【B-1-7】上流か下流か
自分以外の仲間たちが消え。
一人残されたルート。
彼がカイルに尋ねられ、導き出した結論は......。
>「皆が正体不明の何やらに捕らわれてしまった以上、最悪、戻ってこないことを想定しなければ。
> ...ぼ、僕は。川の調査を続行し...ます」>「先程会ったばかりの方に頼むことではありませんが、貴方方の川の調査に
> 同行させて頂けないでしょうか。
> 突然言われても信用が怪しいでしょうから無理にとは申しません」
一人で川の調査を続行するというものであった。
その際にカイルたちに同行したい旨も告げる。
「本当に追わなくてもいいのか?
......まあ、俺たちが言えた義理ではないが」
カイルは短く一つルートに確認を済ませてから。
「あんたが来たいというなら、好きにすればいい。
少なくともさっきの蛮族に与する者でないことは確かだろう。
......実際はあんた一人が裏切り者の可能性もあるが。
まあ俺はあんたを信じる......平気で嘘を付けそうじゃないしな。
構わないか、二人とも?」
カイルはルートを信じる意志を示す。
そして彼はそのまま、二人の従者に問いかけた。
「僕もカイルさんに同意します。
よろしくお願いしますね、ルートさん」
「僕がカイル様に意見することなどありませんよ。
人が増えるほど楽になりますし」
ミハイルはちょこちょこと近づいて一礼する。
エミールはあまり興味なさげにしているが、ルートが加わることに異論はないようだ。
「――これで決まりだな。
あんたが協力してくれるなら歓迎する。
そこで次に調査する場所についてなんだが......。
おそらく原因は上流でも下流でもなく、結界の内側だろう。
だが、そもそもの話として今回の異変を起こす目的はなんだと思う?
俺たちが調べないといけないのは......そっちの方だ」
カイルはルートに問いかける。
今回の異変を起こす際の目的とは何だったのかと。
「妖精の結界はコンチェルティアを穢れから守っていた現象の一つ、か。
だとすると推測は付きそうだね」
エミールはカイルの言葉を聞きながら、一人頷いていた。
妖精の結界は認識の差はあれど、コンチェルティアにとっての守りの要の一つ。
「僕たちはもう少し上流を調べてみようと思います。
下流に向かっていくと平地が多くなりますが。
上流には木々が茂っているところもあります。
それに自然に考えると影響が及ぶのは上から下でしょうから。
ルートさんもいらっしゃいますよね?
......それとも下流を調査したかったりしますか?」
聞いたところ、ミハイルたちはどうやら上流を調査するつもりらしい。
だが、ルートが下流を調べるつもりならそれを聞いてくれるかもしれない。
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あんみつ@GMより
ルート進行です。
飛び込まない旨了解致しました。
カイルたちはルートの同行を認めてくれます。
ルートは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・上流を調べたい旨を告げる
・下流を調べたい旨を告げる
他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)