猫グラタンはグロやな

 ミルマ(悪根2) [2016/08/03 00:41:55] 
 

「ここは、こうか?
 ここの模様、ちょっと違ってないか?
 これを填めるんだな?填めるぞ?」

「そーそー、それで合ーてる合ーてる。」

さーて、鳴り響くんはショウヘイヘーイか、デデーンか。

「ミルマ!離れるな!」

「うわー、これウスイ本的なアレちゃうやろなー?」

こんな色のガス?霧?靄? ってなると・・・なぁ?

「ドン。『絶対に負けない』、とか『くっ殺せ』の台詞は譲るでー。」

※※※※※

「胡散臭い露天商だったが、その書物は本物だったようだな。」

「完全に銭失いパターン思てたんやけど。」

下手なガンも数撃ちゃ当たるってこっちゃやね。

「ミルマ。乗って良いぞ。」

「ういうい。よっこら・・・せっと!」

うちにはこの馬、完全にオーバーサイズやわー。

「ふむ。どうやら、やはりここが妖精郷のようだな。ミルマ、あそこ。」

「・・・猫やん。」

直立しとるけど。なんやねんアレ。

「おやや? もしかして、お客さんかな?」

「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」

取り敢えずドンの背中に引っ付いとく。
なお、こいつは妖精やった模様。
めっちゃ幻獣サイドな見た目やけんど。

「ようこそ、<天の及ぶところその悉くに並ぶ者なき叡智と、
 地上のありとあらゆる財宝にもってしても代え難い美貌と

「長い長い。」

「そうか!ここが<天の及ぶところその

「読者に優しい説明的天丼おーきに。」

ちなみに、この猫。名前はグラタンちゅうらしい。

「じゅる。」

あー、そーいや腹減ったわ。

※※※※※

「わ、私はリーゼンの騎士ドルネシアだ。こちらは友のミルマ。以後お見知り置きを。」

「ミルマや。よろしゅーに。」

ドンの肩口から顔を出しつつ。 ケッタイな風体の二人に一応、挨拶しとく。

「そうだ、まずは、お客さんのことを教えてよ。
 お客さんはどうしてこの妖精郷へ?」

「ドンの付き合い。」

理由なんてそれで十分やん?

PLより----------------------------------------------

よろしくお願いしまーす。
何か喋らせたら関西風訛りになってもーた。ワシは悪くねぇ!
ドルネシアの事はドンと呼ぶ事にします。

ケットシーは・・・

00:14:40 悪根@ミルマ ≫ 魔物知識判定:ケットシー 2d6+3 <Dice:2D6[2,1]+3=6>

知らなかった。一ゾロ出ぬぇ。