停滞はしないのだ
グラタンくんがお茶を入れてきてくれる間にも他にもいろいろな人がやってきた
私の姿を見て驚いているようだが....なにかおかしな点でもあったかな....?
まぁ良い、グラタンくんが私の問いに答えてくれている
>「うーん、その人ってきっとお客さんたちの世界の人なんだよね。
> だったら、残念だけどボクはしらないなあ。
> でも、もしかしたらお客さんみたいにこの世界に迷い込んできたのかもしれないね。
> だったら、この世界を歩き回ればいつか会えるかもしれない。
> この世界はだいぶ危険になっちゃったから、お客さんが探している人も無事だといいんだけどね」
「なんと...ここが危険な場所であるというのか
美しいのに実にもったいないものだ、平和に歩くことができないではないか」
嬢を探さねばならないのは重々承知だが事の次第によってはこの状況を打破する方法を模索するのも良いかも知れない
なので...
>「お客さんたちの目的を果たすためにはね、この妖精郷を歩き回らなきゃいけない。
> お客さんたちを連れてきた転移の魔法陣がね、最近蛮族やアンデッドなんかも連れてきてて。
> この妖精郷は結構危険な場所になっちゃったんだ。
> でも、お客さんたちがこの宿でずっと暮らしてくれるなら、ボクがお客さんたちのお世話をしっかりするよ。
> どうかな?
> この場所で僕と一緒にずっと、暮らさない?
> それはとってもあったかくて、明るくて、幸せだと思うんだ」
「それはダメだ」
強い語調で、目を光らせながら言う
「私は知識欲というものが強い、自分でもわかるほどにね
だから今の君の提案というものは私に生の停滞を勧めているのも同義だ
だから私はここへとどまるという選択はしない、してはならないのだ」
ここで自堕落に過ごす、なるほど常人であればなかなかいいものではあるだろう
だが私はフロウライト、鉱石の体を持つもの、常人ではないだろう
少なくとも私は人間たちのような感性で生きてはいない、なにせじっとしていられないのだから
「だが...淡い希望を抱かせてしまうかもしれないが
この妖精郷を歩くことで何かしら君にも良い影響が起こるかも知れない
私にはなんだかそんな予感がするのだよ」
最後にアイライトを微笑ませながら羽帽子を軽く指で上げて言う
妖精というものは皆寿命が長いものが多いと聞く、このグラタンくんがそうなのかは知らないがひとりで過ごすというのはなかなか、いやかなり大変のかもしれない
それを考えるとすこし厳しい事を言ってしまったかもしれないな
....すこししんみりしてしまったかな?うーむ、人の機微というものは把握が難しいのだ
っとそういえば...
「自己紹介をしていなかったね、私の姿を見て驚いているかもしれないが
そうだよ、私は鉱石の人族、フロウライトさ
名は スロープ・カムガルム・サディダラント・アマタイト
気軽にスロープさんとでも呼んでくれたまえ」
それとここを歩くには危険があると聞いたばかりだ、他にも伝えておこう
「賢神と名高いキルヒア様の神官をしている
皆の回復なら任せたまえ、安心してくれたまえ、治癒は何回でも行使できる」
だからといって怪我はして欲しくないものだが、まぁその時はその時でいいだろう
PLより
他のPCさん達に声をかけることができました!
どうやって話せばいいかわからなかったですが驚いてくれたりしてすこしお話しやすかったです!
そして少しだけ自分の生きる意味のようなものを話すRPをしてみたり
ちなみにキャラのイメージはサプリメントカルディアグレイスのサンプルキャラのフロウライトをイメージしたりしています