【Day01-昼A】ペンネを追って
>「オレはでっかい怪我しても体が縮むだけなんだけど、その台帳使えるのか?」
「うん、大丈夫だよ!
ちゃんと戻ってきて、そしてボクが元に戻してあげられる。
それにこの世界は妖精の力で溢れているからね。
お客さんが望む限り、お客さんのままでいられるよ」
フィーであるウィステァリオもここに名前を書くことで戻ってくることができ。
そして、グラタンが元の姿に戻してくれるようだ。
どうやら妖精の力が強いここでは何度身体を失っても問題ないようだ。
その代わり、妖精郷の力にその身が染められることになるだろうが。
>「これ・・・ミル万次郎とか偽名で書いても
> 本人が書けば認識してくれるねんな?」
「そうだよ、だってもしかしたら記憶をなくしたお客さんが来るかもしれないしね。
書いてさえくれれば、ちゃんとここに帰ってこられるよ」
ミルマのちょっとした疑問にもグラタンは答えてくれる。
ならば、ドルネシアが思うがまま名前を書いても問題ないであろう。
また、マナマテリアルについて。
>「なー、時間あったらこれうちに教えてんか?」
ミルマがちょっと教えてもらえないかとグラタンに頼んでみる。
するとグラタンはちょっと困ったような申し訳なさそうな顔になって。
「お客さんたちに教えてあげられるなら教えてあげたいけど。
これはボクたちにしかできないんだ、ごめんね」
そう言ってマナマテリアルの使い方については教えられないことを語る。
* * *
傷癒す薬品と、気付け薬を一つずつ。
あとは魔香草を三つ。
グラタンの持ってきた箱から冒険者たちが取り出す。
そして、まず彼らが探すことにしたケットシーは。
「ペンネを探しに行くんだね?
ペンネは青い毛並みのケットシーで、緑色の帽子をかぶっているんだ。
居場所かあ......ペンネは薬草園を大切にしてたから、そこにいるんじゃないかな?」
施療院の管理人である、ペンネだ。
ペンネの居場所は薬草園ではないか、というのがグラタンの弁だ。
そして、その薬草園の場所については。
「薬草園はね、妖精郷の北にあるよ。
でも妖精郷の中を行き来するにはちゃんと道が通ってないと難しいんだ。
思ってもいないような場所に行っちゃうかもしれないから、気をつけてね!」
薬草園は妖精郷の北にあるらしい。
だが、妖精郷は北に向かおうとすればいけるようなものではなく。
つい迷ってしまい、全然見当のつかない場所に出ることがあるそうだ。
今いる場所と行きたい場所をつなぐ道がある場合、少しは楽に進めるかもしれないようだが。
「お客さんたちはもうすぐに出発するのかな?
出発する前にボクに出来ることがあったら教えてよ。
<七色猫のおもてなし亭>で美味しいご飯やふかふかのベッドも用意しておくからさ!」
今はちょうどお昼時である。
腹をしっかり膨らませてから、冒険に出るのも悪くはない。
勿論すぐには冒険に出ず、この平和でのんびりした場所で無為に時間を過ごしたっていいのだが。
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あんみつ@GMより
長い長いプロローグがようやく終わります。
これから冒険の始まり、みたいな感じです。
最初のミッションは【ペンネを探して欲しい】になりました。
また獲得できる回復アイテムは
・魔香草*3
・ヒーリングポーション*1
・アウェイクポーション*1
となります。
【1-妖精郷地図】に【薬草園】を追加しておきました。
位置としては北エリアになります。
薬草園に行くには移動判定が必要になります。
妖精郷の移動についてルールを記載します。
現在地は七色猫のおもてなし亭になります。
現在利用できる施設は【2-施設一覧】をご確認ください。
現在のtbは【1日目・昼】です。
妖精郷の時間についてルールを記載します。
皆さんは次の行動を選択できます。
具体的なものは以下の2つです。
・薬草園を目指す
・判明していない場所を目指す
薬草園もしくはまだ判明していない場所を目指す場合は移動判定が必要になります。
施設で行える時間を消費しない行動であれば、別途実施可能です。
休息その他で1tb以上留まってから移動することも可能です。
留まる場合は留まりたい分だけのtbをご提示お願い致します。
どこかへの移動を選択する場合は代表者の方は2D6のダイスを念のために5つお願いします。
今回の代表者はドルネシアです。
ほかの部分はお好きにどうぞ!
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15:30:32 あんみつ@GM 代表者ダイス 1d3 Dice:1D3[3]=3