1-伝承の王国

 GM(あんみつ) [2016/01/03 01:57:59] 
 

目の前にあるのは大理石で作られた神殿。
柱に刻まれた紋様は翼のモチーフ。
世にはなかなか見られないル=ロウドの神殿である。

――さてさてヴァーミリオンがどうしてこの場所にいるのかというと。

   *   *   *

――グランド・フェザー。
それは剣であるとも槍であるとも杖であるとも弓であるとも言われる。
古き強大な神の扱っていた武器を模倣してそれをまた模倣して......。
作り上げられた逸品こそがこれでである。

つまるところ......グランド・フェザーとは。
ラクシアという世界に存在する魔剣の一つである。

ヴァーミリオンがこの剣について知ることになったのはとある文献がきっかけである。
それは魔剣とラクシアの自然の関係性、歴史について記された古書。
図書館の隅の方に陳列されていて多くの者が見落としていた記録である。
ヴァーミリオンがこの文献を見つけたのもごくたまたま目に入ったからであった。

さて、この文献には何が記述されていたかというと......。

グランド・フェザーという魔剣は翼持つ者を惹きつける力を持ち、
鳥たちの王国を魔剣の迷宮として構成しているのだという。
本来は羽を持つ者しか踏み入ることのできない王国であるが、
ただ一つだけ持たざる者にも入ることのできる手段があった。

ル=ロウドの聖印――翼のモチーフを持って然る天候時に然る場所に赴く。
そうするといつの間にか魔剣に誘われ鳥たちの王国の中に立っているのだという。

もっともこれが事実かどうかはわからない。
鳥たちの王国もグランド・フェザー自体もその存在をはっきりと示す証拠はないのだ。
然れど、試してみないことには真実か嘘か見分けることもできやしない。

――果たしてヴァーミリオンは何を思い挑戦することにしたのか。

偉大なる魔剣を求めたのか。
歴史ある鳥たちの王国を訪れたかったのか。
そこに住む有翼の生物と出会いたかったのか。
一攫千金を狙ったのか。
それとも単純に暇だったからなのか。

   *   *   *

それは彼自身にしかわからない。
しかし、ヴァーミリオンは事実それを実行して。
今まさに鳥たちの王国の中。
ル=ロウドの神殿の前に立っている。

神殿であるからには建物の中に何かがいるのだろうか。
友好的な存在かどうかは外側からではわからない。

ヴァーミリオンがどう動くかについては、まさに自由だ。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

それではセッションを開始させていただきます(*´∀`*)
こちらヴァーミリオンのカテゴリです。
めぐりさんはこちらのカテゴリにご投稿ください。

各PCに共通して【MQ:鳥たちの王国から脱出する】を課します。

まずはSQ決定ダイスを1D6お振りください。
SQの一覧は以下の6つです。
ダイスの出目と数字が同じものが本セッションにおけるヴァーミリオンのSQとなります。

====================================

SQ1:バードウォッチャー(5種類以上の魔物と遭遇)
SQ2:プレゼントゲッター(戦利品を除いて2つ以上のアイテムを持ち帰る)
SQ3:スポットビューアー(3つ以上のエリアを訪れる)
SQ4:ウィングバスター(3種類以上の魔物を倒す)
SQ5:スカイトラベラー(PCが一定時間以上自由に空を飛ぶ)
SQ6:シークレットハンター(【分類:秘密】の情報を3つ以上入手する)

====================================

また【分類:道具】『グランド・フェザー』を登録しておきます。
見識判定で目標値20に成功すれば文献を読む前からそれなりには知っていたと扱います。
失敗しても文献を読んだ結果それなりの情報を入手します。

【分類:地名】『自由の神殿』を登録しておきます。

【分類:秘密】『王国への入り方』を登録しておきます。
この秘密は【SQ6:シークレットハンター】の対象とされます。

ヴァーミリオンが訪れた理由は好きに決めていただいて構いません。
またル=ロウドの聖印についてはこの場面に限りガメルを支払わずに持っていたとしても問題ございません。
勿論お金と部位が余っているようでしたらお好きに買っていただいて装備しても構いませんが!

現在ヴァーミリオンは【オ:自由の神殿】にいます。
ヴァーミリオンは次の行動を選択してください。

具体的なものは以下の3つです。

・自由の神殿に入る
・神殿の外側を調べる
・マップ上の別の場所(イ・エ・カ・クのどれか)を訪れる。

他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)

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 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/01/05 20:16:01] 
 

「あぁ、ああ!何と素晴らしい事か!」

口から思いが溢れ出す!止める必要はない。
私は心赴くまま叫び声をあげ、両の腕を広げ、自身をかき抱いた。
まるで、目の前の光景を恋人を抱きしめる様に。

私は日課になっている文献漁りで当たりを引いた。
あの時適当に資料を探していた私にキスをしてもいい。
感動に震えながら目の前にある建築物を眺める。

それは、そのまま青空に溶けてしまうかの様な不思議な雰囲気の神殿だった。
刻まれた刻印はル=ロウドのもの。
今私の首から下がっている聖印と同じものだ。

グランド・フェザー、かの文献に書かれた内容から考え。
おそらくル=ロウドに縁のある遺跡があると判断したが正解だった!
私は自称とは言え歴史学者、この様な機会があれば止まれない。
それというのも、私の中にはグランド・フェザーがルミエルレガシィ、あるいはイグニスの火なのでは無いか?
という、仮説だ。

未だにル=ロウドがどの剣により神格を得たのかは定かでない。
ならばこれは、其れを調べる絶好の機会なのだ!

「今行くぞ未知なる世界よ!歴史の謎よ!
このヴァーミリオン・ヘイズがあらゆる過去を紐解いて魅せよう!」

先ずは神殿の外装や装飾からだ。
私は鼻息荒く、興奮しながら神殿を調べ始めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐりです。今回はよろしくお願いします。
早速暴走するヴァーミリオン(笑)
仕方ないね!遺跡があるからね!

果たして私は皆んなと合流出来るのか!
待て次回!
******************
ヴァーミリオン
SQ2:プレゼントゲッター(戦利品を除いて2つ以上のアイテムを持ち帰る)
行動 神殿の外側を調べる 構造物解析判定
(2d6[6.6]+13=25)、!自動成功
******************
SQダイス
1D6 → 2 = 2 (01/05-20:18:06)
運命に導かれた(笑)まさのナンバーツゥw
グランド・フェザーについて
見識判定 2D6 → 4 + 5 = 9+14=23 (01/05-20:34:36)
神殿の外側
構造物解析判定 2D6 → 6 + 6 = 12 (01/05-21:10:51)
自動成功(笑)流石は学者
予備ダイス
2D6 → 6 + 6 = 12 (01/05-21:17:10)
ぽかーん

 GM(あんみつ) [2016/01/06 21:12:27] 
 

ヴァーミリオンは実に絶好調であった。

目の前にあるのはル=ロウドの神殿のその素晴らしさもひと目でわかるくらいだ。
神殿を構成している石材の材料は高い山で取れるものであるようだ。
おそらく近くに高い山があるのだろう。

――そういえば、北方に山らしきものが見えている気がする。
あそこで採れる岩で作ったものであろうか。

他にも神殿を構成する壁や柱、屋根に至るまで劣化を防ぐ魔法加工が施されているようだ。
外観がここまで整えられているのであれば、内観もまた素晴らしいものであろう。
もしかしたら財宝の類もあるかもしれない。
グランド・フェザーがこの場所にあるかどうかは流石に定かではないが。

他にも壁や柱など装飾やモチーフについて眺めてみると、
その中に描かれた幾つかをヴァーミリオンは読み解くことができた。

巨大な翼、そして羽根の生えた人型の魔物、さらに高々とそびえる山と剣。
小高い丘に天高く伸びる塔、そして雷に嵐。
どこまでも深く続いていく穴、竜の翼、炎の息吹、最奥の光。
雲と空のモチーフ、広大な湖、その先にある虚空。
森と花々、空舞う妖精、弦楽器、円形の街。
空に浮かぶ島、その遥か直下、謎の遺跡。
――そして荘厳な神殿、有翼の乙女、扉。

これらが意味するものは果たして何であろうか。

   *   *   *

ヴァーミリオンが神殿の外観を丹念に調査していると。
神殿から現れる一つの影。

遠くから見たところそれは若い人間の男のように見えた。
拳と脚に付けられた武具とその軽装さから武闘家の類であろうか。
されど、そのシルエットにはどこか違和感がある。

何よりも特徴的なのはその背中の小さな翼である。
ヴァーミリオンが知識を持っていれば気づくであろう。
彼は人間ではなく人族ですらない。
穢れし蛮族の中の"弱き者"。
蛮族風に言えば"モヤシ野郎"。
ガルーダのウィークリング――劣等種である。

彼は神殿に向けて一礼し、ヴァーミリオンのいる方へと歩いてくる。
もっとも彼はヴァーミリオンに気づいていないし周囲に気を配ってもいない。
特に技術がなくとも音さえ立てなければ気づかれることなくやり過ごせるだろう。

――神殿の扉は開いている。
彼が去った後に中に入ることは容易だ。
もちろんこの神殿から離れることも難しくない。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

ちょっとヴァーミリオンさん出目ヤバすぎませんかね(・∋・)
 
ということで出すつもりがなかった情報も出してみたり。

ウィークリングとはカルディアグレイスに乗っている蛮族PCです。
生まれはガルーダですね。
より詳細はカルディアグレイスを参照して頂ければわかりますが、
現状の描写だけでもまあ十分かと思われます。

ガルーダについて魔物知識判定を試みる事ができます。目標値は14/19です。
成功すればガルーダについてだけでなく、目の前の男がガルーダのウィークリングであること。
また神殿に描かれていた羽の生えた人型の魔物がガルーダであることを推測できます。

予備ダイスは隠密判定もどきに使います。
ヴァーミリオンは自らわざと音を出すなどしない限りウィークリングに見つかることはありません。

ヴァーミリオンは次の行動を選択してください。

具体的なものは以下の4つです。

・ウィークリングに声をかける(わざと気づかせるなども含む)
・ウィークリングの後を追う(別途判定が必要になる場合があります)
・自由の神殿に入る
・マップ上の別の場所(イ・エ・カ・クのどれか)を訪れる。

他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/01/10 11:38:28] 
 

「巨大な翼、そして羽根の生えた人型の魔物、此れはガルーダか!ならばここで遭遇する事もある。注意せねば。
聳える山と巨大な剣。ふむ、この剣はグランド・フェザーを示すものか?
小高い丘に天高く伸びる塔、そして雷に嵐。
どこまでも深く続いていく穴、竜の翼、炎の息吹、最奥の光。竜に光と来れば何か宝があるかもしれん。
雲と空を写す湖か...その先にある虚空。皆底に何かあるのか?
森と花々、空舞う妖精、弦楽器、円形の街。故郷を、フェンディルを思い出なあ。是非見てみたいものだ。
空に浮かぶ島の遥か直下にある謎の遺跡。おお!素晴らしい!何がこの地にあったのか其れを知る手がかりとなろう!
荘厳な神殿、有翼の乙女、扉。此れはこの神殿だろうな」


私は夢中になって神殿の装飾や壁画を読みとる。
これはおそらくこのグランド・フェザーが産み出した迷宮の地図だ。
歴史的価値だけでなく、今の私には実用的な価値まである。調べる事に熱が入るのも仕方ない事。
そうこうしていると、私は神殿から出てくる人影に気づいた。彼方は私に気付く事無く神殿に一礼している。


神殿から出てきた人影に私は奇妙な縁を感じた。
ウォークリング、蛮族にあって穢れ少なき者。第二の剣陣営の神々の加護が薄れた者。
私はナイトメアだ、だからこそ彼に今会った事が何か重要な事に思えた。


「やあ!そこの御仁、少し待って欲しい。
君に挨拶をさせてもらえないだろうか?」


私は彼に歩み寄りシルクハットを取って一礼した。
シルクハットの下からは隠されていた角が表れる。
此れで彼には私がナイトメアだと理解出来た事だろう。
姿勢を正し、首に紐で結んでいたル=ロウドの聖印を掲げ言う。


「私の名前はヴァーミリオン、歴史の謎を追い求める夢追い人。
この歴史ある神殿を前に良き隣人に会えた事を感謝し。
自由と気まぐれなる神、ル=ロウドに祈りを捧げん」


聖印を両手の手のひらで包み、彼が先程していた様に神殿に一礼する。
下げた頭をゆっくりと起こし、聖印を首に戻してから彼に向き直る。
そして目を合わせ彼に告げた。


「私は今先程この地に来てね。実は何も知らない。
たがら、今日この時出会えた君に色々教えて貰えると非常に助かる。
勿論、君の邪魔にならなければだが。如何だろうか?」


彼に手を差し出す。願わくば彼がこの手を取ってくれる事を...。


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PLめぐりです。今回もよろしくお願いします。
ウォークリングとの出会い。
ナイトメアとしては会話せずにはいられない!

食らえ!バード的聞き込みジュツ!
聞き込み判定(使用技能バード) 2d+11+4
聞き込み判定 2D6 → 5 + 3 = 8 (01/10-13:11:17)
8+11+4=23
あと一様
予備ダイス 2D6 → 6 + 5 = 11 (01/10-13:13:18)

 GM(あんみつ) [2016/01/10 22:55:25] 
 

神殿から姿を現したウィークリングの男。
あちらはまだ気がついていなかったようだが。

>「やあ!そこの御仁、少し待って欲しい。
>君に挨拶をさせてもらえないだろうか?」

自身に近いものを感じたヴァーミリオンは彼のもとへと飛んでいった。
その際はシルクハットを外して自らの生まれを明らかにしながら。
男はまず角に、そして次には首のル=ロウドの聖印に気づいたようだ。
黒く短い髪左で少し掻いてから。

「――初めて見る顔だな」

ただ一言そう言った。
ヴァーミリオンの角について特に言うことはないらしい。
そしてル=ロウドに向けて祈りを捧げるヴァーミリオンをぼんやり眺めていたが。

>「私は今先程この地に来てね。実は何も知らない。
>たがら、今日この時出会えた君に色々教えて貰えると非常に助かる。
>勿論、君の邪魔にならなければだが。如何だろうか?」

そう言ってヴァーミリオンが手を差し出すと。
一瞬迷ったようだが結局――その手を取った。

「オレはレジス――自由を求めて闘う者だ。
 ヴァーミリオンっていったか?
 もしあんたがこの世界から出たいのなら巫女の力を借りるといい。
 腹が減ってたり休む場所が欲しいんなら東の集落へ向かうんだな。
 そこにはオレより親切な奴がいっぱいいるだろうさ」

ぶっきらぼうな物言いではあるが。
それなりにヴァーミリオンの言葉に答えてくれているあたり悪い男ではないのだろう。

「それでもし死に場所が――いや戦う場所が欲しいんなら北に向かいな。
 鳥王の霊山――この王国の王たるガルーダの根城さ」

神殿の向こう側に見えていた山にはガルーダが住むという。
先ほど見た図絵の山と同様のものであろうか。

ヴァーミリオンは気づいただろうか。
ガルーダについて話すレジスの憎々しげな様子に。

「オレ的にはこんな場所さっさと出ていくことを進めておく。
 だから神殿に入って巫女に助けを請うのがいいだろう。
 ――ただ、そうだな。
 ちょうどオレも集落へ向かうところだから邪魔にならないんならついて来ても構わない。
 勿論他の場所に行くって言うなら身の保証はしないが好きにしな」

神殿の入口は本当にすぐそこだ。
レジスが勧めてくるあたり危険はないむしろ安全なのだろう。

また集落に行く場合はレジスが同行してくれるそうだ。
しかし他の場所に行く限りは危険が待っているかもしれない。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

とりあえずまずは会話から。
物語が動き出すのはここからでしょうか。

【NPC:男性】『レジス』を登録しておきます。

【分類:地名】【鳥王の霊山】を登録しておきます。
マップ上では【イ】に該当します。

ガルーダについて話す時に気づいたかどうかは、
1D6の結果偶数の出目(2・4・6)が出たら気がついたとしましょう。

ヴァーミリオンは次の行動を選択してください。

具体的なものは以下の4つです。

・神殿の中に入る
・【カ:翼人の集落】を訪れる(レジスと同行)
・【イ:鳥王の霊山】を訪れる
・マップ上の別の場所(エ・クのどれか)を訪れる

他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/01/13 20:32:59] 
 

私の挨拶に彼も手を取りぶっきらぼうながら返事を返してくれる。


『オレはレジス――自由を求めて闘う者だ。
 ヴァーミリオンっていったか?
 もしあんたがこの世界から出たいのなら巫女の力を借りるといい。
 腹が減ってたり休む場所が欲しいんなら東の集落へ向かうんだな。
 そこにはオレより親切な奴がいっぱいいるだろうさ』


わざわざ巫女の事や集落の事を教えてくれる辺りに人の良さが見える。
この他にもガルーダの巣食う山の話が出たが戦う力に欠ける私1人では、むざむざやられに行くだけになる。ならば行かない方がましだ。


「おぉ!あの山にはそんな危険があったのか!
ありがとう、友よ。
君の忠告なくば私は奴らの晩飯になっていたところだ!
しかし...ふむ、ならば如何するか?」


私は顎に手を当て頭をひねる。
次に何処に向かうべきだろうか?
遺跡か、いやまずは神殿の中か?それとも...。


『オレ的にはこんな場所さっさと出ていくことを進めておく。
 だから神殿に入って巫女に助けを請うのがいいだろう。
 ――ただ、そうだな。
 ちょうどオレも集落へ向かうところだから邪魔にならないんならついて来ても構わない。
 勿論他の場所に行くって言うなら身の保証はしないが好きにしな』


考え込む私を見かねてかレジスが、彼自身普段はしないのであろう。
慣れない様子で親切な提案をしてくれる。
私の中での答へもでた。
私は額に皺を寄せ、腕を組み、如何にも残念だ!と言わんばかりにかぶりを振って答へた。


「残念だが、私達は一旦ここでお別れの様だ友よ。
私は1度この神殿へ入ろうと思う。
こんな形でも学者でね、観察は区切りが付くまで続けたいのだよ。
それに巫女様にも挨拶をしておきたい。出来れば話もね!
こんな、神殿の巫女だ貴重な話も聞けるだろう、後これが重要なのだが...実は神殿の撮影許可も欲しくてね!」


最後には険しい表情を崩し戯けた顔でウィンクをひとつ。
組んでいた腕を解き、脱ぎぱなしのシルクハットを手に取るとくるりと回す。そのまま頭の上、角に被せる様に投げる。


「とっとと、ナイス!ってね。いやはやしかし。
これも何かの縁。風の導きがあれば、蒼き空の下でまた会おう!」


私は彼にそう言って、神殿の中に入って行く。
彼にまた会えるかは分からない。しかし長々と話すは別れに無粋。
これぐらいが丁度良い。
私は次なる出会いに心震わせて神殿内を見渡した。


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PLめぐりです。今回もよろしくお願いします。
先ずは此方をご覧下さい
ガルーダについて 1D6 → 3 = 3 (01/13-20:51:33)
流石ヴァーミリオン、神殿が気になり気づかなかった様です(笑)


文章もこの結果を受けて、レジスとは別れる事になりました。
もし気付いていれば、きっと付いて行った事でしょう。


続いて判定として、一様3つ出しておきますが、無茶な場合は適用出来るものだけ使って下さい。
それぞれ、神殿内に見知ったものがあるか、神殿内の構造は、一見して価値あるものはあるか、またその用途はです。

見識判定 2D6 → 1 + 3 = 4 (01/13-21:16:11)
4+11(バード)+4(知識B)+1(メガネ)=20
構造解析判定 2D6 → 3 + 6 = 9 (01/13-21:16:37)
9+9+4=22
宝物鑑定判定 2D6 → 5 + 3 = 8 (01/13-21:16:59)
8+9+4=21