猫グラタンはグロやな
「ここは、こうか?
ここの模様、ちょっと違ってないか?
これを填めるんだな?填めるぞ?」
「そーそー、それで合ーてる合ーてる。」
さーて、鳴り響くんはショウヘイヘーイか、デデーンか。
「ミルマ!離れるな!」
「うわー、これウスイ本的なアレちゃうやろなー?」
こんな色のガス?霧?靄? ってなると・・・なぁ?
「ドン。『絶対に負けない』、とか『くっ殺せ』の台詞は譲るでー。」
※※※※※
「胡散臭い露天商だったが、その書物は本物だったようだな。」
「完全に銭失いパターン思てたんやけど。」
下手なガンも数撃ちゃ当たるってこっちゃやね。
「ミルマ。乗って良いぞ。」
「ういうい。よっこら・・・せっと!」
うちにはこの馬、完全にオーバーサイズやわー。
「ふむ。どうやら、やはりここが妖精郷のようだな。ミルマ、あそこ。」
「・・・猫やん。」
直立しとるけど。なんやねんアレ。
「おやや? もしかして、お客さんかな?」
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
取り敢えずドンの背中に引っ付いとく。
なお、こいつは妖精やった模様。
めっちゃ幻獣サイドな見た目やけんど。
「ようこそ、<天の及ぶところその悉くに並ぶ者なき叡智と、
地上のありとあらゆる財宝にもってしても代え難い美貌と
「長い長い。」
「そうか!ここが<天の及ぶところその
「読者に優しい説明的天丼おーきに。」
ちなみに、この猫。名前はグラタンちゅうらしい。
「じゅる。」
あー、そーいや腹減ったわ。
※※※※※
「わ、私はリーゼンの騎士ドルネシアだ。こちらは友のミルマ。以後お見知り置きを。」
「ミルマや。よろしゅーに。」
ドンの肩口から顔を出しつつ。 ケッタイな風体の二人に一応、挨拶しとく。
「そうだ、まずは、お客さんのことを教えてよ。
お客さんはどうしてこの妖精郷へ?」
「ドンの付き合い。」
理由なんてそれで十分やん?
PLより----------------------------------------------
よろしくお願いしまーす。
何か喋らせたら関西風訛りになってもーた。ワシは悪くねぇ!
ドルネシアの事はドンと呼ぶ事にします。
ケットシーは・・・
00:14:40 悪根@ミルマ ≫ 魔物知識判定:ケットシー 2d6+3 <Dice:2D6[2,1]+3=6>
知らなかった。一ゾロ出ぬぇ。