目的を忘れずに

 ルート(初志) [2016/08/16 01:09:06] 
 

「ああ、十分だ」

人に見せられない顔になっていそうなので、
フードを深く被りなおす。
無事返せたなら、なによりだ。




「そうだな......。
 なら、その前に危険なものを奪っておこう。
 エミール、任せたぞ」

「御意のままに」


「まずは武器から...」

身体も動くようになったので簡単に手伝う。




「......兄さ......ん?」

「お前たち......よくも......!」


何か言っているが、さして興味がない。


カイルはルートに言う。
聞きたいことがあれば聞いてみるがいいのだ、と。


お言葉に甘えて質問する。

・他にこの周辺に仲間・それに類する蛮族はいるのか?
・準備が出来ていないと言っていたが何をしようとしていた?
・水を穢していたようだが浄化する方法は?あるいは止める方法は?

直近の危険、依頼とウィリの頼みに関連する事を聞く。
さて、ちゃんと答えてくれればいいが。

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PL
短めですがさっと。