C1-書物舞う戦闘曲
進んでいった先は劇場であった。
冒険者たちが入ったのは一階席の正面扉であったらしい。
見渡せば奥の方まで観覧用の席が円状に奥まで広がっている。
中央のステージの上には人の姿はない。
あるのは様々な楽器だけ。
しかしただの楽器ではないようだ。
トランペットとホルンが宙に浮かびその金属の体から独りでに声を出す。
ヴァイオリンやチェロの弓が自由自在に音色を奏でる。
奏者はいない――楽器だけによるオーケストラだ。
そして本来指揮者が立つべき場所には譜面台に置かれた藍色の本が一冊。
遠めに見たところ、今までの六冊の本と同様に見えるだろう。
譜面台の足元には三冊の本らしき物体が並べられているのが見えたかもしれない。
* * *
冒険者たちが劇場の奥へと進んでいくと聞こえてきた音楽は転調する。
伸びやかで明るい長調から激しくも切ない短調へ。
曲調が変わる瞬間を待っていたかのように譜面台に乗せられていた藍色の本は宙に浮かぶ。
空中で藍色の書物は次々とページを捲りだし......ちょうど中心辺りで止まった。
開かれた本から飛び出すのは青い閃光。
光はまるで何かの形を産み出すかのように一つに纏まって行き――人型を創り出す。
気がつけば藍色の書物自体も徐々にそのサイズを巨大化させていた。
藍色の人型は手に持った指揮棒を振るう。
誘われるは三冊の本。
分厚い魔道書。
賢神の聖書。
妖精の物語。
指揮棒に合わせるかのように宙を舞う三冊の本には魔力がこもっている。
その魔力は間違いなく、今目の前にいる冒険者たちに振るうためのものだ。
――図書館の中の演奏鳴り止まぬ劇場で。
今戦闘の序曲が奏でられ始めた。
しかし冒険者たちは決してただの観客では終わらない。
イニシアチブは既にその手の中にあるのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
ここからはこちらのカテゴリにお願いいたしますね。
お待たせでしょうか――戦闘です(・∋・)
魔物知識判定を4回どうぞ。
目標値は13/17が3つと14/18が1つです。
詳細は登場人物カテゴリに投稿されている魔物データを確認してください(*´∀`*)
イビルインデックスの弱体版+亜種のオリジナルモンスターですね。
スコアマスターには剣のかけらが8個、上下に4個ずつ入っています。
先制判定は目標値15ですが、前回の予備ダイスを使用致します。
そのためラウラやラキウス、シィノヴィアそれぞれが成功しているため、PC側の先攻です。
位置関係は入口を南側とすると
北 スコア 5m グリ・ウィズ・フェ 10m PC北端 5m PC南端 1m 入口 南
となっております。
PCは北端から南端の間の好きな位置からスタートできます。
魔物のダイスは全て固定値を用います。
ダメージダイスなども基本的には全て7が出たものとして扱います。
皆さんは1R先攻の行動をどうぞ!
料理のおまけ効果を使う際は先宣言でダイスをお振りくださいね。
「ホム。」
奏者がいないオーケストラ。
「コレ、課題は演奏トカ言わネーよナー。」
まー、その心配は杞憂だったわけだが。
※※※※※
目の前に立ち塞がるのは、藍色の指揮者と本三冊。
「演奏ヨリャわかりヤスくてイーゼ。」
とは言え、こいつら全部がかなりの魔法の使い手だ。
油断しなくても、しくじれば一気に崩される。
「本の動きヲ鈍らセルゼ!
シャドウトリオとアルフェイトは妖精書から落としちマエー。」
緑のカードを一枚、キットから抜いて最優先ターゲットへ投げる。
更に---
『ヴェス・ザルド・リ・ドム。ロス・クラム ― ビリス』
アリサが唯一、声を出せる魔法の詠唱にマナを乗せる。
PLより----------------------------------------------
まずまもちき。
20:11:41 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:マスタースコア 2d6+11 <Dice:2D6[1,4]+11=16>
20:11:49 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:グリモワール 2d6+11 <Dice:2D6[4,3]+11=18>
20:11:54 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:ウィズダムバイブル 2d6+11 <Dice:2D6[5,2]+11=18>
20:12:02 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:フェアリーテイル 2d6+11 <Dice:2D6[4,4]+11=19>
全部知ってた。本は弱点も抜いたけど多分、意味なし。
補助動作でパラライズミストAをフェアリーテイルに。
そして本×3へパラライズで回避を落とす。料理パワーも使う。
20:12:11 悪根@アリサ/リリ ≫ 料理パワー使用:パラライズ(回避-2)→本×3へ 2d6+9+3 <Dice:2D6[2,2]+9+3=16>
変転して達成値22。 敵は固定値だから解除も出来ないはず。
アリサ【HP】33/33【MP】38/43+2
ロッテ【MP】 4/ 7
【追記】
アリサの開始位置は、本から13mの場所でお願い致します。
光を越えた先は――劇場だ、多分。
粘つく熱気や独特のにおいが漂わない、ごく一般的な劇場だ。
......行った事は無いが。
流れる音と共に奥の方へ着くと、
音は喧しく転調し、巨大な本達が現れた。
明らかにマナを集束している其れは、
此方を狙っているのだろう。
「うむ。 魔法の演奏は遠慮願いたい」
盾を構え直し、ストンと――を落とす。
「騒々しい」
色の無い一言を放つ。
威を示せというなら、やらせて頂く他あるまい。
―*―*―*―
意気込んだは良いものの、
敵は明らかに魔法の類を使って来るだろう。
生半可の準備では押し切られてしまうだろう。 なれば。
「加護を撒く。 暫し耐え忍び押し切れ」
マナの消耗は激しいが、ブレスを全員へ入れて頂こう。
短期決戦となってしまうが、強敵を前にしてダラダラと戦うよりマシだろう。
「(豊穣の太鼓腹――)活力となれ」
酒幸神に皆の無事を願う。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
開始位置はPC北端の位置。
メイスは持たず、盾を構えて戦闘開始です。
【判定】
21:34:45 Bake@ダグ 魔物知識判定:マスタースコア 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
21:34:53 Bake@ダグ 魔物知識判定:グリモワール 2d6 Dice:2D6[2,2]=4
21:35:02 Bake@ダグ 魔物知識判定:ウィズダムバイブル 2d6 Dice:2D6[5,1]=6
21:35:16 Bake@ダグ 魔物知識判定:フェアリーテイル 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
21:37:50 Bake@ダグ 魔晶石(5点)を使いつつ、PC全員へ【ブレス[生命力]】×6を行使 2d+8 Dice:2D6[5,1]+8=14
【使用・消耗品】
魔晶石(5点)×2 500*2
魔香草×2 100*2
ダグ【HP】42/36+6【MP】28/50 魔晶石5点*5
広い室内に出た。
舞台の上には、楽器が置いてある。
名前がわかるのは、あまりない。
今回は、演奏すれば本が出るのだろうか。
そう思ったとき、楽器が浮いた。
奏者がいないのに、音が鳴る。
するすると流れる、明るい音。
近づくと、変わった。
鋭く、どこかもの悲しく。
そして、真ん中にあった本が動いた。
人型になる。大きくなる。
隠されない魔力。
シィノたちに向けるもの?
そう。勝てば、本がもらえるんだな。
魔物の正体を知る仲間に指示を受け、1冊の本を狙う。
アリサ嬢が呪文を唱えると、本の動きが鈍くなった。
シィノたちには、ダグリオン殿の祝福が届く。
シィノは。
すでに、ここにいる。
カッツバルゲルが音もなく滑り、妖精物語を深くえぐった。
――――PL――――
フェアテに攻撃。17>12で命中。
19-防護点7=12点ダメージ。
~1R~
22:18:14 紫乃@シィノ ≫ 対象:フェアテ
22:18:45 紫乃@シィノ ≫ 命中 2d6+11 <Dice:2D6[1,5]+11=17>
22:19:26 紫乃@シィノ ≫ ダメージ r7@9+9 <Dice:R7@9[5,5:5][5,4:4][1,3:1]+9=19>
【覚書き】名(HP残/MP残):ステータス(適用R)
スコア上(69/101):―
スコア下(80/ 4):―
グリム (55/84):回避-2(18R)
バイブル(55/84):回避-2(18R)
フェアテ(43/84):回避-2(本R)/回避-2(18R)
先に進み、まず目に入ったのは宙に浮いた楽器。
・・・まぁ、楽器の名前は分からないけど。
でも・・・いい演奏だなぁ。
今回の課題ってなんだろう・・・演奏に関係あるものだろうか。
+ + +
・・・今回は、こいつらを倒すのが課題か。
>「本の動きヲ鈍らセルゼ!
シャドウトリオとアルフェイトは妖精書から落としちマエー。」
リリちゃんたちが相手の動きを鈍くする。
ふと、首につけている首輪に軽く触れる。
ポーションインジェクターには、攻撃を当てやすくするポーション・・・
使ったほうがいいのだろうか・・・・・・いや。
当てれるはずだ。
剣を抜きながら妖精本に向けて突撃する・・・が
左手の初撃をまず当たらない位置で振ってしまう。
なんとか位置を詰め、右手の一撃を当てる。
・・・失敗した。
「次は・・・当てる」
---------------------
PLより
フェアテに両手で攻撃。まさかの片手1ゾロ・・・もう片方は20>12で命中。
16-防護点7で9点ダメージ。
~1R~
22:37:36 Apple@ラウラ 対象:フェアテ
22:39:24 Apple@ラウラ 右手命中 2d6+11
Dice:2D6[3,6]+11=20
22:39:38 Apple@ラウラ 左手命中 2d6+11
Dice:2D6[1,1]+11=13
22:39:52 Apple@ラウラ ・・・え、1ゾロ?
22:41:18 Apple@ラウラ ・・・み、右手威力 r14@8+12
Dice:R14@8[3,3:4]+12=16
【覚書き】名(HP残/MP残):ステータス(適用R)
スコア上(69/101):―
スコア下(80/ 4):―
グリム (55/84):回避-2(18R)
バイブル(55/84):回避-2(18R)
フェアテ(34/84):回避-2(本R)/回避-2(18R)
落ち着いた音楽を奏でるのはひとりでに浮く楽器達。知っているものからそうでないものまで様々あった。 これで演奏するとか音だけ聞いてどの楽器かを当てるとかそういったものでしょうか? どちらにしても自信がないのですが・・・。
不安を抱えつつ足を踏み入れた途端。音楽ががらりと変わり、光り出した本からは指揮者らしき人形が現れ。それに付き従うように周りに漂う本達。
>「演奏ヨリャわかりヤスくてイーゼ。」
「そうですね。わかりやすくて助かります。」
腰に身に着けている二つの得物を抜き構え、不敵な笑みを浮かべる。 戦いそして勝つ。たったそれだけの昔からやっている簡単な事です。
>「本の動きヲ鈍らセルゼ! シャドウトリオとアルフェイトは妖精書から落としちマエー。」
>「加護を撒く。 暫し耐え忍び押し切れ」
「了解。」
短く返事をし仲間からの指示と支援を受け取り、妖精書から攻撃しに駆ける。 行く間にすでにラウラさんとシィノさんが先に着いていた。ラウラさんが私と同じく二刀流で攻撃しようとしていたがそのうちの一撃をはずしてしまった。それでも片刃はしっかりと本に食い込んだ。
間髪入れずにシィノさんが斬撃を加える。速さを一番に置いているだけあって雷が空を駆けるように速い。それでいて狙いも正確で持っていたカッツパルゲルは深々と刺さり重い一撃を与えた。 さすがです。 本の動きがさらに鈍くなったように見えた。 私はこの時には本の目の前。この流れを止めるわけにはいきません。 シィノさんに続いて本にスキアヴォーナで切り付けマンゴーシュで突き刺した。致命傷にはならなかったが、ダメージは蓄積されているのを感じられた。
「アルフ!お願い!」
大声で名前を呼んだ。 仕留めきれず押し付けてしまうのは申し訳ありませんが、ここはアルフが頼りです。お願いします!
アルフの射撃の邪魔にならないよう急いで妖精書から離れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー PLより 回らないってどういうことなんだ・・・。
ダイス結果のみ先にペタっと。 ダイスの女神様は少しご機嫌斜めの様子。
追記 初期配置PC北側10メートル地点。通常移動で10メートルフェアテに接近し近接攻撃。 補助動作〈必殺攻撃〉宣言。
一撃目防護点引いて8。2撃目引いて7の合計15ダメージです。
23:32:31 アイベックス@ラキアス oh.... 23:32:08 アイベックス@ラキアス ダメージ r6@8+11 Dice:R6@8[6,1:3]+11=14 23:31:48 アイベックス@ラキアス 命中判定(マンゴーシュ) 2d6+11 Dice:2D6[4,1]+11=16 23:31:07 アイベックス@ラキアス ダメージ r16@8+11 Dice:R16@8[6,1:4]+11=15 23:30:24 アイベックス@ラキアス 命中判定 (スキア) 2d6+11 Dice:2D6[4,3]+11=18 23:29:06 アイベックス@ラキアス 対象 フェアテ 補助動作〈必殺攻撃〉宣言
「はぁ・・・。」
次のステージに出で見た光景に俺はため息が出た。
これまでの5つのステージで俺以外のメンバーがそれぞれ本を手に入れてる。
てことは今回は俺に本が手に入るんやろうな。
前回のリリちゃんのステージが人形のステージやったように、今回浮いてるこの楽器とかも俺っぽいし。
「なーんで俺の時だけ戦闘よ!?ハードル高くね!?
つーかちょっと演奏バトルとか期待した俺のハートを返せ!」
いや、実際これまでのステージも全員で協力してるし、本も共有やから別に俺のだけハードル高いとかそんなこと全然無いわけやけど。
なんとなく気持ちの問題っつーかツッコミが入れたかっただけっすはい。
まぁ気を取り直して目の前の敵を見る。
数は4体か。
前衛にグリモワール、ウィズダムバイブル、フェアリーテイル、後衛にマスタースコアか。
雑魚相手で余裕ーって訳でもないが、4対6で数もこっちが有利やし油断せんかったら負ける相手ではないやろ。
>「本の動きヲ鈍らセルゼ!
シャドウトリオとアルフェイトは妖精書から落としちマエー。」
>『ヴェス・ザルド・リ・ドム。ロス・クラム ― ビリス』
アリサちゃんが唱えた魔法によって前衛の3体の動きが鈍る。
「ナイスやリリちゃん、アリサちゃ・・・アリサちゃんが喋った!?」
初めてアリサちゃんが喋ったとこ見たよ、なんか感動・・・。
>「加護を撒く。 暫し耐え忍び押し切れ」
「サンキュー、ダグの旦那!」
旦那の祈りで身体に力が漲ってきた。
そしてフェンサー系シャドウ娘の3人の剣がフェアリーテイルを切り刻む。
>「アルフ!お願い!」
最後に攻撃していたラッキーの声が響く。
「任せんしゃい!」
女性陣がここまでお膳立てしてくれたんや。
ここは決めとかんと男やないやろ!
「そんな訳で喰らいやがれ!」
手に持った2丁のバイリング・ミラージュが火を吹く。
当然結果は・・・
「ドーン♪」
2発とも外すことなくフェアリーテイルを打ち抜いた。
――――――――――――――――――――
PLより
おいしいところだけ頂いて申し訳ありません!
19:20:13 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識判定:マスタースコア 2d6+10 <Dice:2D6[2,2]+10=14>
19:20:59 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識判定:グリモワール 2d6+10 <Dice:2D6[6,4]+10=20>
19:21:16 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識判定:ウィズダムバイブル 2d6+10 <Dice:2D6[3,4]+10=17>
19:22:16 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識判定:フェアリーテイル 2d6+10 <Dice:2D6[6,6]+10=22>
19:37:02 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 対象:フェアリーテイル
19:37:51 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 右手命中 2d6+9 <Dice:2D6[2,6]+9=17>
19:39:02 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ ソリッド・バレット R20@10+7 <Dice:R20@10[1,4:3]+7=10>
19:39:27 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 左手命中 2d6+9 <Dice:2D6[6,6]+9=21>
19:39:50 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ ソリッド・バレット R20@10+7 <Dice:R20@10[6,2:6]+7=13>
19:40:30 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 無駄な6ゾロの出かた・・・w
合計ダメージ23でフェアテ撃破!
スコア上(69/101):―
スコア下(80/ 4):―
グリム (55/84):回避-2(18R)
バイブル(55/84):回避-2(18R)
フェアテ(-4/84):回避-2(本R)/回避-2(18R)
現在のアルフの配置位置はPC北側10メートル地点
戦闘は冒険者たちの手番から開始される。
>『ヴェス・ザルド・リ・ドム。ロス・クラム ― ビリス』
まず動いたのはアリサだ。
彼女の魔法は運命を捻じ曲げて三冊の魔道書の動きを鈍らせる。
>「加護を撒く。 暫し耐え忍び押し切れ」
続くのはダグリオンの奇跡だ。
酒の神の加護が冒険者たちの生命を活性化させていく。
――そのあとを続くのは三人のシャドウの戦乙女。
彼女たちの剣はその入りの深さに差はあれど確実に御伽話を破壊する。
僅かな魔力でなんとか宙にその姿を浮かべていた妖精物語であったが......。
>「ドーン♪」
アルフェイトの二対の銃撃によって地に落ちる。
――開かれたページに大きな銃痕を刻んで。
冒険者たちの初撃は極めて上々であったと言えるだろう。
* * *
譜面上の指揮者がその手の指揮棒を振るう。
待ち構えていたかのように下部の楽譜から空間に響くは魔法の音楽。
アルフェイトは内容を解するだろう――空間内の炎の勢いを強める曲だ。
音楽響く中――指揮者は前に飛び出した三人のシャドウに灼熱を放つ。
属性の歌によって強化された炎は魔法に対して加護を持つ彼女たちの身を確実に焦がす。
そして魔道書が操るのも同じく炎。
魔力を込めて勢いを増した炎はアルフェイトたちにも影響が及ぶ。
尤も剣の加護を受けしダグリオンにとってはむしろ心地よいだろうが。
最後に動くのは知の聖書。
魔力を祈りに乗せて書物たちを守護するフィールドを広げる。
手数の多さが特徴的な戦闘スタイルんお冒険者たちには小さな壁となるかもしれない。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
1R先攻でフェアリーテイルは無事崩れました(・∋・)
現在の位置関係は
北 スコア 5m グリ・ウィズ・シィノ・ラウラ・ラキ 10m アルフ・ダグ 3m アリリリ 3m 入口 南
となっております。
スコアマスターの下半身は《アトリビュート》を選択します。
強化する属性は炎です。
スコアマスターの上半身は前衛の3人にそれぞれ3倍数拡大《クリメイション》を行使します。
それぞれ目標値18の精神抵抗判定をどうぞ。
成功すれば炎属性の10点ダメージ、失敗すれば炎属性の18点ダメージです。
上半身は24点のMPを消費します。
グリモワールは前衛とアルフ・ダグ組の中間点に3倍範囲拡大制御《ファイアボール》を行使します。
アリサ以外のPCは目標値17の精神抵抗判定をどうぞ。
成功すれば炎属性の10点ダメージ、失敗すれば炎属性の17点ダメージです。
ダグリオンは成否によらず一切のダメージを受けません。
グリモワールは24点のMPを消費します。
ウィズダムバイブルは3倍拡大制御《フィールド・プロテクション》を使用します。
全ての敵モンスターは受けるダメージを-1点します。
ウィズダムバイブルは6点のMPを消費します。
皆さんは抵抗が必要な場合は抵抗と、2R先攻の行動を宜しくお願い致します。
「ひとつ」
シィノたちが斬り刻んだ本を、アルフェイト殿が撃ち落とした。
その間に、後ろで青い影が何かしたようだ。
また音楽が変わる。
そして、立て続けに炎が飛んできた。
熱いというより、痛い。
炎に噛まれる。
目だけはかばい、敵を視野から逃さない。
熱で乾いてひりひりするが、素早くまばたきをして振り払った。
先ほどまでは、図書館で本を傷つけることにわずかな罪悪感があったが。
ここで炎を使う、こやつらは本ではない。ただの魔物だ。
全身全霊で倒すモノ。
はじめから、手加減などなかったけれど。
――――PL――――
どちらも抵抗成功。20点ダメージ。
~1R~
22:47:15 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗(クリメ) 2d6+13 <Dice:2D6[6,5]+13=24>
22:47:22 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗(火玉) 2d6+13 <Dice:2D6[5,1]+13=19>
シィノ HP:25/45(39+6) MP:17
【覚書き】名(HP残/MP残):ステータス(適用R)
スコア上(69/77):―
スコア下(80/ 4):―
グリム (55/60):回避-2(18R)
バイブル(55/78):回避-2(18R)
フェアテ(-4/84):戦闘不能
本の一部を落とした刹那、指揮者に呼応し楽譜が音楽を奏でる。
音に釣られ炎の妖精が舞い、空間に炎熱のマナが満ちる。
そして、火炎放射が前衛を嘗め、
彼女達との間に火球が炸裂する。
我が身は半端な炎では傷つかぬが、
場を覆う熱気はけして優しいモノでは無い。
勢い付いた炎の暴力は、着実に仲間の身を焦がす。
加護を受けたとは言え、幾度も受けては持たないだろう。
無論、そう容易く仲間を倒させる心算は無い。
サカロス様に代わり、癒し守る事が我の務めだ。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
アトリビュートの効果を見ると、
妖精が見えるらしい故、こういった描写に致しました。
抵抗の出目が悪かった故、ドワーフで良かったと思う次第。
抵抗の結果によって、行使する回復魔法を考えたく存じます。
拡大ハートを何度も行使するとMPが厳しい故。
【判定】
23:44:04 Bake@ダグ 一応、精神抵抗(ファイアボール) 2d+10 Dice:2D6[3,1]+10=14
23:44:19 Bake@ダグ ドワーフで良かった。
アルフの放った2つの銃弾は外すことなく妖精書を打ち抜いた。 やってくれると思っていましたよ。
今度は相手の番。どんなのが来るのか身構えると音楽が再び変わりだすと続いて火球が飛ぶ。 焼かれないよう目を細め右腕を顔の前で覆い遮蔽物の代わりにした。 もちろん隙間から敵の姿を捉えたまま。
熱い。全身黒こげになってしまいそうです。 再び戦闘態勢に戻る。
それにしてもすさまじい威力です。いくら魔法に強くてもこんなものを食らい続ければ消し炭になってしまいます。 早めに仕留めましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー PLより どちらも抵抗成功。 20点のダメージです。 消魔の守護石5点分持っているからキュア・ウーンズのほうを選んでも次の攻撃には耐えられるはず。
【HP】17/37【MP】15/15
04:06:24 アイベックス@ラキアス ≫ 精神抵抗(クリメ) 2d6+13 <Dice:2D6[6,3]+13=22>
04:05:59 アイベックス@ラキアス ≫ 精神抵抗(ファイアボール) 2d6+13 <Dice:2D6[3,3]+13=19>
アルフェイトさんが妖精書を撃ち抜いた。
「ナイスショット」
攻撃に身構えながら、そう一言。
音楽が変わり、熱が襲ってくる。
顔の前に腕を交差させ、顔を庇う。
最初のは耐えれたけど、続けてきた熱が隙間から顔を襲う・・・
熱いどころの騒ぎじゃない。すでに腕と頬に激痛が走っている。
さすがにこれをもう一度もらうのは辛いな・・・
交差させた腕を元の位置に戻す。
早く仕留めないと・・・
----------------
PLより
クリメイションのみ抵抗成功。27点ダメージ。
12:43:04 Apple@ラウラ 精神抵抗〈クリメ) 2d6+13
Dice:2D6[3,2]+13=18
12:44:02 Apple@ラウラ 精神抵抗(ファイアボール) 2d6+13
Dice:2D6[1,2]+13=16
ラウラ HP;18/45(39+6) MP:12
マスタースコアの下部の楽譜から呪歌が響いてくる。
こいつはアトリビュートか・・・ってはぁぁぁ!?
「みんな、気ぃ付けや!強化された炎熱系の魔法が飛んで来るで!」
そう叫んで注意を促した後、前衛のシャドウ娘三人衆をマスタースコアのクリメイションが襲う。
せやけど月明かりの加護がある彼女らはなんとか最小限のダメージで済んだみたいやな。
さて、次の攻撃は俺もヤバそうや・・・。
「があぁぁぁっっ!!クソがぁっ!!」
グリモワールが放ったファイアボールが前衛組と俺、ダグの旦那を焼き払う。
ドワーフの旦那は涼しい顔をしてるけど俺はそうもいかへん。
正直抵抗できるかどうかは五分五分ってとこやったけど無理でしたー・・・。
つーかマジかこいつら!?わざわざ自分らの弱点属性の威力上げるって正気かおい!?
俺らが炎熱系まともに使えるヤツがおらんって高括ってやがるんか?
ええ度胸しとるやんけ!
「舐めやがって・・・」
最後にウィズダムバイブルがフィールド・プロテクションを唱えてたけどそんなもん関係あらへん。
「ブッ潰すッ!!」
――――――――――――――――――――
PLより
火の玉に抵抗失敗で17点ダメージ。
前回の無駄な6ゾロここで来いよ馬鹿ーorz
21:20:25 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 精神抵抗:ファイアボール 2d6+10 <Dice:2D6[1,4]+10=15>
アルフェイト HP:20/37(31+6) MP:28/30
HPの約半分を持ってかれたアルフ君はムカ着火ファイアー!
次回ラウンドで異貌発動(わ、忘れてた訳じゃないよ・・・?)
ひとつ 踏み込む。
「酒幸神の御心」
之が我に出来る事だ。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
とりあえず、行動とダイス結果を。
アルフの1m前に出て、一応遮蔽となります。
アルフがその場ならダグは1m制限移動で前進、
1m前進したなら此方は2m制限移動で前進 みたいな感じでお願い出来れば。
アルフ14点・シィノ12点・ラウラ15点・ラキアス17点でした>回復量
【判定】
20:31:56 Bake@ダグ アルフの1m前に制限移動し、遮蔽となります。
20:32:16 Bake@ダグ アルフ・シィノ・ラウラ・ラキアスへ【キュア・ハート】を行使。
20:32:29 Bake@ダグ 行使一括・魔晶石5点を使用 2d+8 Dice:2D6[1,3]+8=12
20:32:42 Bake@ダグ アルフへ r30+8 Dice:R30[5,1:6]+8=14
20:32:52 Bake@ダグ シィノへ r30+8 Dice:R30[1,4:4]+8=12
20:33:02 Bake@ダグ ラウラへ r30+8 Dice:R30[5,2:7]+8=15
20:33:15 Bake@ダグ ラキアスへ r30+8 Dice:R30[4,5:9]+8=17
20:34:13 Bake@ダグ ダグリオン【HP】42/36+6【MP】17/50 魔晶石5点*4
前線に炎が飛び交って阿鼻叫喚・・・する程、こっちは素人集団じゃねー。
ドワーフのダグにはもちろん、何の影響もねーし。
シャドウトリオは元々、魔法に強ーし。
「ブッ潰すッ!!」
まー・・・アルフェイトは熱かったか。
けど、ダグがすぐ治すから問題あるめー。
「ンジャー、次はコレで耐えレルだロー。」
『ザス・ゼガ・フ・ルド。マナ・ヴァヴァリ ― マジリタ』
抗魔の術、全員掛けだぜ。
PLより----------------------------------------------
補助動作でパラミスAをグリモワールへ。
で、カンタマを6倍がけで全員に。
15:11:51 悪根@アリサ/リリ ≫ カウンターマジック→味方×6 2d6+6 <Dice:2D6[4,4]+6=14>
一ゾロじゃなかった。
アリサ【HP】39/33+6【MP】32/43+2
ロッテ【MP】 4/ 7
>「酒幸神の御心」
>「ンジャー、次はコレで耐えレルだロー。」
>『ザス・ゼガ・フ・ルド。マナ・ヴァヴァリ ― マジリタ』
「ふたりともありがとう!」
ダグリオンさんが癒しの祈りをアリサさんが魔法に打ち勝ちやすくするための呪文を唱えてくれた。
先ほどまで感じていた痛みはほとんどなくなり気分もだいぶよくなりました。仲間からのはありがたいです。
「次は」
今度は近くにいた本に狙いを定める。
>「さっきの分の仕返し・・・だよ」
先に動いたのはラウラさん。炎の痛みが引き金になったのか最初の攻撃より鋭く本の弱い箇所に深く突き刺さる。本もこれは効いていたようでふらふらと浮いているように見える。 私も続けて弱い箇所に狙いを定め切り裂く。 ・・・・そのつもりでした。
(ちっ・・)
心の中で舌打ちをする。狙うつもりだった箇所と実際にあてた箇所にずれがあった。感触が硬い。それもそうです。 私がつくったのは本の表紙に浅く広い傷でしたから。向こうがかけていた魔法もあるからでしょうか。 またしても仕留め損ねてしまいました。
間髪入れずにアルフの一発の銃弾が本を穿つ。急所にはいったようで本は力尽きて落ちていく。
(なにを焦っているんです私。姿かたちは違うけれどもやることは一緒。敵の弱い部分を的確に攻め倒す。それだけのことじゃないですか。)
自分にそう言い聞かせひとつ深呼吸をし次の敵に狙いをつける。
対象グリモワで以下同文。
15:57:42 アイベックス@ラキアス ダメージ r6@8+11 Dice:R6@8[5,2:3]+11=14
15:57:31 アイベックス@ラキアス ダメージ r16@8+11 Dice:R16@8[4,2:4]+11=15
15:57:11 アイベックス@ラキアス 命中判定(マンゴーシュ) 2d6+11 Dice:2D6[3,2]+11=16
15:56:49 アイベックス@ラキアス 命中判定(スキア) 2d6+11 Dice:2D6[4,4]+11=19
15:56:08 アイベックス@ラキアス 攻撃対象 グリモワ 〈必殺攻撃〉宣言
防護点、Fプロを差し引いて 7+6で合計13ダメージ。
全回復!ありがとうございます!
カンタマ、パラミスおいしいです。
HP43/43(37+6) MP15/15
必殺攻撃宣言しても一度も回らないとか....運使い果たしたかもしれぬ。
腕や頬が痛い・・・・・・でも
>「酒幸神の御心」
ダグリオンさんが走る痛みを癒し、
>「ンジャー、次はコレで耐えレルだロー。」
>『ザス・ゼガ・フ・ルド。マナ・ヴァヴァリ ― マジリタ』
リリちゃんとアリサさんが魔法への対策をかけてくれる。
・・・迷ったりしない。
「2人とも、ありがとうございます!」
目の前の書物に向かい、突撃する。
さっきのよりも速く・・・深く突き刺す。
「さっきの分の仕返し・・・だよ」
----------------------------
PLより
先にダイス結果を。
20:12:09 Apple@ラウラ 対象 グリモワ
20:13:07 Apple@ラウラ 右手命中判定 2d6+11 Dice:2D6[6,2]+11=19
20:13:19 Apple@ラウラ 左手命中判定 2d6+11 Dice:2D6[3,6]+11=20
20:14:31 Apple@ラウラ 右手威力 r14@8+12 Dice:R14@8[5,3:4][5,5:6][1,5:4]+12=26
20:14:51 Apple@ラウラ 左手威力 r14@8+12 Dice:R14@8[2,6:4][5,2:4]+12=20
防護点とFプロを差し引いても・・・18+12で合計30ダメージかな?
1ゾロの分は晴らしたぞ・・・!!
回復、カンタマありがとうございます!!
HP:33/45(39+6) MP:12
「厳つさが増すからあんまり使いたくはなかったんやけどな・・・。」
しかしそうも言ってられへん状況や。
なにより・・・
「てめーはおれを怒らせた!」
今までシィノっち達にも見せた事がなかった異貌を発動させる。
「こうなってもうた以上加減はでけへんで・・・」
弾にクリティカル・バレットを唱えて込める。
「往生せいや!喰らいやがれ!」
"ドゴォンッ!!"
ふぁ!?ちょ、え、はっ!?
なにこの威力!?
手負いとは言えグリモワールさん一撃でぶち抜いちゃったよ!?
いや、確かに怒りも込めたけどそれにしたって・・・。
とりあえず・・・
「・・・ドヤッ!」
俺はドヤ顔でそう言った。
――――――――――――――――――――
PLより
先にダイス結果を。
21:38:39 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 対象:グリモワール
21:40:26 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 右手命中 2d6+9 <Dice:2D6[2,3]+9=14>
21:42:19 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ クリティカル・バレット R20@9+7 <Dice:R20@9[6,3:7][5,5:8][3,5:6]+7=28>
グリモア、てめーはおれを怒らせた!
ラキアスの攻撃分無駄にしたしこれ次回からアルフ先にダイス振った方がいいかもw
アルフェイト HP:34/37(31+6) MP:26/30
スコア上(69/77):―
スコア下(80/ 4):―
グリム (-16/60):戦闘不能
バイブル(55/78):回避-2(18R)
フェアテ(-4/84):戦闘不能
再びラキアスとラウラ嬢が、手数で敵を攻める。
その間を、ひとつの弾が通った。
「ふたつ」
魔導書が落ちる。
地面に着くのを確認しないまま、聖書に斬りかかった。
――――PL――――
あと一歩で回らなかった。5点ダメージ。
~2R~
22:24:14 紫乃@シィノ ≫ 対象:バイブル
22:24:30 紫乃@シィノ ≫ 命中 2d6+11 <Dice:2D6[6,5]+11=22>
22:24:47 紫乃@シィノ ≫ 威力 r7@9+9 <Dice:R7@9[3,5:4]+9=13>
シィノ HP:37/45(39+6) MP:17
【覚書き】名(HP残/MP残):ステータス(適用R)
スコア上(69/77):被ダメ-1(17R)
スコア下(80/ 4):被ダメ-1(17R)
グリム (-16/60):戦闘不能
バイブル(50/78):回避-2(17R)、被ダメ-1(17R)
フェアテ(-4/84):戦闘不能
魔道書たちの解き放つ炎は確かに強大な威力を誇った。
炎に強いダグリオンを除いて、その身に受けた者は焼けるような痛みを負ったことだろう。
――されどそれで怯むような冒険者ではない。
>「酒幸神の御心」
ダグリオンが負傷した冒険者たちに贈るのは傷を癒す奇跡。
受けた者は身や心がすっと軽くなるであろう。
>『ザス・ゼガ・フ・ルド。マナ・ヴァヴァリ ― マジリタ』
そしてアリサが紡いだ魔法文明語は――抗魔の術。
魔法によって攻め立てる戦術を得意となる魔道書たちに対しては極めて有効だ。
そして冒険者たちの攻撃は先ほどよりも痛烈なものであった。
アルフェイトの弾丸とラウラの剣は的確に弱いところを貫いた。
炎を操っていた魔術書が崩れ落ち、その合間を縫ってシィノヴィアは聖書に傷をつける。
――確実に風が吹いている。
冒険者たちの背中を押す追い風だ。
* * *
指揮者は再度その指揮棒を朱で染める。
歌によって炎の勢力が増した空間ではその勢いはなかなかに驚異だ。
炎を操りし御伽話と魔術書が墜ちているのがせめてもの救いであろうか。
そして譜面は炎を約熱の襲撃を待って、音楽を転調させる。
劇場に響くのはまるで死者が呼んでいるかのような旋律。
その音色は聴く者の精神を弱らせるだろうか。
最後に動くは知の聖書。
ページを捲りひねり出すの単純にして確実な気弾による一撃。
前に立って戦うシャドウたちとダグリオンに向かってそれは飛来する。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
なんというクリティカル(*´∀`*)
グリモワールも陥落します。
現在の位置関係は
北 スコア 5m ウィズ・シィノ・ラウラ・ラキ 9m ダグ 1m アルフ 3m アリリリ 3m 入口 南
となっております。
2R後攻の各々の行動についてですが。
スコアマスターの上半身は前衛の3人にそれぞれ3倍数拡大《クリメイション》を行使します。
それぞれ目標値18の精神抵抗判定をどうぞ。
成功すれば炎属性の10点ダメージ、失敗すれば炎属性の18点ダメージです。
上半身は24点のMPを消費します。
スコアマスターの下半身は《ビター》を選択します。
すべてのPCは目標値18の精神抵抗判定をどうぞ。
抵抗に失敗した場合MPを-2しておいてください。
ウィズダムバイブルは4倍拡大制御《フォース》を使用します。
対象は前衛とダグリオンです。
すべてのPCは目標値17の精神抵抗判定をどうぞ。
成功すれば衝撃属性の7点ダメージ、失敗すれば衝撃属性の13点ダメージです。
ウィズダムバイブルは12点のMPを消費します。
皆さんは抵抗が必要な場合は抵抗と、3R先攻の行動を宜しくお願い致します。
再び火炎放射が前衛を嘗めた。
盛る炎は確実に身を焦がすが、
此度はアリサの魔法付きだ。 直撃は受けぬだろう。
その後、転調した気味の悪い音楽が鳴り響き、
本が気弾を前衛達と後ろへ一つ飛ばす。
避けれず避ける必要も無い。 その為の踏み込みだ。
「ふんっ!」
構えた盾と矮小な全身で気弾を受け止める。
これで防げる訳が無い。 ......だが。
仲間の行動や場の熱気で闘争に奮い立つ精神は、
僅かに音楽を跳ね除け、気弾による肉体の損傷を誤魔化す。
色々とギリギリではあるが、これしきで闘志を絶やす訳にもいくまい。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
先ずは抵抗力判定ダイスの結果を。
フォースを受ける際に消魔の守護石(1点)を使い、
ダメージを1点軽減致します。
次のダグの行動は、
シャドウ組3人へ【キュア・ウーンズ】or【キュア・ハート】を現時点で考えております。
希望が御座いましたら、一言掲示板へ書き込んで頂けると幸いです。
【判定】
19:05:32 Bake@ダグ 精神抵抗力判定:ビター 2d+10+2 Dice:2D6[3,6]+10+2=21
19:05:53 Bake@ダグ 精神抵抗力判定:フォース 2d+10+2 Dice:2D6[3,2]+10+2=17
ダグリオン【HP】36/36+6【MP】17/50 魔晶石5点*4
本は残り一冊。
だが、一番厄介なのがまだ後方に控えてる。
「デ、次は音波攻撃カヨ。」
気色悪い音出しやがるよなー。
「踏み込むぜ、アリサ。」
『ザス・ヴァスト・レ・アレ。シルド・ディフェイン ― プロティクト』
PLより----------------------------------------------
ビターに対する抵抗。
01:00:41 悪根@アリサ/リリ ≫ 精神抵抗:ビター 2d6+8+2 <Dice:2D6[3,5]+8+2=18>
一足りた。
で、このラウンドでバイブル落とせば、
ダグがキュアで一ゾロでも問題なしと判断。先に動きます。
制限移動で3m前進。補助動作でパラミスAをバイブルへ。
味方全員へプロテクション。
01:00:53 悪根@アリサ/リリ ≫ プロテクション→味方×6 2d6+6 <Dice:2D6[5,5]+6=16>
一ゾロなっしん!
後は火力の高いアルフェイトがまずは撃って頂ければ。
次はラキアスが良いのかな? 必殺攻撃で回避にペナ入るから。
でも、かなり回さないと二人で落とすのはきついからどっちでも良いか。
出来ればシィノの手番残したまま、バイブル落としたいとこですねー。
アリサ【HP】39/33+6【MP】26/43+2
ロッテ【MP】 4/ 7
また、指揮者人形が曲を奏でながら炎で攻撃してきた。 再び熱と痛みが襲ってきますが、単発だけだったのでまだましと思えます。
また別の音楽が聞こえてきた。 不気味で趣味が悪い。 明るく賑やかなのがいいです。
(地味にきますね、これ。)
そんなこと思っていたら次は衝撃波が襲ってきた。ーーズキズキ、ズキズキ。耐えられはしたけど火傷を負っていたせいで痛みを強く感じられる。 私に魔法をつかえたら散々熱くさせてくれたお礼に灰になるまで焼き尽くしてやろうかと思っていたのですが、残念です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLより
抵抗余裕ー。攻撃はアルフからでどうぞ。火力的にも出目的にもいいかなって。
14:50:22 アイベックス@ラキアス 精神抵抗(フォース) 2d6+13+2
Dice:2D6[4,5]+13+2=24
14:49:41 アイベックス@ラキアス 精神抵抗(ビター) 2d6+13+2
Dice:2D6[5,2]+13+2=22
14:48:58 アイベックス@ラキアス 精神抵抗(クリメ) 2d6+13+2
Dice:2D6[3,3]+13+2=21
今一度 踏み込む。
「酒幸神の御言」
緩急をつける事も大事だ、多分。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
とりあえず、行動とダイス結果を。
前ラウンドと同じく、アルフの1m前に出て遮蔽となります。
アルフと制限移動距離に合わせ、ダグも同じ距離を制限移動したいと思います。
アルフが移動しなかった場合は、一応、ダグは1m制限移動で前進をお願い致します。
シィノ13点・ラウラ9点・ラキアス10点でした>回復量
【判定】
00:07:11 Bake@ダグ シィノ・ラウラ・ラキアスへ【キュア・ウーンズ】を行使。
00:07:27 Bake@ダグ 行使一括・魔晶石5点を使用 2d+8 Dice:2D6[2,6]+8=16
00:07:42 Bake@ダグ シィノへ r10+8 Dice:R10[3,6:5]+8=13
00:08:05 Bake@ダグ ラウラへ r10+8 Dice:R10[1,2:1]+8=9
00:08:30 Bake@ダグ ラキアスへ r10+8 Dice:R10[3,2:2]+8=10
00:09:32 Bake@ダグ ダグリオン【HP】36/36+6【MP】16/50 魔晶石5点*3
>「酒幸神の御言」
ダグリオンさんからの祈りでふたたび傷が癒される。 完全にではないのですが、おかげで集中しやすくなりました。
「さて、と。」
最後に残った本に狙いを定める。 箇所は本の表紙と背表紙の境ーーーつなぎ目。あそこは開いたり閉じたりと動かすのでそう丈夫にできていないはずです。
スキアヴォーナをそこにめがけて真っ直ぐ振り下ろす。 予想は当たったようですんなりと奥まで剣が入った。
ダメージがそこそこはいったのか本は振り下ろしの衝撃で地面に叩きつけられた。うまくいったことに思わずにニヤつく。
そこからマンゴーシュで突き刺す。あまり調子に乗ると反撃もらいそうなので終わった後そこから離れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLより
アルフの後に攻撃したということでお願いします。
予想よりダメージがでたから出目次第で二人で倒せるかも?
回復ありがとうございます!
HP36/43(37+6) MP15/15
防護点、フィープロを差し引いて21+7 合計28ダメージです。
16:43:53 アイベックス@ラキアス 6ゾロ2連続ってwww
16:40:40 アイベックス@ラキアス ダメージ(マンゴーシュ) r6@8+11
Dice:R6@8[3,5:3][1,4:1]+11=15
16:40:04 アイベックス@ラキアス 命中判定(マンゴーシュ) 2d6+11
Dice:2D6[5,5]+11=21
16:39:02 アイベックス@ラキアス ミス r16@8+11
Dice:R16@8[6,6:8][6,6:8][3,1:2]+11=29
16:38:39 アイベックス@ラキアス ダメージ(スキア)r16@8+11
16:37:07 アイベックス@ラキアス 命中判定(スキア) 2d6+11
Dice:2D6[6,2]+11=19
16:35:38 アイベックス@ラキアス 対象はバイブル。必殺攻撃宣言
スコアマスター(上)がクリメイションを唱えた後、スコアマスター(下)が奏でるメロディが変わる。
「げ、この音色は・・・。
みんな、気を抜いたら精神力が持ってかれんで!」
っとーにタチ悪いなコイツ、ビター使って精神力削りにきやがった。
せやけどこの程度で俺の精神力削ろうなんざ100年早いで!
「さて、今度はこっちの番や。
覚悟は出来取るか?」
ウィズダムバイブルに向けてクリティカル・バレットを放つ。
んー、やっぱり俺の知ってる異貌とちょっと違くあらへん今回?
いつもやったら怒ろうが何しようがむしろこうゆう展開やとマイナス方向まっしぐらなことのが多いねんけどなぁ?
・・・はっ!まさかこれも幸運の女神ラッキーのご利益なんか!?
パナイでラッキー!
「そんな訳で後は任せたで、ラッキー!」
――――――――――――――――――――
PLより
過去最高レベルで高い出目が連発するのに割とドン引き中
この出目が続くとマジでアルフの中でラキアスの神格化が待ったなしになりそうやw
完全にこじつけやのに思い込みって怖いわーw
22:54:09 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 精神抵抗:ビター 2d6+10+2 <Dice:2D6[6,3]+10+2=21>
22:55:40 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 対象:ウィズダムバイブル
22:56:01 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 右手命中 2d6+9 <Dice:2D6[5,4]+9=18>
22:56:23 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ クリティカル・バレット R20@9+7 <Dice:R20@9[6,3:7][5,6:9][5,3:6]+7=29>
23:01:54 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 左手命中 2d6+9 <Dice:2D6[6,5]+9=20>
23:02:09 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ クリティカル・バレット R20@9+7 <Dice:R20@9[1,6:5]+7=12>
23:02:43 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 出目が怖すぎるw
ウィズダムバイブルに41点ダメージ
アルフェイト HP:34/37(31+6) MP:22/30
こそっと2m前進しておきますw
また、何かの曲とともに炎が体を襲う。
体中に痛みが走る。痛みに耐えていると暗い音楽が聞こえてくる。
暗い音楽は苦手だ・・・あまり考えないようにする。
炎の痛みのつかの間、衝撃波が襲ってくる。
また体に痛みが走る、炎の後に来るのはきつい・・・まぁ、どっちにしろ痛いのに変わりないけど。
>「酒幸神の御言」
ダグリオンさんが傷ついた体を癒し
>「踏み込むぜ、アリサ。」
>『ザス・ヴァスト・レ・アレ。シルド・ディフェイン ― プロティクト』
リリちゃんとアリサさんが痛みに対する魔法をかけてくれる。
その直後、アルフェイトさんの弾丸とラキアスさんの剣が妖精書を落とした。
私は・・・離れた位置にいる巨大な指揮者に向かい、駆け出す。
駆け出しながら首につけている首輪を押す。
首輪を通して、液体が体内に流れ込む。
視界がより鮮明になる。これを使うのは初めてだ・・・だけど。
「これなら絶対に当たる気がするよね・・・」
なんて事を言いつつ、指揮者の太ももを斬り付ける。
「次も・・・当てるよ」
こんなセリフ、昔読んだ本にあった気がする・・・うん、あったあった。
-------------------------
PLより
お先にダイス結果を
~抵抗~
23:36:56 Apple@ラウラ 精神抵抗:クリメ 2d6+13+2 Dice:2D6[5,5]+13+2=25
23:37:17 Apple@ラウラ 精神抵抗:ビター 2d6+13+2 Dice:2D6[5,6]+13+2=26
23:37:49 Apple@ラウラ 精神抵抗:フォース 2d6+13+2 Dice:2D6[3,2]+13+2=20
すべて抵抗、17点受けます。
~戦闘~
23:39:15 Apple@ラウラ 補助動作でポーションインジェクター内のデクスタリティポーション使用します(3R命中判定+2)
23:39:58 Apple@ラウラ 対象:マスタースコア下半身
23:40:40 Apple@ラウラ 右手命中判定 2d6+11+2 Dice:2D6[4,3]+11+2=20
23:40:58 Apple@ラウラ 左手命中判定 2d6+11+2 Dice:2D6[4,5]+11+2=22
23:41:31 Apple@ラウラ 右手威力 r14@8+12 Dice:R14@8[5,3:4][3,6:5][3,6:5][2,3:3]+12=29
23:41:51 Apple@ラウラ 左手威力 r14@8+12 Dice:R14@8[3,4:4]+12=16
防護点とFプロを差し引いて・・・19+6で25点ダメージ。(のはず)
回復、プロテクションありがとうございます。
ラウラ HP25/45 (39+6) MP12
――――PL――――
ダイスのみで失礼します。
ごめん、はずした。
~2R~
22:40:34 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗(クリメ) 2d6+15 <Dice:2D6[3,4]+15=22>
22:40:54 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗(ビター) 2d6+15 <Dice:2D6[4,5]+15=24>
22:41:19 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗(フォース) 2d6+15 <Dice:2D6[6,2]+15=23>
~3R~
22:43:54 紫乃@シィノ ≫ 対象:スコア(下) 挑発攻撃
22:45:42 紫乃@シィノ ≫ 命中 2d6+11 <Dice:2D6[2,1]+11=14>
シィノ HP:33/45(39+6) MP:17
【覚書き】名(HP残/MP残):ステータス(適用R)
スコア上(69/77):被ダメ-1(16R)
スコア下(65/ 4):被ダメ-1(16R)
グリム (-16/60):戦闘不能
バイブル(-19/78):戦闘不能
フェアテ(-4/84):戦闘不能
アルフェイトの弾丸とラキアスの双剣の僅かな一撃ですら、賢神の聖書は耐えられなかった。
それほど冒険者たちの攻撃は勢いに乗っていたのだ。
>「酒幸神の御言」
ダグリオンの奇跡は魔道書たちが繰り出す攻撃によってもたらされた消耗はカバーする。
>『ザス・ヴァスト・レ・アレ。シルド・ディフェイン ― プロティクト』
そしてアリサの魔法は魔法の猛威から身を守る盾となる。
実際この瞬間にほとんど勝負は決したと言えるだろう。
シィノの攻撃こそ宙に溶けたものの。
ラウラの剣が指揮者の身を守る楽譜に鋭い一撃を与えた。
指揮者が最後のどんでん返しの魔法を放とうとしても。
聖書を滅ぼしたラキアスが後ろの者たちを守る障害となる。
あとはただ虚しく譜面が奏でる曲が響くだけ。
狂った演奏会にも終幕の時が近づいているようだ。
後はひたすら追い立てるのみである。
獲物を狙う狩人のように。
* * *
演奏の終幕はさほど時間を取らずに訪れた。
指揮者が地に陥落したこの場所に静寂が訪れる。
魔道書たちが残した幾つかの遺物の中。
藍色の書物はひっそりとその姿を現していた。
中を読み解けば、そこに記されていたのは文字ではなく楽譜であろうか。
六つ目の試練を終えた冒険者たちの耳元に響く声。
それはやはり音ではなく意識。
言語ではなく心の動き。
言葉を知らぬものであってもその意味を知るであろう。
『七つの書物を手にした者たちよ。
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
霞む視界。
揺らぐ意識。
そして――身も心も堕ちる。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
ひゃあ!
クリティカル乱舞してるぜ!
ウィズダムバイブルも倒れたので残るはマスターのみでした。
そして3R後攻の各々の行動についてですが。
最後の悪あがきに後衛を巻き込んで《スタン・クラウド》でもと思いましたが......。
ラキアス変な場所にいるじゃん!となりよっぽどPCの出目が腐らなければ魔物側の勝ち筋が絶たれたので。
ここにてPC側の勝利として戦闘を終了させました。
残りの戦闘RPについては超かっこよく終わらせていることにして構いません(・∋・)
4体分の剥ぎ取りダイスをどうぞ!
藍色の書物は自動的に手に入るため、場面を進行させました。
といってもPCの意識が何故かふっと途切れるだけですが(・∋・)
どこかから聞こえる言葉は一応魔法文明語ですが、覚えていないPCもなぜかわかります。
精神抵抗判定で30以上を出せば抵抗できます。
その場合面白いものが見れるかも見れないかも。
取り敢えず、敵は刻まれて撃たれて倒れましたとさー。
「月光の守りダッタっけカー。便利だナー、ソレ。」
魔法に強ぇーのはやっぱ便利だよなー。
アリサはグリモワールをペラペラと捲ってる。
ソレ、まだ読めるかー? 余裕? そりゃ良かったなー。
※※※※※
「今度は楽譜ダーナ。アルっチ、演奏してミッカー?」
魔法文明時代の音楽センスが、現代に合うかはわかんねーけどなー。
「デ。コノ本、嵌める場所ハ・・・」
これまでと同じなら、それで新しい道が出来る流れ。
『七つの書物を手にした者たちよ。
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
「オ?」
意識が---
PLより----------------------------------------------
エンチャとファナティ辺りで終わりそうだから、特に攻撃の描写はなし。
アリサはグリモアを剥ぎとってみましょう。
00:23:20 悪根@アリサ/リリ ≫ 剥ぎ取り:グリモワール 2d6+1 <Dice:2D6[5,6]+1=12>
魔道書ゲット。で、精神抵抗。
00:23:28 悪根@アリサ/リリ ≫ 精神抵抗 2d6+8 <Dice:2D6[4,2]+8=14>
無理ぃ。
勢い付いた此方の攻勢は止まらない。
アリサの的確な支援。
アルフェイトの2丁ガン。
ラウラとラキアスの剣舞。
シィノの陽動。
我を通じて顕現するサカロス様の奇跡。
全てが噛み合った行動は、瞬く間に残りの指揮者と楽譜を破壊する。
―*―*―*―
(終わった......なぁ)
闘争への昂りが霧消し、落としていた色が湧き上がる。
張っていた気が僅かに弛み、気弾を受けた腕の辺りがじくじくと痛む。
我が身はともかく、火球が直撃したアルフェイトやラウラ、
何度も魔法を受けた彼女達の傷は癒しておきたい。
「皆様方、回復致そう」
戦後処理の合間に傷ついた4人を呼ぶ。
【サモン・ペティ】にてノッカーを呼び、
【ヒールウォーター】を用意した椀に入れて貰い振る舞ってみたり、
消耗の少ない【キュア・ウーンズ】を何度か行使する。
派手な回復は出来ないが、堅実に仲間の傷を癒やせた......筈だ、多分。
―*―*―*―
「うむ。 後は消耗したマナだが」
正直、自身の消耗が大きい故【ホーリー・クレイドル】で寝てしまいたい所だが。
流石に此処で深く眠る訳にもいくまい。
さて、どうしたものか。
>『七つの書物を手にした者たちよ。
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
突如として響いた言葉――もとい心の動き。
自分の誰でも無い――『俺』『僕』『私』『我』では無い、誰かの意識。
自身の中で揺れ動く其れに、一寸不愉快な気分となるのだが。
「うぅむ......眠い......なぁ。
......気持ち......いい......らいご」
直後に猛烈な眠気が襲い、思考は其処で散漫となった。
そして、心地良い眠気に身と心を委ねた。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
ほぼ回復行動しか取らない為、攻撃の描写無し。 攻撃手段も少ない故。
戦闘後の回復描写は適当に。
【サモン・ペティ】でノッカー召喚。
3R分【ヒールウォーター】を行使。
が出来るかは不明ですが、一度やってみたかった。
眠気に襲われたのは精神摩耗+【ホーリー・クレイドル】の事を考えていたからでしょう、多分。
「ハッハーッ!無駄無駄無駄無駄ァッてかぁ!」
残ったスコアマスターが最後の悪足掻きをしてくるがもはや無駄。
勢い付いた俺達の猛攻をどうすることも出来ず倒れていった。
「ふぅ、最初の一撃にはちと驚いたけど思ったより梃子摺らんかったな。」
異貌をといて肩を回す。
俺は異貌すると精神が高ぶるせいか妙に肩が凝る。
これも実はあんまり異貌したくない理由の一つやったりする。
まぁ命には代えられんからヤバかったら迷わず使うけどね?
>「皆様方、回復致そう」
「おぉ、ありがとうな、ダグの旦那。」
俺は戦闘中の回復魔法でほぼ全快してたけど、細かい傷がまだ残っていたからお言葉に甘えた。
冒険者にとって油断は死に直結するからね、万全にしとかんとな。
さてさてでわ、戦利品の回収といきますか♪
――――――――――――――――――――
「魔法の楽譜か、なかなかええもん持っとるやん♪
それからこっちは・・・お?」
スコアマスターに追い剥ぎしてると藍色の本が見つかった。
「な、なんか苦労した割には今回地味な発見やなぁ・・・。」
とりあえずみんなを呼んで中身を確認した。
「へぇ♪」
今回の中身は楽譜やった。
>「今度は楽譜ダーナ。アルっチ、演奏してミッカー?」
「せやな、魔法文明時代の音楽がどんなんやったか興味津々やし♪」
相棒を手に取り早速引こうとする。
せやけどそこでまた声が聞こえてきた。
>『七つの書物を手にした者たちよ。
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
「なんや、急に、眠気が・・・」
アカン、もしかしてさっきフラグ建ててもうてた?
言ったそばから油断するとか・・・
――――――――――――――――――――
PLより
スコアマスター剥ぎ取りに行こうと思ったけど剥ぎ取りって行為判定になるんやろうか?
食事の時のボーナス使って無いから使えるなら使っときたいけどどうやろ?
GMから返事が返ってきたらそこだけ追加します。
21:47:02 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 精神抵抗 2d6+10 <Dice:2D6[3,6]+10=19>
そう都合よく6ゾロは出ないかぁw
追記
22:09:46 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 剥ぎ取り:スコアマスター 2d6 <Dice:2D6[5,6]=11>
ボーナス使わんでも余裕で成功したでござるw
近接してしまえば、あっという間だった。
得物を確認するが、生物を斬ったわけではないのでほとんど傷んでいない。
厚みのせいか、本が思ったより硬かったくらいだ。
あとで軽く研いでおけば足りるだろう。
それにしても、ためしに買ってみたブレードスカートがまったく役に立たなかった。
シーン様の加護があるとはいえ、やはり魔法は嬉しくない。
反面、味方の魔法は非常に心強いものだ。
「アリサ嬢、補助をありがとうございました」
それから、最後まで祝福をくれたダグリオン殿。
あれがなければ、今ごろ息も絶え絶えだろう。
「助かりました。お疲れでしょうが、今少し」
ここを出るまでは、まだ気を抜けない。
>『七つの書物を手にした者たちよ。
> 今こそ新たなる物語を始めるとき。
> いざ――最後の部屋へと参られよ』
また、よくわからない"言葉"が頭に流れた。
本、7つもあっただろうか。
さきほどの深い青の。
その前の黄色の。
シィノのもとに出た紫の。
あと、赤や緑もあったはずだが、どこで何色だったか覚えていない。
考えているうちに、気が遠くなった。
――――PL――――
戦利品はほかの人に任せます。
21:38:58 紫乃@シィノ ≫ 精神抵抗 2d6+13 <Dice:2D6[6,2]+13=21>
>「おぉ、ありがとうな、ダグの旦那。」
>「助かりました。お疲れでしょうが、今少し」
「応。 尤も、時間を取れるならば」
背負い袋から包帯や器具を纏めた箱を取り出す。
「こいつと薬草で処置も出来る。
此方も扱い慣れている故、使い分ければ然程問題無い」
道中で何度か自分に対して処置を施したが。
必ず草の効能が現れるのは、冒険において非常に有り難いモノだ。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
少しだけ返してみる。
草の使用が絶対に失敗しない『薬師道具セット(200G)』をよろしくお願い致します(ダイマ)
セッション毎に、草使用がダグの十八番になっている気が致します。
無駄に高い器用度とスカウト・セージ不適正が為に、レンジャーは必ず習得していた故。
(PL・PC共に)無意識下で拘りが強いのかもしれません。
これからもこんな感じで行くのでしょう、多分。
何故このタイミングで此れを突っ込んだかと聞かれれば。
今回はまだ、他PCへ草を使っていなかった故です。
本を落とした後、流れるように指揮者人形の足元へ駆け、次から次からへ斬撃が人でいえば皮膚の役割を果たしているであろう布を切り裂き、肉にあたるであろう中身の綿をあらわにさせる。 下半身が自重を支えられなくなりバランスが崩れたところに上半身にもきっちり斬撃を加える。ズタズタに人のかたちがなくなるほどに。 散々炎で痛い目に合わせたことが、私をここまで徹底的に破壊させるかもしれません。
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>「皆様方、回復致そう」
「ダグリオンさんありがとうございます。本当に感謝しています♪」
高揚感はすっかり抜けてダクリオンさんの治療をおとなしく受ける。戦闘中に気付かなかった細かな傷が今になって痛みを感じ始めた。 >「月光の守りダッタっけカー。便利だナー、ソレ。」 「そうですか?あってもきついときはきついものですよ。私は決められた運命を変えてしまう人達がすごいと思いますよ。 アリサさんも魔法の支援ありがとうございます♪」 最後にお礼を。 魔法に強いってだけで無効化できる訳ではありませんから。 本の一つ聖の書でしたっけ。それを剥ぎ取る。 派手にやったせいで取れないかと思っていたのですか、しおりと本を手に入れました。 私は読めませんので、彼に渡そうかと思います。 >『七つの書物を手にした者たちよ。 「ん?なんだか急に眠くなって....」 どうして急に、長く戦闘なんてやっていないのですが。と言うか最後の部屋あったんですね....駄目、起きていられないです。 疑問は色々あったのが、抗おうとしても強烈な眠気がそれをさえぎり深い夢の中へ落ちていった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ダイスは剥ぎ取り対象フェアテになっていますが、バイブルに変更します。あんみつさんからの許可済みです。 03:11:37 アイベックス@ラキアス カンタマあってもなくても無理ですよね....
ダクリオンさんの祝福がなければ今頃、気を失って倒れていたかもしれません。
あるんですよねたまに。戦うのが人間相手だと絶対当たっていると思っていても何故かかわされたり、避けたと思っていたら攻撃をもらったりと。 油断できないんです。
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「お、本発見。お持ち帰りしましょう。」
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
PLより
変なところにラキアスがいると言われていますが、この場合はいい方向にいったみたいでよかった!
03:11:11 アイベックス@ラキアス 精神抵抗 2d6+13 Dice:2D6[2,2]+13=17
03:10:44 アイベックス@ラキアス 剥ぎ取り フェアリーテイル 2d6+1 Dice:2D6[6,2]+1=9
ようやく耳障りな音楽は止まり、目の前の指揮者も沈んだ。
両手の短剣を両腰の鞘に収める。
薬の効果もちょうど終わり、視界が若干悪くなった。
これが本来の視界だけど、薬の後だと衰えたように感じる。
>「皆様方、回復致そう」
「あ、ありがとうございます。ダグリオンさん」
よく考えると体中に傷があった......ありがたい。
「...倒した本から何か取れないかな」
+ + +
「しおり...と、本。これぐらいかな......」
さて...本も手に入ったみたいだし、ここからどうしようか。
>『七つの書物を手にした者たちよ。
今こそ新たなる物語を始めるとき。
いざ――最後の部屋へと参られよ』
なんだ、この言葉は...
また視界が悪くなる...いや、霞んでいく.........
そのまま、意識も......
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PLより
フェアリーテイルを剥ぎ取らせてもらいますー
14:45:05 Apple@ラウラ 剥ぎ取り:フェアリーテイル 2d6+1 Dice:2D6[5,1]+1=7
ぎ、ぎりぎり成功...魔道書入手ー。
14:06:51 Apple@ラウラ 精神抵抗 2d6+13 Dice:2D6[4,4]+13=21
やっぱり無理だったよ・・・