すべてはオレのために!
「てか、リオは妖精なん? エルフ?
湖潜って沈んどる施設から何か取ってきたり出来るんちゃう?」
「オレはフィーっていう種族だ。なんつーか、人族の妖精だな。
水の上を......飛ぶ? 浮く? ことならできるけど、泳ぐのはふつー。
おまえこそ何だ? 妖精か? 幻獣か?」
オレよりちびだな。成人してるのか?
―*―*―*―
「まずはこの<七色猫のおもてなし亭>の宿泊台帳に名前を書いてくれるかな?
もしお客さんたちが死んじゃったとき、自動的にこの宿まで転送されるようになるんだ。
「オレはでっかい怪我しても体が縮むだけなんだけど、その台帳使えるのか?」
多少疑いはあるが、それでも名前を書いておく。
もしオレだけ戦場に残されるようなことになったら、堪ったもんじゃない。
「それと前にボクが作っていたものが残ってたから、これを使ってほしいな」
「お、いいのか? んじゃ、遠慮なく」
とは言え、あんまりたくさんは持てねーしなぁ。
「どれ持ってく? とりあえず、オレは自分のがあるけど。
おまえらは何持ってんだ?」
オレはこれといって欲しいもんないし、選ぶのは任せるか。
あと、グラタンはマナから物を作れるらしい。
簡単な物って制限つきだが。
「例えば、今話したみたいに僕だけじゃできることが限られてるんだ。
それは転移の魔法陣だったり妖精王の城を使えるようにするのも同じだね。
だから、お客さんたちには他の六人のケットシーを探しに行って欲しいんだ。
......そこのお客さんが言っていたみたいに、一人だと寂しいしね」
「......しかたねーな。ついでだぞ、ついで。
オレがお宝見つけるためと、ラクシアに帰るためのついでだからなッ」
――――PL――――
互いに心内で失礼なことを考えているちびーず。
もらえる薬類はどれにします?
PCたちがはじめから持ってるのは、魔香草3、ヒーリングP1、アウェイクP1。
前衛のドルネシアちゃんに、ポーション1つずつ持ってもらえたら安心ですかね。
それから最初のミッションですが、さし向き必要そうな施設の担当はペンネでしょうか?
18:20:48 紫乃@リオ 予備 2d6
Dice:2D6[3,1]=4