【B-1-3】水の暴れん坊たち
>「おや、そうなんですか。いえ、良くないことが起きているというのは分かります。
> それはともかく、何故この川の周辺には蛮族が現れないのでしょう。見回りでもしているんでしょうか?」>「それはやっぱり、古き妖精の護りがあるから?」
この付近には蛮族が現れることはまずありえないと口にしたカイル。
その言葉について不思議に思ったナディンとバークは彼に尋ねてみる。
「ん、まあ、そうだな......俺も実際にその力の全てを知っているわけではないが。
この川辺から街の南部に至るまで蛮族は滅多に現れることはない。
――古き妖精か、確かにこの街にはそういった伝承が残っている。
だが、それが真実か嘘かは俺にはわからない。
まだ実際にこの目で真実を見たわけじゃないからな。
ただ......その可能性は決して低くはないだろう」
カイルの言葉を聞く限り、少なくともこの川の周囲では不思議な力が働いているのは事実のようだ。
その現象が妖精の力によるものなのかは確実ではないようだが。
* * *
川の調査をしていた冒険者たちとカイルは蛮族の集団に挟撃される。
川の下流に向かっていったカイルたちの代わりに。
冒険者たちが立ち向かうのは上流に突然姿を現した水棲蛮族たちだ。
少し先を泳ぐのは三体のギルマン。
その後方を泳いでくるのはギルマンの予言者である。
『結界が弱まった今。
ここは我らのギルマンの川。
邪魔者は全て殺せ!』
ナディンとルートが待ち構えているその少し先の水中で。
奴らは襲いかかる準備を進めている。
敵のもとに向かうなら川の中を進まねばならないだろう。
あえて陸地まで引き寄せるのも手であろうか。
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あんみつ@GMより
進行となります。
今回は戦闘前なので短め。
敵は【ギルマン】が3体、【ギルマンプロフェット】が1体ですね。
全て弱点まで抜けております。
【ギルマンプロフェット】のデータについては一時的に公開します。
ちなみに途中の言語はギルマン語です。
戦闘についてはオート戦闘形式(ver3)で処理します。
位置は以下のようになっております。
ナマ・バーク・ヴァー 5m ルート・ナディン 1m 川 5m ギルA・ギルB・ギルC 3m プロ
川より右側に進む場合は水中ペナルティを受けることとなります。
川より左側は陸地としてペナルティはございません。
戦闘の発生に対し、皆様は必ず以下の3つを行ってください。
・先制判定用ダイス(目標値13)
・6つの戦闘スタイルから1つの選択
・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個
カスタム行動で以下のようなものをご記述いただいても構いません。
・敵キャラクターを狙う順番
・状況毎の詳細な行動宣言(選択したスタイルより優先します)
・PCの行動順
・移動距離
・MPに魔晶石や各種消費アイテムの使用度合い
などなど
ちなみにヴァーミリオンの呪歌はカイルたちの戦場にも届くでしょう。
他にも何かございましたらどうぞ!