霧中模索

 ルート(初志) [2016/08/05 22:57:06] 
 

「別にいいだろう。
 確かに共に行く者が少しでも多い方がいいのは確かだ」

「わかった。
 わたしも一緒に行く。
 ひとりだとちょっと不安なの」

「ありがとう。助かります」

許可を得る。
ただ、カイルが少し悩んだような顔をしていた。
リスクやらなにやら考えると無理もない。
これ以上あまり無茶は言わないようにしたいところだ。




「たしかこっちの方だったはずだけど。
 なんだかぼやけてるようだね。
 うっすらと霧でも出てるみたいだ」


霧。
こちらが近付くのを察知されにくくなるのはいいが、
逆に言えば相手方に近寄られても勘付きにくいということ。
どちらにせよ慎重に進まねば。
...ただ、この霧は自然に発生したものなのだろうか。
疑ってかかればキリがないが。霧だけに。


「あそこの林になっているところが確かそうだったはずだが」

「では、行ってみましょうか」

「はい。...『霧の中を行くのなら、夜闇を行くが如くせよ』かな」


とはいえランタンをつければ居場所がバレる危険性が高まる。
明かり無しで進もう。

――――――――
PL
更に進みます。
出目があんまり良くないのが怖い。

22:54:17 初志@ルート 予備ダイス1 2d6 Dice:2D6[5,5]=10
22:54:25 初志@ルート 予備ダイス2 2d6 Dice:2D6[1,2]=3
22:54:34 初志@ルート 予備ダイス3 2d6 Dice:2D6[2,4]=6
22:54:40 初志@ルート 予備ダイス4 2d6 Dice:2D6[1,3]=4