D1-物語は夢のように
冒険者たちが目を開けた瞬間。
見えるのは木製の床面だっただろうか。
どことなく重い体をゆっくり持ち上げて周囲を伺えば。
あまり広くはない部屋の中にいるようだ。
確認すれば全ての冒険者が揃っていることはすぐにわかる。
壁には一面に本棚が並んでいる。
ここは......図書館の一室であろうか。
それにしてはちょっとした違和感。
なんだか書物がそして書棚が歪んで見える。
手に取ろうと腕を伸ばしても決して届かない。
何故か遠ざかっているかのような感覚。
『あら、ようこそ。
いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
ギイギイとドアの開く音の後に姿を現したのはひとりの女性。
いや人ではない――ディーラだ。
覚えていれば入口にあったディーラの像とそっくりだとわかるだろう。
『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
恭しく一礼。
鳥の羽根がふわりと揺れて落ちる。
ちなみに夢だからわからないがレーヴの言葉は自分の分かる言葉に翻訳して聞こえてくる。
ある者には聞きなれた地方の、ある者には父母が話していたものに。
『皆様、ここがどこかお分かりかしら。
ここは夢の中ですのよ。
霧の中の図書館が見る夢。
図書館は生きているのです――勿論呼吸をしているわけではないですが。
皆さんが歩んできた道程も全て書物が見ていた夢』
レーヴが語るには冒険者たちは夢の中にいたのだという。
そして今も夢の中にいるのだという。
アリサたちが読み解いてきた本の内容がその際の試練と似通っていたのはそのためだったのだろうか。
『でも皆様もそしてこの図書館もそろそろ目覚めるとき。
そして目覚めるのは皆様が持っているその本も同じ。
その本は既に八つの物語を紡ぎ残りは二つの物語が完成されるのを待つのみですわ。
けれど、この世には夢や物語は無限に溢れています。
だから今こそその童話を真に目覚めさせること――それが我が主の望みなのですわ』
レーヴは彼女が出てきた扉の方に歩み寄り。
再度、その扉をゆっくりと開く。
その奥には闇が広がっていた。
『扉の奥には最後の鍵が待っています。
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
カテゴリを少々移動させてみました。
ラストシーンまでの小休止でございますね。
レーヴについて『登場人物』に登録しておきます。
罠など探索判定を試みても構いません。
13あればなんもないことがわかります。
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『あら、ようこそ。 いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
目を覚ませば、ソコは不思議空間。
眼前のディーラは例の石像そっくり。
『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
『リリだゼー。ヨロシクナー。デ、順にアリサ、ロッテ、マルコー。』
「・・・(コクコク)」
「ニャー。」
『マルコォォネイッ!』
その拘りはもー諦めろよマルコー。
レーヴが言うにゃー、さっきまでのアレコレは書物の夢らしー。
自分以外の夢じゃー、好きにどーこーも出来なさそーだ。
そして、ここまで持ってきた童話本はまだ変身を残してるっぽい。
『扉の奥には最後の鍵が待っています。
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
『アイヨー。』
さーて、なーにが起きるっかなー。
PLより----------------------------------------------
アリサは罠探ししません。
意識が戻り、目の当たりにしたのは不思議な空間。
思考と六感が合致しない。 硬い寝台で微睡むような気分だ。
>『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
「ダグリオンと申す」
恭しく一礼したヒトへ名乗り返す。
何故かは解らぬが、今迄と違い彼女とは言語の通訳無しで話せる。
件の石像と似ているが。 その辺りは自分では判別出来無い故、深く考えない方が良いだろう。
レーヴの話した内容を、全て解する事は出来ぬが、
自分達(と各々が持つ書物?)はそろそろ夢から覚める頃合いらしい。
>『扉の奥には最後の鍵が待っています。
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
鷹揚に頷き、奥の闇へと足を進める。
僕は夢の住人では無いのだからな。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
ダグも罠判定致しません。 技能無いし柄でも無さそう故?
目が覚めたらまた不思議な場所にいました。周りを見渡すと皆の姿も確認できましたのでよかったです。 なんだか動かした腕の感覚に違和感を覚えます。
>『あら、ようこそ。
いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
>『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
「私はラキアス・アルフレッドと申します。」
こちらも頭を下げて礼をします。 おかしいですね。私の言葉では全く通じなかったのですが不思議とレーヴと名乗った女性?の話しが理解できますし通じます。
>『皆様、ここがどこかお分かりかしら。
ここは夢の中ですのよ。
霧の中の図書館が見る夢。
図書館は生きているのです――勿論呼吸をしているわけではないですが。
皆さんが歩んできた道程も全て書物が見ていた夢』
>『でも皆様もそしてこの図書館もそろそろ目覚めるとき。
そして目覚めるのは皆様が持っているその本も同じ。
その本は既に八つの物語を紡ぎ残りは二つの物語が完成されるのを待つのみですわ。
けれど、この世には夢や物語は無限に溢れています。
だから今こそその童話を真に目覚めさせること――それが我が主の望みなのですわ』
「いままでのも夢の中?へえ、だから不思議なことが起きてたんですね。」
>『扉の奥には最後の鍵が待っています
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
「おお?これどうなっているのでしょうか。ちょっと突っついてみましょう。」
興味本位に荷物の中から罠探知の棒を取り出してその闇の中に突っ込んでみます。 試しに買ってみたのと突くのにちょうどよかったのが本音です。 中でかき混ぜても特に感触はなし。本来の使い道の罠探知も反応なし。何もなかったのがちょっと残念です。
「うーん。何かあったりしないかな?って思っていたのですが。いや特にレーヴさんを疑っているわけではないんです。だだどうなっているのか気になっただけですよ。」
「よし、飛び込みます。」
罠探知の棒をカバンにしまい走り込みダイブしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLより
何もないとわかっていても好奇心で罠感知。 即ロストはないだろうけどレーヴとの関係に影響はありそうなのは間違いないだろうなあ
レスし忘れたけどラキアスに対するアルフの思い込み止めたくても頭の中だから止められないぜ(笑)
13:28:45 アイベックス@ラキアス 罠感知判定 2d6+7+1
Dice:2D6[2,3]+7+1=13
本だらけの部屋。
話に聞く図書館みたいだと思ってから、ここが図書館だと思い出した。
いや、本当にそうだろうか。
シィノたちが移動したのなら、ここは図書館ではないかもしれない。
風景が変わっただけなら、シィノたちはまだ図書館の中だ。
誰か来た。
きしみながら戸が開く。
>『あら、ようこそ。
> いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
レーヴ嬢と名乗った女性が言うに、ここは図書館の夢の中。
不思議だ。
夢なのに、こんなにも鮮明。
シィノの見る夢はもっと変で、起きた瞬間に何の夢だったかわからなくなることもあるのに。
建物と生きものでは、夢のありかたも違うものなのか。
そんなことを考えているあいだにも、レーヴ嬢の話は続く。
物語を目覚めさせるとは、どういうことか。
レーヴ嬢がひとつの扉を開く。
真っ暗だ。
目を凝らしたけれど、やはり暗い。暗いというか、黒い。
光の加減で暗いのとはわけが違う様子。
>『扉の奥には最後の鍵が待っています。
> さあ、どうぞお進みになってください。
> 勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
夢の中だから罠がない、とはどういう理屈かわかりかねるが、案内人が言うのだからそうなのだろう。
「行きますよ」
棒を手にして探っているラキアスに声をかけて脇を通り抜け、扉をくぐった。
目が覚める。いつの間にか気を失っていたようだ。
重く感じる腕を軽く動かしていると、扉がきしむ音と共に開いた。
>『あら、ようこそ。
いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
>『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
羽がついた女性が扉から入ってきた・・・・・・あの羽、さわり心地がよさそう
「・・・ハッ。え、えっと、私はラウラ。ラウラ・アルゲントゥムです」
ぎこちない動きで礼をする。いつの間にか羽に見とれてしまっていたようだ・・・
レーヴが言うにはさっきまでの事は夢で、今も夢の中にいる・・・らしい。
夢・・・だとしたら、私達はいつから夢の中だったのだろう。
図書館に入ったとき?それとも、図書館に入る前の森?
・・・いや、考えてもしょうがない。ここが夢だという事実は変わらない。
無駄なことを考えていると、レーヴさんが扉を開いた。
扉を覗き見る・・・が、暗い。何故だろう。暗いところなら見えるはずなのに・・・
>『扉の奥には最後の鍵が待っています。
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
・・・まぁ、先に進めばいいんだと自己満足してみる。
「・・・行って見ましょうか」
>「おお?これどうなっているのでしょうか。ちょっと突っついてみましょう。」
ラキアスが闇の中を探る。
そこには何もないようで何かがあるようで。
暗い先を見通せるはずの瞳でもその先に何があるのかわからない。
光がないのではない。
――黎く昏い何かが道を隠しているのだろうか。
>「うーん。何かあったりしないかな?って思っていたのですが。いや特にレーヴさんを疑っているわけではないんです。だだどうなっているのか気になっただけですよ。」
『好奇心を持って行動することも。
慎重に動くことも素敵だと思いますわ。
でも過ぎたるは及ばざるが如しという言葉をどうかお忘れなきよう。
何がわかるかわからないのが夢ですもの』
レーヴの言葉は単純に心配からくるものであって。
裏に隠された意味などはない。
冒険者たちが黒の中へと進んでいこうとすると。
『永久の夢もいずれ朝日が昇る頃には醒めるもの。
それはきっと暗闇の中の一筋の光のようにね』
意味のわからない言葉だけを耳に残して。
冒険者たちの姿は闇の中へと溶けていった。
* * *
どれくらいの距離や時間を歩いただろうか。
前も後ろも右も左も。
北も南も西も東もわからない。
上や下すらも曖昧な漆黒の中。
松明も光の魔法も働かない。
光の妖精もきらめかない。
四方八方全てが闇の中。
そのはずであったが――見間違いだろうか。
いや断じて見間違いではないだろう。
黒の中に一点の白が見えているのは。
その方向に向かえば、その全貌が見えてくる。
それは真っ白な部屋であった。
何も書かれていないキャンバスのような部屋の中。
パレットのように置かれているのは木製の本棚。
二段に分かれていて上の段は表紙をこちら側に向けて、
本が一冊入るかという程度の隙間が空いている。
よく調べればちょうどぴったりな本が見つかるだろう。
――想像通り、十の童話だ。
下の段は背表紙をこちら側に向けて本が幾つか入るかというところ。
棚の正面やや右寄りに青い色の本が既に差し込まれている。
見覚えのある――最初に見つけた本だ。
黒い闇の中を旅してきた冒険者たちが白い部屋の中に入ったとき。
いつの間にか各々の手に色とりどりの本が携えられていることに気がつくだろう。
アリサには黄色。
シィノヴィアには紫色。
ラキアスには緑色。
アルフェイトには藍色。
ダグリオンには赤色。
そしてラウラには橙色。
それぞれの本には表紙と同じ色の栞が挟まれている。
そこに記された文字もまた全て同一。
黄金色で記されたものは......。
『横書きの物語は左から右へ。
正しき未来を作り上げれば雲間を裂くように......。
再構成された物語が綴られ始めるだろう』
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
進行ですー!
ここが最後の分岐点。
といっても気張るほどのものじゃないですが!
闇の中は全ての手段で照らすことや見通すことができません。
見識判定もしくは探索判定が可能です。目標値は14。
成功すれば本棚のサイズについてよくわかります。
本はいつの間にか手の中にあります。
武器とかはいつの間にか鞘や荷物の中にインしちゃってます(・∋・)
まあ特に難しく考えず、お好きな行動をどうぞ!
『永久の夢もいずれ朝日が昇る頃には醒めるもの。
それはきっと暗闇の中の一筋の光のようにね』
「スグに忘れちマウしナー。」
起きたまま見るに限るぜ。
※※※※※
『ヴェス・ヴァスト・テ・リル。シャイ・テルア ― アレステル』
「・・・ダメっぽいナー。」
暗闇の中、アリサに照明魔術を使わせてみるが効果なっしん。
テクテク歩いてくしかねーや。めんどくせー。
※※※※※
しばらくすっと誰かが前方に部屋を見つけた。
「ホム。本棚ニこの本入れロって事ダーナ。」
何時の間にか、アリサが抱えてた黄本をポンポン叩く。
「デ、左カラ右ヘ起こった順に並ベロって事カー?」
なら、青橙赤紫緑黄藍・・・
「虹の並びダト、赤橙黄緑青藍紫だけどナー。ソッチ試したい奴イル?」
この最初から入ってる青本がジャストでその辺に入ってんだよなー。
「ラキー、マタ眼鏡アリサに貸してヤッテくレー。」
一先ず、気になってた青本の内容を確認すっかー。
PLより----------------------------------------------
ライトと見識判定。
01:11:51 悪根@アリサ/リリ ≫ ライト 2d6+9 <Dice:2D6[4,6]+9=19>
01:11:57 悪根@アリサ/リリ ≫ 見識判定:本棚 2d6+9 <Dice:2D6[4,2]+9=15>
成功。
一応、ラキアスに眼鏡借りて青本の中身も確認しておきます。
知らない言語だったら予備ダイス使ってトランスレイト使用。
01:23:44 悪根@アリサ/リリ ≫ 予備ダイス 6d6 <Dice:6D6[2,2,3,2,4,6]=19>
本は虹の順番に並べたとしたら・・・
赤:料理のレシピ探し(レシピ)
橙:童話の登場人物探し(童話)
黄:人形コンテスト(ファッション)
緑:植物医療(植物学)
青:入り口で石化してた(?)
藍:オーケストラ(楽譜)
紫:バイオハザード(神話)
うーん・・・特にしっくりはこない。
現状は、普通に青橙赤紫緑黄藍でいっかなー派。
アリサが青い本の中身を調べてみると、
図書館を訪れて読んだときとは少しだけ違う記述があった。
『世界の全てには物語がある。
空にだって勿論だ。
気分のよくなる晴れやかな青空。
どことなく憂鬱な曇り空。
淋しげな雨の空。
音もなく静かな雪の空。
感傷的な夕焼けの空。
ロマンチックな星空。
そして全てが終わり全てが始まる虹の空。
一つ一つの空の下で空の上でそして空の中で物語は紡がれる』
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
ほかに描写するタイミングがないので、アリサの行動へ短い返しを
<p> >『好奇心を持って行動することも。 慎重に動くことも素敵だと思いますわ。 でも過ぎたるは及ばざるが如しという言葉をどうかお忘れなきよう。 何がわかるかわからないのが夢ですもの』
「ご忠告ありがとうございます。頭のなかに入れておきますね。」
まさかレーヴさんに心配されるとは。まあ、素直に受け取ることにします。
>『永久の夢もいずれ朝日が昇る頃には醒めるもの。 それはきっと暗闇の中の一筋の光のようにね』
「?」 どういう意味かわかりませんが行けばわかるかもしれません。
「・・・・暗いです。」
>『ヴェス・ヴァスト・テ・リル。シャイ・テルア ― アレステル』
>「・・・ダメっぽいナー。」
中に入ってしばらく歩いている、そのはずですが、夜目が利くはずの私の目に映るのは何かがいるどころか明るい赤、黄色、オレンジがあるわけではなく暗い色の青、茶色、灰色、でもない黒というすべてを飲み込んでしまう色のみが支配する世界でした。 アリサさんが明かりを灯してみても黒はそれも飲み込んでしまいます。
不意打ち対策にマンゴーシュを片手に握りしめます。 どのくらい歩いたのかいえ、そもそも進んでいるのかどうかすらわかりません。それでも止まっていても何かが変わるわけでもありませんからただひたすらに歩くほかはないのです。 向こうに見えるぽつりとある白い何か。 レーヴさんがいっていたのはこのことだったんですね。
ーーーーーーーーーーーーーーー
>「ホム。本棚ニこの本入れロって事ダーナ。」
>何時の間にか、アリサが抱えてた黄本をポンポン叩く。
>「デ、左カラ右ヘ起こった順に並ベロって事カー?」
中に入れば、先ほどとは真逆の白の世界に木の本棚。 アリサさんが言うには順番に皆が手にしている本をいままで来た順番に並べていくといいそうです。 あれ?いつの間に本を握っていましたか?持った覚えがないのですが・・・。あ、ここはこの本入りそうです。
>「虹の並びダト、赤橙黄緑青藍紫だけどナー。ソッチ試したい奴イル?」
「いや、そのままでいいと思いますよ。レーヴさんの言葉が本当なら、私たちにここで難しいのは出さないかと。」
『だから今こそその童話を真に目覚めさせること――それが我が主の望みなのですわ』 主は誰?何者なのでしょうか?そういえば、まだ出て来ていないのは塔の上の少女と親指大の姫君でしたっけ?この次の物語を紡ぐと会えるかもしれませんね。
>「ラキー、マタ眼鏡アリサに貸してヤッテくレー。」
「はい、どうぞ。」
探索に再びかけていた眼鏡をアリサさんに渡します。 見た目はすこし変わっていますが、探索や文字の読み取り、戦闘時の的確な判断に関して優れています。 ゛双心人形゛二つ名の通り考え方の違う2つの心があるからこそ広い分野で活躍できるんだと思います。 だから戦闘しか能のない私にはありがたいんです。 足りない部分をカバーしてもらえる気分になれますから。 もちろんそれ以外もこなせるようにはやってはいるんですけど、上手いと呼べるものではありませんので。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー PLより
探索終了後にアリサに眼鏡を貸します。そのあとは皆を意見を聞いてから多数決で行動しようかなと。レーヴに心配されるとはおもわなかったw
03:26:17 アイベックス@ラキアス 探索判定 <code>2d6+7+1</code></p>
<samp>Dice:2D6[4,2]+7+1=14</samp>
夜目も利かぬ暗闇を唯々歩き続け、
着いた先はポツリと本棚が置かれた部屋だった。
何時の間にやら順手には赤の書物。
此れを本棚へ挿入しろという事だろう。
>「デ、左カラ右ヘ起こった順に並ベロって事カー?」
>「虹の並びダト、赤橙黄緑青藍紫だけどナー。ソッチ試したい奴イル?」
本の並べ順の事など僕には皆目見当が付かないが。
「こういう場合、既に挿入された青の書物の位置は変えない方が良いのか?」
端から青の書物が右寄りに据えられていた事は不可解だ。
こいつを左端へ寄せて良いのだろうか?
「......うむ。 よく解らん。
申し訳無いが全く役立てそうに無い」
まぁ何だ。
今の今迄、虹の並びも知らなかった故。
事柄の順番も曖昧ゆえ。
今になって先程の熱がぶり返して来た故。
この場は(も)周りに従った方が無難であろう、多分。
――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
挿入された青の書物に意味があるならば、虹の並び順でも良いのかなと思いますが、
特に深い考えは御座いません。
どちらでも為る様に成るでしょう、多分きっと。
虹の並びはPLも直ぐに思い浮かびません。
序でに熱もぶり返しそうです。
【追記】
先ずは通って来た順番で。
複数回試せるならば、通って来た順番→虹色の並び順 でお願い致します。
シィノの手には、はじめからそこにあったかのように、紫の本があった。
真白い部屋。
ここが図書館で、目の前に本棚がある。
シィノたちのもとには、本がある。
この図書館の本だ。
もとの場所に、返せばいい。
――――PL――――
入手順でいってみましょう。
だめなら虹色に並び替え。
22:07:23 紫乃@シィノ ≫ 探索 2d6+8 <Dice:2D6[2,5]+8=15>
白い部屋・・・さっきまで暗闇を歩いていた為、まぶしく感じる。
目を擦ろうと腕を持ち上げようとして、気づく。
いつの間にか橙の本を手にしていた。
この部屋にある本棚・・・そこに、本を収めればいいらしい。
・・・・・・いったい、どんな順番で?
くそ...悩んでも意味が無いことは分っているのに、悩んでしまう。
・・・とにかく、収めてみよう。悩んでいても仕方が無い・・・
-------------
PLより
手に入れた本の順番で入れてみましょうか・・・
その次、虹色の順番で・・・
23:00:22 Apple@ラウラ 探索 2d6+8 Dice:2D6[4,2]+8=14
「くぁぁぁぁ・・・よく寝た・・・って違ぇ、どこやここ?」
確かまた声が聞こえてきたと思ったらいきなり睡魔に襲われて、目が覚めたら違う場所。
とりあえず他のみんなもいるみたいやし、これくらいではもう驚かんけど。
場所は本棚もあるし一見やっと図書館っぽいけどやっぱり普通やないなぁ・・・。
>『あら、ようこそ。
いつの間にかいらっしゃっていたのですね』
ドアが開き現れたのは入り口にあった像とそっくりのディーラ。
「な・・・!?」
>『ああ、紹介が遅れまして申し訳ございません。
わたくし......この部屋の管理人であり偉大なる主の僕。
レーヴと申しますわ』
レーヴと名乗ったディーラはそう言って挨拶してきた。
が、物凄く違和感。
なんで俺の(親父の)出身地方の訛りで話しかけてくるんや!?
ディーラの例に漏れずごっつ美人やのに喋り方のせいで一気にオバハン臭が・・・。
せやけど基本魔法文明語かエルフ語を話すディーラがウチの地方のマイナー訛りを話すんも変や。
他のみんなはそんなに違和感感じてるような雰囲気でもないし、多分これはそうゆう翻訳かなんかの魔法なんやろ。
つーかそうであってくださいお願いします。
「アルフェイト・クロウや」
まだこのディーラが敵か味方かわからんが、みんなも自己紹介してるから俺も続いておいた。
>『皆様、ここがどこかお分かりかしら。
ここは夢の中ですのよ。
霧の中の図書館が見る夢。
図書館は生きているのです――勿論呼吸をしているわけではないですが。
皆さんが歩んできた道程も全て書物が見ていた夢』
夢か、なるほどねぇ。
確かに説明とこれまでの出来事を考えると辻褄が合うし、おそらく本当の事なんやろうな。
>『でも皆様もそしてこの図書館もそろそろ目覚めるとき。
そして目覚めるのは皆様が持っているその本も同じ。
その本は既に八つの物語を紡ぎ残りは二つの物語が完成されるのを待つのみですわ。
けれど、この世には夢や物語は無限に溢れています。
だから今こそその童話を真に目覚めさせること――それが我が主の望みなのですわ』
>『扉の奥には最後の鍵が待っています。
さあ、どうぞお進みになってください。
勿論罠などございませんわ――夢ですもの』
その理屈はよくわからんけどまぁここにいても始まらんか。
依頼を達成するにゃ進むしかあらへん。
>「行きますよ」
シィノっちがそういって闇の中を棒で探るラッキーの脇を抜けて進んでいく。
「やってさ、ラッキーも行こうで。」
俺もラッキーに声を掛けて扉をくぐった。
――――――――――――――――――――
扉をくぐった先はひたすらに闇一色。
>『ヴェス・ヴァスト・テ・リル。シャイ・テルア ― アレステル』
>「・・・ダメっぽいナー。」
アリサちゃんがライトを唱えるが効果がない。
「フラッシュライトも使えんなぁ。」
ついでにランタンやらたいまつも試してみたが無駄やった。
どうやらそうゆう空間みたいやなここは。
ディーラの言葉を信じるんやったら罠の類はないらしいけど、用心に越したことはないからバリイングミラージュは手にしておいた。
――――――――――――――――――――
しばらく歩き続けると暗闇の中に白い点が見えてきた。
そこに辿り着くとそこは一面真っ白の部屋やった。
部屋には二段の本棚。
上には十の童話。
下には青の本といくつかの隙間か・・・。
「っておろ?」
全然違和感が無くて気付かんかったけど、いつの間にか手に持ってた銃が消えて代わりに藍色の本があった。
他のみんなも各自が手に入れた本を持ってる。
>「ホム。本棚ニこの本入れロって事ダーナ。」
>「デ、左カラ右ヘ起こった順に並ベロって事カー?」
「うーん、まぁ単純に考えてそうやろうな。」
>「虹の並びダト、赤橙黄緑青藍紫だけどナー。ソッチ試したい奴イル?」
「あ、この7色って虹の色か。すげーなリリちゃんよく気ぃ付いたな。」
言われてみればそうやった。
ガキの頃は覚えてたけどこの歳になると虹とか意識せんからなぁ。
「とりあえずは反対意見も無いこっちゃし前者でええんやないか?」
――――――――――――――――――――
PLより
だー、本当に申し訳ないです、出張終わっても仕事プラス私用で大遅刻しました!
あまりにバタバタしすぎて一言板にすら報告忘れてました本当にすいません!
本の配列は手に入れた7色が虹と一緒って事で意味はありそうやけど、ヒントの文面見る限りでは手に入れた順番やないかと俺も思いますね。
ダメやったらダメな時に考えましょうってことで。
21:37:49 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 行使判定:フラッシュライト 2d6+10 <Dice:2D6[3,6]+10=19>
21:36:49 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 見識判定 2d6+10 <Dice:2D6[2,1]+10=13>
ちゃっかり見識判定ミスりやがったw
ここまで出目が良すぎたししかたないけどどうせ失敗するなら1ゾロ出とけよwww
白い部屋の中にある一つの本棚。
問題は手元にある七冊の本の並べ方か。
>「デ、左カラ右ヘ起こった順に並ベロって事カー?」
リリが提案するのは、冒険者たちが実際に経験した順番に。
左から右へと並べてみてはどうかというものであった。
>「いや、そのままでいいと思いますよ。レーヴさんの言葉が本当なら、私たちにここで難しいのは出さないかと。」
>「とりあえずは反対意見も無いこっちゃし前者でええんやないか?」
ラキアスとアルフェイトはリリの意見に同意する。
シイノヴィアとダグリオン、そしてラウラも特に反対意見はないようであった。
* * *
冒険者たちは各々の手にある本を適切な順番通りに嵌めて行く。
一番左に青、次に橙、そして赤。
さらに紫、並びに黄色、紫と来て――最後に藍。
上の段に十の童話を当て嵌めれば。
冒険者たちの最初の作業は完成だ。
――少し。ほんの少しの間、本棚の様子を眺めている冒険者たちに聞こえてくる声。
それは威厳のある男の声であった。
『子供心を忘れぬ素直な者たちよ。
永久に広がる童話の導きあれ......』
レーヴの言葉と同様に。
各々にとって違う言語で聞こえるその言葉。
どこから聞こえてくるのかわからないその言葉が途切れると同時に。
本棚の本が動き出して、飛び出した。
それぞれの表紙やページをまるで翼のように羽ばたかせて本たちは自在に飛ぶ。
本の尾のように後を線状に続いていくのは本と同じ色の光のライン。
まるで絵の具のように色濃い帯が、白い部屋を本棚をそして冒険者たちを染めていく。
幾らか部屋の中を彩りで包み終えた本たちはまるで役目を終えたように。
そして巣へと帰っていく鳥のようにある一点へと向かっていく。
――十の童話の嵌められたポイントへと。
七色の本は次々に童話に折り重なっていき。
その度に十の童話は飾られ、彩られていく。
最後の一冊――藍色の本が童話に重なり終えたあと。
そこにはより美しい装丁の本があった。
その名も"七色の童話集"。
七つの色を組み合わせればどんな色でも作り上げられる。
それは無限の、そして夢幻の象徴。
* * *
彩り溢れる中。
冒険者たちはその目で確かに見ただろうか。
高い塔の上からどこまでも伸びていく長い髪を。
花々や虫たちの中に見える親指ほどの姫君を。
「――て......」
見ているだけでお腹が膨れそうなお菓子の家を。
青い髭を生やした逞しく気位の高い男を。
「......みま――きてく......」
砂漠の中ランプから飛び出る魔神の姿を。
薔薇の咲く屋敷の中で暮らす美しい娘と野獣の姿を。
うさぎを追って穴の中へと落ちていく少女の姿を。
「皆さ......起きて――い」
仲の良い子豚たちを。
驢馬と犬、猫と鶏の群れを。
そして貧相な家鴨の子を。
――これは幻であろうか。
いや、幻ではないだろう。
これは......夢だ。
なぜなら冒険者たちは。
「すみません、皆様起きていただけますか?」
冒険者たちは眠りについていたのだから。
聞こえてくるのは知的な雰囲気の女性の声。
導かれるように夢は光の中に解けていく。
これは――覚醒の光。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
進行ですー!
順番通りに本を入れれば、無事に作動したみたいですね(*´∀`*)
あとは演出&演出&演出。
次回からエンディングへと向けて進ませていただきますので。
あと少し宜しくお願いしまーす!
「はい、どうぞ。」
「ウイー」
借りた眼鏡で確認した青本の中身は・・・空についてかー。
並びには多分、関係ねーなー。
「......うむ。 よく解らん。
申し訳無いが全く役立てそうに無い」
「マー、俺も深イ根拠あるワケじゃネーしナー。」
「とりあえずは反対意見も無いこっちゃし前者でええんやないか?」
「ソンじゃマー、ポチッとナー?」
本をセットしてさーどーなる?
※※※※※
童話は基本、フィクションだ。
だから数には限りねーし。
これからも増え続けるんだろー。
心の中に引き篭もって喋れなくなった女の子とかなー。
※※※※※
「すみません、皆様起きていただけますか?」
『・・・ウム。オハヨーだゼ、レーヴ。』
今度は図書館な図書館なんだろーなー?
PLより----------------------------------------------
エンディングだー!
剣の欠片は8つだっけ(気が早い
一人一つ振ると二つ余るから、ワシ三つ振っちゃっていいかのぉ?
俺、今回の獲得名誉点17以上行けばルシェロイネ覚えるんだ・・・
アリサが道程順に本を収め、摩訶不思議な光景を目の辺りにした後。
>「すみません、皆様起きていただけますか?」
誰かの声にムクリと起き上がる。
どうやら深く寝入っていたらしい。
「......うむ。 おはようございます」
如何にも良い夢を見ていたようだ。
溜まっていた疲労が軽くなり、マナは身体の隅々と臍の下に漲っている。
そして本日も元気だ。 ......覚られぬよう誤魔化すが。
「ところで。 貴方は誰だろうか?」
現世(うつしよ)と夢の境が曖昧ゆえ。
漠然と彼女へ言葉をぶつける。
若しくは未だ夢か。
よく解らぬが。
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PL(Bake)より:
彼女はレーヴなのか? と考える次第。
声しか聞こえていない故。
剣の欠片は振られていなければ。
威厳のある男性の声。この図書館の主でしょうか。
姿を確認しようと辺りを見渡します。その後名前や姿を聞いたことも見たこともないのが多いのですが、様々な物語の人物や建物が彩られていく世界を駆けていきました。
あ、お菓子!それもたくさんあります!お持ち帰りしたいって、ああ....行ってしまいました。
うう....夢の中では仕方ありません。あきらめます。
>「――て......」
>「......みま――きてく......」
>「皆さ......起きて――い」
>「すみません、皆様起きていただけますか?」
>『・・・ウム。オハヨーだゼ、レーヴ。』
>「......うむ。 おはようございます」
>「ところで。 貴方は誰だろうか?」
「へ?あ、はい。おはようございます。」
アリサさんとダクリオンさんは起きたようですが、シィノさんとアルフとラウラさんは寝ているようですね。
「シィノさん、シィノさん。起きて起きて。」
「アルフ、アルフ。起きて起きて。」
「ラウラさん。ラウラさん。起きてください。」
三人ともに肩をゆっさゆっさします。その後
声の主に質問します。
「えっと、ここも夢の中?それと失礼ですがどちら様でしょうか?」
声だけは女性です。レーヴさん?それとも別人?どうして姿を見せないのでしょうか。
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PLより
別人じゃないかなーと思っていたり
>『子供心を忘れぬ素直な者たちよ。
> 永久に広がる童話の導きあれ......』
本が飛んだ。
色々の尾をひきながら。
白い部屋が、瞬く間に染まっていく。
目に痛いほど鮮やかだ。
色彩と瞬きの合間に、たくさんの物語を見た気がした。
―*―*―*―
>「すみません、皆様起きていただけますか?」
>「シィノさん、シィノさん。起きて起きて。」
女性とラキアスの声に目が覚めた。
目が、覚めた。
シィノは眠っていたのか。
眠り、夢を見ていたのは図書館のほうだったはずだが。
シィノのものではないとはいえ、夢を見たのだから眠っていたのだろう。
状況がわからないので、ぼんやりと立って次の言葉を待った。
――――PL――――
私分の剣の欠片をアイベックスさんに任せます。
なので悪根さんが3つ振ってもOKッス。
>『子供心を忘れぬ素直な者たちよ。
永久に広がる童話の導きあれ......』
本棚に本を差し込むとそんな男の声が聞こえてきた。
それもレーヴの時とおんなじ感じでウチの地方の訛りで。
うん、やっぱこれってそうゆう魔法かなんかやな。
で、話し終わったと思った途端、本が飛び出した。
文字通りの意味で鳥や蝶みたいな感じで。
そんで巣に帰るみたいに十の童話に吸い込まれていった。
その光景を見る間、それとは別の光景が見えてきた。
こりゃ童話の一部の光景やろうか?
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>「すみません、皆様起きていただけますか?」
>「シィノさん、シィノさん。起きて起きて。」
女性の声とラッキーの声が聞こえる。
「ふぁれ・・・?」
どうやら寝てたみたいやけどいつの間に俺は寝てたんや?
つーかどっからどこまでが夢やったんや?
眠気を払うかのように頭を振ったけど・・・。
「あー、アカン・・・頭が回らへん・・・。
何がどうなったんか誰かわかる?」
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PLより
俺の分の剣の欠片もアイちゃんに任せた!
正直ダイス運を使い果たしてる感がするしorz
なんでル・リアン分のダイスは一任やでー♪
>『子供心を忘れぬ素直な者たちよ。
永久に広がる童話の導きあれ......』
男の声が聞こえる・・・・・・と同時に視界に色が付く。
たくさんの人や物が目に映る。
小さい姫、美しい女性と野獣...
まるで童話の世界に入ったようだ・・・色んな物に目移りしている自分がいる。
>「皆さ......起きて――い」
女性の声が聞こえる...無視してもう一度辺りを見渡す
ランプから出てきた魔神、ウサギと少女...
>「すみません、皆様起きていただけますか?」
・・・いや、もっと見ていたい。
仲のいい子豚たち...幾つかの動物たち...
>「ラウラさん。ラウラさん。起きてください。」
だから...いや、さっきまでの声とは違う、一体誰が・・・
目が、覚めた。
腕を上に伸ばす...うん、気持ちいい。
...夢を見ていたのだろうか。
「・・・おはようございます」
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PLより
欠片は振られて無ければー