急げ
光が開ければ俺は薄暗い部屋に居た
アメリアさんも一緒だ、だが他の人たちがいない
しっかしなんか目がチカチカするなぁ....って
「うわすげぇなこれ、全部宝か....いくらするんだろう」
試しに一本、銀で綺麗に装飾されところどころに宝石で彩られている剣を手に取る
小さめのやつだがこれでも相当な価値があるんだと思う
こんだけあっても全部持ち帰ろうとしてたら物語の進行に支障をきたす
欲張らず一個だけにしよう、うん
「みんないなくなっちまったな...無事か心配だが、まぁそのうちあうかな?
同じ本の中に入ったみたいだしな、それになんか持っているな」
>『物語の登場人物には各々の役割がある。
> 赤の栞を手にした者よ。
> 世界の中で英雄の物語を紡げ......』
「なんで読めるんだろ?
アメリアさん、なんか持ってたんだがそっちも持っていないか?」
説明不足だからよくわかってないが....おおかたこの紙に書いてあるようなことをしろと
だが抽象的だなぁ...もうちょいどうにかなんないもんか
「英雄の物語ってなんだ?俺は英雄じゃないぜ?だれか他の登場人物にでもいるのか?」
うーん....とない知恵を振り絞っていると異変が起こる
>「うわああああああ!」
「!!」
右手を月影にかけ、もう片手でバンダナをすこし上にずらす
「っち!こっからだと見えねぇ!
なにがあったか様子を確認してくる!」
アメリアさんにそう告げて警戒しつつ走る
走り際にさっき俺が宝剣をとった時になんか台座があったことをちらっと思い出す、が
「(そんなことよりもまずは現状把握だ!)」
急がないと手遅れになることもあるってことを俺は知っている
もう遅れて人が死ぬのは嫌なんだ
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PLより
23:21:02 グラフ@ルーク ≫ 探索判定 2d+6 <Dice:2D6[3,6]+6=15>
なので15×500=7500Gかな?
00:00:46 グラフ@ルーク ≫ 2d6 向かってみる予備だいす <Dice:2D6[5,1]=6>