嫌な予感しかしない
ルート(初志) [2016/07/07 00:34:29]
フレーデ川、川辺。
目の前を流れる川は澄み切っている......とは言い難かった。
仄かにではあるが......どことなく忌まわしく澱んでいるような気がする。
魚たちの姿も少ない。
僅かに見える魚たちもどことなく弱々しい。
「『澄み切っていて綺麗』って感じではないね...」
聞いていた情報と違う。
調査だけですめばよかったがこの様子だと...。
「あんたたち、そこで何をしているんだ?」
こちらを呼び止める3人組。
身なりのよさからごろつきの類ではないことは分かるが何者だろう。
「カイルさん!と誰でしたっけ(笑)。
とりあえず、お久しぶりです!」
ナマが応対する。
知り合いらしい。
ならば対話はそちらは任せるとしよう。
アーレイとヴァーミリオンはそれぞれの手法で川を調べているようだ。
僕は川とその周囲を確認。そのまま警戒態勢に移る。
今は川の様子がおかしいというだけで、この人数、この状況。
まだ何も起こりはしないとは思うが念のためだ。
「調査だけではすまないかな、これは」
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PL
短いですが投稿。
まだ特にやれそうなことはないので様子見ー。