2-月は揺れる
>「これをこうやって・・・あれ?」
ちょっと手間取ってしまったもののレオンハルトは薬草でミハイルの精神を癒そうとする。
>「ミハイルさん、レオンハルトさん、良ければ私も手伝いましょうか?
> 私も薬草の扱いは知っていますので。」
一方で同じく薬師としての知識を持つヴォリアも手伝うと話すと。
「もし僕のために使ってくれるんでしたら、それはとても助かります。
でもヴォリアさんも少しお疲れでしょう?
ヴォリアさんがご自身にお使いになられたいのならそれで構わないですよ」
ミハイルは自分に使ってもらえるなら嬉しいが。
それよりもヴォリア自身のことが気になるようだ。
一先ずの薬草を使い終えた後。
「ありがとうございます、レオンハルトさん。
またちょっと頑張れるような気がしてきました!
ううん、頑張らなくちゃ......いけませんよね」
ミハイルはぎゅっと杖を握る。
ここから先は空気が違う。
気を引き締めていかなければいけないだろう。
......と言っても。
>「だろうな。とどのつまり、冒険者なんてものは平穏で利口な生き方が出来ない阿呆共の事だ。
> なら、その道行きの先にあるのはろくでもないものに決まってる。
> 先にあるものが解っているなら後はどうにかするだけの事。どうにかできなきゃそれまでだ」
ザラックは気楽に構えているようだ。
彼には彼なりの人生観というものがあるのだろう。
「そういう考え方、僕も好きだな。
......僕も冒険者になってみてもよかったかもしれないね」
エミールはそんなザラックを多少気に入ったらしい。
――そんなこんなありながら、軽く準備を終えて冒険者たちは奥へと進む。
* * *
進んでいった先はどうやら居住区のようだった。
ただそこには明るさや優しさ、和やかさのようなものはなく。
漆黒の中で仄かに灯る青や紫の照明に彩られた不気味な世界だった。
「ここが......無限の探求者の拠点ですか。
僕も初めて見ました」
ミハイルはキョロキョロと内部の様子を伺う。
「僕らだって、来たのは初めてだし当然さ」
おそらく寝室などに続いているのだろうか。
左手の壁には幾つもの扉がある。
その内の少しは扉が開いたままになっている。
先ほどここから誰かが飛び出していったのだろうか。
一つ一つ部屋を探そうとすればとても膨大な時間がかかるだろう。
尤もこの空間は更に奥へ続いている。
こんな扉が開け放たれたままにされている場所にセシリアがいるとは考えにくいか。
――どしん。
突然向こう側から響く重い音。
その音を発生させた正体は――岩でできたゴーレムだった。
「ロックゴーレム......!
あれを使役するためには相当な腕前がないといけないはず......まさか」
ミハイルが目の前のゴーレムを見て身を竦ませる。
「まあ、ここからが本番ってことだろうね」
気楽な態度でごまかそうとするエミールだが、その表情の硬さは隠しきれていない。
そんな二人が見ている先――ゴーレムの傍に姿を現したのは。
「お久しぶり......裏切り者さんたち。
よく私たちの前に姿を表せたものね。
――殺されに来たの?」
ルーンフォークの黄色い髪をした女性と。
「前は殺すの失敗しちゃったからなー。
またチャンス巡ってきてラッキーじゃん。
な、アリスっち?」
短く切り揃えられた白い髪をしたシャドウの男性。
「苛つくからそういうこと言わないで。
あと名前もわざわざ呼ばないで」
アリスと呼ばれた女性は軽い調子の男の言葉に多少気が立っているようだ。
一方のミハイルはそんな二人を見つめている。
タビットなのでよくわかりにくいが......所謂怖い顔をしているのだろうか。
「アリス・ウィッパー。
指揮者の一人で"嗜虐者"の役を持つ者。
もう一人は......おそらく"暗殺者"。
その名前は確か――エッジ」
ミハイルは考え込みながら、ある名前を口に出す。
それは過去の記憶から導き出されたものなのだろうか。
「流石ね、ミハイル。
よく私たちのことをご存知でいらっしゃることで。
でもね......」
アリスの口が歪む。
それは悪魔のような微笑み。
「私たちは同じくらいあなたたちのことを知っているのよ?」
アリスが視線の先をずらす。
そこにいたのは三人の冒険者たちか。
「ねえ、知りたくないかしら?
この二人の知られたくない秘密について」
彼女は知っているのだという。
二人が隠している秘密を。
「ひゅー、さっすがはアリスっち!
今日もいい切れ味だぜー!」
他に音の聞こえない静かな空間の中で。
男――エッジの軽口だけが響く。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
新しいカテゴリに進めました。
次回からはこちらのカテゴリに投稿ください。
奥にはひと組の男女が待ち構えていました。
お供に【ロックゴーレム】を従えています。
ミハイルがいるので正体がわかります。
弱点及びアリスたちの情報については魔物知識判定を計3回どうぞ。
ちなみにアリスたちは魔物ではなく【生物型ギミック】扱いとなります。
その他の部分についてはお好きなように。
このカテゴリに記事を投稿する際は、
カテゴリ『2-月は揺れる』にチェックを入れて投稿してください。
しばらく進むとおそらくは居住区だと思われる場所に出た。
左手の壁に並んでいる扉はおそらく寝室などにつながっているのだろう。
「ここが......無限の探求者の拠点ですか。
僕も初めて見ました」「僕らだって、来たのは初めてだし当然さ」
「俺としては、どうも暮らす場所としては好みじゃないな。妙に薄暗いし」
と会話しながら進んでいると、突然重い音を響かせて岩で出来た巨体が姿を見せた。
「......どうやら、インテリアの趣味も合わないみたいだしな」
「ロックゴーレム......!
あれを使役するためには相当な腕前がないといけないはず......まさか」
そう言ったミハイルの視線を追ってみるとそこには、二つの人影。
「お久しぶり......裏切り者さんたち。
よく私たちの前に姿を表せたものね。
――殺されに来たの?」「前は殺すの失敗しちゃったからなー。
またチャンス巡ってきてラッキーじゃん。
な、アリスっち?」
ルーンフォークとシャドウ(同族)か......。
(あの組み合わせだと、突然明かりが消える仕掛けなんかがあるかもしれないな)
と、思いついた事を小声で周りに注意を促す。まあ、あるとも限らないが。
「アリス・ウィッパー。
指揮者の一人で"嗜虐者"の役を持つ者。
もう一人は......おそらく"暗殺者"。
その名前は確か――エッジ」
と、ミハイルがその二人の者と思われる名を出す。
そして、それに反応してアリスと呼ばれたルーンフォークの女が笑みを浮かべながらこちらを見た。
「流石ね、ミハイル。
よく私たちのことをご存知でいらっしゃることで。
でもね......」「私たちは同じくらいあなたたちのことを知っているのよ?」
「ねえ、知りたくないかしら?
この二人の知られたくない秘密について」
「いや......別にどーでも」
と、相手の言葉につい反射的に答えてしまった。
なので、頬をかきながらそのまま言葉を重ねる。
「まず、あくまで俺達はカイル・ヴォルディークの依頼を受けた冒険者にすぎず、依頼人の家臣である彼らに直接的な繋がりは無い。その二人にどんな秘密があろうとそれは彼らの雇い主であるカイル・ヴォルディークとの問題であり、俺達がやるべき事が変わるわけじゃ無い。
そして、彼らとは今日会ったばかりで過去の事情にいちいち興味を抱くほど親しいわけでも無い。
要するに、元々過去や秘密を知ったからと言ってどうこうなる程に深い関係じゃあない。
知りたくないか?なんて言われても......なあ?」
と、レオンハルトとヴォリアの二人に目をやる。
正直な話、別に関係ないと思うんだが......俺の感覚がおかしいのか?
―――――――――――――――――――――――――――――――
PLより。
ザラックは割と本気で戸惑ってますw
彼にとって依頼人との関係はあくまでビジネスライクなものなので。
12:16:52 N2@ザラック 【ロックゴーレム】魔物知識判定 2d6
Dice:2D6[1,2]=3
12:18:01 N2@ザラック 【アリス・ウィッパー】魔物知識判定 2d6
Dice:2D6[1,5]=6
12:18:27 N2@ザラック 【エッジ】魔物知識判定 2d6
Dice:2D6[5,1]=6
回復を終え、進んだ先は青や紫の明かりに照らされた居住区のようなところだった。件のメティシエカルト集団が魔改造した結果のようだ。個人的にはもう少し明るいほうが好みなのだが。
>「ここが......無限の探求者の拠点ですか。
> 僕も初めて見ました」
>「僕らだって、来たのは初めてだし当然さ」
>「俺としては、どうも暮らす場所としては好みじゃないな。妙に薄暗いし」
「同感です。こんなところに住んでいたら心まで暗くなってしまいそうだ。やっぱり太陽の光って偉大ですね。」
などと他愛の無い会話をしていると、正面から巨大な石の人形が姿を現した。所謂一つのゴーレムって奴だろうか。
>「ロックゴーレム......!
> あれを使役するためには相当な腕前がないといけないはず......まさか」
ロックゴーレムと言うのか。そのまんまなネーミングだ。
「ここの番兵ですか。なかなか耐久力が有りそうですね。私とどちらが硬いかな?」
全てが石でできているということは耐久力は言わずもがな高いだろう。あれだけの体積の石だ。その重量はそれだけでも脅威。さて、どうなることやら。
また、その後ろには二人の人影が。一人はルーンフォーク、もう一人はシャドウだ。発言からしてミハイル氏とエミール氏の知り合いのようだが、これだけ煽ってくるということはいい関係ではないだろう。『裏切り者』という言葉も含めて。
>「アリス・ウィッパー。
> 指揮者の一人で"嗜虐者"の役を持つ者。
> もう一人は......おそらく"暗殺者"。
> その名前は確か――エッジ」
「"嗜虐者"と"暗殺者"とは、中々趣味のいい二つ名ですね。」
本物の暗殺者が正面から出てくるとは考えにくい。おそらく搦め手で来るのだろう。気をつけなければ後衛に突破されかねない。
>「ねえ、知りたくないかしら?
> この二人の知られたくない秘密について」
アリスと言うルーンフォークが言ってきた質問。二人の知られたくない秘密。それについては先にザラック氏が答える。
>「いや......別にどーでも」
>「まず、あくまで俺達はカイル・ヴォルディークの依頼を受けた冒険者にすぎず、依頼人の家臣である彼らに直接的な繋がりは無い。その二人にどんな秘密があろうとそれは彼らの雇い主であるカイル・ヴォルディークとの問題であり、俺達がやるべき事が変わるわけじゃ無い。
> そして、彼らとは今日会ったばかりで過去の事情にいちいち興味を抱くほど親しいわけでも無い。
> 要するに、元々過去や秘密を知ったからと言ってどうこうなる程に深い関係じゃあない。
> 知りたくないか?なんて言われても......なあ?」
「先ほどの裏切り者発言から見てもどうせ『もともと私達の仲間でした』とかそういう話でしょう?
大体こういうときに敵から言ってくる情報提供なんてものはこちらの不和をあおるための話でしかないんですよ。
よって聞いてあげる必要なし!」
スティールブロウを手に持って2人に向ける。くだらない虚言妄言に付き合っている暇は無い。
「その話は全てが終わってからゆっくり話しますから、貴方達は早急に信じる神の御許へ行って下さい。」
---PL---
文章を長くするのが苦手だと改めて思う今日この頃。
レオンハルトはこの会話を時間稼ぎだとしか思ってないです。
そして案の定まもちは失敗。1ゾロは出なかった。
瑛龍@レオ : まもち:ロックゴーレム 2D6 → 2 + 1 = 3 (04/04-20:40:26)
瑛龍@レオ : まもち:アリス 2D6 → 3 + 3 = 6 (04/04-20:40:34)
瑛龍@レオ : まもち:エッジ 2D6 → 3 + 4 = 7 (04/04-20:40:42)
「もし僕のために使ってくれるんでしたら、それはとても助かります。
でもヴォリアさんも少しお疲れでしょう?
ヴォリアさんがご自身にお使いになられたいのならそれで構わないですよ」
どうやら自分の疲れも見抜かれてしまったようだ。
「わかった。ミハイルさんも無理はなさらずに。」
そう言って魔香草を焚く。
準備はできた。後は進むのみ。
= = = = = = =
たどり着いた先は薄暗い空間だった。
扉が無数にあるという事はその先に部屋があるのだろうか。
「ここが......無限の探求者の拠点ですか。
僕も初めて見ました」
「僕らだって、来たのは初めてだし当然さ」
「俺としては、どうも暮らす場所としては好みじゃないな。妙に薄暗いし」
「同感です。こんなところに住んでいたら心まで暗くなってしまいそうだ。
やっぱり太陽の光って偉大ですね。」
「元々はシーンの神殿と考えれば、どこか納得できるが。
それに、不死者にとっては太陽は忌むべき光かもしれないぞ。」
そんなことを話していると、突如地が揺れた。
そして目の前に岩が現れる。...いや、あれは
「ロックゴーレム......!
あれを使役するためには相当な腕前がないといけないはず......まさか」
そう思うと同時にミハイルが同じ結論を言う。
「使役...?」
"使役されている"という一点を除いて。
「お久しぶり......裏切り者さんたち。
よく私たちの前に姿を表せたものね。
――殺されに来たの?」
「前は殺すの失敗しちゃったからなー。
またチャンス巡ってきてラッキーじゃん。
な、アリスっち?」
そう言いながら出てきたのはルーンフォークの女性とシャドウの男性。
どちらかがこのゴーレムを使役しているのだろう。
ミハイルが言うには"嗜虐者"と"暗殺者"だそうだ。
そして過去に関連があり、色々と知っているらしい。
「ねえ、知りたくないかしら?
この二人の知られたくない秘密について」
「いや......別にどーでも」
そう即答したのはザラックだ。
「要するに、元々過去や秘密を知ったからと言ってどうこうなる程に深い関係じゃあない。
知りたくないか?なんて言われても......なあ?」
「先ほどの裏切り者発言から見てもどうせ『もともと私達の仲間でした』とかそういう話でしょう?」
レオンハルトも続く。二人とも聞く耳持たずといったところだ。まぁ俺も似たようなものだが。
"裏切った"という事は、元々仲間で今は敵だという事だ。現に今暴力の塊を引き連れてこうやって対峙している。
だが、元々は仲間だったという話はあまり放っておきたくない。
「エミールさん、ミハイルさん。聞く必要はなさそうですが確認だけ。
今から貴方達の元仲間を倒す......場合によっては殺すことになるでしょう。それでも宜しいですか?
もし貴方達が戦いにくいと言うなら俺達が戦う、殺さないで欲しいのなら最大限留意する。
勿論、こいつは生かしておけないと言うなら共に全力で戦いましょう。
俺達は依頼を受けた冒険者です。そうする義務がある。」
ひとしきり言い終わって、エミールとミハイルを見る。そして
「あぁ、でも義務は少し言い過ぎですかね?」
そう最後に付け加えた。
// PL ==============
依頼を受けた冒険者の義務は何処までなんだろうという単純な疑問が。
ヴォリアは最大限エミールとミハイルに合わせます。宣言通りに。
少々ザラックとレオンハルトを巻き込む言い回しなのはご容赦を...
判定はアリスだけ微妙な値になってしまった...
ここは指輪割らずに温存です。
23:48:52 ヴォリア@0Δ まもちき(ロックゴーレム) 2d6+5 Dice:2D6[6,3]+5=14
23:48:38 ヴォリア@0Δ まもちき(アリス) 2d6+5 Dice:2D6[4,2]+5=11
23:48:26 ヴォリア@0Δ まもちき(エッジ) 2d6+5 Dice:2D6[6,4]+5=15
>「いや......別にどーでも」
一番最初に口から出てきたのはザラックの言葉だった。
その反応に若干アリスは苛立ったような顔をする。
......一方のエッジはそんなアリスを見て面白そうにしていたが。
そしてザラックは頬を掻きながら続ける。
自分たちとミハイルやエミールはただの冒険者と依頼人としての関係しかないと。
だから別に秘密があろうとなかろうと何も関係がないのだ、と。
>「先ほどの裏切り者発言から見てもどうせ『もともと私達の仲間でした』とかそういう話でしょう?
> 大体こういうときに敵から言ってくる情報提供なんてものはこちらの不和をあおるための話でしかないんですよ。
> よって聞いてあげる必要なし!」
同様にレオンハルトは彼女たちの話はただの時間稼ぎに過ぎないと断じる。
エッジが楽しそうに口笛をぴゅうと吹いた。
一方でヴォリアはミハイルとエミールに尋ねる。
彼女たちは仲間であったのかどうか。
彼女たちをどうしたいのか......と。
「あんな趣味の悪い奴らが僕たちの仲間なわけないだろう?
遠慮も何も要らないさ。
いや、むしろ遠慮している暇なんてないだろうね」
エミール曰く彼らとアリスたちは別に仲間ではないようだ。
ミハイルもうんうんと頷く。
「そうね......あんたたちの想像してる通り。
こいつらはね、あたしたちと同じ組織に所属していたのよ。
と言っても夢幻楽団っていう傍系の方だから、確かに直接的な仲間じゃないけど」
アリスの口調が次第に粗雑で刺々しくなる。
どちらかというとこれが彼女の本当の姿だろう。
「でもね......こいつらは確かに悪も悪、悪者なわけ。
誰だっけ、ここに閉じ込めてる奴......アリシス?
んー、まあ、いいや。
そいつがあたしたちに攫われる切っ掛けになったのは......こいつらのせいなわけ。
こいつらが連れてきたのよ、あたしらのところにね」
アリスが話している間ミハイルとエミールは黙り込んでいる。
是とも非とも言いはしない。
「そんな奴らが今更助けに来たとか意味わからなくない?
あたしはマジで意味わかんないと思うわ。
あんたたちもそう思うでしょ?」
オーバー気味のジェスチャーでアリスはマシンガンのように言葉を続ける。
「そこでさ、提案があるんだけどよかったら聞いてくれない?
あたしらはね、別に閉じ込めてる奴がどうなろうと知ったことじゃないの。
それにぶっちゃけあんたら三人にも全く興味はないわ。
だから......さっさと奥に行っちゃいなよ、もう時間ないし?
でもね、ただ一つだけ条件がある。
――こいつらはここに置いていって」
ミハイルのモフモフとした毛に包まれた身体が竦むのが見える。
「あんたたちもこいつらなんて信用できないでしょ?
あの頭だけ硬そうなカイルというお坊ちゃんも騙されてるだけ。
だから置いて行っちゃいなよ。
そしたらあたしらが殺しちゃうから。
言うこと聞いたほうがいいと思うわよ。
もし言うこと聞けないなら......」
ロックゴーレムがその重たい身体を前に進める。
「あんたたちで思いっきり遊んであげちゃうから。
もしかしなくても死んじゃうくらいにね......!」
彼女が取り出したのは細く長い漆黒の鞭だった。
どうやら発動体として加工されているように見える。
「アリスっちは本気で怖いからな。
お前らも逃げたほうが身のためだぜー。
ほうら、ばいばいのばい、っと!」
エッジはまだ武器を抜いてはいない。
だがいざ戦いになればその軽やかそうな身のこなしで、剣を抜くのは容易だろう。
そんな二人を前にして、冒険者の方を振り向かずにミハイルは言う。
「僕は皆さんがどんなどんな決断をしようと止めませんし。
......恨んだりもしません。
僕が憎むべきなのは、僕の過去なんですから。
でも......」
ミハイルの声はどう聞いても震えて聞こえるだろう。
「でも、僕たちはどうなってもいいのでカイルさんとオレット......。
そしてア......ううん、セシリアさんは助けてあげてください」
ミハイルはただ前だけを見ていた。
「まあ、そうだね。
......それだけで僕らは十分だ」
エミールもそう話す中、決断するのは冒険者たちだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
進行ですー!
【NPC:男性】に【エッジ・アサシネイト】を
【NPC:女性】に【アリス・ウィッパー】を登録しておきます。
また【分類:組織】に【夢幻楽団】を、
【分類:秘密】に【ミハイルとエミールの過去】を登録しておきます。
この時点でレオンハルトのSQは達成となります。
アリスは三人だけなら通るならお好きにどうぞ、と言っています。
皆さんは皆さんは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・二人を置いていく
・二人を置いていかない
二人を置いていった場合、戦闘をせずに奥の方へ進むことができます。
その場合二人だけで戦闘になるでしょう。
二人を置いていかない場合は、戦闘になります。
戦闘は《オート戦闘形式(ver2)》を使用します。
魔物知識判定の結果は下記になります。
============================
【"嗜虐者"アリス・ウィッパー】
○基本能力
種類:生物型ギミック 知名度:10
物理GP:1 魔法GP:1
回避:9(16) 抵抗:12(19) 移動:10
○特殊能力
〆躁霊魔法限定10レベル/魔力14(21)
《弱体》に分類される魔法しか使用しません。
また魔法を使用してもMPを消費しませんが、一度に拡大できる数は2体までです。
使用する魔法は【ダーク・ミスト】【フォビドゥン・マジック】【ポイズン・クラウド】
【スタン・クラウド】【バインド・オペレーション】のみです。
○☑〆魔法適性
戦闘特技《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大/数・範囲》を習得しています。
○緊急退避
全てのGPが0になったとき、及びギミック以外の魔物が戦場にいなくなったとき、
戦場から離脱します。
離脱宣言は必要なく、移動距離を無視します。
============================
【"暗殺者"エッジ・アサシネイト】
○基本能力
種類:生物型ギミック 知名度:10
物理GP:1 魔法GP:2
回避:13(20) 抵抗:13(20) 移動:20
○特殊能力
☑〆挑発攻撃Ⅱ/14(21)/回避力/消滅
乱戦内にいる任意の1体に「2d+12」のダメージを与える攻撃を行います。
攻撃が命中した場合、対象は《挑発攻撃Ⅱ》の効果を受けます。
詳細はPCの習得できる《挑発攻撃Ⅱ》と同様に扱います。
○割と本気
敵側の先制値が19になります。
○緊急退避
全てのGPが0になったとき、及びギミック以外の魔物が戦場にいなくなったとき、
戦場から離脱します。
離脱宣言は必要なく、移動距離を無視します。
===========================
現在敵側にはアリス、エッジ、そしてロックゴーレム一体がおります。
位置は以下のようになっております。
ア・エ 5m ロ 10m PC前衛 5m PC後衛
戦闘の発生に対し、皆様は必ず以下の4つを行ってください。
・PCの位置が前衛か後衛かの決定
・先制判定用ダイス(目標値19)
・6つの戦闘スタイルから1つの選択
・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個
カスタム行動で以下のようなものをご記述いただいても構いません。
・敵キャラクターを狙う順番
・より詳細なPC初期位置(前衛から後衛の間に限る)
・状況毎の詳細な行動(選択したスタイルより優先します)
・PCの行動順
エミールは《防御》を選択します。
カスタム行動として以下の4つを設定します。
・一番残りHPの多い敵キャラクターに《挑発攻撃Ⅱ》を使用する。
・残りHPが8以下の敵キャラクターがいれば止めを刺す。
・回避力が低下しているときは《挑発攻撃Ⅱ》を使用しない。
・アリスを攻撃する方針の場合ダガーを投擲します。
ミハイルは《強化》を選択します。
カスタム行動として以下の4つを設定します。
・防御や抵抗を上昇させる魔法を優先的に使用します。
・残りHPが15以下の味方キャラクターに対して《アース・ヒール》を使用します。
・HPが10以下の敵キャラクターに対して《エネルギー・ボルト》を使用します。
・エッジを攻撃する方針の場合攻撃魔法を行使します。
勝利条件は【全てのギミックのGPを0にする】もしくは、
【ギミック以外の全ての魔物のHPを0以下にする】です。
他に何かございましたらご自由にどうぞ!
「そこでさ、提案があるんだけどよかったら聞いてくれない?
あたしらはね、別に閉じ込めてる奴がどうなろうと知ったことじゃないの。
それにぶっちゃけあんたら三人にも全く興味はないわ。
だから......さっさと奥に行っちゃいなよ、もう時間ないし?
でもね、ただ一つだけ条件がある。
――こいつらはここに置いていって」
......成程。要するに、この二人は無限の探求者の協力者であって、構成員ではない......と言う事か。
あくまでも自分たちの目的が優先である、と。
「確かに、俺たちの受けた依頼は特定人物の奪還であって敵勢力の殲滅ではない。
彼ら二人とあんたらの因縁に俺たちは関係ない以上、その条件は確かに悪くないように思える」
そう、確かにその条件は一見シンプルな名案に思える。
救出対象の状況が分からない以上は一刻も早く行動するに越したことは無いのだから。
「だが、あいにくとその案には二つ程問題点がある」
が、しかしだ。だからと言ってその条件をそのまま呑めるかは別問題だ。
「冒険者ってのはサービス業だからな。依頼人の意向は可能な限り呑むべきなわけだ。
で、今回の依頼人であるカイル・ヴォルディークからはその二人も含めて「生き抜いてやり遂げて欲しい」って言われたものでね。ここで置いてくってわけにゃいかねーんだ。何かそこの二人ともセシリアさんが助かれば自分はどうなってもいいみたいな空気になってるけどさ、その辺も考えて行動しようぜ。虎穴に入らざれば虎子を得ずってのも一つの真理ではあるがよ、そも何のために虎子を求めているのか、を忘れちゃ本末転倒だ」
と、後半は何か勝手に覚悟を決めてる雰囲気の二人に対して言葉を投げる。
それで、依頼人の不興を買う事になったらこっちが困るんだが。
「んで、二つ目の問題点だが単純な話、お前らが背後から俺たちを襲わないって保証が無い。口約束一つで背中を晒せるほど俺たち仲良くないと思うんだが」
そう言ってハンマーを肩に担ぎ相手を見やる。
結局のところ、道理的にも実利的にもここでやらざるを得ないだろう。
「そんなわけで、その案は却下だ。悪いな、アリスっち」
―――――――――――――――――――――――――――――――
PLより。
立ち位置は前衛。戦闘スタイルは《猛攻》で。
どのみちザラックはロックゴーレムを狙うしかなさそうですね。
ちょっと悩みましたが、相手の防護点が高いので打点の落ちる《薙ぎ払いI》は使いません。
補助動作で《パラライズミスト》のAを投げた後は突きで攻撃。攻撃対象への効果が切れたらかけ直し、Aランクカードを4枚使った後はBに切り替えて振りで。
12:55:38 N2@ザラック 先制判定 2d6+10
Dice:2D6[1,5]+10=16
12:54:23 N2@ザラック 戦闘用ダイス1 2d6
Dice:2D6[3,3]=6
12:54:16 N2@ザラック 戦闘用ダイス2 2d6
Dice:2D6[4,4]=8
12:54:09 N2@ザラック 戦闘用ダイス3 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:54:03 N2@ザラック 戦闘用ダイス4 2d6
Dice:2D6[1,5]=6
12:53:55 N2@ザラック 戦闘用ダイス5 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:53:48 N2@ザラック 戦闘用ダイス6 2d6
Dice:2D6[4,3]=7
12:53:42 N2@ザラック 戦闘用ダイス7 2d6
Dice:2D6[4,1]=5
12:53:34 N2@ザラック 戦闘用ダイス8 2d6
Dice:2D6[3,2]=5
12:53:26 N2@ザラック 戦闘用ダイス9 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:53:19 N2@ザラック 戦闘用ダイス10 2d6
Dice:2D6[4,1]=5
12:53:12 N2@ザラック 戦闘用ダイス11 2d6
Dice:2D6[6,3]=9
12:53:06 N2@ザラック 戦闘用ダイス12 2d6
Dice:2D6[6,3]=9
12:53:01 N2@ザラック 戦闘用ダイス13 2d6
Dice:2D6[3,3]=6
12:52:54 N2@ザラック 戦闘用ダイス14 2d6
Dice:2D6[1,5]=6
12:52:43 N2@ザラック 戦闘用ダイス15 2d6
Dice:2D6[4,6]=10
秘密と言うのは、要するに元同僚だったということらしい。ここを占拠している連中とは違うところの所属だということは少し予想外だったが、まあ概ね想像通りだった。
ついでに、誘拐したのはこの二人だという話ではあるが、そんな話を真に受けていては何も出来ないので無視することにする。名前すらまともに覚えていないみたいだし。
「そこでさ、提案があるんだけどよかったら聞いてくれない?
あたしらはね、別に閉じ込めてる奴がどうなろうと知ったことじゃないの。
それにぶっちゃけあんたら三人にも全く興味はないわ。
だから......さっさと奥に行っちゃいなよ、もう時間ないし?
でもね、ただ一つだけ条件がある。
――こいつらはここに置いていって」「アリスっちは本気で怖いからな。
お前らも逃げたほうが身のためだぜー。
ほうら、ばいばいのばい、っと!」
そして提案と称して何を言い出すかと思えば『二人を置いていけ』とは。確実に組織への裏切り行為で懲罰案件だろうに。十中八九罠だと考えたほうが無難だろう。
「んで、二つ目の問題点だが単純な話、お前らが背後から俺たちを襲わないって保証が無い。口約束一つで背中を晒せるほど俺たち仲良くないと思うんだが」
「同感ですね。こちらを分断して各個撃破する作戦と見ました。」
「そんなわけで、その案は却下だ。悪いな、アリスっち」
「お手数ですが少し私達と遊んでいってくださいね、アリスっち。」
と、ザラック氏に続いてあおりを入れてみたものの・・・聞いた話だとどちらもはるかに格上。まともに戦っても勝ち目は無いか。あまり本気を出す気がなさそうなのが一つの突破口になりそうだけど。
(これは、ここで死ぬかな?)
覚悟を決めなければいけない時が来たのかもしれない。予想よりも随分と早かったし、相手が宗教カルトとも思っていなかったけど。だが、自暴自棄になるつもりも無い。
(やってみるさ。燃え尽きるまで、な。)
---PL---
ギミックと言うことになってはいるけれど、NPCとしてみればアリスエッジは共に10レベル程度の腕前と判断してRP。
戦闘は私もロックゴーレム狙いで行きます。
開始位置:前衛
スタイル:防御
カスタム行動
かばう対象はエミールを優先します。が、エッジの攻撃対象がエミール優先でないならば(無いとわかったならば)、かばう対象を一番回避力の低い対象優先に変更します。
また、HPが半分以下になった味方が乱戦内にいる場合、優先的にかばいます。
自身のHPが半分以下になった場合、ヒーリングポーション+1を使用します。
開幕【ビートルスキン】【メディテーション】を使用します。この時、自身のMPと魔晶石を均等に使用します。この二つの練技は戦闘終了まで維持します。
HPが半分以上あり、ロックゴーレムの攻撃がこちらに来た場合、決死の鉢巻を使用して《捨て身カウンター》を宣言します。
瑛龍@レオ : 先制判定 2D6 → 4 + 6 = 10 (04/09-20:30:49)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス1 2D6 → 4 + 4 = 8 (04/09-20:33:17)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス2 2D6 → 3 + 6 = 9 (04/09-20:33:13)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス3 2D6 → 6 + 2 = 8 (04/09-20:33:09)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス4 2D6 → 3 + 5 = 8 (04/09-20:33:04)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス5 2D6 → 2 + 1 = 3 (04/09-20:33:00)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス6 2D6 → 3 + 3 = 6 (04/09-20:32:56)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス7 2D6 → 4 + 5 = 9 (04/09-20:32:52)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス8 2D6 → 5 + 2 = 7 (04/09-20:32:47)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス9 2D6 → 6 + 3 = 9 (04/09-20:32:42)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス10 2D6 → 5 + 1 = 6 (04/09-20:32:35)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス11 2D6 → 1 + 2 = 3 (04/09-20:32:30)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス12 2D6 → 5 + 4 = 9 (04/09-20:32:24)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス13 2D6 → 6 + 1 = 7 (04/09-20:32:00)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス14 2D6 → 5 + 4 = 9 (04/09-20:31:55)
瑛龍@レオ : 戦闘ダイス15 2D6 → 4 + 1 = 5 (04/09-20:31:43)
「あんな趣味の悪い奴らが僕たちの仲間なわけないだろう?
遠慮も何も要らないさ。
いや、むしろ遠慮している暇なんてないだろうね」
俺の杞憂には、予想通りの返答が返ってきた。
「どうやら、いらぬ心配だったみたいだな。変なことを言ってすまなかった。」
そんな事耳にしていないかのようにアリスが続ける。
「そこでさ、提案があるんだけどよかったら聞いてくれない?
......さっさと奥に行っちゃいなよ、もう時間ないし?
でもね、ただ一つだけ条件がある。
――こいつらはここに置いていって」
つまり、用があるのはエミールとミハイルだけで、俺達がどうしようと構わないらしい。
俺達三人であれば、そこを勝手に抜けていいと。
確かにノーダメージ、ノーウエイトで突破できることは最良の結果を招くだろう。
「僕は皆さんがどんなどんな決断をしようと止めませんし。
......恨んだりもしません。
僕が憎むべきなのは、僕の過去なんですから。
でも......」
「でも、僕たちはどうなってもいいのでカイルさんとオレット......。
そしてア......ううん、セシリアさんは助けてあげてください」
「まあ、そうだね。
......それだけで僕らは十分だ」
エミールとミハイルもそうして良いと言っている。
が、元よりそんな考えなどない。
「虎穴に入らざれば虎子を得ずってのも一つの真理ではあるがよ、そも何のために虎子を求めているのか、を忘れちゃ本末転倒だ」
「同感ですね。こちらを分断して各個撃破する作戦と見ました。」
「そんなわけで、その案は却下だ。悪いな、アリスっち」
「お手数ですが少し私達と遊んでいってくださいね、アリスっち。」
ザラックとレオンハルトがそう言って戦闘態勢を取る。
語尾はジョークだろう。なら、少しのっかってみるか。
「さて、言いたいことはそれだけですか?アリスっち。
こっちの確認は済んだので、後は宣言通りです。
ミハイルさん、エミールさん、共に全力で戦いましょう。
...さて、レオンハルト、ザラック、どいつ狙いで?」
そう言って戦闘態勢を取る。
それにこの二人、どうやら手抜きは要らないようだし。
// PL ==============
アリスっちの顔はこの後どうなるのか気になって仕方ないPLです。
戦闘ターゲットはレオ、ザラックの二人に合わせます。
・後衛 / 猛攻
攻撃の場合、積極的に2倍拡大シュートアローを使用。
魔晶石は2個まで、消極的に使用。
味方いずれかのHPが半分以下になった場合はスタイルを回復に変更します。
22:30:47 0Δ@ヴォリア 先制 2d6 Dice:2D6[4,1]=5
22:31:07 0Δ@ヴォリア 戦闘01 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
22:31:25 0Δ@ヴォリア 戦闘02 2d6 Dice:2D6[1,5]=6
22:31:30 0Δ@ヴォリア 戦闘03 2d6 Dice:2D6[1,2]=3
22:31:35 0Δ@ヴォリア 戦闘04 2d6 Dice:2D6[6,6]=12
22:31:41 0Δ@ヴォリア 戦闘05 2d6 Dice:2D6[6,2]=8
22:31:44 0Δ@ヴォリア 戦闘06 2d6 Dice:2D6[5,6]=11
22:31:48 0Δ@ヴォリア 戦闘07 2d6 Dice:2D6[5,5]=10
22:31:51 0Δ@ヴォリア 戦闘08 2d6 Dice:2D6[6,1]=7
22:31:55 0Δ@ヴォリア 戦闘09 2d6 Dice:2D6[1,4]=5
22:31:59 0Δ@ヴォリア 戦闘10 2d6 Dice:2D6[4,2]=6
22:32:02 0Δ@ヴォリア 戦闘11 2d6 Dice:2D6[3,2]=5
22:32:05 0Δ@ヴォリア 戦闘12 2d6 Dice:2D6[4,1]=5
22:32:07 0Δ@ヴォリア 戦闘13 2d6 Dice:2D6[6,4]=10
22:32:09 0Δ@ヴォリア 戦闘14 2d6 Dice:2D6[5,5]=10
22:32:11 0Δ@ヴォリア 戦闘15 2d6 Dice:2D6[5,3]=8
22:33:49 0Δ@ヴォリア 夢幻楽団 見識判定 2d+5 Dice:2D6[5,3]+5=13
アリスの提案。
それはミハイルとエミールを置いていけば先へ進ませてやるというものだった。
――それに対して冒険者たちの答えは。
>「確かに、俺たちの受けた依頼は特定人物の奪還であって敵勢力の殲滅ではない。
> 彼ら二人とあんたらの因縁に俺たちは関係ない以上、その条件は確かに悪くないように思える」
まずザラックが少しは乗り気であるかの様子を見せたものの。
アリスの提案に対しての問題点を挙げる中で最終的には......。
>「そんなわけで、その案は却下だ。悪いな、アリスっち」
自らの得物を取り出しながら、戦う姿勢を示した。
>「お手数ですが少し私達と遊んでいってくださいね、アリスっち。」
レオンハルトもまたアリスと遊ぶ――つまり敵対する意志を見せた。
ザラックの語尾を真似ながら。
>「さて、言いたいことはそれだけですか?アリスっち。
> こっちの確認は済んだので、後は宣言通りです。
> ミハイルさん、エミールさん、共に全力で戦いましょう。
> ...さて、レオンハルト、ザラック、どいつ狙いで?」
そしてヴォリアが重ねてくる。
「皆さん......いいんですか?
いや、皆さんが決めたんですよね。
わかりました。
僕たちも全力を尽くしましょう」
「まったく......相変わらず冒険者って生き物はさ。
まあとりあえずお礼を言うためには......。
ここを生きて切り抜けなくちゃいけなくなったらしいし。
僕もやってみるさ――全てを懸けてね」
ミハイルとエミールもヴォリアの言葉に応えてくれるだろう。
これで完全に交渉は決裂だ。
馬鹿にされているような状況のアリスは顔を真っ赤にさせている。
遠目でもはっきりわかるぐらい彼女は――怒っている。
「......ああ、もう!
よーくわかったわ。
つまり死にたいのね!」
発動体でもある鞭を彼女は強く握り締める。
冒険者たちへの怒りを強く込めながら。
「ったくよー、こうなるから逃げとけって言ったのにさ。
怒ったアリスっちはなかなか止まってくんないんだぜ?
こっちは次の準備もあるっていうのにさ。
......なわけで、悪いけど手短に終わらせちゃうんで、よろろん」
飄々とした態度のままエッジはこっちへ向かってこようとする。
残念ながらあちらの方が動きが早かったようだ。
* * *
戦いの始まりは実に苦しいものであった。
教団幹部である指揮者の二人ということもあり、実力は格上で。
アリスの躁霊魔法によって冒険者たちの行動は尽く縛られ。
エミールもエッジの挑発に乗せられてしまう。
アリスの使役するゴーレムの岩でできた体が更に壁として立ちはだかる。
ザラックの手が鈍り。
エミールの足が絡み。
そしてレオンハルトの体は毒とゴーレムの拳で少しずつ傷ついていく。
完全に二人に遊ばれている状況。
少しずつ死に向かっていく悪趣味な遊戯。
そこに風穴を開けたのがミハイルの斬撃の魔法。
そして右半身を凍らせ砕いたヴォリアの妖精の力だ。
右半身が動かなくなってからは冒険者たちの勢いが良くなっていく。
味方の損傷が少なくなってきたお陰で余裕が出来たミハイルの奮起の魔法によって。
調子の出なかったザラックのハンマーが確実にゴーレムの表面を砕いていく。
徹底的に守りきったレオンハルトの力もあり。
最後のヴォリアの魔法によって――ゴーレムはなんとか打ち砕かれた。
* * *
「よくも......あたしのゴーレムを。
許せない、絶対に許せない!
遊びはここまでね。
本気でぶっ殺してやる......!」
そう言って魔法を――おそらく攻撃魔法を唱えようとするアリスだったが。
「はーい、アリスっち......ストップ、ストップ。
そろそろ準備しなきゃ怒られちゃうって」
それを止めたのは味方であるはずのエッジだった。
「邪魔しないで、エッジ!
今度こそ――今度こそ殺してやるんだから......」
殺意のこもった目でエミールとミハイルを睨むアリス。
彼女はまだ諦めず魔法を唱えようとしていた......が。
「怒らせたら――アリスっち。
......死んじゃうよ?」
さっきまでとは違う寒気のするほど冷たいエッジの言葉にアリスははっとした顔をして。
......すぐに手に持った鞭で床を思いっきり叩く。
「はいはい、わかったわよ。
行くわ――行けばいいんでしょ?
このあたしが一度ならず二度までも裏切り者を殺せないなんて。
あんたたち......命拾いしたわね。
だけど三度目はないわ。
――必ず殺しに行くから覚悟しなさい!」
アリスはそう言い捨てて、彼女の右手の薬指にある黒い指輪に触れた。
すると、アリスの背後にぼんやりとした闇が現れる。
「あれは......転移の魔法?」
後ろでぽつりとミハイルが呟く中。
アリスはその闇の中に体を埋めていく。
「んじゃ、オレたちはここで退散ってことで。
追ってくんなよ?
フリじゃねーからな!
まあ追って来てもいいけど。
......そんときは流石に殺すから」
相変わらず軽い調子で話すエッジだが。
その瞳は笑っていない。
「じゃあなー。
裏切り者なりに元気でやれよー?」
そしてエッジが闇に消えていく。
それを合図にしたかのように、闇の扉はぼんやりと溶け込んでいく。
急げば中に入れるかもしれない。
ただ入った場合何が待っているかはわからないが。
* * *
「とりあえず......生きてるみたいだね」
ふらふらっとしながらもエミールは生きている。
「だいぶ消耗はしてしまいましたが......。
なんとか切り抜けたんですね」
ミハイルも魔法の大量な行使でへとへとなようだ。
それはヴォリアも同様であろうが。
「早くセシリア様のところへ向かわなければいけないんだけど。
さて、どうしようか......」
可能な限り急いだほうがいいのは確かであろう。
だが、満身創痍の身で行って結局救えないのであればそれも問題だ。
「――備品庫?」
そんな中廊下にある一つの部屋を見てみれば。
備品庫と記されたプレートがあった。
「鍵はあいているみたいだね」
一応中には入れるようにはなっているらしい。
このまま進むか。
ここでひと休みするか。
それとも備品庫に寄ってみるか。
それは冒険者たちの自由であろう。
エミールもそう話す中、決断するのは冒険者たちだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
戦闘の結果はこうなりました。
全体的にNPCの出目がダメダメなおかげで泥沼に......すみません。
ヴォリアの攻撃魔法はロックゴーレムは刃のある武器ではクリティカルせず、
矢ではダメージがほとんど与えられないため暫定的に前回と同じ《アイスボルト》としました。
戦闘処理の結果以下のようになりました。詳細は最下部で。
ザラック 【HP】21/39 【MP】9/9 緑A2枚消費
ヴォリア 【HP】29/47 【MP】11/33 魔晶石5点1個消費・残り2点の魔晶石1個
レオンハルト 【HP】43(25)/64+2 【MP】12/13+2 魔晶石3点1個消費・括弧内は毒ダメージ込みエミール 【HP】10/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】12/30 【MP】28/52 魔晶石5点1個・魔晶石10点1個・知性の指輪1個消費
この時点からタイムカウントは再スタートします。
現在のタイムカウントは4です。
薬草などを使用する場合10分ごとにカウントがプラスされます。
皆さんは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・備品庫を覗く
・備品庫を覗かずに進む。
備品庫を覗く場合タイムカウントは1増加します。
また備品庫を覗く場合は薬草の使用を後回しにしても構いません。
他に何かございましたらご自由にどうぞ!
===============================
ア・エ 5m ロ 10m レオン・ザラック・エミール 5m ミハイル・ヴォリア
先制判定が16だったため、敵側の先攻。
○1R先攻
レオンハルトは《かばうⅡ》の効果でエミールを対象に宣言。
アリスは3m前進。
エ 3m ア 2m ロ 10m レオン・ザラック・エミール 5m ミハイル・ヴォリア
アリスはザラックたちを中心に《ポイズン・クラウド》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(8)+8=16で失敗。6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
精神抵抗判定(ザラック):(6)+12=18で失敗。6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
精神抵抗判定(ヴォリア):(5)+8=13で失敗。6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
精神抵抗判定(エミール):19:47:04 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[4,1]+10=15で失敗。
6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
精神抵抗判定(ミハイル):19:47:31 あんみつ@GM ミハイル精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[5,3]+10=18で失敗。
6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
ロックゴーレムは10m前進。
エ 3m ア 12m ロ・レオン・ザラック・エミール 5m ミハイル・ヴォリア
右半身は《狙い打つ》でエミールを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。17点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点14なので3点のダメージ。
レオンハルト 【HP】63/64+2 【MP】15/13+2
左半身の攻撃はエミールを対象に《狙い打つ》で攻撃。達成値19。
回避判定:19:59:57 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13 Dice:2D6[4,1]+13=18で失敗。
17点の物理ダメージ。エミールの防護点は8なので9点のダメージ。
エミール 【HP】22/35 【MP】19/19
エッジは15m前進。
ア 12m ロ・エ・レオン・ザラック・エミール 5m ミハイル・ヴォリア
エミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:20:04:27 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13 Dice:2D6[3,4]+13=20で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】11/35 【MP】19/19
○1R後攻
ミハイルは3m後退。
ア 12m ロ・エ・レオン・ザラック・エミール 5m ヴォリア 3m ミハイル
ミハイルはエミールに《アース・ヒール》を行使。
行使判定:20:06:36 あんみつ@GM ミハイル行使判定 2d6+8 Dice:2D6[6,4]+8=18で成功。
回復量:20:06:58 あんみつ@GM ミハイル回復量 r0+8 Dice:R0[6,2:2]+8=10。10点回復。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】21/35 【MP】19/19
ミハイル 【HP】27/30 【MP】42/52
エミールは補助動作で《ガゼルフット》を使用。
挑発の効果でエッジにレイピアで攻撃。目標値21。
命中判定:20:13:37 あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10 Dice:2D6[1,4]+10=15で失敗。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】18/35 【MP】16/19
ザラックはロックゴーレムの右半身に補助動作で《パラライズミスト》のAランクを使用。抵抗で短縮。
ザラックは右半身にベク・ド・コルバンの突で攻撃。目標値は13。
命中判定:(8)+7=15で成功。
ダメージ:(R45,7)=10+9=19。19点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので7点のダメージ。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
ザラック 【HP】39/39 【MP】9/9 緑A*1
ロックゴーレム(右) 【HP】38/45 【MP】-
レオンハルトはエミールに《かばうⅡ》を宣言。
補助動作で《ビートルスキン》《メディテーション》を使用。MPと魔晶石3点から。
レオンハルトはスティールブロウでロックゴーレムの右半身を攻撃。目標値は13。
命中判定:(9)+9=18で成功。
ダメージ:(R23,8)=7+10=17。17点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので5点のダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】60/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
ロックゴーレム(右) 【HP】33/45 【MP】-
ヴォリアは3m後退。
ア 12m ロ・エ・レオン・ザラック・エミール 8m ミハイル・ヴォリア
ヴォリアは《魔法拡大/数》を宣言し《アイスボルト》でゴーレムの左右を攻撃。目標値19。
行使判定(右):(6)+8=13で抵抗。
行使判定(左):(3)+8=11で抵抗。
ダメージ(左):(R10,12)=7+8=15。半減なので8点の水・氷属性魔法ダメージ。
ダメージ(右):(R10,8)=4+8=12。半減なので6点の水・氷属性魔法ダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】44/47 【MP】27/33
ロックゴーレム(右) 【HP】25/45 【MP】-
ロックゴーレム(左) 【HP】39/45 【MP】-
○2R先攻
アリスはザラックとエミールに《バインド・オペレーション》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(ザラック):(6)+12=18で失敗。18Rの間全行動判定-2。
精神抵抗判定(ミハイル):20:47:08 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[1,2]+10=13で失敗。
18Rの間全行動判定-2。
右半身は《狙い打つ》でエミールを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。17点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点16なので1点のダメージ。
レオンハルト 【HP】59/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
左半身の攻撃はザラックを対象に《狙い打つ》で攻撃。達成値19。
回避判定:(7)+8-2=13で失敗。17点物理ダメージ。
ザラックの防護点は7なので10点のダメージ。
ザラック 【HP】29/39 【MP】9/9 緑A*1
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:20:47:24 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13+1-2 Dice:2D6[2,2]+13+1-2=16で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】7/35 【MP】16/19
○2R後攻
ヴォリアはエミールに《プライマリィヒーリング》を行使。
行使判定:(11)+8=19で成功。12点の回復。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】41/47 【MP】23/33
エミール 【HP】19/35 【MP】16/19
エミールは挑発の効果でエッジにレイピアで攻撃。目標値21。
命中判定:20:57:56 あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10-2 Dice:2D6[2,1]+10-2=11で失敗。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】16/35 【MP】16/19
レオンハルトはエミールに《かばうⅡ》を宣言。
レオンハルトはスティールブロウでロックゴーレムの右半身を攻撃。目標値は13。
命中判定:(8)+9=17で成功。
ダメージ:(R23,3)=2+10=12。12点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので0点のダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】57/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
ザラックはロックゴーレムの右半身に補助動作で《パラライズミスト》のAランクを使用。抵抗で短縮。
ザラックは右半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は13。
命中判定:(7)+8-2=13で成功。
ダメージ:(R45,5)=7+9=16。16点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので4点のダメージ。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
ザラック 【HP】29/39 【MP】9/9 緑A*2
ロックゴーレム(右) 【HP】21/45 【MP】-
ミハイルは《魔法拡大/数で》《バランス・ウェポン》を行使。
対象は右・ザラックと左・レオンハルト。
行使判定(右):21:07:11 あんみつ@GM ミハイル行使判定(右) 2d6+11 Dice:2D6[2,3]+11=16で失敗。
行使判定(左):21:07:21 あんみつ@GM ミハイル行使判定(左) 2d6+11 Dice:2D6[2,6]+11=19で成功。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ミハイル 【HP】24/30 【MP】38/52
○3R先攻
アリスはレオンハルトを中心に魔法制御で《スタン・クラウド》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(6)+8=14で失敗。3Rの間補助動作使用不可。
精神抵抗判定(ザラック):(5)+12=17で失敗。3Rの間補助動作使用不可。
精神抵抗判定(エミール):21:16:19 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[1,1]+10=12で失敗。
3Rの間補助動作使用不可。
右半身は《狙い打つ》でエミールを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。17点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点16なので1点のダメージ。
レオンハルト 【HP】56/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
左半身の攻撃はザラックを対象に《狙い打つ》で攻撃。達成値19。
回避判定:(7)+8-2=13で失敗。13点物理ダメージ。
ザラックの防護点は7なので6点のダメージ。
ザラック 【HP】23/39 【MP】9/9 緑A*2
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:21:16:26 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13+1-2 Dice:2D6[2,1]+13+1-2=15で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】5/35 【MP】16/19
○3R後攻
エミールは挑発の効果でエッジにレイピアで攻撃。目標値21。
命中判定:21:22:53 あんみつ@GM あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10-2 Dice:2D6[3,2]+10-2=13で失敗。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】2/35 【MP】16/19
ミハイルはザラックとエミールに《魔法拡大/数》で《アース・ヒール》を行使。魔晶石5点分使用。
行使判定(ザラック):21:27:07 あんみつ@GM ミハイル行使判定ザラック 2d6+8 Dice:2D6[3,5]+8=16
行使判定(エミール):21:27:17 あんみつ@GM ミハイル行使判定エミール 2d6+8 Dice:2D6[5,4]+8=17
回復量(ザラック):21:27:28 あんみつ@GM 回復量ザラック r0+8 Dice:R0[6,2:2]+8=10
回復量(エミール):21:27:38 あんみつ@GM 回復量エミール r0+8 Dice:R0[6,2:2]+8=10
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ザラック 【HP】33/39 【MP】9/9 緑A*2
エミール 【HP】12/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】21/30 【MP】39/52 魔5*1
ヴォリアはエミールに《プライマリィヒーリング》を行使。
行使判定:(10)+8=18で成功。12点の回復。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】38/47 【MP】19/33
エミール 【HP】24/35 【MP】16/19
ザラックはザラックは右半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は15。
命中判定:(5)+8-2=11で失敗。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
レオンハルトは主動作でエミールに《かばうⅡ》を宣言。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】53/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
○4R先攻
アリスはレオンハルトを中心に魔法制御で《ダーク・ミスト》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(9)+8=17で失敗。回避-2。
精神抵抗判定(ザラック):(9)+12=21で成功。
精神抵抗判定(エミール):21:42:56 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[6,2]+10=18で失敗。回避-2。
右半身はエミールを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。21点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点16なので5点のダメージ。
レオンハルト 【HP】48/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
左半身の攻撃はザラックを対象に《狙い打つ》で攻撃。達成値19。
回避判定:(9)+8-2=15で失敗。13点物理ダメージ。
ザラックの防護点は7なので6点のダメージ。
ザラック 【HP】23/39 【MP】9/9 緑A*2
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:21:45:35 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13+1-2 Dice:2D6[2,4]+13+1-2=18-2で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】13/35 【MP】16/19
○4R後攻
ヴォリアはエミールに《プライマリィヒーリング》を行使。魔晶石5点から使用。
行使判定:(10)+8=18で成功。12点の回復。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】35/47 【MP】19/33 魔5→魔1
エミール 【HP】25/35 【MP】16/19
ミハイルはロックゴーレムの左右に《魔法拡大/数》で《リープ・スラッシュ》を行使。魔晶石10点消費。
行使判定(右):21:55:04 あんみつ@GM ミハイル行使判定(右) 2d6+11 Dice:2D6[5,2]+11=18。知性の指輪破壊で成功。
行使判定(左):21:55:26 あんみつ@GM ミハイル行使判定(左) 2d6+11 Dice:2D6[6,5]+11=22で成功。
ダメージ(右):21:55:41 あんみつ@GM ダメージ(右) r20@10+11 Dice:R20[3,3:4]+11=15。15点魔法ダメージ。
ダメージ(左):21:55:59 あんみつ@GM ダメージ(左) r20@10+11 Dice:R20[3,6:7]+11=18。18点魔法ダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ミハイル 【HP】18/30 【MP】37/52 魔5*1 魔10*1
ロックゴーレム(右) 【HP】6/45 【MP】-
ロックゴーレム(左) 【HP】21/45 【MP】-
エミールは挑発の効果でエッジにレイピアで攻撃。目標値21。
命中判定:21:56:13 あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10-2 Dice:2D6[3,2]+10-2=13で失敗。
《ガゼルフット》の効果が切れます。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】22/35 【MP】16/19
ザラックはザラックは右半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は15。
命中判定:(6)+8-2=12で失敗。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
レオンハルトは主動作でエミールに《かばうⅡ》を宣言。
《ビートルスキン》と《メディテーション》の効果が切れます。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】45/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
○5R先攻
アリスはレオンハルトを中心に魔法制御で《ダーク・ミスト》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(5)+8=15で失敗。回避-2。
精神抵抗判定(ザラック):(6)+12=18で失敗。回避-2
精神抵抗判定(エミール):22:09:34 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[5,4]+10=19で失敗。回避-2。
右半身はエミールを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。21点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点14なので7点のダメージ。
レオンハルト 【HP】41/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
左半身の攻撃はザラックを対象に攻撃。達成値17。
回避判定:(10)+8-2-2=14で失敗。17点物理ダメージ。
ザラックの防護点は7なので10点のダメージ。
ザラック 【HP】13/39 【MP】9/9 緑A*2
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:22:09:23 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13+1-2-2 Dice:2D6[2,2]+13+1-2-2-1=14-1で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】11/35 【MP】16/19
○5R後攻
エミールは挑発の効果でエッジにレイピアで攻撃。目標値21。
命中判定:23:09:23 あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10-2 Dice:2D6[4,1]+10-2=13で失敗。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】8/35 【MP】16/19
ミハイルはザラックとエミールに《魔法拡大/数》で《アース・ヒール》を行使。
行使判定(ザラック):22:21:27 あんみつ@GM ミハイル行使判定ザラック 2d6+8 Dice:2D6[1,1]+8=10で失敗。
行使判定(エミール):22:21:39 あんみつ@GM ミハイル行使判定エミール 2d6+8 Dice:2D6[3,1]+8=12で成功。
回復量(エミール):22:21:57 あんみつ@GM 回復量エミール r0+8 Dice:R0[6,1:2]+8=10
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】18/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】15/30 【MP】31/52 魔5*1 魔10*1
ヴォリアは《魔法拡大/数》を宣言し《アイスボルト》でゴーレムの左右を攻撃。魔晶石1点分消費。目標値19。
行使判定(右):(7)+8=15で抵抗。
行使判定(左):(5)+8=13で抵抗。
ダメージ(左):(R10,6)=3+8=11。半減なので6点の水・氷属性魔法ダメージ。
ダメージ(右):(R10,5)=2+8=10。半減なので5点の水・氷属性魔法ダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】32/47 【MP】14/33 魔5*1
ロックゴーレム(右) 【HP】0/45 【MP】-
ロックゴーレムの右は倒れる。
ロックゴーレム(左) 【HP】16/45 【MP】-
ア 12m ロ(右×)・エ・レオン・ザラック・エミール 8m ミハイル・ヴォリア
ザラックはザラックは右半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は15。
命中判定:(6)+8-2=12で失敗。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
レオンハルトは主動作でザラックに《かばうⅡ》を宣言。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】38/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
○6R先攻
アリスはレオンハルトを中心に魔法制御で《スタン・クラウド》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(9)+8=17で失敗。3Rの間補助動作使用不可。
精神抵抗判定(ザラック):(8)+12=20で失敗。3Rの間補助動作使用不可。
精神抵抗判定(エミール):22:35:45 あんみつ@GM エミール精神抵抗判定 2d6+10 Dice:2D6[1,5]+10=16で失敗。
3Rの間補助動作使用不可。
左半身は《狙い打つ》でザラックを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。13点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点14なので0点のダメージ。
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:22:35:57 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13-2 Dice:2D6[6,6]+13-2=23で成功。
○6R後攻
ヴォリアはザラックを中心に《ウィスパーヒール》を使用。
対象はレオンハルト・ザラック・エミール。ロックゴーレムの左とエッジには効果なし。
行使判定:(5)+8=13で成功。8点の回復。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
ヴォリア 【HP】29/47 【MP】11/33 魔5*1
ザラック 【HP】21/39 【MP】9/9 緑A*2
エミール 【HP】26/35 【MP】16/19
レオンハルト 【HP】46/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
ミハイルはザラックに《ファナティシズム》を行使。
行使判定:23:30:39 あんみつ@GM ミハイル行使判定 2d6+8 Dice:2D6[6,1]+8=15で成功。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
エミール 【HP】21/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】12/30 【MP】28/52 魔5*1 魔10*1
ザラックは左半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は15。
命中判定:(8)+8-2+2=16で成功。
ダメージ:(R40,7)=9+9=18。18点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので6点のダメージ。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
ロックゴーレム(左) 【HP】10/45 【MP】-
レオンハルトは主動作でザラックに《かばうⅡ》を宣言。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
レオンハルト 【HP】43/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
エミールはロックゴーレムの左半身にレイピアで攻撃。目標値は15。
命中判定:23:09:31 あんみつ@GM エミール命中判定 2d6+10-2 Dice:2D6[3,5]+10-2=16で成功。
ダメージ:23:11:07 あんみつ@GM エミールダメージ r7+9 Dice:R7[3,2:1]+9=10。10点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので0点のダメージ。
手番の最後に3点の毒属性ダメージ。
○7R先攻
アリスはレオンハルトを中心に魔法制御で《ポイズン・クラウド》を使用。達成値は21。
精神抵抗判定(レオンハルト):(9)+8=17で失敗。6Rの間継続毒属性3点のダメージ
精神抵抗判定(ザラック):(6)+12=18で失敗。6Rの間継続毒属性3点のダメージ。
精神抵抗判定(エミール):6Rの間継続毒属性3点のダメージで成功。
左半身はザラックを対象として攻撃。
レオンハルトに《かばうⅡ》の効果で自動命中。17点物理ダメージ。
レオンハルトは防護点14なので3点のダメージ。
レオンハルト 【HP】43/64+2 【MP】12/13+2 魔3*1
エッジはエミールに《挑発攻撃Ⅱ》で攻撃。達成値21。
回避判定:23:42:04 あんみつ@GM エミール回避判定 2d6+13-2 Dice:2D6[2,2]+13-2=15で失敗。
19点の物理ダメージと挑発効果。エミールの防護点は8なので11点のダメージ。
エミール 【HP】10/35 【MP】16/19
○7R後攻
ザラックは左半身にベク・ド・コルバンの振で攻撃。目標値は15。
命中判定:(7)+8-2+2=16で成功。
ダメージ:(R40,5)=6+9=15。15点の物理ダメージ。
ロックゴーレムは防護点12なので3点のダメージ。
《月光の守り》で3点の毒属性ダメージは無効化します。
ロックゴーレム(左) 【HP】7/45 【MP】-
ヴォリアは《アイスボルト》でゴーレムの左半身を攻撃。目標値19。魔晶石5点から使用。
行使判定:(10)+8=18で抵抗。
ダメージ:(R10,10)=5+8=13。半減なので7点の水・氷属性魔法ダメージ。
ヴォリア 【HP】29/47 【MP】11/33 魔5*1 魔5→2*1
ロックゴーレム(左) 【HP】0/45 【MP】-
ロックゴーレムは倒れる。
ギミックだけになったので戦闘終了。
ハッキリ言えば、かなりの苦戦だった。
出だしから相手の手中に完全に嵌ってしまったようで、完全に翻弄されていた。
俺も回復にまわり、消耗戦になるかと思われた戦闘は、ミハイルの決死の一撃でがらりと戦況を変えた。
ミハイルのその一撃によりゴーレムの動きが鈍り、それに乗じてゴーレムの身体を吹き飛ばすことができた。
その後は徐々にたてなおし、誰一人倒れることなく敵を倒すことができた。
「よくも......あたしのゴーレムを。許せない、絶対に許せない!
遊びはここまでね。本気でぶっ殺してやる......!」
「はーい、アリスっち......ストップ、ストップ。
そろそろ準備しなきゃ怒られちゃうって」
「あんたたち......命拾いしたわね。だけど三度目はないわ。
――必ず殺しに行くから覚悟しなさい!」
自身の召喚したゴーレムに余程の自信があったのか、激情してなお襲い掛かろうとするアリスをエッジが止める。
怒りは収まらなかったが、エッジの説得でそのまま捨て台詞を吐いて二人は闇へと消えた。
...正直、あのまま襲い掛かられていたらここで全滅もあり得ただろう。そういった意味では助かったのだが、それよりも気がかりなものがあった。
「...準備...つまり上に誰か指導者がいるということか...?」
= = = = = = =
「とりあえず......生きてるみたいだね」
ふらふらしながらではあるが、エミールとミハイルがこの先について尋ねてくる。
「だいぶ消耗はしてしまいましたが......。 なんとか切り抜けたんですね」
「早くセシリア様のところへ向かわなければいけないんだけど。 さて、どうしようか......」
「ここで消耗したまま進むのは危険でしょう。
体力は何とかなりますが、この先もう一度あの二人と...それ以外にも恐らく居るであろうあれ以上の敵との戦闘となれば、ミハイルさんと俺の魔力が持たない。
今までのトラップとは比べ物にならないトラップでしたからね。」
そう言って少し笑って見せる。疲れているのであまり良い笑顔にはなってないだろうが...
「――備品庫?」
そう言っていると、近くに備品庫がある事を誰かが見つけた。
何かしらのアイテムがあるかもしれないが、今はそれよりも体力を回復させるのが先決だ。
「備品庫に入る前に、一度皆集まってくれないか。先に皆の体力を回復しておきたい。」
《ちょっと おーしごと。 おねがいね。》
そう言って詠唱を開始し、"友達"に皆の傷を治してもらう。
= = = = = = =
「......さて、とりあえず俺はこの場に残って休んでおく。ミハイルさんもその必要があるだろう。
レオンハルトさん、可能なら手伝ってもらえないだろうか? 薬草は俺が提供しよう。」
そう言って薬師キットを広げる。これからは少しばかり苦しい闘いになりそうだ。
// PL ==============
明日(4/13)も遅くなりそうなので、今のうちに投稿。
PL的には、「薬草を多めに持って来て良かった...!」と思える1シーンです。
ウィスパーヒールを最大3回、PT全員を対象に行使します。その際一回目に、残った2点魔晶石を併用します。
一回につき、MPを3点消費、HPを8点回復ですね。
その後、薬草によるHPとMP回復を行います。
ウィスパーヒールの回数と、どの薬草を誰に使用するかは、瑛龍さんとN2さんに一任します。
指定がない場合は
・ウィスパーヒールを3回、
・魔香草で自身のMPを2回回復、
-> もしレオンハルトが自分のMPを回復させてくれるなら、ミハイルを対象に魔香草を2回使用。
します。
薬草はとりあえず5回1d6+4を振っときますので、先から使用して、使用しなかった分を破棄で。
01:45:51 ヴォリア@0Δ ウィスパーヒール行使判定1 2d6 Dice:2D6[4,4]=8
01:46:01 ヴォリア@0Δ ウィスパーヒール行使判定2 2d6 Dice:2D6[6,5]=11
01:46:05 ヴォリア@0Δ ウィスパーヒール行使判定3 2d6 Dice:2D6[2,1]=3
01:46:25 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス1 1d4 Dice:1D4[3]=3
01:47:29 ヴォリア@0Δ また間違えた(゚Д゚ ; )
01:47:39 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス1 1d6+4 Dice:1D6[2]+4=6
01:47:51 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス2 1d6+4 Dice:1D6[2]+4=6
01:47:56 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス3 1d6+4 Dice:1D6[6]+4=10
01:48:01 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス4 1d6+4 Dice:1D6[2]+4=6
01:48:04 ヴォリア@0Δ 薬草ダイス5 1d6+4 Dice:1D6[5]+4=9
「とりあえず......生きてるみたいだね」
「だいぶ消耗はしてしまいましたが......。 なんとか切り抜けたんですね」
「早くセシリア様のところへ向かわなければいけないんだけど。 さて、どうしようか......」「ここで消耗したまま進むのは危険でしょう。
体力は何とかなりますが、この先もう一度あの二人と...それ以外にも恐らく居るであろうあれ以上の敵との戦闘となれば、ミハイルさんと俺の魔力が持たない。
今までのトラップとは比べ物にならないトラップでしたからね。」
「だな。あー、疲れた」
種族がら魔法には強いんだが殆ど抵抗できなかった。やっぱ技量自体が格上の相手じゃ厳しいな。まあ、毒が殆ど効かなかっただけましか。
何にせよゴーレムを壊した時点で引いてくれて良かった。じゃなきゃ死んでた可能性が高い。
「......さて、とりあえず俺はこの場に残って休んでおく。ミハイルさんもその必要があるだろう。
レオンハルトさん、可能なら手伝ってもらえないだろうか? 薬草は俺が提供しよう。」
ヴォリアの呪文によって全員体の傷はだいぶ良くなったようだが、その分精神力の消費が激しいようだ。
このまま、すぐに先へ進むのは難しいだろう。とは言え、このままここにいても手持無沙汰だ。
「なら、俺はその間のそこの備品庫になにかないか見てみようか......エミール氏、よければ手伝ってくれないか?」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
少し調べてみたが、備品庫のなかには特に罠もなく誰かが居るわけでもなかった。
「そうそう、エミール氏。もしよろしければだが......先ほどの二人が言っていた夢幻楽団なる組織について聞きたいんだが」
役立ちそうな者を物色しながら、傍らのエミールに声をかける。
「いや、ちょっと気になってな。あの二人は夢幻楽団は所属している組織の傍系だとは言っていたがその組織が無限の探求者だとは言ってなかったんだよな。本当かどうかも判らないが閉じ込めてる奴らに興味は無いとか言ってたし。ひょっとしたら、そもそも無限の探求者とは別の組織の連中の可能性もあるか、と思ってな」
「まあ、言いたくなければ別に良いが。どのみち、出来ることをやるだけだしな」
―――――――――――――――――――――――――――――――
PLより。
タイトル全然思いつかなかった。
ウィスパーヒールの回数は自分も3回で良いと思います。
で、ちょっと気になった事を聞いてみました。単なる深読みであればPCの言う通り無視してくれて構いません。
それで、備品庫あさりには判定は必要ないんですかね?一応探索判定を貼っときますが必要なかったならスルーして下さい。
12:29:37 N2@ザラック 探索判定 2d6+9
Dice:2D6[4,2]+9=15
>「......ああ、もう!
> よーくわかったわ。
> つまり死にたいのね!」
うん、煽りに乗ったのは私なのだが、見事に怒らせることに成功してしまった。別に余裕があるわけでもないのに虚勢を張るのは悪い癖だ。気をつけないと。
-----
激しい死闘の末、ロックゴーレムを打ち倒すことに成功した。だが、この時点でこちらは相当疲弊している。この状態で残りの二人を撃退するのは難しそうだ。
>「よくも......あたしのゴーレムを。
> 許せない、絶対に許せない!
> 遊びはここまでね。
> 本気でぶっ殺してやる......!」
(あ、死んだ。これは死んだ。)
さっきまでは頭に来た程度だったのだろうが、これは完全にキレている。次の攻撃は確実に殺す気で来る!
>「はーい、アリスっち......ストップ、ストップ。
> そろそろ準備しなきゃ怒られちゃうって」
ここで止めに入ったのがエッジ。何か準備があるらしく、本当にこの戦いは遊びだったようだ。
ワープホールを作る効果があるのであろう魔法の指輪でふたりは去っていった。何とか危機は去ったようだ。思わずその場に座り込む。
「あー、死ぬかと思った。あれはまともにやったら勝てないわ。」
まだ心臓がバクバク言っている。これで終わりではないのだ。落ち着いて落ち着いて。
>「とりあえず......生きてるみたいだね」
>「だいぶ消耗はしてしまいましたが......。 なんとか切り抜けたんですね」
>「早くセシリア様のところへ向かわなければいけないんだけど。 さて、どうしようか......」>「ここで消耗したまま進むのは危険でしょう。
> 体力は何とかなりますが、この先もう一度あの二人と...それ以外にも恐らく居るであろうあれ以上の敵との戦闘となれば、ミハイルさんと俺の魔力が持たない。
> 今までのトラップとは比べ物にならないトラップでしたからね。」>「だな。あー、疲れた」
・・・皆落ち着いているな。結構な修羅場を経験してきたつもりだけど、まだまだ甘かったようだ。
だが、ここでのんびり休んでいるわけにはいかない。早急に体制を立て直して人質救出にもどらなければ。
気になる備品庫の調査はザラック氏とエミール氏に任せよう。
>「......さて、とりあえず俺はこの場に残って休んでおく。ミハイルさんもその必要があるだろう。
> レオンハルトさん、可能なら手伝ってもらえないだろうか? 薬草は俺が提供しよう。」
「お安い御用です。二人でやれば速く終わるでしょう。」
-----
「ところで、一つ質問があるのですが。つかまっているというカイル氏の姉君、セシリアさんでしたか。本名ですか?先ほどの二人はアリシスと言っていましたが。」
魔香草を焚きながら、ミハイル氏に話しかける。戦闘前の会話の中に、気になるところがあったのだ。
「最初はあちらが間違えていると思ったのですが、その後でエミール氏も「ア」って言いかけましたよね?まあ、言いたくないのなら無理には・・・あ。」
話しながら焚いていたらすこし失敗してしまった。
---PL---
投稿が遅くなりました。申し訳ございません。
回復についてですが、ウィスパーヒール3回行使の上で、魔香草をヴォリアに4枚使いたいです。
GMに確認を取ったところ、ミハイルは魔晶石を含めて使用できるMPが53有ります。
一方、ヴォリアはウィスパーヒールを3回使ってしまうと魔晶石を含めて12しかMPが残らない計算です。
回復量の平均をとっても4つで26程度。MPはマックスまで回復しません。
まだボス戦が控えていることを考えてもこの方がいいと思うのですがどうでしょうか。
23:26:48 瑛龍@レオ 1d+4 魔香草(薬師セット)1 Dice:1D6[1]+4=5
MP回復量 0 + 5 = 5
23:27:31 瑛龍@レオ 1d+4 魔香草(薬師セット)2 Dice:1D6[2]+4=6
MP回復量 1 + 5 = 5
厳しい戦いで心身ともに消耗した冒険者たち。
>《ちょっと おーしごと。 おねがいね。》
まずヴォリアがそんな彼らの傷を癒すべく光の妖精の力を借りる。
優しい光に包まれた者たちはやんわりと......でも少しずつ確実に癒されていく。
――ヴォリアと妖精の魔法が終われば次の懸念点は精神的な疲労だ。
>「......さて、とりあえず俺はこの場に残って休んでおく。ミハイルさんもその必要があるだろう。
> レオンハルトさん、可能なら手伝ってもらえないだろうか? 薬草は俺が提供しよう。」
ヴォリアはレオンハルトと共に薬草で癒すつもりなようだ。
時間こそ掛かるが、今のまま無理をするよりはマシかもしれない。
>「なら、俺はその間のそこの備品庫になにかないか見てみようか......エミール氏、よければ手伝ってくれないか?」
薬師としての知識を持たないザラックはというと。
その間はエミールを誘い備品庫の様子を伺ってみることにするようだ。
「そうだね、僕も向かうよ。
呪いの道具とかしかないとちょっと嫌だけどね」
エミールはザラックに同行するつもりのようだ。
* * *
備品庫の中は怪しげな道具や書物でいっぱいだった。
罠のようなものはなさそうだが......。
触れると危なそうなものは多少見られるかもしれない。
「ごちゃごちゃしてるね。
何か使えそうなものでもあればいいんだけど。
......これなんてどうだろう?」
エミールがなかなか使えそうなものを一つ見つけたようだ。
ザラックも斥候の腕を存分に活かし、二つほど便利な道具を見つけたことだろう。
>「そうそう、エミール氏。もしよろしければだが......先ほどの二人が言っていた夢幻楽団なる組織について聞きたいんだが」
備品庫を捜索する中でザラックはエミールに問いかけた。
夢幻楽団という組織について。
そして先ほどの二人についてだ。
「夢幻楽団っていうのは諦めきれない愚か者たちの集まりだった。
何かを失って......でもそれを失ったことを認められない者たちが集められたのさ。
指導者は指揮者の一人......ヴィオーラ。
彼女は優秀なヴァイオリニストであると同時に酷い悪魔だったよ、今思えばね......。
夢幻楽団として各地を周り、秘密裏に母体であった教団のために動かされる手駒だった」
そう話す彼は......何を失ったのだろうか。
話が真実であれば、ミハイルも何かを失っているのかもしれない。
「少なくとも先ほどの二人は無限の探求者の指揮者階級の者たちで間違いないはずだ。
指揮者階級っていうのは、教団のトップと六人の強大な力を持つ者たちで構成されている。
まあそれぞれに思惑があるかもしれないし、一枚岩じゃないかもしれないけど。
そういえば......こっちに二人いるとしたら向こうにも誰かがいたかもしれないね。
大丈夫かな、カイル様たちは」
エミールの話を聞く限り、アリスとエッジは無限の探求者の構成員で間違いないらしい。
合わせて七人程いるのだから、別れた向こう側に数人いたとしてもおかしくはない。
離れているのだから――祈ることしかできないが。
* * *
>「ところで、一つ質問があるのですが。つかまっているというカイル氏の姉君、セシリアさんでしたか。本名ですか?先ほどの二人はアリシスと言っていましたが。」
一方魔香草を使いながらレオンハルトはミハイルに問いかける。
問いかけに対する彼の動揺はレオンハルトとヴォリアにも存分に伝わっただろう。
「アリシス......それは僕とオレットの遠い昔の友人の名です。
子供の頃に別れてしまっているから今はどこにいるのかもわかりません。
ただ一つ言えるのは......セシリアさんからアリシスの面影を感じるということだけ。
本当はセシリアさんとは関係の薄いオレットがこんな場所までやってきたのは。
きっとオレットが――アリシスの幻影を追いかけているからだと思います」
ミハイル曰くアリシスとは彼と、同じく依頼人の側にいた詩人オレットの旧友だという。
セシリアはそのアリシスとどこか似た雰囲気があるそうだ。
「セシリアさんとアリシス。
二人が似ているだけなのかそうでないのかは誰も知りません。
僕もオレットも、カイルさんや......セシリアさん本人でさえも。
先ほどのアリスの言葉はただの嫌がらせでしょう、名前くらいは知っているはずなので」
そしてその二人の関係は誰ひとり知らないようだ。
唯一の肉親であるカイルや張本人であるセシリアでさえも。
だから先ほどのアリスの言葉は単なる妄言であるとミハイルは断言した。
* * *
一通りの回復と探索を終え、冒険者たちは再出発する。
居住区を抜けていけば、そこは庭になっていた。
一瞬、洞窟の外に出たのかという錯覚を覚える。
だが遥か頭上を見ればそこは岩でできた天井になっており。
右手の方を見れば岩壁によって空間が遮られている。
だとしてもこの場所は洞窟の中のはずなのに何故か明るい。
月の光に包まれるような明るさだ。
ここはかつての美しさをそのまま残しているようだ。
そして庭へ踏み出してきた方とは反対側に。
大きな円形の建物がある。
豪奢なステンドグラス。
美しく総合な屋根。
壁も上質な石材でできているようだ。
そこは大聖堂――この神殿の最奥だ。
「ここが最後でしょうか」
「セシリア様がいるといいけどね。
いや、さっきの話だときっといるのかな?」
エミールとミハイルが大聖堂の扉の前で語る。
「準備はいいかい?
さあ、扉を開けよう。
セシリア様を救うために」
誰か一人が扉を開ければ、そこから新しい景色へ繋がるはずだ。
それはきっと――この神殿で見る最後の景色。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
クライマックス直前の場面です。
詳細な回復量については次回進行で確定させましょう。
とりあえず魔香草は計2*2回使用されています。
タイムカウントは6になりますね。
【NPC:女性】に【アリシス・ティアード】を登録しておきます。
もともと載せるつもりのない情報が載るとなんとなく嬉しいですね(*´∀`*)
備品庫からは【魔晶石5点分・魔香水・任意の指輪】の中からどれかが見つかります。
探索判定で13/15/17のそれぞれの目標値に至れば、
上記三種から任意のものが1つ/2つ/3つの中から該当する数だけ見つけられます。
見つけたアイテムはPLの皆様でご自由に決定してください。
個数としてはエミールが一つ、ザラックが二つ発見しています。
その後、庭のような空間に出ます。
最初の扉同様誰かが扉を開けてください。
誰も開かない場合はエミールが開きます。
他にも何かございましたらどうぞ!
===============================
21:54:10 あんみつ@GM 2d6+5
探索判定 Dice:2D6[3,6]+5=14
「夢幻楽団っていうのは諦めきれない愚か者たちの集まりだった。
何かを失って......でもそれを失ったことを認められない者たちが集められたのさ。
指導者は指揮者の一人......ヴィオーラ。
彼女は優秀なヴァイオリニストであると同時に酷い悪魔だったよ、今思えばね......。
夢幻楽団として各地を周り、秘密裏に母体であった教団のために動かされる手駒だった」
「......まあ、何を失ったとか諦めたとかは俺がどうこう言うものでもないだろうから、一つだけ。
自分が過去にやった事を後悔してるならだが......あんまり、気にしなくていいと思うぞ。生きていれば雨の日ってのはどうしたってあるもんだ」
さて、それなりに収穫はあったしそろそろ戻るとしようか。
あまり、時間に余裕があるわけでも無いしな。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
回復やらを一通り終えて先に進むと、居住区の先は庭になっていた。
なぜか月の光のような明るさに包まれ、きれいではあるんだが......わざわざ屋内に作るものなのか?
ともあれ、そんな中にその建物はあった。
「ここが最後でしょうか」
「セシリア様がいるといいけどね。
いや、さっきの話だときっといるのかな?」
「他に探す場所もなさそうだし、そうだと思うが......あるいは、もう一つのルートの方かもしれん。それとも、この中で合流したりするのか?」
まあ、何にせよ行くしかないんだが。
―――――――――――――――――――――――――――――――
PLより。
いよいよ、ラストバトルが近い感じですね。
後、タイムカウントに関しては気になったから聞いただけであまり細かく気にしてるわけじゃ無いので、そこも含めてお二方にまかせます。
丸投げで申し訳ありませんが、指輪も戦闘中に付け替えると主動作かかるの考えると微妙だし他二つに関しては使いようも無いので......どうも、すいません。
>「アリシス......それは僕とオレットの遠い昔の友人の名です。
名前を聞いた時ひどく動揺していたが、ミハイル氏は話してくれた。つかまっているというセシリア氏とよく似ているという。
また、エミール氏はセシリア氏に彼女の面影を感じ、先ほどのふたりは動揺を引きだすためにその名を出したのだという。
「余計なことを聞きました。すみません。」
おそらく聞いてほしくなかった内容なのだろう。ある意味エミール氏が倉庫の方へ向かってくれたから、まだ良かったのかもしれない。これ以上この話題には触れないほうがよさそうだ。
*****
備品庫を探索していた二人と合流し、先へと進む。
先に広がるのは月の光に照らされたような庭園と、大聖堂。この地下聖殿の最深部。最終目的地だ。
先ほどの悪趣味な居住区に比べると、随分と静謐で神秘的だ。さすが月神の神殿と言ったところ・・・麗月の扉の先だからと言うこともあるのか?
「ここが最後でしょうか」
「セシリア様がいるといいけどね。
いや、さっきの話だときっといるのかな?」「他に探す場所もなさそうだし、そうだと思うが......あるいは、もう一つのルートの方かもしれん。それとも、この中で合流したりするのか?」
「2つの入り口が合流しないとは考えにくいでしょうね。まあ、都合よく同じタイミングで合流とは行かないでしょうが。」
連絡を取る手段があればよかったのだが、無いのならば仕方が無い。扉の先へ、今回の黒幕と人質とご対面となるのかな?
「それでは向かいましょうか。準備はよろしいですか?」
覚悟を決め、目の前の扉へと手をかけ、ぐっと力を込めた。
---PL---
最初に前回の回復の修正を。草は使用者対象者共に行動できないことを忘れていた系PL。
魔香草2回の対象をミハイルへ変更します。これによってミハイルとヴォリアに2回ずつ使用したことになると思います。
タイムカウントを露骨に太陽組と合わせて合流を狙っております。
備品庫のアイテム3種ですが、私は魔香水1つと魔晶石(5点)1つをヴォリアに渡したいです。
私は指輪は要らないので、誰もほしい指輪が無いならば魔香水か魔晶石(5点)にしてヴォリアに渡すのが一番安定するかなと思います。
魔香水で回復するのを忘れずに。
「ところで、一つ質問があるのですが。つかまっているというカイル氏の姉君、セシリアさんでしたか。本名ですか?先ほどの二人はアリシスと言っていましたが。」
魔香草を焚いている中、レオンハルトがミハイルに問いかける。
かなり戸惑いながらだったが、ミハイルがそれに答えた。
「アリシス......それは僕とオレットの遠い昔の友人の名です。」
「先ほどのアリスの言葉はただの嫌がらせでしょう、名前くらいは知っているはずなので」
話を聞けば、アリシスと今回の救助対象であるセシリアはどこか面影が似ているらしい。
それがあるから、オレットはここまで来たのだと。
「余計なことを聞きました。すみません。」
動揺させてしまったのを悔いているのだろう、レオンハルトが謝る。
だが、追いかけるだけの要素がセシリアにはあったのだ。危険な旅をしてでも助けたいと思わせるだけの何かが。
「なら、オレットさんとミハイルさんの為にもしっかり助け出さなければな。
似ている云々の話はさておき、こんな神殿に突入してまで助け出したいと思える。それで十分ですよ。」
そう話しているうちに、ザラックとエミールが戻ってきた。どうやらいくつか収穫があったようで、
「魔晶石と魔香水か...
ミハイルさん、俺が使っても良いだろうか?さっきの時間では回復しきらなくてな...」
俺には丁度良いアイテムだが、同じアイテムを有効活用できる人がいる。しっかり話し合わなければ。
= = = = = = = =
次に見えたのは庭...いや、中庭だった。
上を見れば岩だが、十分な大きさがある。少し物足りないだろうが飛べそうな空間だった。
そして目の前には聖堂、今までとは比べの物にならないほど美しい事を見るに、重要な場所なのだろう。
「ここが最後でしょうか」
「セシリア様がいるといいけどね。
いや、さっきの話だときっといるのかな?」
「他に探す場所もなさそうだし、そうだと思うが......あるいは、もう一つのルートの方かもしれん。それとも、この中で合流したりするのか?」
「2つの入り口が合流しないとは考えにくいでしょうね。まあ、都合よく同じタイミングで合流とは行かないでしょうが。」
「いずれにせよ、この先に進まなければ話は進みませんね。」
これから先、もしかしなくても先の戦闘より大規模なことになるだろう。
「それでは向かいましょうか。準備はよろしいですか?」
そう確認するレオンハルトに
「...応!」
一度深呼吸してから返した。
// PL ==============
アイテムは魔香水と5点魔晶石、誰も申告がなければ魔晶石を2つにします。
ミハイルが望むならアイテムを渡します。
渡した後、魔香水が残っているなら自分に使用します。
そういえば、魔香水に対して薬師キットは作用するのでしょうか?
するのであれば、ダイス一回目のみを使用してください。
21:31:19 ヴォリア@0Δ 魔香水 2d6 Dice:2D6[1,1]=2
あっ...
>「......まあ、何を失ったとか諦めたとかは俺がどうこう言うものでもないだろうから、一つだけ。
> 自分が過去にやった事を後悔してるならだが......あんまり、気にしなくていいと思うぞ。生きていれば雨の日ってのはどうしたってあるもんだ」
哀愁に満ちた態度で語るエミールに対し。
ザラックは彼なりの励ましの言葉をかける。
こう言ったセリフは彼が生きてきた今までに起因しているのだろう。
「君、いい性格してるね。
勿論皮肉じゃないさ......感心してるんだ。
――とりあえず励ましてくれてありがとう」
エミールの思いの全てを消せはしないだろう。
それでも確実に彼の表情は軽くなったように見えた。
* * *
ザラックとエミールが持ち帰ってきたアイテムは魔法使いにとって使いやすいものだった。
>「魔晶石と魔香水か... ミハイルさん、俺が使っても良いだろうか?さっきの時間では回復しきらなくてな...」
ヴォリアが見つかった道具を使用していいかどうかミハイルに問いかけると。
「僕は構いません。
ヴォリアさんたちには助けてくれた恩がありますから。
道具についてはお任せします」
彼は快くヴォリアの提案を受け入れてくれるだろう。
ミハイルはヴォリアたちに篤い恩義を感じているらしい。
* * *
そして冒険者たちは大聖堂の中へと至る。
>「それでは向かいましょうか。準備はよろしいですか?」
レオンハルトが扉を開き。
最後の建物の中へと入って行く。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
とりあえず簡単な返しを。
アイテムは魔香水一つと魔晶石5点二つで確定させます。
全てヴォリアに渡しておきました。
>0Δさん
魔香水は回復量の決定ダイスがなく、固定値で0です。
なのでレンジャーレベルと知力ボーナスで5点回復させておきました。
それらも踏まえ、現在結果は以下になります。
ザラック 【HP】39/39 【MP】9/9 緑A2枚消費
ヴォリア 【HP】47/47 【MP】17/33 魔晶石5点1個消費・残り2点の魔晶石1個+魔晶石5点2個獲得
レオンハルト 【HP】42/64+2 【MP】12/13+2 魔晶石3点1個消費エミール 【HP】34/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】30/30 【MP】39/52 魔晶石5点1個・魔晶石10点1個・知性の指輪1個消費
続きは新しいカテゴリにて!