D-ルール
【PC作成時のルール】
・蛮族PC及びダークドワーフを除いた全人族PCから種族を選択できます。
・技能についてはデーモンルーラーを除いた技能全てを習得可能です。
・アイテムについてはルミエルレガシィ+ダグニア博物誌まで非売品以外を購入可能です。
・能力決定ダイスは何回でも振り直し構いません。クローズドで振られても構いません。
【作成時のワンポイント】
・ルーンフォークは<妖精のメガネ>というアイテムで妖精が見れるようになります。詳細は本編で。
・妖精郷ではナイトメアが常時異貌状態でも気にされません。
・プリースト技能は大神・小神でも消費MPが上昇しません。
・妖精郷にいる限りフェアリーテイマーは<妖精使いの宝石>をレベルに寄らず必要としません。
ただしWT適用時の一度に契約できる妖精の数、及び組み換えについては同条件とします。
・最初に借りた騎獣は妖精郷にいる間は追加でガメルを支払う必要なくレンタル可能です。
【GMから】
・フェアリーテイマーか妖精語を話せることを推奨しますが、
最悪<妖精のメガネ>で妖精語を話せるようになるのでお任せします。
・妖精郷にはここにしかいない騎獣がいるので、ライダーが一人くらいいてもいいかもしれません。
・導入時に幾らか回復アイテムを入手できます。
ただ低レベル時は多く持っていて損はないと思うので通常通り買うといいかもしれません。
・平均の冒険者レベルが基準になるイベントがあるので、PT内で大きく差をつけるのは非推奨です。
なので一本伸ばしも横伸ばしすぎるのもよくないかもしれません。
人数が4人いるので、無理せず多くて3~4個くらいがベストではないでしょうか。
・剣のかけらは入手できますが、名誉点への変換は妖精郷を出るまでできません。
なのでウォーリーダー技能や流派前提構築の運用にはご注意ください。
・タビットとかグラランとかフィーがいると喜びます。GMが。
でも脳筋ソレイユとか晶石ボディもいいよね。
【死亡のルール ※一部改変】
・PCが死亡した場合、自動的に<七色猫のおもてなし亭>まで帰還します。
・一人でもPCが死んだ場合、強制的に全員が<七色猫のおもてなし亭>に移動します。
・気絶の場合はPC全員が気絶しない限り、帰還は発生しません。
・騎獣のみが死亡した場合、騎手の任意で戻るか、戻らないか決めることができます。
・死亡したPCは蘇生されても穢れは増加しない代わりに妖精郷同化度が1点溜まります。
・フィーの蘇生にも魔晶石は必要ありませんが、妖精郷同化度が1点溜まります。
・死亡していないPCが強制的に戻された場合は妖精郷同化度は増加しません。
【妖精郷増加度について】
・妖精郷増加度が大きければ大きいほど、妖精郷からの脱出が困難になります。
・妖精郷増加度は死亡等、様々な要因で増加する可能性があります。
【マナマテリアルのルール】
・<七色猫のおもてなし亭>ではガメルの代わりにマナマテリアルを使用します。
・マナマテリアルはアイテムもしくは戦利品から抽出できます。
・アイテムの場合は売価の半分の点分のマナマテリアルが手に入ります。
・戦利品の場合は売価と同一の点分のマナマテリアルが手に入ります。
・ガメルからマナマテリアルの抽出は行えません。
【妖精郷で入手したアイテムについて】
・妖精郷で入手したアイテムは外の世界に持ち出せません。
・ラクシアで入手したアイテムは持ち込み・持ち出し共に可能です。
・持ち出すためには特定の手順を踏む必要があります。
【移動のルール ※一部改変】
・移動できるのは同エリアか上下に隣接するエリアの任意のパラグラフとなります。
・同じエリアの道で繋がっているパラグラフに移動する場合、移動判定が必要ありません。
・同じエリアであれば複数のパラグラフを経由しても最終的に道が繋がっていれば移動可能です。
・同じエリアの道で繋がっていないパラグラフに移動する場合、移動判定が必要になります。
・違うエリアで直接道が繋がっているパラグラフに移動する場合、移動判定が必要ありません。
・違うエリアで直接道が繋がっていないパラグラフに移動する場合、移動判定が必要になります。
・一度でも移動したパラグラフの間には道ができます。
・移動の際にはランダムイベントが発生する可能性があります。
・移動判定のダイスについては代表者のもののみ使用します。
【ランダムイベントについて】
・ランダムイベントが発生する状況で2D6の結果次第で発生します。
・発生するランダムイベントはダイスの結果で決定されます。
・一度発生したイベントは全てのイベントが発生するまで再発しません。
【tbのルール】
・妖精郷の一日は【朝】【昼】【夕方】【夜】【深夜】【未明】の6つで構成されます。
・【夜】【深夜】【未明】の3つのtbは視界が悪いペナルティを受けます。
・たいまつ2本で1tb、ランタン一回で3tbの間の明かりを灯すことができます。
・6tbの間に1回は食事をとる必要があります。基本的に食事だけではtbは進みません。
・6tbの間に1回は睡眠をとる必要があります。睡眠は最低1日に1tb必要です。
・睡眠による回復は1日に2tbまで可能です。
【時間管理の補足について ※一部改変】
・2tb以上必要となる再判定は基本的に行えません
・発生するランダムイベントはダイスの結果で決定されます。
・一度発生したイベントは全てのイベントが発生するまで再発しません。
・フェアリーテイマー技能で契約の変更を行う場合、必要なtbは以下になります。
・Lv1~2:1tb
・Lv3~4:2tb
・Lv5~6:3tb
・Lv7~8:4tb
・Lv9~10:5tb
・Lv11~12:6tb
・Lv13~14:7tb
・Lv15:8tb
・契約変更は休息可能な場所以外で行うことはできません。
・契約変更を行っているPCがいる場合、他のPCは休息・施設利用以外の行動を起こせません。
・効果時間が3時間以上の効果は1tbの間有効です。
・10日間(60tb)連続で妖精郷にとどまると、妖精郷同化度が1点溜まります。
【戦闘スタイル】
戦闘内でPCが取りうるスタイルには以下の6つがあります。
《攻撃》
戦士系技能のテンプレートスタイルです。
魔法使い系技能の場合基本的にダメージを与える魔法しか使いません。
持っている近接武器か遠隔武器、または魔法で任意の敵を攻撃します。
攻撃方法はフレキシブルで必要以上のリソースは消費しません。
対象行動:通常攻撃、通常の矢や弾による攻撃、MP消費の少なめな攻撃魔法など
《猛攻》
とりあえずダメージを出すためにはリソースを惜しまないスタイルです。
《魔力撃》や《全力攻撃》などはほぼ必ず使用し、
MPを顧みず高威力の魔法を行使します。
スピーディーに決めたいときや問題なさそうな時にどうぞ。
対象行動:《全力攻撃》、《魔力撃》、特殊な矢や弾による攻撃、《魔法拡大/数》など
《回復》
回復魔法やアイテム類などでの回復を行います。
HPが8割以下になりそうなPCが存在する場合、回復を行います。
HPに余裕がある場合は《強化》>《弱体》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:薬品類、回復系魔法など
《防御》
《挑発攻撃》や《かばう》などを持っているPCのみ選択できます。
その名の通り防御を優先して行うスタイルです。
護衛対象は指定がなければもっとも危険な場所にいて防御力の低いものになります。
対象行動:《挑発攻撃》、《かばう》、《ディフェンススタンス》、《騎獣の献身》など
《強化》
魔法や賦術、呪歌などにより味方の強化を行います。
なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
これ以上強化先がない場合《弱体》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:バフ系の魔法、呪歌、賦術、鼓咆、占瞳など
《弱体》
魔法や賦術、呪歌などにより敵の弱体を行います。
なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
これ以上弱体先がない場合《強化》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:デバフ系の魔法、呪歌、賦術、鼓咆、占瞳など
【行動順について】
ver3からは行動順を指定可能にしました。
指定がない場合はGMの任意で動かします。
基本的に無駄が少なくなるように動きます。
【最低保証行動について】
戦闘スタイルによらず、以下の二つの状況になれば特定の行動を行います。
・残り僅かで敵のHPを0にできるときは、一時的にスタイルを《攻撃》に変更します。
・残り僅かで味方のHPが0になりそうなとき、一時的にスタイルを《回復》に変更します。
最低保証行動をとる詳細なHPの程度につきましてはGM裁量で扱います。
【カスタム行動について】
各PCの戦闘内の行動についてある程度予め決めておくことが可能です。
具体的な設定項目には以下のものなどがあります。
・PCの初期位置
・PCの移動距離
・PCの行動順
・敵キャラクターを倒す順番
・状況毎の行動
カスタム行動につきましては好きなだけ書いていただいて構いません。
様々な状況に対応できる記述が多ければ多いほど、カスタム行動通りに動かします。
カスタム行動は各スタイルよりも優先的に扱われます。
ただカスタム行動で規定されていない状況に陥った場合や、
もしくはカスタム行動自体が決定されていない場合は各スタイルの通りに運用します。
【やってもらいたいこと】
戦闘処理用のダイスとして、
・魔物の種類ごとの魔物知識判定用ダイス
・先制判定用ダイス
・2D6の戦闘処理決定用ダイス(5~15回ほど)
をダイスチャットなどを利用しお振りください。
戦闘処理決定用ダイスは上から順番戦闘の各種判定に使用されることとなります。
そのため可能であれば、いっぱい振っていただいた方が事故がなくなるかと思われます。
一番最後のダイスまで行った場合、一番初めのものに戻り再度順番に使用していきます。
また6つの戦闘スタイルから一つお選びください。
それがその戦闘におけるPCの基本的な行動決定基準となります。
スタイル決定後に【カスタム行動】を任意で設定することが可能です。
わからないことがあればGMに直接か相談所までどうぞ!
【その他のルール・順次追記】
・ガメルのみは妖精郷内で獲得したものでも条件なしで持ち帰ることができます。
・妖精郷では限られた場所の特定の休息手段でしか満足に睡眠をとることはできません。
他の場所で寝ようとすると動物や小妖精が邪魔して満足に寝られません。
・妖精郷では戦闘からの【逃亡】を選択することができます。
【小妖精のいたずらA】
②~③:1日の間、語尾が「ピヨ」になる。
④~⑤:1日の間、持っている武器が命中すると「ピコーン」と鳴り、
クリティカルすると「キュイキュイキュインッ!」と鳴る。
効果の発動中武器を変更できない。
⑥ :1日の間、着ている鎧に敵の攻撃が命中すると「パリーンッ!」と割れ、
一度に20点以上のダメージを受けると「ドガッシャーンッ!」という音と共に
完全に下着姿になるが、防護点や鎧の効果がなくなることはない。
効果の発動中鎧を変更できない。
⑦ :うきうきした気持ちになる。効果なし。
⑧ :1日の間、子供になる。装備も一緒に小さくなる。
⑨~⑩:1日の間、頭に花が咲く。花は感情によって咲いたり萎んだりする。
妖精郷同化度+1。
⑪~⑫:1日の間、性別が入れ替わる。妖精郷同化度+1。