お別れの時間(書き足し1回)
「ナディンとルートも行かない?
美味しい店でも探そうぜ」「はい、僕も一緒に行きます。
いい加減カプセルでない食事もしたいところでしたし」「骨休めも必要ですか。喜んでお付き合いしましょう」
他の3人も付いて来てくれるらしい。
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大通りには土産物を眺めている人もいるようだ。
「キャンディにビスケット、おいしいお菓子はいかがですか?」
声が聞こえてくる。
「すみません、キャンディー下さい!」
その店に駆け込む。
1パック2ガメルらしい。えっと、お金お金。
「あ・・・」
財布の中には1ガメルも入っていない。
「すみません、やっぱり買うのやめます。」
魔晶石買いすぎた・・・
「じゃあオレが買うよ。
おみやげもあるから3つちょうだい」
「え?いいんですか・・・?」
「お金のことは帝都に帰ってから精算するとして、
今日はみんなで回ろうよ。
せっかくのコンチェルティアなんだしさ」
「あ、はい。ありがとうございます!」
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しばらくして、カイルさんたちがが帰ってきた。
「おかえりなさい、カイル」
「ああ、ただいま......姉さん」
「正直なところ、聞けたことは多くはなかったが。
どうやらあの薬はあの時逃げた奴らの一人から受け取ったものらしい。
そいつは弟の方の薬まで作っていたようだな」
あの時、セシリアさんを助けに行った時のことだろうか。
「この先に何かがあるかもしれない。
それは勿論この街かもしれないし、あんたたちの街かもしれない。
もし何かがあった時、俺はあんたたちを頼ることもあるだろう。
俺は、俺たちは、あんたたち冒険者という奴らに何度も助けられてきたからな」
「それはお互い様です。前は私だってカイルさんに助けてもらいましたし。」
気絶してまで守ってもらったあの時が懐かしい。
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PL なまさんです
とりあえずここまでです。
他の人に合わせて書き足します。
結局謝礼は買い物の前には受け取らないということで(いろいろすみません)