主張する!

 ウィステァリオ(紫乃2) [2016/09/01 19:41:26] 
 

「こ、こんどこそ終わっただろ......?」

ミルマが拾ったのが、盗られた薬草みたいだ。

「ん、なんやコレ?」

「まさかこいつらの物じゃねーだろうけど。
 それとも、中身がない代わりに外だけでも飾ってみようってか?」

あ、そういえばまだ、さっきの赤髪のやつを1体調べてねーな。
これだけ頑張ったんだから、お宝ぐらい持ってねーかなー。

「こんな深夜に何の騒ぎかしら。
 また泥棒だったら勘弁して欲しいわ。
 ......あら?」

おお? 誰か来た。
エルフか。オレたちフィーに似てる種族だな。
あと――

「ブラウニー?」

うわっ、これが? 本物は初めて見たぜ。
オレの住んでた森には、ブラウニーが手伝うようなヒトの家はなかったからな。

「こんな時間だしよければ泊まっていかない?
 タダで、というわけには行かないけれど......ちゃんと料理と寝床は提供するわ。
 もちろん料理だけでも大丈夫よ」

「泊まる! 寝る!
 断固として! 今日(?)はこれ以上働かねーからな!」

 ―*―*―*―

財布をじっと見る。
持ち上げて――軽い――少し口を開き、中を確認。

「............」

だあぁ! そもそも、金がねーから妖精たちとの契約を切ってまでして、
やっとここにたどり着いたんだった!

  ぐうきゅるるるる

「い、今のはオレじゃねぇ! 妖精だ、妖精!」

その妖精たちはタダで食べ物をもらって、とっくにかじりついてる。
くっそぉ、うまそうだな!

ここは一番安いパンで我慢するべきか?
......いや、オレが食べたいのはリンゴパイだ!

「リンゴのパイくれ! 2つ――いや、3つだ!
 代金はこれで足りるだろ?」

ふんっ!

ここじゃ、宝石がなくても妖精たちを呼べるからな。
宿は......そ、外でも寝れるし。
毛布もマントもあるし、妖精たちも一緒だし......
あ、いや、もちろん1人でも寝れるに決まってるだろ!


――――PL――――
残ってたレッドキャップの戦利品振りました。
赤い髪(10G)武器(30G)です。

眠いでござるー、と駄々をこねる。
あと、宝石(売値25G?)を売って、リンゴパイを3つ(15G)買います。
リオはガメルそのものは貸さないけど、買った物を分けることはする。
がんがん攻められると断れないし、しょぼん(´・ω・`)てされると放っておけない。
「ちょっとだけだからな!」とか「ありがたく思え!」とか、余計な一言付きでデレるはず。

18:55:34 紫乃@リオ ≫ 戦利品 レッドキャップ 2d6 <Dice:2D6[5,1]=6>
19:20:03 紫乃@リオ ≫ まもち ブラウニー 2d6 <Dice:2D6[5,4]=9>