怪しげな川
いざ現地へ、というわけで着いたのだけれど。
「うわあ」
川の雰囲気は淀み、魚は減って弱って......だ。全くもってひどい状況である。
どうしてこうなったかは分からないが、どうせ原因は蛮族とか邪悪な魔術師とか魔神とかそんなんだろう、きっと。
今回の依頼的には多分蛮族だろうけど。
「『澄み切っていて綺麗』って感じではないね...」
「これからどうする?
とりあえずオレは、川を遡って他の箇所の水も見てみたいと思うんだけど」
「私は賛成です。皆さんはどうですか?」
「私は今の川に何か違和感を感じる。
バーグ君の意見に賛成だ、この違和感見逃せない。
何か原因があるはずだ。調査の為にも障害は除かねば」
「当然、僕も賛成です。川に毒を流すような真似であれば、上流に行けば何処が起点か分かるでしょうから」
魔法が原因の場合は分かりませんが、と加える。
まあ、魔法だとしても下流から上流に効果を発揮するようなものはあんまり無いと思うけど。
ちなみに僕個人の予想だと魔法が原因だ。経験上、ラクシアの不思議は9割9分魔法が原因である。
* * *
「あんたたち、そこで何をしているんだ?」
そんな感じにいろいろやっているところで、声をかけられた。
はい? と、声の方を向くと、3人の人族の姿。
誰だか知らないけど、偉そうな感じである。別に嫌な意味ではなく、純粋に。
「オレたちは冒険者だよ。
帝都で依頼を受けて、この辺の調査に来た。
そちらさんこそ誰なんだい」
「この川を調査するみたいな依頼です。」
「そんな具合に、どうも川の様子がおかしいとのことでしたので、その調査に参りました。
"撲殺執事"のナディンと申します」
よろしくお願いします、と挨拶をし、彼等の話を聞く。
彼等が誰かは知らないが、ヴァーミリオンさん曰くヴォルディークさんなる人物らしい。領主とか町長とかそんな方だろうか。
話をして分かったこととしては、どうも彼等も川の調査に来たらしい。流石に異常事態だしね。
んー、しかし川を見てもイマイチよくわからない。近くで見たいところである。
「......よし、一応川の周りを軽く調べてみますね。
無いとは思いますが、怪しげなマジックアイテムとかあるかもしれませんし」
皆に告げ、川岸に寄る。
とはいえ、何もわからない中で川に入る勇気は無いので、岸辺から分かる範囲での探索となるだろうが。
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PL:配管
町を知らないので偉い人も知らない(多分)のでダイスは振らず。
そして(可能なら)川を探索します。川というか岸辺。中には入りませんが。
【行動】
川に入らない範囲で「探索」判定。
22:15:06 配管@ナディン できれば探索 2d+9 Dice:2D6[2,5]+9=16