1-毒使う兄

 GM(あんみつ) [2016/08/07 23:07:59] 
 

>「えっと、一緒に来ます?
>その手でやつらを懲らしめませんか?」

ナマはラーナに一緒に来るように声をかけ。

>「お、いいね。
> 危ないことがあったらオレたちが守るし、色々教えてくれると嬉しいかも」

>「良いですね。何をするにも人が多いに越したことはありませんし。
> それに、あの剣は貴女方の大切なものなのでしょう?
> その守護なんですから、貴女自信も参加した方が楽しいですよ、きっと」

バークやナディンもそれに同意する。

「わかったわ、案内してあげる。
 神殿といってもそんなに複雑な形はしていないんだけどね」

ラーナは喜んでついていくつもりのようだ。

   *   *   *

青い宝石でできた床に柱、天井。
円形の回廊のようになっているその向こう側には。
巨大な水柱がある。
滝のように水が轟轟と流れ出している音が響く。

そしてその回廊の中の一箇所。
中央の水中に向けてせり出している場所に。
――それらはいた。

「何者だ、お前たち!」

水中を見上げていたのは男と女。
とはいっても、女の方は人のようではなく。
その足はタコのように幾重にも分かれた触手のようになっていた。
ナマはその正体を理解する。
それは水棲の女性型蛮族――スキュラである。

そしてその背後にいるのは黒髪の剣士。
どうやら首から下げているのは聖印のようだ。
毒薬の神テメリオのそれだ。
男の足元の宝石は謎の液体で聖印が描かれている。
まるでほこらであるかのように。

『わからないけれど、あいつの差し金じゃないかしら?』

スキュラが男に問う。
彼女が使用したのは魔法文明語だ。

『なるほど......面倒な真似をしてくれるもんだ』

男は魔法文明語でスキュラと会話を交わしたあと。
改めて冒険者たちの方に向き直る。

「お前たち、まさかディマイズに手を出したんじゃないよな?」

よく知らない名前を切り出す。
彼の知り合いなのであろうか。

「あいつは......弟が生まれつき体が弱いだからな。
 俺が守ってやらないといけないんだ。
 毒でも薬でも飲ませて生き延びさせてやるのさ」

どうやら先程のディマイズというのは彼の弟だという。
聞いたところ、病弱な人物であるらしい。

「ディマイズは言っていた。
 今回の作戦に成功すればもっといい薬を作って貰えるって。
 あいつのためだ、邪魔しようっていうのなら毒の味受けてもらう!」

男は剣を抜き、戦いに備える。

『よくわからないけれど、遊べばいいのよね?
 ......メディク』

スキュラはどこか妖艶な微笑みを浮かべて男の名を呼ぶ。
メディクと呼ばれた男はというと。

『上手く行った方があんたも楽だろう。
 手を貸してくれよ、頼む』

素っ気なくそう返すだけだった。

『いいわ......ふふ。
 邪魔な奴らもいるけれど。
 美味しそうな男がいっぱい。
 魔法で縛って......触手で絡めて......うふ、どうしようかしら?』

スキュラはバークやヴァーミリオン、そしてナディンを眺めて舌舐りをする。

「なんでもいい......覚悟しな!」

蒼石の神殿の奥で、穢れとの戦いの幕が上がる。


―――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

四人のカテゴリ進行となります。
ここからはこちらのカテゴリにご投稿ください。

戦闘になりますが、戦闘前に聞きたいことがあれば少しは会話できます。
【NPC:男性】【メディク・ブラザ】を登録しておきます。

敵はスキュラが1体、メディクがいます。
予備ダイスを魔物知識判定に使用したところ、ナマが正体を看破しています。
メディクの能力は概ね邪教の神官戦士ですが、限定的にデータを公開します。
スキュラには剣のかけらが8個各部位に2つずつ入っています。

戦闘についてはオート戦闘形式(ver3)で処理します。

位置は以下のようになっております。

ナディ・バーク・ヴァー・ナマ・ラーナ 10m スキュラ 4m メディク

戦闘の発生に対し、皆さんは必ず以下の3つを行ってください。

・先制判定用ダイス(目標値14)
・6つの戦闘スタイルから1つの選択
・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個

カスタム行動で以下のようなものをご記述いただいても構いません。

・敵キャラクターを狙う順番
・状況毎の詳細な行動宣言(選択したスタイルより優先します)
・PCの行動順
・移動距離
・MPに魔晶石や各種消費アイテムの使用度合い

などなど

ラーナは《猛攻》を選択します。
カスタム行動として以下の1つを設定します。

・《魔法拡大/数》で可能な限り攻撃します。

他にも何かございましたら、どうぞ!

 ナマ(なまさん) [2016/08/08 19:22:38] 
 

「お、いいね。
 危ないことがあったらオレたちが守るし、色々教えてくれると嬉しいかも」

「良いですね。何をするにも人が多いに越したことはありませんし。
 それに、あの剣は貴女方の大切なものなのでしょう?
 その守護なんですから、貴女自信も参加した方が楽しいですよ、きっと」

「わかったわ、案内してあげる。
 神殿といってもそんなに複雑な形はしていないんだけどね」

喜んでついて来るつもりのようだ。

―――――――※―――――――

青い宝石でできた床に柱、天井。
円形の回廊のようになっているその向こう側には。
巨大な水柱がある。
滝のように水が轟轟と流れ出している音が響く。

そしてその回廊の中の中央の水中に向けてせり出している
そこから声が聞こえてくる

「何者だ、お前たち!」

水中を見上げていたのは、神官の男性とスキュラだ。

「えっと、男性はテメリオの神官で、女性みたいなのはスキュラです。」

『********、**************?』

『****......**************』

何やら知らない言葉で喋っている。もう少し勉強しなくては。

「お前たち、まさかディマイズに手を出したんじゃないよな?」

男性が何か言う。ディマイズとは、何だろう。

「あいつは......弟が生まれつき体が弱いだからな。
 俺が守ってやらないといけないんだ。
 毒でも薬でも飲ませて生き延びさせてやるのさ」

「ディマイズは言っていた。
 今回の作戦に成功すればもっといい薬を作って貰えるって。
 あいつのためだ、邪魔しようっていうのなら毒の味受けてもらう!」

男性は剣を抜き、戦いに備えている。

『**********、********?
 ......****』

『****************。
 ********、**』

『***......**。
 ***********。
 ************。
 ******......******......**、********?』

スキュラ舌舐りをする。

「なんだかよくわからないけど、あのスキュラキモイ・・・」

声に出てた・・・

「あ、すみません、何でもないです。」

「なんでもいい......覚悟しな!」

「私はあなたたちとはあまり戦いたくないです
だから、今のうち逃げたら許して差し上げます
どうしても戦いたいっていうのなら、受けて差し上げましょう。」

闘いの火蓋が切られる。

―――――――――――――――

PL なまさんです

挑発しまくるナマです。

こいつラスボスではないですよね。

―――――オート戦闘―――――

・先制判定用ダイス(目標値14)

20:01:46 なまさん@ナマ 先制判定 2d6Dice:2D6[2,4]=6

・6つの戦闘スタイルから1つの選択

《猛攻》

・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個

20:04:14 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス15 2d6Dice:2D6[6,4]=10

20:04:11 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス14 2d6Dice:2D6[3,2]=5

20:04:09 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス13 2d6Dice:2D6[3,5]=8

20:04:06 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス12 2d6Dice:2D6[4,3]=7

20:04:02 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス11 2d6Dice:2D6[6,2]=8

20:03:58 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス10 2d6Dice:2D6[5,2]=7

20:03:55 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス9 2d6Dice:2D6[3,2]=5

20:03:51 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス8 2d6Dice:2D6[4,2]=6

20:03:49 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス7 2d6Dice:2D6[1,2]=3

20:03:46 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス6 2d6Dice:2D6[2,2]=4

20:03:44 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス5 2d6Dice:2D6[5,1]=6

20:03:40 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス4 2d6Dice:2D6[5,4]=9

20:03:36 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス3 2d6Dice:2D6[1,3]=4

20:03:32 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス2 2d6Dice:2D6[1,3]=4

20:03:26 なまさん@ナマ 戦闘用ダイス1 2d6Dice:2D6[1,4]=5

ゴミダイスです

・状況毎の詳細な行動宣言

瀕死の仲間がいれば、ある程度HPが減っている仲間に《魔法拡大/数》でキュア・ウーンズを唱えます。

気絶した仲間がいれば、アウェイクンを唱えます複数いれば魔法拡大/数》を使います

上記の条件に当てはまらない場合、

ナディンにセイグリッド・ウエポン、毒を受けた仲間にキュア・ポイズンを使います。

強化し終わっているorスキュラが負けた+毒を受けた仲間がいない場合ある程度HPが減っている仲間を回復します。

魔晶石はMPが15以下の時に消費MPが2以上の場合使います。

 ナディン(配管) [2016/08/08 22:39:07] 
 

「わかったわ、案内してあげる。
 神殿といってもそんなに複雑な形はしていないんだけどね」

 と、ラーナさんは言っているらしい。

「ええ、ありがとうございます。よろしくお願いしますね」

 僕には見えないが、皆を案内してくれるなら問題はない。

「しかしこう、外観もすごかったわけですが内装も素晴らしいですね。
 これ全部、宝石ですか?」

 ラーナさんの案内に従って青い宝石で作られた回廊を歩きながら、そんなことをごちる。
 今が非常時で、のんびり見て回れないのが残念だ。
 ......と、そうこうしていると、回廊の先に何かがいるのが見えた。

「何者だ、お前たち!」

 そちらを見れば、人族と思われる剣士が1人と、下半身が蛸めいた女性っぽい蛮族が一匹。
 剣士はなにやら聖印のようなものを持っているし、神官だろうか。

「えっと、男性はテメリオの神官で、女性みたいなのはスキュラです。」

 とは、ナマさんの言。やっぱり神官みたいだ。

「ありがとうございます、ナマさん。
 となると、アレが今回の首謀者......かはともかく、この神殿に蛮族を引き入れた輩というわけですね」

 よくわからない言葉で蛮族と話しているし、間違いない。きっとそうだ。
 ともあれ、敵が蛮族と通じているということであれば実質蛮族のようなもの。叩きのめすに否やはない。

「お前たち、まさかディマイズに手を出したんじゃないよな?」

「あいつは......弟が生まれつき体が弱いだからな。
 俺が守ってやらないといけないんだ。
 毒でも薬でも飲ませて生き延びさせてやるのさ」
 
 「ディマイズは言っていた。
 今回の作戦に成功すればもっといい薬を作って貰えるって。
 あいつのためだ、邪魔しようっていうのなら毒の味受けてもらう!」

 なんて物騒なことを考えていると、テメリオ神官がなにやら告げる。
 推測すると、弟がいて守ってやりたいから蛮族に協力している、と。
 うーん、字面だけだと同情もできるけれど......。

「まあ、テメリオですし。蛮族みたいなものでしょう。
 あいにくと僕は寛容なライフォスの信者というわけでもありませんし、容赦はしません。
 それにほら。
 弟さんも、一回死んで蘇ったほうが体も良くなるかもしれませんよ」

 挑発を兼ねて、我ながら酷い暴言をぶつける。
 言動から察するに、ディマイズは僕らが手を出しかねない場所にいる、つまり一緒に作戦行動をとっている可能性が高い。
 そして、今この場にはいないと思われる......すると、地上で戦っているのかもしれない。
 ルートさんたちであれば別に殺したりはしないと思うけど......まあ、挑発だし良いか。

「なんでもいい......覚悟しな!」

「私はあなたたちとはあまり戦いたくないです。
だから、今のうち逃げたら許して差し上げます。
どうしても戦いたいっていうのなら、受けて差し上げましょう。」

「僕はナマさんと違って優しくはありませんので、執る手は一つ――――殴殺、待ったなしです!
 さあ、執事ルーンフォークの誇る四十八の殺人技の斬れ味をとくと味わいなさい!」

 胸の前で拳を打ち合わせると、ハードノッカーの鈍い金属音が響く。
 そのまま構え、体勢を低くし、隠す気のない突撃姿勢をとる。
 いつもの通り、先手必勝慈悲はなし、だ。

=======================================
PL:配管
問答無用な脳筋執事ですまない。
まあ、質問はきっと他の人がしてくれるって信じてます(震え声)

【行動】
○先制判定
 22:32:14 配管@ナディン 先制判定(目標値14) 2d6+10 Dice:2D6[5,6]+10=21
 →成功!

○戦闘スタイル
《猛攻》

○カスタム行動
 基本的に自分への支援・相手への妨害の類が終わってから行動します。
 まずはスキュラの胴体を狙います。とにかく全力で前衛を仕留めたい。
 スキュラが倒れたらメディクへの攻撃に移ります。

○戦闘ダイス 15回
22:36:50 配管@ナディン 戦闘ダイス1 2d6 Dice:2D6[6,5]=11
22:36:56 配管@ナディン 戦闘ダイス2 2d6 Dice:2D6[6,5]=11
22:36:59 配管@ナディン 戦闘ダイス3 2d6 Dice:2D6[4,4]=8
22:37:04 配管@ナディン 戦闘ダイス4 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
22:37:07 配管@ナディン 戦闘ダイス5 2d6 Dice:2D6[3,1]=4
22:37:10 配管@ナディン 戦闘ダイス6 2d6 Dice:2D6[1,2]=3
22:37:13 配管@ナディン 戦闘ダイス7 2d6 Dice:2D6[4,5]=9
22:37:17 配管@ナディン 戦闘ダイス8 2d6 Dice:2D6[5,1]=6
22:37:20 配管@ナディン 戦闘ダイス9 2d6 Dice:2D6[4,4]=8
22:37:26 配管@ナディン 戦闘ダイス10 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
22:37:28 配管@ナディン 戦闘ダイス11 2d6 Dice:2D6[4,5]=9
22:37:31 配管@ナディン 戦闘ダイス12 2d6 Dice:2D6[5,2]=7
22:37:34 配管@ナディン 戦闘ダイス13 2d6 Dice:2D6[1,4]=5
22:37:38 配管@ナディン 戦闘ダイス14 2d6 Dice:2D6[3,6]=9
22:37:41 配管@ナディン 戦闘ダイス15 2d6 Dice:2D6[3,3]=6

 バーク(スキュラ) [2016/08/09 02:10:33] 
 

「うわっ、うわっ」

水の柱の中を、神殿へと進む...まるで空を飛んでるみたいだ。
この水柱から一歩でもはみ出たら、どうなってしまうのか。
この高さだ。下が水でも、きっとただじゃすまないんだろうな。

「こ、これは結構スリルがあるね。
 は、はは...」

ああちくしょう、はやく硬い地面の上に行きたい。


..
...
....


そうして神殿に到着する。
地面は固くなったけど、そこはどこもかしこも光り輝く宝玉でうめつくされていて、
水柱とはまた違う意味で地に足がつかない感じだった。
でも一休みしてる場合じゃないみたいだ。
異形の蛮族と、邪神の神官戦士が現れる。

 「えっと、男性はテメリオの神官で、女性みたいなのはスキュラです。」

となると、アレが今回の首謀者......かはともかく、この神殿に蛮族を引き入れた輩というわけですね」

「泉の御方が言ってたヤツかな。
 こりゃあタダで帰すわけにはいかないね」

左手に盾を構え、右手は剣に触れるか触れないかのところで浮かせておく。
相手に合わせて剣と魔法を使い分けるのがオレ流...というか、師匠である叔父貴流...だ。
ギルマンのときのように前衛はナディンにまかせて、オレはヴァーミリオンのそばに陣取る。
ま、センセイはこう見えて頑丈みたいだし護衛する意味はないのかもだけど。

 「ディマイズは言っていた。
  今回の作戦に成功すればもっといい薬を作って貰えるって。
  あいつのためだ、邪魔しようっていうのなら毒の味受けてもらう!」

「ええっと、メディクって言ったかいアンタ。
 貰えるってことは、アンタと弟さんは誰かの手下か使いってことなのかな?」

神官の男とスキュラはオレの知らない言葉で会話していたけど、
唯一『メディク』という名前だけが聞き取れた。
多分、アイツの名前なんだろう。

「誰に何を頼まれたんだ?
 ここは水の領域で、水の妖精の主があんた等を追えと命じてる。
 逃げ場がなくなるのは分かってたんじゃないのかい?」

一応、なにか情報を引き出せないか話をしてみる。
スキュラは強い蛮族だけど、一人でこれほどの穢れを広められるのかというと
ちょっと大げさすぎるきがする。
もっと強い黒幕がいるんじゃないか、そう思った。

「話すついでに武器も手放してくれれば、なお良いんだけどね」

それは無理、か。
よし決めた。初手は魔法でいこう。

『我が名において命ずる。
 いでよ...』

妖精語を唱え、召喚の呪文を詠唱する。
いくぜ。

─────────────────────────────
-PLスキュラ-
しねースキュラーめー(


○先制判定
02:03:20 スキュラ@バーク 先制 2d6+5 Dice:2D6[1,1]+5=7

○戦闘スタイル
《攻撃》

○カスタム行動
 手番ごとに3mずつ前進します。

 ナディンがスキュラ胴体をたおせていたら、ナディンにバーチャルタフネス。
 倒せていなければ魔法攻撃。

 魔法使用時は魔晶石を使用し、本体MPを温存します。

○戦闘ダイス 15回
02:03:36 スキュラ@バーク 戦闘ダイス1 2d6 Dice:2D6[4,6]=10
02:03:50 スキュラ@バーク 戦闘ダイス2 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
02:03:57 スキュラ@バーク 戦闘ダイス3 2d6 Dice:2D6[6,2]=8
02:04:02 スキュラ@バーク 戦闘ダイス4 2d6 Dice:2D6[4,6]=10
02:04:08 スキュラ@バーク 戦闘ダイス5 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
02:04:12 スキュラ@バーク 戦闘ダイス6 2d6 Dice:2D6[6,4]=10
02:04:17 スキュラ@バーク 戦闘ダイス7 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
02:04:24 スキュラ@バーク 戦闘ダイス8 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
02:04:29 スキュラ@バーク 戦闘ダイス9 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
02:04:37 スキュラ@バーク 戦闘ダイス10 2d6 Dice:2D6[3,6]=9
02:04:41 スキュラ@バーク 戦闘ダイス11 2d6 Dice:2D6[4,1]=5
02:04:44 スキュラ@バーク 戦闘ダイス12 2d6 Dice:2D6[3,1]=4
02:04:48 スキュラ@バーク 戦闘ダイス13 2d6 Dice:2D6[2,2]=4
02:04:51 スキュラ@バーク 戦闘ダイス14 2d6 Dice:2D6[1,6]=7
02:04:54 スキュラ@バーク 戦闘ダイス15 2d6 Dice:2D6[3,3]=6

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/08/10 21:45:50] 
 

神殿にて何処か必死の敵と対峙する。


「えっと、男性はテメリオの神官で、女性みたいなのはスキュラです。」


ナマの的確な判断に頷く。


「その様だ、毒に注意したまえ諸郡。
スキュラの触手による連撃こ の後に毒を貰えば倒れかねん」


シルクハットのツバを撫でながら忠告する。
するとバーグが私の前に出ながら言った。


「泉の御方が言ってたヤツかな。
 こりゃあタダで帰すわけにはいかないね」


この言葉に頷き、私は歌の準備に入った。
そう今日の私は真面目モードなのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐり
今回は短めでいきます。

戦闘は基本的に強化、弱体
突撃爆烈執事が大ダメージ受けそうなら
庇って防御でお願い致します。

戦闘ダイス
2D6 → 4 + 6 = 10 (08/10-21:44:53)
2D6 → 3 + 1 = 4 (08/10-21:44:55)
2D6 → 5 + 5 = 10 (08/10-21:44:56)
2D6 → 6 + 4 = 10 (08/10-21:44:57)
2D6 → 3 + 6 = 9 (08/10-21:44:59)
2D6 → 6 + 6 = 12 (08/10-21:45:17)
2D6 → 4 + 3 = 7 (08/10-21:45:18)
2D6 → 4 + 1 = 5 (08/10-21:45:22)
2D6 → 6 + 4 = 10 (08/10-21:45:25)
2D6 → 2 + 4 = 6 (08/10-21:45:26)
2D6 → 6 + 5 = 11 (08/10-21:45:28)
2D6 → 5 + 3 = 8 (08/10-21:45:30)
2D6 → 1 + 1 = 2 (08/10-21:45:32)

無駄に荒ぶった(笑)

 GM(あんみつ) [2016/08/11 11:56:46] 
 

>「まあ、テメリオですし。蛮族みたいなものでしょう。
> あいにくと僕は寛容なライフォスの信者というわけでもありませんし、容赦はしません。
> それにほら。
> 弟さんも、一回死んで蘇ったほうが体も良くなるかもしれませんよ」

ナディンの言葉に対して、メディクの目が鋭くなる。
そして手に持つ剣の切っ先を向け。

「巫山戯るのはそこまでだ。
 ――殺すぞ」

少なくとも弟周りについては挑発に乗りやすいタイプなのかもしれない。

>「私はあなたたちとはあまり戦いたくないです。
>だから、今のうち逃げたら許して差し上げます。
>どうしても戦いたいっていうのなら、受けて差し上げましょう。」

ナマは主にメディクにそう声をかける。
だが、彼から返ってきた言葉は。

「逃げる、だと?
 そんな選択肢を取れるわけがない。
 例え俺以外の全てを殺してでも、俺自身が死ぬとしても。
 ディマイズのためなら、なんだってやるだけだ」

逃げるつもりはない。
そういったのであった。

>「ええっと、メディクって言ったかいアンタ。
> 貰えるってことは、アンタと弟さんは誰かの手下か使いってことなのかな?」

>「誰に何を頼まれたんだ?
> ここは水の領域で、水の妖精の主があんた等を追えと命じてる。
> 逃げ場がなくなるのは分かってたんじゃないのかい?」

そんな覚悟を決めた様子のメディクにバークは問う。

「お前の質問には、答える義理はない。
 そもそも俺は詳しい話は知らない。
 俺はあいつのために全てをかけるだけだ。
 逃げ場がなくなろうと、俺は俺のやるべきことをやるだけだ!」

   *   *   *

戦いの幕が上がると、最初に飛び出していったナディンが連撃を叩き込む。

『ぐ......刺激が強すぎた、みたい、ね......』

スキュラはその五連撃目でついに耐え切れず。
その体を床に倒す。

「まだだ......!
 一人になっても終わりはしない!」

だがメディクは諦めない。
外法たる奇跡の力でその身を守りつつ。
メディクはナディンに斬りかかる。

それでもナマの万全なサポートもあり。
バークとラーナ、妖精たちの力をその身に受けていきながら。

「......ディマイズ、お前は生きろ......」

メディクもまた、すぐに意識を手放した。

   *   *   *

倒れているスキュラとメディクはどうやらまだ生きてはいる。
彼らに止めを差すかどうかは冒険者たちに委ねられることだろう。

よく見れば、メディクの倒れているそばに何かが落ちている。
ガラスの小瓶の中にどす黒い色をした謎の液体。

それは然る文献に残された汚穢の薬と呼ばれし危険なもの。
遥か昔、魔法文明の頃に生み出された薬品であり。
一滴でとある湖を完全に腐敗させたという伝説もある。

もし、仮にメディクの手でこれが用いられたとしたら。
被害が現状の程度で済んでよかったのかもしれない。

これも偏に妖精の主ファウントの力。
――いや、今も天まで続く水中の中に佇む。
あの剣の力のおかげだろうか。


―――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

進行となります。
戦闘の結果は以下のようになりました。

ヴァーミリオン 【HP】34/34 【MP】18/18
ナディン 【HP】36/36 【MP】6/12
ナマ 【HP】30/30 【MP】35/44
バーク 【HP】37/37 【MP】28/36 魔晶石5点*4消費
ラーナ 【HP】46/46 【MP】44/50

メディクとスキュラはそれぞれ気絶状態です。
生かすも殺すも自由です。
戦利品を剥ぎ取る場合はダイスを振っても構いません。

【汚穢の薬】について見識判定が可能です。目標値は16
成功すれば、【分類:道具】に記載されたことがわかります。

他にも何かございましたら、どうぞ。

=============================

ナディ・バーク・ヴァー・ナマ・ラーナ 10m スキュラ 4m メディク

先制判定が21だったため、PC側の先攻。

○1R先攻

ナマは3m前進。

ナディ・バーク・ヴァー・ラーナ 3m ナマ 7m スキュラ 4m メディク

ナマはナディンに【セイクリッド・ウェポン】を行使。消費MP2。
行使判定(ナディン):(5)+11=16で成功。蛮族への命中+1、物理+2。

ナマ 【HP】30/30 【MP】41/44

ヴァーミリオンは3m前進。

ナディ・バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 7m スキュラ 4m メディク

ヴァーミリオンは《ハーモニー》で【モラル】を行使。
呪歌判定:(10)+8=18で成功。命中+1。

ナディンは10m前進。

バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 7m ナディ・スキュラ 4m メディク

ナディンは補助動作で【マッスルベアー】を使用。
ナディンは《全力攻撃》を宣言してスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(11)+11+1+1=24で成功。
ダメージ:(R10,11,8)=6+4+8+2+4+2=26。26点物理ダメージ。
スキュラの胴体は防護点8なので18点のダメージ。

ナディン 【HP】36/36 【MP】6/12
スキュラ(胴体) 【HP】32/50 【MP】54/54

ナディンは《二刀流》でスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(9)+11+1+1=22で成功。
ダメージ:(R10,4)=1+8+2+4+2=17。17点物理ダメージ。
スキュラの胴体は防護点8なので9点のダメージ。

スキュラ(胴体) 【HP】23/50 【MP】54/54

ナディンは《追加攻撃》でスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(3)+11+1+1=16で失敗。効果消滅。

ナディンは《ファストアクション》の効果で主動作もう一回。
ナディンはスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(9)+11+1+1=22で成功。
ダメージ:(R10,6)=3+8+2+4+2=19。19点物理ダメージ。
スキュラの胴体は防護点8なので11点のダメージ。

スキュラ(胴体) 【HP】12/50 【MP】54/54

ナディンは《二刀流》でスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(8)+11+1+1=21で成功。
ダメージ:(R10,9)=5+8+2+4+2=21。21点物理ダメージ。
スキュラの胴体は防護点8なので13点のダメージ。

スキュラ(胴体) 【HP】-1/50 【MP】54/54
スキュラは倒れた。

バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 7m ナディ 4m メディク

バークは3m前進。

ラーナ 3m ヴァー・ナマ・バーク 7m ナディ 4m メディク

バークはナディンに【バーチャルタフネス】を使用。消費MP4。魔晶石5点から消費。
行使判定:(10)+9=19で成功。HP+9。

バーク 【HP】37/37 【MP】28/36 魔晶石5点*2消費
ナディン 【HP】45/36+9 【MP】6/12

ラーナは3m前進。

ヴァー・ナマ・バーク・ラーナ 7m ナディ 4m メディク

ラーナはメディクに【水鉄砲】を使用。目標値17。
判定:10:29:14 あんみつ@GM ラーナ水鉄砲 2d6+9 Dice:2D6[2,5]+9=16で失敗。効果半減。
ダメージ:10:29:32 あんみつ@GM ラーナダメージ 2d6+6 Dice:2D6[1,5]+6=12。
半減で6点の水属性ダメージ。

メディク 【HP】42/48 【MP】32/32

○1R後攻

メディクは3m後退。

ヴァー・ナマ・バーク・ラーナ 7m ナディ 7m メディク

メディクは【ヴァイス・シールド】を使用。消費MP4。物理被ダメ-3。

メディク 【HP】42/48 【MP】28/32

○2R先攻

ヴァーミリオンは3m前進。

ナマ・バーク・ラーナ 3m ヴァー 4m ナディ 7m メディク

ヴァーミリオンは呪歌を継続。

ナマは3m前進。

バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 4m ナディ 7m メディク

ナマはナディンに【ブレス:筋力】を行使。
行使判定:(4)+11=15で成功。ナディンの筋力+6。

ナマ 【HP】30/30 【MP】37/44

ナディンは7m前進。

バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 11m ナディ・メディク

ナディンは《全力攻撃》を宣言してメディクにハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(9)+11+1=21で成功。
ダメージ:(R10,7)=3+8+2+4+1=18。18点物理ダメージ。
メディクは防護点8、シールドで3点軽減して7点のダメージ。

メディク 【HP】35/48 【MP】28/32

ナディンは《二刀流》でメディクにハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(5)+11+1=17で失敗。効果消滅。

ナディンは《追加攻撃》でスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(9)+11+1=21で成功。
ダメージ:(R10,7)=3+8+2+4+1=18。18点物理ダメージ。
メディクは防護点8、シールドで3点軽減して7点のダメージ。

メディク 【HP】28/48 【MP】28/32

バークは3m前進。

ラーナ 3m ヴァー・ナマ・バーク 11m ナディ・メディク

バークはメディクに【ウィンドカッター】を行使。消費MP3。魔晶石5点から消費。
行使判定:(5)+9=14で失敗。効果半減。
ダメージ:(R10,8)=4+9=13。13点の風属性魔法ダメージ。半減で7点のダメージ。

バーク 【HP】37/37 【MP】28/36 魔晶石5点*3消費
メディク 【HP】21/48 【MP】28/32

ラーナは3m前進。

ヴァー・ナマ・バーク・ラーナ 11m ナディ・メディク

ラーナは待機。

○2R後攻

メディクは《マルチアクション》を宣言。
メディクは【キュア・ハート】を使用。消費MP5。HP16点回復。

メディク 【HP】37/48 【MP】23/32

メディクはナディンを攻撃。目標値17。
回避判定:(6)+8-2=12で失敗。15点の物理ダメージ。
ナディンは防護点4なので11点のダメージ。

ナディン 【HP】34/36+9 【MP】6/12

○3R先攻

ヴァーミリオンは3m前進。

ナマ・バーク・ラーナ 3m ヴァー 8m ナディ・メディク

ヴァーミリオンは呪歌継続。

ナマは3m前進。

バーク・ラーナ 3m ヴァー・ナマ 8m ナディ・メディク

ナマはナディンに【キュア・ウーンズ】を使用。消費MP2。
行使判定:(4)+11=15で成功。
回復量:(R10,9)=5+11=16。16点回復。

ナマ 【HP】30/30 【MP】35/44
ナディン 【HP】45/36+9 【MP】6/12

ナディンは《全力攻撃》を宣言してメディクにハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(11)+11+1=23で成功。
ダメージ:(R10,11,8)=6+4+8+2+4+1=25。25点物理ダメージ。
メディクは防護点8、シールドで3点軽減して14点のダメージ。

メディク 【HP】23/48 【MP】23/32

ナディンは《二刀流》でメディクにハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(9)+11+1=21で成功。
ダメージ:(R10,4)=1+8+2+4+1=16。16点物理ダメージ。
メディクは防護点8、シールドで3点軽減して5点のダメージ。

メディク 【HP】18/48 【MP】23/32

ナディンは《追加攻撃》でスキュラの胴体にハードノッカー+1で攻撃。目標値18。
命中判定:(3)+11+1=15で失敗。効果消滅。

バークは3m前進。

ラーナ 3m ヴァー・ナマ・バーク 8m ナディ・メディク

バークはメディクに【カオスショット】を行使。消費MP5。魔晶石5点から消費。目標値19。
行使判定:(10)+9=19で失敗。効果半減。
ダメージ:(R20,9)=7+9=16。16点の純エネルギー属性魔法ダメージ。

バーク 【HP】37/37 【MP】28/36 魔晶石5点*4消費
メディク 【HP】2/48 【MP】23/32

ラーナは11m前進。

ヴァー・ナマ・バーク 8m ナディ・ラーナ・メディク

ラーナはメディクを拳で攻撃。目標値18。
命中判定:11:18:40 あんみつ@GM ラーナ命中判定 2d6+10 Dice:2D6[6,2]+10=18で成功。
ダメージ:11:18:52 あんみつ@GM ラーナダメージ 2d6+7 Dice:2D6[4,1]+7=12。
12点物理ダメージ。メディクは防護点8なので4点のダメージ。

メディク 【HP】-2/48 【MP】23/32
メディクは倒れる。戦闘終了。

 ナマ(なまさん) [2016/08/11 13:41:34] 
 

「逃げる、だと?
 
そんな選択肢を取れるわけがない。
 
例え俺以外の全てを殺してでも、俺自身が死ぬとしても。
 
ディマイズのためなら、なんだってやるだけだ」

逃げるつもりはないらしい
それは分かってたことだけど。

―――――――※―――――――

ナディンさんがあっという間にスキュラを倒す

『*......*******、***、*......』

スキュラが何か言ったけど分からなかった。

「まだだ......!
 一人になっても終わりはしない!」

だがメディクは諦めないようだ
ナディンさんに切りかかる。

「......ディマイズ、お前は生きろ......」

メディクもスキュラと同じように倒れた。

   *   *   *

「あっけなかった・・・ですね

何もできなかった。

よく見れば、メディクの倒れているそばに何か落ちている。

「あれは、『汚穢の薬ですね』
一滴で湖を完全に腐敗させるぐらい危険なものです。」

でも、あれを使われてもこの湖はこの程度の被害しか受けていない
ファウントさんのおかげだろうか。

―――――――――――――――

PL なまさんです

ナディン強すぎでしょw

先制とってさらに敵を撲滅するなんて・・・

13:49:50 なまさん@ナマ ミス +9で19

13:48:52 なまさん@ナマ 見識判定 薬 2d6 Dice:2D6[5,5]=10

 バーク(スキュラ) [2016/08/11 15:34:32] 
 

 「あっけなかった・・・ですね。」

「だね。
 いい感じだ」

あいかわらず竜巻のようなナディンの拳もすさまじいけど、
呪歌と魔法の援護もうまく噛み合っていたと思う。
今回のオレたちには鎧を着た戦士がいないし、一手の不和が命取りになる。
それをこの程度の損害で切り抜けられたのは嬉しい。

「みんなおつかれ」

ねぎらいの言葉を仲間と、それから召喚した妖精たちにも掛ける。
複数の力を束ねて使う混沌の魔法は、妖精たちにも負担が大きい。
気の立った様子の炎霊をなだめ、元の世界に送り返してやる。

..
...
....


 「あれは、『汚穢の薬』ですね。
 一滴で湖を完全に腐敗させるぐらい危険なものです。」

「そりゃこわい」

メディクが倒れたときに瓶が割れなくて幸運だった。
近づき、小瓶をつつく......穢れの毒で指が腐り落ちたりはしないようだ。
そっと手に取り、封印が破れていないか確かめる。

「あいつら、この小瓶をどうしたかったんだろうね。
 水の世界を穢したいだけなら、さっさと撒けばよかったろうに」

 「その様だ、毒に注意したまえ諸郡。
 スキュラの触手による連撃こ の後に毒を貰えば倒れかねん」

戦いの直前にヴァーミリオンが発した警告を思い出す。
オレはてっきり、メディクは戦闘中にこの毒をコッチにぶつけてくるかと思ってたんだけど
ヤツは剣で戦うばかりで毒の神官らしい行動を取らなかった。
(そんなヒマもなく『竜巻』に巻き込まれたというのもあるだろうけど)

「とりあえずこの毒は泉の御方に届けたらいいんじゃないかな。
 オレたちが持ち運ぶのも危険だろうし、どこか安全な場所に隔離してもらうとか」

..
...
....


「あとは、そこで伸びてる二人だけど...」

うーん。

「介抱すれば、コイツ等がなにか話してくれると思うひとー?」

自分で聞いておいてなんだけど、もちろんオレは手は挙げない。
なにか確固たる(そして、他人とは共有できない)信念を持って戦ってる相手に見えたし、
殺すしかないんじゃないかなぁ。

─────────────────────────────
-PLスキュラ-
よかった、悪いスキュラは倒されたんだね...(

毒は貝殻のお城に運んで封印なり中和なりしてもらえないかなぁ。
運搬役はピッチに頼めると、神殿の調査を中断しないですむし良い気がします。

瀕死のお二人サンは止めを刺していいんじゃないかしら。
戦闘前のやり取りからしても、なにか吐くとは思えないです。
両方共魔法使うから、捕虜にするのも大変だろうし。

バーク 【HP】37/37 【MP】28/36
魔晶石5点*9 魔晶石2点*1 魔晶石1点*2

 ナディン(配管) [2016/08/11 22:29:23] 
 

「軟体系は苦手なので、まずは貴女を討ちます!
 『主人百裂拳』!」

 スキュラはその五連撃目でついに耐え切れず。
 その体を床に倒す。

 ナマさん、ヴァーミリオンさんの支援を受けた僕は、真っ先に蛮族――スキュラを仕留めた。
 邪教徒メディクの剣が僕の体を斬るも、直前に受けたバークさんからの『バーチャルタフネス』、そしてナマさんによる回復によってほぼ無傷。

 結局、危なげなく彼等を打ち倒すことができた。
 ほっと息をつき、体から力を抜く。

「......ディマイズ、お前は生きろ......」

 ラーナさんの拳が彼を沈める刹那、そんな声が聞こえた。
 ......彼等も家族の絆とでも言うべきものでつながっていたのだろうか。

* * *

「あっけなかった・・・ですね。」

「だね。
 いい感じだ」

「ええ。僕らの力にかかればこの程度、易いものでしょう」

 戦いを終え、体から力を抜く。
 と、ナマさんがメディクの側に落ちてた瓶を指す。

「あれは、『汚穢の薬ですね』。
 一滴で湖を完全に腐敗させるぐらい危険なものです。」

「そりゃこわい」
「あいつら、この小瓶をどうしたかったんだろうね。
 水の世界を穢したいだけなら、さっさと撒けばよかったろうに」

「恐ろしい薬ですね。それだけ強力な毒薬なのですから、慎重に取り扱うというのは分かるんですが。
 投げてさえ来なかった理由となると、ご本人に聞くしかないでしょう」
僕は別に起こしてまで理由を知りたいとは思わないので、さくっととどめを刺しておきたい。
 メディクだけならともかく、スキュラに動かれるときついというのもあるが。

* * *

「あとは、そこで伸びてる二人だけど...」
「介抱すれば、コイツ等がなにか話してくれると思うひとー?」

「僕は止めに一票ですね。
 まあ、メディクだけなら身ぐるみ剥いで起こすというのも有りですが。
 ......あ、身ぐるみといえば、僕メディクの身ぐるみ剥いでおきますねー」

 さらなる上とのつながりなんかが分かれば良いんだけど。指令書とか持っていないだろうか。

=======================================
PL:配管
とどめを 刺そう

【行動】
 メディクの所持品を剥ぎ取り、
 配管@ナディン : はぎとる 2D6 → 5 + 2 + (1) = 8 (08/11-22:25:27)

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/08/13 23:04:56] 
 

戦闘はつつがなく終わった。
我々の勝利だ。


「ふむ、私としては彼らの裏が知りたい。
ここは男の方は起こさずにスキュラだけ起こさないか?
彼女は何やら理性的な様だった。
彼女相手に男の待遇を盾に交渉しよう」


と私は皆に提案した。
何やら相手と我々の間に齟齬がある様な気がするのだ。


「何、しっかり拘束しているし。
男の方はいざとなれば水に叩き落とせばいい。
そうすれば奴の方は呪文も唱えられないからね」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐり
すみません!遅くなりました。
今回は提案だけさせていただきます。

 GM(あんみつ) [2016/08/13 23:47:40] 
 

倒れ果てた敵に対して。
冒険者たちは如何にするか。

「ここは任せていいかしら?
 私、ファウント様に伝えてくるわね」

ラーナはどうやら、珊瑚の城まで行くつもりのようだ。
伝えたいことや届けたいものがあれば頼めばいいだろう。

今目の前にいるのは神官と蛮族。
それ以外にはただ水面から上空まで吹き上がる水柱があるだけだ。

起こすなら、起こして好きに聞くがいいだろう。


―――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

四人のルート進行です。

ちょっと現段階で進行すると齟齬がありそうなので。
ラーナが離脱するところまで。

先に伝えたいことや届けたいものがあればどうぞ。

起こす場合は質問も一緒に書いておいてください。
止めを刺す場合は要りません。

 バーク(スキュラ) [2016/08/14 10:04:11] 
 

ヴァーミリオンから、スキュラを尋問してはどうかと提案が出た。

「ううん、たしかに情報は欲しいしね...」

 「何、しっかり拘束しているし。
 男の方はいざとなれば水に叩き落とせばいい。
 そうすれば奴の方は呪文も唱えられないからね」

「わかった、オレは構わないよ。
 センセイの思った通りにやっていい。
 ただし...」

刺剣を抜く。

「ちょっとでも危ないと思ったら、すぐトドメを刺すからね。
 それでいい?」

ヴァーミリオンの目を見て、小さく頷く。

..
...
....


 「ここは任せていいかしら?
  私、ファウント様に伝えてくるわね」

「ごめんラーナ。
 泉の御方のところに行くならコレを渡してきてくれないか」

そっと、例の小瓶を渡す。

「水に穢れをもたらす毒薬だから、
 どこか安全なところに封印するか中和できないかって伝えて欲しい。

 オレたちはもうちょっとコイツ等から聞くことがあるから...頼むよ」


─────────────────────────────
-PLスキュラ-
スキュラを起こして質問をする、私はOKです。

一応、男の方は縛って猿ぐつわも噛ませておきます。
スキュラも可能であれば拘束したいです。
脚に袋をかけて茶巾にするとか、ぐるぐる巻きにするとかできるでしょうか?

攻撃の素振りを見せたら即倒す感じで見守ります。

 ナマ(なまさん) [2016/08/15 14:01:05] 
 

「あとは、そこで伸びてる二人だけど...」

「介抱すれば、コイツ等がなにか話してくれると思うひとー?」

「僕は止めに一票ですね。
 まあ、メディクだけなら身ぐるみ剥いで起こすというのも有りですが。
 ......あ、身ぐるみといえば、僕メディクの身ぐるみ剥いでおきますねー」

「ふむ、私としては彼らの裏が知りたい。
ここは男の方は起こさずにスキュラだけ起こさないか?
彼女は何やら理性的な様だった。
彼女相手に男の待遇を盾に交渉しよう」

「ううん、たしかに情報は欲しいしね...」

「私も賛成です。」

「何、しっかり拘束しているし。
男の方はいざとなれば水に叩き落とせばいい。
そうすれば奴の方は呪文も唱えられないからね」

「わかった、オレは構わないよ。
 センセイの思った通りにやっていい。
 ただし...」

バークさんは剣を抜く。

「ちょっとでも危ないと思ったら、すぐトドメを刺すからね。
 それでいい?」

「ここは任せていいかしら?
  私、ファウント様に伝えてくるわね」

ウィンディーネの女性は帰るらしい。

「男性としての待遇を盾にするなら、私も隠れていた方がいいですか?」

―――――――――――――――

PL なまさんです

ナマはチャームとかコアーシブが使えるのですが、男の待遇を盾にする方がおもしろそうなのであえて使わないでおきます。

ナマ以外にスキュラの言葉喋れる人いるのかなと思ったんですが、よく見るとヴァーミリオン言語覚えすぎでしょw

 ナディン(配管) [2016/08/15 21:33:51] 
 

「ふむ、私としては彼らの裏が知りたい。
ここは男の方は起こさずにスキュラだけ起こさないか?
彼女は何やら理性的な様だった。
彼女相手に男の待遇を盾に交渉しよう」

「ううん、たしかに情報は欲しいしね...」

 ヴァーミリオンさんの発案で、スキュラを尋問してはどうかという話になった。
 あ、尋問じゃなくて交渉か。
 僕的にはメディクの方が......とも思うんだけど。

「うーん、僕としては蛮族よりか人族のほうが良いと思いますけど。
 でも、言葉がわかるヴァーミリオンさんが理性的と言うならこのスキュラは理性的なのでしょう。
 ですから、ええ、僕もそれで構いませんよ」

 とはいえそこまで強く執着しているわけでもないので、さくっと意見を翻す。
 なんならメディクは街に連れ帰ってから専門の人に尋問なり交渉なりしてもらえばいいわけだし。

「何、しっかり拘束しているし。
 男の方はいざとなれば水に叩き落とせばいい。
 そうすれば奴の方は呪文も唱えられないからね」

「わかった、オレは構わないよ。
 センセイの思った通りにやっていい。
 ただし...」
「ちょっとでも危ないと思ったら、すぐトドメを刺すからね。
 それでいい?」

 それは多分最低条件だと思う。や、僕的にはだけど。
 ともあれ、僕も特に反対意見とかはないので様子見に移る。

「あ、一応メディクが起きても良いように聖印とかは奪っておきますね」

 様子見ついでにメディクの首から下がっている聖印をとり、ポケットに仕舞う。
 さらに、律儀に持ってきた冒険者セットの毛布を裂き、簡易的な猿轡として彼の口をふさいでおいた。
 聖印もなく喋れもしない神官なんて怖くはない。縛っているし。

=======================================
PL:配管
反対はしません。メディクから調べる機会はいくらでもありそうですし。官憲に引き渡すとか。

【行動】
 メディクから聖印を奪い、猿轡を噛ませておきます。

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/08/16 18:09:05] 
 

私がスキュラとの交渉を持ち出したところ皆が意見わ述べた。


「うーん、僕としては蛮族よりか人族のほうが良いと思いますけど。
 でも、言葉がわかるヴァーミリオンさんが理性的と言うならこのスキュラは理性的なのでしょう。
 ですから、ええ、僕もそれで構いませんよ」


確かに言葉自体は蛮族に有りがちで人の方が良さそうにも感じる。
しかし、私としては問答無用で襲って来た人族よりも
その人族と協力関係にあるスキュラの方が話しやすいと感じたのだ。


「わかった、オレは構わないよ。
 センセイの思った通りにやっていい。
 ただし...」
「ちょっとでも危ないと思ったら、すぐトドメを刺すからね。
 それでいい?」


その言葉はもっともだ私は同意する様に頷く。
そのうえで一つ注文をした。


「縛るのも、いざとなれば止めを刺すのも構わない。
しかし、一様目に見える範囲に置いてくれないか?
スキュラも目に見えていた方が立場が判りやすいだろう」


神官から聖印を取り、縛った事を確認し、私はスキュラの方を向いた。
さて、ここからが本番だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐり
こんな感じでいきます。

行動としては
神官を拘束、スキュラも拘束
その後スキュラを起こします。

質問
スキュラの名前
神官との関係は
ディマイズとは誰か
神官の望みは
望みを踏まえて神官との交渉の余地はあるか

提案
抵抗しないならば殺さない
事情によっては協力してもよい
水の精霊に用があるなら両者の間も受け持つ
可能なら神官の説得に協力して欲しい

でお願い致します

 バーク(スキュラ) [2016/08/16 20:07:03] 
 

スキュラも目に見えていた方が立場が判りやすいだろう」

神官から聖印を取り、縛った事を確認し、私はスキュラの方を向いた。

「じゃあ、いくよ」

気付けの薬をスキュラにふりかける。

さあ、どうなる...?

─────────────────────────────

-PLスキュラ-

アウェイクポーションを一つ使用します。

 GM(あんみつ) [2016/08/16 20:47:41] 
 

>「ごめんラーナ。
> 泉の御方のところに行くならコレを渡してきてくれないか」

バークは去りゆくラーナに小瓶を渡す。
水の世界を穢すために既に多くを使われた跡とはいえ。
数滴くらい出てきてもおかしくはない。

「気をつけなきゃダメそうね。
 もし浴びちゃったら大変なことになりそう」

丁寧すぎるほどに受け取った後、ラーナはそのまま水の底へと潜っていった。

   *   *   *

一方、目の前にいる倒れた者共についてだが。
冒険者たちは一旦止めを刺さず。
二人を縛っておくことに決めた。

そしてまず起こしたのはスキュラの方だ。
バークが気付け薬で目を覚ませる。
ナディンの手で男の方は聖印が奪われ、猿轡を噛まされた状態で置かれている。

――ヴァーミリオンはスキュラに問う。
まずはその名前だ。

『名前?
 そんなもの教えたところで何になるの?
 このアシーデ様の奴隷......いや食料になってくれるというのかしら?』

彼女の名前はアシーデというらしい。
あまり友好的ではない。
蛮族だからだろうか。

――また、神官との関係について問えば。

『こいつらが忌々しい結界を消すって言うから協力してるだけよ。
 ディマイズってのはこいつの弟でしょう?
 弱々しくてあまり美味しそうじゃないのがもったいないわ』

アシーデとメディクの関係、ついでにディマイズについても語ってくれる。

『望み、そんなものは知らないわ。
 今回の目的は結界を無力化させることよ。
 本当ならもっと上手く行くはずだったのだけど、あのディマイズが持ってきたという薬。
 ......大したことがなかったわね。
 それは、こいつの実力も同じだけども』

メディクの望みについて聞かれてもよく知らないとのことだ。
今回の事件の目的についてならば、ファウントの結界を消すことだと語る。
結界が弱まり、消えれば彼女たちのような蛮族でも気楽にこの周辺にやってこれる。
それが協力した理由というものだろう。

――そんなアシーデにヴァーミリオンは提案をするが。
アシーデの方は鼻で笑ってみせる。

『あなたたち、私たちというものを分かっていないのかしら?
 私たちにとっては力が全て。
 だから、私たちはチャンスを逃さない。
 無様に宿命を受け入れるのではなく、最後まで抗うことこそ美しいのよ!』

そう言ってスキュラは魔法を唱えようとする。
彼女が生み出そうとするのは酸の霧、
......尤も、事前に構えていれば冒険者たちの方が先に止めを刺せるだろう。

   *   *   *

スキュラとの交渉を終えた頃。
天高く流れる水柱から何かが姿を現す。
それは......ファウントだった。
例によって、ナディンからは見えない。

『ラーナから聞いたよ。
 敵を排除してくれたんだってね。
 彼らについてはボクは基本的に関与しない。
 キミたちの好きにすればいいよ』

ファウントはまだ気絶したままのメディクを見て、語る。
活かすも殺すも好きにしろ、というところだろう。

『キミたちのおかげで、この世界の運命は大きく変わったよ。
 もうこれ以上水が穢されることはない。
 そう遠くないうちに浄化されて......ボクの結界の力も戻るだろう。
 ――本当にありがとう』

ファウントはそのまま一礼。

『約束のお礼をしないといけないね。
 これを、受け取って欲しい』

ファウントがそう言うと彼女の周囲から泡が幾つか溢れ出て。
冒険者たちのもとへとふわりふわりと飛ぶ。
そして、それぞれの手でパンと弾けて中から出てきたのは。
青く透き通る玉のような石の入った青い二枚貝だった。

『ボクからのお礼さ。
 その中の宝石には水の力が僅かにこもっているんだ。
 耳に近づければ、水の流れる音がして......ボクは、好きだ』

ファウントの言葉の通り、宝石を取り出して耳に近づければ。
川のような、あるいは海のような。
雨のような、あるいは滝のような。
水が発する音をその耳で感じられるはずだ。

『まだ少しだけなら余っているから。
 欲しいならあげるよ。
 キミたちは世界の恩人だもの』

どうやら貝殻にはまだ余剰があるらしい。
誰かほかの人にあげるつもりなら貰っていくといいだろう。

『よし、それじゃあキミたちをもとの場所に返してあげないとね。
 ありがとう、本当にキミたちのおかげだよ。
 また今度......綺麗になった川を訪ねてくれると嬉しいな』

ファウントは笑顔を作ってから、指を一回転させる。
すると冒険者たちの足元に水が溜まっていき。
上へ上へと圧力をかけてくる。
このまま一気に吹き上げてしまうつもりのようだ。
もし、冒険者たちが望むならばメディクやアシーデの身体も一緒に吹き上げてくれるだろう。

―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

進行になります。

ラーナが薬は預かってくれます。

【NPC:女性】【アシーデ】を登録しておきます。
多分すぐに死ぬけど。

幾つかの情報を語ったあと。
アシーデは【アシッド・クラウド】を唱えようとしてきます。
その前に止めを刺すことが可能です。
お好きな人がお好きな感じでどうぞ。

その後ファウントが姿を現します。
ファウントから【蒼貝の水石】を一人ずつ計4個貰えます。
もっと欲しければ幾つかは追加でくれることでしょう。

その後ファウントが皆さんを脱出させてくれます。
メディクたちも一緒に運んで欲しいなら頼むことができます。

他にも何かあればご自由にどうぞ!

 ナマ(なまさん) [2016/08/17 11:19:43] 
 

そしてまず起こしたのはスキュラの方だ
バークさんがポーションを投げて目を覚ませる。

ヴァーミリオンさんがいろいろ喋っているが、よく分からないので、
話している二人から少し離れ、仮面を斜め上にずらす
背負い袋からサンドイッチをとりだしてサンドイッチタイム
こんなこともあろうかと袋に入れていたから濡れてなかった。

―――――――※―――――――

サンドイッチを食べ終えた頃。
水柱からファウントさんが姿を現す。

『ラーナから聞いたよ。
 敵を排除してくれたんだってね。
 彼らについてはボクは基本的に関与しない。
 キミたちの好きにすればいいよ』

『キミたちのおかげで、この世界の運命は大きく変わったよ。
 もうこれ以上水が穢されることはない。
 そう遠くないうちに浄化されて......ボクの結界の力も戻るだろう。
 ――本当にありがとう』

ファウントさんが一礼するので、私も軽く一礼した。

『約束のお礼をしないといけないね。
 これを、受け取って欲しい』

ファウントさんが渡してくれたのは青く透き通る玉のような石の入った青い二枚貝だった。

『ボクからのお礼さ。
 その中の宝石には水の力が僅かにこもっているんだ。
 耳に近づければ、水の流れる音がして......ボクは、好きだ』

耳に貝を近付けると、確かに水の流れる音がした。

『まだ少しだけなら余っているから。
 欲しいならあげるよ。
 キミたちは世界の恩人だもの』

途中でひとりはぐれたことを思い出す。

「すみません、途中ではぐれた仲間がいるので、もうひとついただけますか?」

貝をもらっておくと再会できる、そんな気がする。

『よし、それじゃあキミたちをもとの場所に返してあげないとね。
 ありがとう、本当にキミたちのおかげだよ。
 また今度......綺麗になった川を訪ねてくれると嬉しいな』

ファウントさんが指を一回転させると、足元に水が溜まっていく。

―――――――――――――――

PL なまさんです

スキュラが喋っているのは魔法文明語でいいんですよね。

魔法文明語は喋れないのでサンドイッチむしゃむしゃ。

マナー悪いとか言われてもやめませんのん。

 バーク(スキュラ) [2016/08/17 14:05:57] 
 

――そんなアシーデにヴァーミリオンは提案をするが。
アシーデの方は鼻で笑ってみせる。

「......センセイ、もうやめよう」

ヴァーミリオンに制止の声を掛ける。
センセイは『尋問ではなく交渉を』という立場でスキュラと話していたみたいだけど、
この蛮族がソレに感謝し、取引に応じようとしている風には見えなかった。

ちらりとナディンの顔を見る。

(次にスキュラが怪しい動きをしたら、殺ろう)

そう目で伝える。

 無様に宿命を受け入れるのではなく、最後まで抗うことこそ美しいのよ!』

 そう言ってスキュラは魔法を唱えようとする。

聞き取れない古代語を止め、スキュラは魔法語の詠唱を開始した。
『交渉』はここまでだ。

「ナディン!」

ヴァーミリオンにタックルをしかけ、スキュラの正面から突き飛ばす。
...やったか?

..
...
....


すべて片付いたころ、まるで見ていたかのようにファウントが現れた。
いや、実際に『見える』んだったっけ。

 彼らについてはボクは基本的に関与しない。
 キミたちの好きにすればいいよ』

好きなように、か。
 
「それはつまり、コイツを法の裁きに掛け、そ
 のためにココや泉の御方のことを多くの人に話してもいい...って事かい?

 この毒神の神官とは関係ないけど、
 オレたちは古の妖精たちについての調査も命じられてあの川に来ていたんだし、ね」

ファウントはどう答えるだろうか。
誰に何を話そうともこの世界は安泰だと確信しての『好きにすればいい』なのかな。


..
...
....


その後、オレたちはファウントから礼をされ、報酬をもらい、元の世界へ帰る事になった。

「妖精の世界、か」

普段、妖精を召喚する側だったオレが、今日は逆に召喚される側になった。
オレが妖精たちにマナを支払い報酬とするように、今日は不思議な蒼い貝殻を報酬として受け取った。

...あのとき、ファウントの依頼を断ったらどうなっていただろうか。
...あのとき、オレたちがスキュラと神官に敗れていたらどうなっただろうか。
...オレはいつも、召喚した妖精が何を思い何のために契約を果たすのか、考えたことがあっただろうか。

よく生きてるよなぁ、オレも。
ふふっと、少しだけ笑みが湧く。

今度から召喚した妖精のことをもう少し労ってやろう。
妖精使いとして、妖精に見捨てられないようにするためにも、オレはそうすることにしたのだった。


─────────────────────────────
-PLスキュラ-
報酬を受け取って元の世界に戻ります。

PL各位

メディクはどうしましょうか。
この世界で殺すのもなんだか穢れ的にイヤな気もするし、
元の世界に連れ帰ってからアレするなり、コンチェルティアに引き取ってもらうなりしたほうがいいかな?

 ナディン(配管) [2016/08/18 23:45:43] 
 

『――――――――?』

 なにやらスキュラとヴァーミリオンさんが話している。
 僕は縛ったメディクを転がして、スキュラに手が届く距離で待機していた。
 この位置なら、例え触手に襲われても本体を叩けるはずだ。


 話の内容そのものについては分からない。
 けれど、この蛮族がまともに話すつもりが無さそうである、ということはなんとなく理解できる。

『あなたたち、私たちというものを分かっていないのかしら?
 私たちにとっては力が全て。
 だから、私たちはチャンスを逃さない。
 無様に宿命を受け入れるのではなく、最後まで抗うことこそ美しいのよ!』

「ナディン!」

「はい!」

 スキュラの手にマナが集まり、呪文に応えてその力を現す――その前に、僕の拳が蛮族の頭を打った。
 すでに限界ギリギリだったであろう蛮族は、呆気無くその意識を失った。

「それでまあ、これも話す気も無いようですね。
 事ここに至って、僕はこの蛮族を生かしておくつもりはありません。
 まあ、もしこいつの言葉から何か収穫があるようであれば止めますが......」

 再度拳を握り、ヴァーミリオンさんの方を見る。
 何もないようであれば、是非もない。

* * *

ファウントさんが一礼するので、私も軽く一礼した。

「それはつまり、コイツを法の裁きに掛け、そ
 のためにココや泉の御方のことを多くの人に話してもいい...って事かい?

 この毒神の神官とは関係ないけど、
 オレたちは古の妖精たちについての調査も命じられてあの川に来ていたんだし、ね」

 にわかにパーティの面々が騒がしくなった。
 多分ファウントさんか、他の妖精が来たのかな。

 と、ふと泡が飛んで来る。
 この水に石鹸が入ってるわけでもなし、魔法かな。多分ファウントさんの。

そして、それぞれの手でパンと弾けて中から出てきたのは。
青く透き通る玉のような石の入った青い二枚貝だった。

「これは趣味の良いものですね。宝石も綺麗ですし、貝の殻も悪くありません。
 しかし、海の貝に耳を当てると海の音、なんて言葉を聞いたことがありますが、本当にあるもんなんですね」

 耳......というか聴覚パーツというか、とかく耳の硬質部品に宝石をふれさせる。
 水の流れるような、あるいは波の打ち寄せるような音が心地よい。寝る時とかに良さそうかな?

 ふと気づくと、にわかに足元が水に浸ってきている。ファウントさんの魔法で陸にあげてくれるらしい。

「あ、メディクくださいメディク。彼は街に引き取ってもらいますから」

 見えないけど多分あっちだろう、と当たりをつけて声をかける。
 蛮族の方はどうでも良いので、さくっと処分してもらえれば良いかな。

* * *

 そうして僕らは陸に戻った。
 懐かしの、という程でもないけど、それくらい恋しかった気もする。

「ふうっ......、いやあ、水中世界も楽しかったですが、やっぱり陸は格別ですね。
 良い土産話も出来ましたし、依頼主への報告もバッチリでしょう。多分。
 蛮族退治も出来ましたし、良いことずくめでした」

 朗らかに笑い、街を向いて歩き始める。
 そして直ぐ、ルークさんとの合流が必要だったと思い出した。

=======================================
PL:配管
メディクはさっさと連れ帰りたいと思ってました。
街につれてって尋問な。

【行動】
 とくになし

 ヴァーミリオン(めぐり) [2016/08/19 20:25:45] 
 

私の幾つかの質問と提案に対しスキュラ...
アシーデは答えを返してくる。
勿論蛮族の一員たる彼女の答えは此方の提案を飲まないものだ。
そして、ついに彼女が此方に牙を向いた。


『あなたたち、私たちというものを分かっていないのかしら?
 私たちにとっては力が全て。
 だから、私たちはチャンスを逃さない。
 無様に宿命を受け入れるのではなく、最後まで抗うことこそ美しいのよ!』


その言葉と共に魔法の詠唱が始まる。


「ナディン!」
「はい!」


しかし、此方の頼もしい護衛役の2人により
瞬く間に鎮圧された。


「それでまあ、これも話す気も無いようですね。
 事ここに至って、僕はこの蛮族を生かしておくつもりはありません。
 まあ、もしこいつの言葉から何か収穫があるようであれば止めますが......」


バーグのタックルを受けた腹を押さえながら立ちがある。
そこにナディンから確認が来たため答える。


「構わない。聞きたい事は全て答えて貰った。
彼女も最後まで戦い死ぬ事を望んでいる。
戦士として死んでいただこう」


一息ついて、彼女から得た情報について述べる。
頭を振り皆の方に向き直り口を開く。


「如何やら、今回の件に蛮族は組織だっては関係していない。
また、首謀者は2人組の兄弟でこの2人と蛮族は強い協力関係にない。
もし引き続きこの川を狙う事があってもテメリオ側と蛮族にも繋がりはない。
まぁ、こんな所だ案外素直に応えてくれて助かったよ」


自身の先ほど手に入れた情報から読み取れる推測を話し。
私は唇の端を上げて笑って見せた。


『まだ少しだけなら余っているから。
 欲しいならあげるよ。
 キミたちは世界の恩人だもの』


事件を見届けたのであろうファウントのお礼を受け取る。


「すまない、私ももう一つ貰って構わないかな?
実は水の音を聞かせたい人がいるんだ」


私は今回の冒険の話しを
あの空の果てにある神殿の彼女にも聞かせたかった。
そして彼処から出られない彼女におみあげも必要だ。


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PLめぐり
貝殻もう一ついただこう!
女性への気配りを忘れない紳士であらねば。
行動は特にありません。
質問からはこんな感じの裏を読みました。
(露骨な学者アピ)

 GM(あんみつ) [2016/08/20 00:30:08] 
 

>「それはつまり、コイツを法の裁きに掛け、そ
> のためにココや泉の御方のことを多くの人に話してもいい...って事かい?

> この毒神の神官とは関係ないけど、
> オレたちは古の妖精たちについての調査も命じられてあの川に来ていたんだし、ね」

バークは問う。
ファウントたちの存在やこの世界について。
人々に知らせても良いのか、と。

「構わないさ。
 この世界には今回みたいにボクが誘うか、もしくは魔法の道具でも使わなきゃ。
 入ろうとして入れるもんじゃないからね。
 それに......ボクの結界を狙う者が現に出てきた以上。
 ボクも対応を改めないといけないからさ」

別に話すのは好きにするといいとのことだ。
ここにはそう簡単に入れないということと。
このまま、ただ隠れているだけではいけなくなってきたことが理由か。

   *   *   *

>「すみません、途中ではぐれた仲間がいるので、もうひとついただけますか?」

>「すまない、私ももう一つ貰って構わないかな?
>実は水の音を聞かせたい人がいるんだ」

ナマやヴァーミリオンが他の分も欲しいというと。

「そういえば、曖昧にではあったけど......。
 確かにキミたち以外にもう一人、誰かがいたような気がするね。
 いいよ、もう一つ持って行ってくれても構わないさ。
 キミにもあげるから、どうか受け取って」

ファウントは追加で泡を飛ばす。
それをキャッチすれば、同じような青い貝殻が手中にあるはずだ。

>「あ、メディクくださいメディク。彼は街に引き取ってもらいますから」

また、ナディンがメディクも外へ連れ出して欲しいと頼むなら。

「わかった、キミたちに任せるよ」

そう言って冒険者たちと一緒にメディクもこの世界から噴き上げていく。


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あんみつ@GMより

とりあえず脱出前に皆様への返答のシーン。
もう一個貝殻を受け取れます。
そしてメディクも連れていけます。

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