず以下の4つを行ってください。
先制判定についてはペリが先制値17なので成功します。
・先制判定用ダイス(目標値15)
・初期位置の決定
・6つの戦闘スタイルから1つの選択
・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個
カスタム行動で以下のようなものをご記述いただいても構いません。
・敵キャラクターを狙う順番
・状況毎の詳細な行動(選択したスタイルより優先します)
・PCの行動順
ペリは《攻撃》を選択します。
カスタム行動として以下の2つを設定します。
・基本的に拳で攻撃します。
・炎属性の攻撃・効果は使用しません。
とりあえずご自由な戦術でどうぞ。