【B-1-7】上流か下流か

 GM(あんみつ) [2016/07/23 20:06:52] 
 

自分以外の仲間たちが消え。
一人残されたルート。

彼がカイルに尋ねられ、導き出した結論は......。

>「皆が正体不明の何やらに捕らわれてしまった以上、最悪、戻ってこないことを想定しなければ。
> ...ぼ、僕は。川の調査を続行し...ます」

>「先程会ったばかりの方に頼むことではありませんが、貴方方の川の調査に
> 同行させて頂けないでしょうか。
> 突然言われても信用が怪しいでしょうから無理にとは申しません」

一人で川の調査を続行するというものであった。
その際にカイルたちに同行したい旨も告げる。

「本当に追わなくてもいいのか?
 ......まあ、俺たちが言えた義理ではないが」

カイルは短く一つルートに確認を済ませてから。

「あんたが来たいというなら、好きにすればいい。
 少なくともさっきの蛮族に与する者でないことは確かだろう。
 ......実際はあんた一人が裏切り者の可能性もあるが。
 まあ俺はあんたを信じる......平気で嘘を付けそうじゃないしな。
 構わないか、二人とも?」

カイルはルートを信じる意志を示す。
そして彼はそのまま、二人の従者に問いかけた。

「僕もカイルさんに同意します。
 よろしくお願いしますね、ルートさん」

「僕がカイル様に意見することなどありませんよ。
 人が増えるほど楽になりますし」

ミハイルはちょこちょこと近づいて一礼する。
エミールはあまり興味なさげにしているが、ルートが加わることに異論はないようだ。

「――これで決まりだな。
 あんたが協力してくれるなら歓迎する。 
 そこで次に調査する場所についてなんだが......。
 おそらく原因は上流でも下流でもなく、結界の内側だろう。
 だが、そもそもの話として今回の異変を起こす目的はなんだと思う?
 俺たちが調べないといけないのは......そっちの方だ」

カイルはルートに問いかける。
今回の異変を起こす際の目的とは何だったのかと。

「妖精の結界はコンチェルティアを穢れから守っていた現象の一つ、か。
 だとすると推測は付きそうだね」

エミールはカイルの言葉を聞きながら、一人頷いていた。
妖精の結界は認識の差はあれど、コンチェルティアにとっての守りの要の一つ。

「僕たちはもう少し上流を調べてみようと思います。
 下流に向かっていくと平地が多くなりますが。
 上流には木々が茂っているところもあります。
 それに自然に考えると影響が及ぶのは上から下でしょうから。
 ルートさんもいらっしゃいますよね?
 ......それとも下流を調査したかったりしますか?」

聞いたところ、ミハイルたちはどうやら上流を調査するつもりらしい。
だが、ルートが下流を調べるつもりならそれを聞いてくれるかもしれない。


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あんみつ@GMより

ルート進行です。

飛び込まない旨了解致しました。
カイルたちはルートの同行を認めてくれます。

ルートは次の行動を選択してください。

具体的なものは以下の2つです。

・上流を調べたい旨を告げる
・下流を調べたい旨を告げる

他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)