帰還の時

 アメリア(甲子 幸) [2016/09/19 23:02:08] 
 

私たちのの答えを聞いたアラジンさんは、自分で叶えられる願いは自分で叶える。
そう決めたみたいです。そしてこう続けます。

>「オレ、ちょっとだけわかったんだ。
> 魔法のランプはなんでも願いを叶えられるけど、三つまでしか叶えられない。
> でもオレたちは簡単に願いを叶えられるわけじゃないかわりに。
> 三つなんて数に留まらないくらい夢や願いを叶えられる......そうだろ?」

>「つまり、マスターは僕がいらないっていうこと?」

ナーゼルは表情を曇らせてそう聞き返して‥‥でもアラジンさんは

>「いいや、そんなことはねえよ。
> オレにも一個だけ、魔法のランプの力を使わなきゃ。
> ナーゼルがいないと叶えられない願いがあるんだ?」

>「本当?
> よかった......嬉しいな。
> じゃあ、マスター、早くその願いを聞かせてよ!」

そしてアラジンさんは、ゆっくりと願いを口にします。
ナーゼルを解放して、友達にして欲しいという願いを。

>「......え?」
>「ど、どうして......マスター?」

空から降りてきた光に包まれたナーゼルはその中で人の子どもの姿に変わっていきました。

>「お前と友達になりたいって願いだけはお前がいなくなっちゃ絶対に叶えられないんだ。
> だから願ったんだよ。お前に、オレと友達になって欲しいってさ」

アラジンさんはナーゼルにそう言い、勿論、なってくれるよな?と手を伸ばします。

ナーゼルは今までその内に隠していた自分の願いを叶えてもらえた嬉しさからか
その瞳から涙を流していました。ありがとうマスターと‥‥

>「違うだろ、ナーゼル?
> オレはもうお前のマスターじゃない。
> 自由になったお前の友だちだ」

>「うん、そうだったね。
> これからもよろしくね......アラジン!」

差し出された手を取り合う二人の友情はこれからもずっと続いていくのですね。

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亡くなってしまった方々への祈りと弔いを終えたころになって頭の中に突然

>『物語は......綴られた。
> 役割を全うせしものには......証が送られることであろう』

この声は?そう考えた時には既に世界は白い光に包まれていて、
ページを捲る音と本が閉じられる音。身体が浮かぶ感覚。

「これは、帰る時になったということなんでしょうね。少し寂しいですけど」

どうかお幸せに、もう会うことの無いであろう友人たちに想いを馳せて帰還の途につきます。

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PLより 1ゾロ3回か‥‥もう本当に何か憑いているとしか‥‥

かけらダイスはちょいと少なめでした
19:56:34 甲子 幸@アメリア 3d6 剣のかけら×3 Dice:3D6[2,5,2]=9