帰還か
アラジンは願いを口にした
>「じゃあ、言うから、聞き漏らすんじゃねえぞ。
> ――ナーゼル、オレは願うぜ。
> ランプの精ナーゼルを解放して、オレの友達にして欲しい。
> マスターなんかじゃなくて名前で呼んでくれるようにさ!」>「......え?」
会ってまだそんなに経っていないがアラジンってやつはすごい真っ直ぐな奴だと言うのを改めて思った
願いは自分の力で、それを実行に移そうとしているのもそうだし、なにより今の願いがまさにそれだ
こんなに付き合いをして気持ちがいいやつは久しぶりな気がする、これが物語の中だけの関係ってのが少し残念だが、それもまた一期一会ってやつだろう
>「うん、そうだったね。
> これからもよろしくね......アラジン!」
っと話も終わったみたいだ、ナーゼルのやつも体が変わっている
>「ねえ、アラジンさん。
> 人間としての第一歩を歩み始めたナーゼルさんですけど、
> 事実上今日がナーゼルさんの誕生日ということになるわけですよね?
> 皆でお祝いしませんか?」
グレースがなんだか誕生日の祝いを提案している
「ナーゼルの誕生日か、面白いな。しっかしこんな場所か...もっとうまいもんが食えるところが良かったんだが、まぁしょうがねぇか」
あ、調味料はあるけど感じの食料がねぇな、保存食じゃいかんし....となると祝うのは難しいか
「今回は無理か」
今回は、というかこれからも、だが
話の中とは言えこいつらには幸せになってもらいたいな
>『物語は......綴られた。
> 役割を全うせしものには......証が送られることであろう』
これでこのお話から俺たちも出るわけか
「ではこれでお疲れさん、だな
色々あったが最後には....それなりにいい結果となったか?」
解答を問うような口調で呟く、宮殿の兵士たちは死んでしまっていた、もうすこし早く着いていれば、などの気持ちがないわけではない
そう思うとすこしばかりちくりと胸が痛む
結局のところ全ての行動に正解なんてものはないんじゃないかと思う
俺はそう思いながら完全に光に包まれ始まりと同じような感覚に体を任せた
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PLより
15:34:27 グラフ@ルーク ≫ 欠片ダイス 2d6 <Dice:2D6[4,5]=9>
ダイス目は9です!それなりに高い
そういえばコルチョさんが以前ルークとツーショットと言ってましたねー
いいですねぇ、私もRPしててグレースさんは面白い方(自然に笑いを取る感じが)だと思っておりますし二つ名とかからも親近感が湧いていたりしますよ!