1-流れる先
ファウントの世界を訪れた冒険者たちは川岸に立っていた。
すぐそこでは拘束されたままのメディクが倒れている。
ちょうどそこに戻ってきたのはルートとカイルたちだ。
何故か水の妖精ウィリと......。
メディクによく似た青年を連れているようだ。
「無事だったんだな」
カイルは四人の冒険者たちの顔をそれぞれ見てから言う。
ほんの少しだけ口角が上がっていた。
「そいつは、あんたたちが連れてきたのか......?」
彼は川岸に倒れている男に目を留める。
そのように倒れたメディクを気にするのは、カイルだけではなかった。
「に、兄さん!
お前たち、よくも僕の兄さんに......!」
自由に身動きが取れない体でありながらも。
エミールたちが連れている男は諦めず、身をよじらせる。
メディクのことを兄と言ってるのだから。
彼がディマイズ、その弟なのかもしれない。
「......なるほどな。
つまり俺たちが捕らえたこいつと同様に今回の首謀者ってわけか」
カイルはうんうんと頷いてから。
「そいつの身柄も俺たちに引き渡してもらえないか?
このまま街へ連れ帰ろうと思う」
四人の冒険者たちにメディクの身柄を引き渡すことを要求した。
「でも、カイルさん。
僕たちだけで二人を連れて行くのは大変ですよ?」
「ええ、そうですね。
他に人手が必要でしょう。
彼らのような、ね」
だが、そこにミハイルとエミールがちょっとだけ意見する。
どうやら彼らは、他に二人の首謀者を連れて行く際の協力者を求めているようだ。
「それもそうだな。
――ということで、あんたたちもう少し俺たちに力を貸してくれないか?
泊まる所なら俺の家を貸してやるが、どうだ?」
カイルも二人の意見を受け、改めて冒険者たちに提案する。
冒険者たちはすぐにルキスラに帰っても構わないだろうし。
カイルたちについてコンチェルティアへと向かってもいいだろう。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
こちらエンディング用のカテゴリとなります。
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久方ぶりに全員合流となります。
皆さんは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・カイルたちとコンチェルティアに行く
・もうルキスラに帰る
他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)
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気が付けば、川岸に立っていた。
ちょうどそこに戻ってきたのはルートさんたち。
「無事だったんだな」
「そいつは、あんたたちが連れてきたのか......?」
カイルさんはメディクを気にしている。
「に、兄さん!
お前たち、よくも僕の兄さんに......!」
エミールたちが連れている男性がそう言った。
「......なるほどな。
つまり俺たちが捕らえたこいつと同様に今回の首謀者ってわけか」
「そいつの身柄も俺たちに引き渡してもらえないか?
このまま街へ連れ帰ろうと思う」
メディクの身柄を引き渡してほしいようだ。
「でも、カイルさん。
僕たちだけで二人を連れて行くのは大変ですよ?」「ええ、そうですね。
他に人手が必要でしょう。
彼らのような、ね」
ミハイルさんとエミールさんがちょっとだけ意見する。
二人の首謀者を連れて行く際の協力者を求めているみたい。
「それもそうだな。
――ということで、あんたたちもう少し俺たちに力を貸してくれないか?
泊まる所なら俺の家を貸してやるが、どうだ?」
「協力しましょうか?」
―――――――――――――――
PL なまさんです
・カイルたちとコンチェルティアに行く
でお願いします。
「如何やら、今回の件に蛮族は組織だっては関係していない。
また、首謀者は2人組の兄弟でこの2人と蛮族は強い協力関係にない。
もし引き続きこの川を狙う事があってもテメリオ側と蛮族にも繋がりはない。
まぁ、こんな所だ案外素直に応えてくれて助かったよ」
スキュラと話していたヴァーミリオンさん曰く、そういうことらしい。
首謀者の邪教徒兄弟がその辺の(?)蛮族を勧誘したとかそんなところのようだ。
またメディクについては、ファウントさん曰く
「わかった、キミたちに任せるよ」
とのことだったので、ありがたく引き取ることにしよう。
ちなみに、スキュラにはとどめを刺しておいたのだが。
「......死体の処分はお任せしてもよろしいですか?
それとも、これも僕らが持って帰ります?」
* * *
気づくと、僕らは川岸に立っていた。
そしてふと足音に気づいてそちらを見ると、ちょうどルートさん達が戻ってきた。
なんか見覚えのある顔を連れている。
「無事だったんだな」
「そいつは、あんたたちが連れてきたのか......?」
「はい、ありがとうございます。そちらこそ無事で何よりです。
彼――テメリオ神官のメディクについては、川を穢れで汚染しようとしていましたので捕らえました。
で、そちらのそっくりさんは......」
「に、兄さん!
お前たち、よくも僕の兄さんに......!」
「......なるほど。メディクの弟......確か、ディマイズとか言ってましたか。
何やら体が弱いと聞きましたが、意外と元気そうですね」
彼がメディクの言っていた弟のようだ。
体が弱くて薬が欲しいとかなんとか言っていた気がする。
「......なるほどな。
つまり俺たちが捕らえたこいつと同様に今回の首謀者ってわけか」
「そいつの身柄も俺たちに引き渡してもらえないか?
このまま街へ連れ帰ろうと思う」
とはカイルさんの言。
「僕としては異論はありません。
もともと街に引き渡すつもりでしたし」
当然だが、いつまでも連れ歩きたいわけではない。
引き取ってくれるというなら迷わず預けたいところだ。
「でも、カイルさん。
僕たちだけで二人を連れて行くのは大変ですよ?」「ええ、そうですね。
他に人手が必要でしょう。
彼らのような、ね」「それもそうだな。
――ということで、あんたたちもう少し俺たちに力を貸してくれないか?
泊まる所なら俺の家を貸してやるが、どうだ?」
と、それに対してミハイルさんとエミールさんがそれとなく告げ、カイルさんもそれを受けて僕らに提案する。
「協力しましょうか?」
「良いでしょう。デキる執事はアフターもしっかりサポートいたしますので」
主をサポートしたり敵を倒したり鍵を開けたり隠密したりするのが執事。
当然、依頼主へのサポートも欠かさない......って、別にこの人達は依頼人ではないけど。
とかく、せっかく捕らえたのだし、街に引き渡すくらいは付き合っておきたいところだ。
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PL:配管
思い出したように執事アピールをしつつ
・カイルたちとコンチェルティアに行く
を選びます。
【行動】
とくになし
オレたちはファウントの世界から、もとの川辺へと戻ってきた。
「やあ、ルート。ただいま。
妖精使いになったのかい?」
どうやら、水の魚の顎の外でも色々あったみたいだ。
..
...
....
お互いにあったことの情報交換をする。
毒神の神官とその弟は、コンチェルティアに引き渡されるそうだ。
街としても、犯人がはっきりしたほうがすっきりするだろうし、
それでいいんだと思う。
「協力しましょうか?」「良いでしょう。デキる執事はアフターもしっかりサポートいたしますので」
「じゃあ皆でお邪魔させてもらおうか」
異界にまで行って事件の解決に協力したんだ。
うまいメシとふかふかのベッドくらいは期待してもいいよな。
─────────────────────────────
-PLスキュラ-
コンチェルテア行きで~。
川岸。
何事もなかったかのように、飲み込まれた皆がいた。
よく見れば消耗が見受けられるが大怪我などはない。
カイルや邪教の輩が何やら言ってたようだが
気にする余裕もない。
顔を隠し背ける。
思わず流れてしまった涙を誤魔化しきれていればいいが。
・
・
・
平常心を取り戻した後。
「やあ、ルート。ただいま。
妖精使いになったのかい?」
「ん?あぁ違いますよ。『旅は道連れ世は情け』というか。
いろいろありまして。それよりも、
おかえり。――皆さん無事で何よりです」
我ながら、依頼で一時的に組んだだけのパーティに
こうまで心揺さぶられるとは。
如何に依頼を優先した結果とはいえ、
助けられたかもしれない仲間を放置した事は
僕自身の想像より遥かに衝撃を与えていたのだろう。
・
・
・
「それもそうだな。
――ということで、あんたたちもう少し俺たちに力を貸してくれないか?
泊まる所なら俺の家を貸してやるが、どうだ?」
「協力しましょうか?」
「良いでしょう。デキる執事はアフターもしっかりサポートいたしますので」
「じゃあ皆でお邪魔させてもらおうか」
「異存はありません。乗り掛かった舟ともいいますからね。
...そういえばウィリさんはこの後どうします?
何やら片付いたようですし、ふぁうんと?さんの所へ向かうのですか?」
依頼の脅威の確認、排除はおそらく済んだ。
少しばかり寄り道をしても大丈夫のはず。
――――――――
PL
水の妖精の手掛かりはアレでいいのかなー。
・カイルたちとコンチェルティアに行く
を選択します。
「それもそうだな。
――ということで、あんたたちもう少し俺たちに力を貸してくれないか?
泊まる所なら俺の家を貸してやるが、どうだ?」
水から上がり陸地川縁でカイル殿達と情報を交換した。
その後に彼が此方に提案して来た。
「協力しましょうか?」
「良いでしょう。デキる執事はアフターもしっかりサポートいたしますので」
「じゃあ皆でお邪魔させてもらおうか」
「異存はありません。乗り掛かった舟ともいいますからね。
...そういえばウィリさんはこの後どうします?
何やら片付いたようですし、ふぁうんと?さんの所へ向かうのですか?」
如何やら皆は街へと向かうつもりのようだ。
ならば私は...
「ふむ、私は一度帰ろうと思う。
此度の件の結果をセーラに行う必要もあるだろう。
何なら彼女に事情を話した後に此方に彼女を連れて来てもいい。
流石に放ったらかしには出来んからな。
この川を調べたい彼女に此度の件は朗報だろう」
皆に私はそう告げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐり
私は手羽先亭に一足先に帰りますね。
セーラに報告を入れに行きます。
行動としては
セーラに今回の事を詳しく説明していいか
カイルに尋ねる。また彼女を連れて来てもいいか尋ねる
ですかね。
>「......死体の処分はお任せしてもよろしいですか?
> それとも、これも僕らが持って帰ります?」
帰り際、ナディンはファウントのいるだろう方向に声をかける。
「うん、ボクが引き取ろう。
元は水に住まう蛮族だ。
きっと浄らかな水湛える剣が、魂を清めてくれるはずさ」
彼女の言葉を仲間が介せば、きっとナディンに届くだろう。
とりあえずスキュラは彼女に任せてよさそうだ。
* * *
――元の川に出て合流した冒険者たち。
ヴァーミリオンを除く四人はコンチェルティアをこのまま目指すことにしたようだ。
ヴァーミリオンがセーラをここに連れてきたいと言えば。
別に構わないとカイルは言うだろう。
ここは彼の場所ではないし。
それに妖精の世界を穢さなければそれでよいのだ。
「......うん、そうだな。
エミール、ルキスラまでついて行ってやってくれ。
今回の首謀者だろう二人は捕らえたが、他に残党がいないとも限らない」
「カイル様が、お望みなら」
ついでにルキスラまでの道中はエミールが送ってくれるそうだ。
直接の戦闘能力を持たないヴァーミリオンへのせめてもの護衛というところだろう。
ちなみに、ウィリはというと。
「わたしは帰るよ。
もう全部終わったならきっと水は綺麗に戻るから。
みんなのおかげ......ありがとう!」
そう言ってルートに手を振って川の中へ飛び込んで、消えた。
* * *
エミールとヴァーミリオンと別れ、冒険者たちは兄弟を連れたまま街へと向かう。
街ではまず、二人の兄弟を引渡し。
その後、カイルの家がある街の2番街へと向かった。
2番街の一角。
中でも立派で豪奢な建物がカイルの屋敷――ヴォルディーク邸である。
「おかえりなさい、カイル、ミハイルさん。
エミールさんは別なのかしら?」
屋敷に入るとほんのり青みがかった白髪の女性が出迎えてくれる。
その顔立ちはどことなくカイルに似ているような、似ていないような、な感じである。
「あら、貴女は......?
まあ、お久しぶりですわね。
先日は本当にお世話になりましたわ」
ナマに挨拶を返す彼女の名はセシリア。
少し前にナマがカイルや他の冒険者たちと救い出した女性である。
「他の方々は、初めまして、ですわね。
私はセシリア・ヴォルディーク。
カイルのカイルの姉です」
――セシリアの自己紹介も終えた後。
カイルによって冒険者たちは客間に通される。
「部屋は幾つか空いているから、好きに使うといい。
何か頼みたいことがあれば、傍にいる者に言ってくれ」
カイルは軽く冒険者たちを案内した後。
どうやらミハイルと出かけるつもりのようだ。
「俺たちは、先ほど引き渡した奴らの元へ行く。
あいつらには聞かなきゃいけないことがまだありそうだからな。
あんたたちにもかかわり合いがない話じゃないから......。
何か聞けたら、聞かせてやる」
二人の行き先はメディクとディマイズの兄弟の元のようだ。
彼らに話を聞き、わかったことは展開してくれると言う。
「じゃあ、カイルさん。
行きましょうか」
「......ああ」
彼らは部屋を、屋敷を出ていく。
残された冒険者たちはこの家の中でゆっくり休んでもいいし。
適当に街をうろついてもいいだろう。
勿論、他の行動もありだ。
* * *
――あれから、約三日後。
ヴァーミリオンはエミールと共にルキスラまで戻ってきた。
「まあ、何もなかったね。
何もない方が気楽だから嬉しいけど」
エミールの言う通り、特にヴァーミリオンたちに危険が及ぶことはなかった。
蛮族にも獣にも邪教徒や不死者にも出会うことはなかった。
「それにしても、先にひとりで帰ろうなんて。
よっぽど会いたい人でもいたのかい?
別に、そんなに興味はないから答えなくてもいいけれど。
もしいるなら、さっさと行けばいいさ。
僕は、もうコンチェルティアに帰るよ」
エミールは軽く手を振ってその場を後にする。
その後、ヴァーミリオンはセーラに出会うことができるだろう。
彼女はルキスラの図書館にいた。
何やら妖精についての古書を探していたようだ。
「あら、いつの間にか帰ってきていたのね?
あなた、一人だけなの?」
気配を感じて振り向いたセーラはヴァーミリオンに問いかけた。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
進行になります。
ヴァーミリオンとエミールはルキスラを目指し。
他の面々でコンチェルティアを目指します。
ナディン・ナマ・バーク・ルートの四人はコンチェルティアの2番街にある、
カイルたちの家に案内されます。
【NPC:女性】に【セシリア・ヴォルディーク】を登録します。
四人は案内されたあとは何をしていても構いません。
何もしなくても構いません。
ヴァーミリオンはルキスラでエミールと別れたあと。
図書館でセーラと出会うことができます。
次回、エンディングになる予定です。
その前に皆様で剣のかけら計8個を振っておいてください。
振り分けはお任せします。
ヴァーミリオンさん以外の4人でコンチェルティアに向かうことになった。
「......うん、そうだな。
エミール、ルキスラまでついて行ってやってくれ。
今回の首謀者だろう二人は捕らえたが、他に残党がいないとも限らない」「カイル様が、お望みなら」
ヴァーミリオンさんにはエミールさんが付いて行くらしい。
「あ、そうだ!」
ルートさんに貝を投げるように渡す。
「お土産です。」
他に言葉が思いつかなかった。
―――――――※―――――――
街では、兄弟を引渡し、カイルさんの家がある街の2番街へと向かった。
「おかえりなさい、カイル、ミハイルさん。
エミールさんは別なのかしら?」
「あら、貴女は......?
まあ、お久しぶりですわね。
先日は本当にお世話になりましたわ」
「えっと、セシリアさん!ですよね?
お久しぶりです!」
「他の方々は、初めまして、ですわね。
私はセシリア・ヴォルディーク。
カイルのカイルの姉です」
その後、客間に通される。
「部屋は幾つか空いているから、好きに使うといい。
何か頼みたいことがあれば、傍にいる者に言ってくれ」
どうやらミハイルさんと出かけるらしい。
「俺たちは、先ほど引き渡した奴らの元へ行く。
あいつらには聞かなきゃいけないことがまだありそうだからな。
あんたたちにもかかわり合いがない話じゃないから......。
何か聞けたら、聞かせてやる」
二人は例の兄弟の所に行くらしい。
「じゃあ、カイルさん。
行きましょうか」「......ああ」
二人は屋敷を出ていった。
私はこれからどうしようか。
「私はこれからヴォルディーク大通りに観光にでも行こうと思ってるんですが、
どなたか一緒に行きます?」
一人で行くのは寂しいからね。
―――――――――――――――
PL なまさんです
さしつかえなければ次の進行で大通りでの風景をお願いします。
10:25:43 なまさん@ナマ もうひとつ(1振る2~5振らない) 1d5
Dice:1D5[2]=2
10:25:00 なまさん@ナマ 剣の欠片 1d6
Dice:1D6[5]=5
ってことでどなたか2つ振ってください。
「ん?あぁ違いますよ。『旅は道連れ世は情け』というか。
いろいろありまして。それよりも、
おかえり。――皆さん無事で何よりです」
「ああ、そっちこそ。
お互い無事でなによりだよ」
きっと外でも戦いがあったんだろう。
オレたちが帰る場所を守ってくれたルートに、握手の手を差し伸べる。
「ふむ、私は一度帰ろうと思う。
此度の件の結果をセーラに行う必要もあるだろう。
「そっか。
帝都まで気をつけて、センセイ」
ヴァーミリオンはティファーヌさんに今回のことを伝えるために
一足早く帰ることになった。
同じ学者のよしみなのか、それとも、今回のことを誰かと話し合いたくてしょうがないのか...
「ああいう生き方もあるんだな...」
ヴァーミリオン・ヘイズ、面白い人だった。
..
...
....
そうして、事件も解決して。
犯人の兄弟を街に運んだオレたちは、晴れてお役御免。
しばしの休憩となった。
「私はこれからヴォルディーク大通りに観光にでも行こうと思ってるんですが、
どなたか一緒に行きます?」
「んー、どうするかな...」
泳がされてオレの体は疲労困憊。
正直、眠い。
あ、そうだ。
「よし、行く!
新しい帽子を仕入れなきゃいけないんだ」
荷物は置いて、軽装で立ち上がる。
「ナディンとルートも行かない?
美味しい店でも探そうぜ」
二人の拳闘士にも誘いをかける。
─────────────────────────────
-PLスキュラ-
帽子買ったり、美味しいもの食べたりぶらぶらしてます。
やーエンディングかぁ、あっという間でしたね...。
スキュラ@バーク : 剣のかけら1 1D6 → 1 = 1 (08/24-20:56:55)
スキュラ@バーク : 剣のかけら2 1D6 → 5 = 5 (08/24-20:57:03)
「ふむ、私は一度帰ろうと思う。
此度の件の結果をセーラに行う必要もあるだろう。
何なら彼女に事情を話した後に此方に彼女を連れて来てもいい。
流石に放ったらかしには出来んからな。
この川を調べたい彼女に此度の件は朗報だろう」
おっと、そういえば依頼もあったんだった。
しかしヴァーミリオンさんが行くというのなら、僕までついていく必要はないだろう。報告だけだし。
「ええ、ありがとうございます。セーラさんへの報告はお願いしますね」
一度ヴァーミリオンさんに別れを告げる。
僕としては捕らえた二人の行末を見ておきたいので、こちら側だ。
* * *
「俺たちは、先ほど引き渡した奴らの元へ行く。
あいつらには聞かなきゃいけないことがまだありそうだからな。
あんたたちにもかかわり合いがない話じゃないから......。
何か聞けたら、聞かせてやる」
「はい、かしこまりました。
どうかよろしくお願いいたします」
ああは言ったものの、行く末なんて面白いものでもなし。
無事に彼らを引き渡した僕らは、何か聞き出すまで暇になってしまった。
「私はこれからヴォルディーク大通りに観光にでも行こうと思ってるんですが、
どなたか一緒に行きます?」「ナディンとルートも行かない?
美味しい店でも探そうぜ」
とは二人の言。さて、どうしようか......と言っても、ここにいても暇なだけだし。
あーでも、ここの執事の方に話を聞いて、執事としての勉強をしてもいいかな。どうしようか。
......良し、決めた。
「はい、僕も一緒に行きます。
いい加減カプセルでない食事もしたいところでしたし」
おいしい食事に釣られただけだが、一緒にいくことにした。
執事教育は戻ってからの時間でしよう、そうしよう。
=======================================
PL:配管
エンディング近いとわくわく。
そして折角の勉強の機会を削って遊びに行く。執事(笑)
あ、かけら2つダイス振ります。
06:00:59 配管@ナディン かけら 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
うーんこの
「まあ、何もなかったね。
何もない方が気楽だから嬉しいけど」
「それにしても、先にひとりで帰ろうなんて。
よっぽど会いたい人でもいたのかい?
別に、そんなに興味はないから答えなくてもいいけれど。
もしいるなら、さっさと行けばいいさ。
僕は、もうコンチェルティアに帰るよ」
此処まで送ってくれた消して愛想の良くないお人好しの言葉に私は笑う。
何か有るかと言われれば、それは特に無い。
しかし、特に無いからと言って報告を怠る理由もまたない。
だから私は一人帰って来たのだ。
「何、此度の件を雇い主に伝えるだけさ。
同じ学問の徒としては、自身の研究対象の事が気になる事も分かるからね」
そう言って私は彼に一礼する。
機会があればまた会う事もあるだろう。
何せ探究にもってこいな遺跡が、彼らの街の近くにはあるのだ。
「あら、いつの間にか帰ってきていたのね?
あなた、一人だけなの?」
セーラの問いに答え、私は依頼の達成と内容を伝えた。
そして、シルクハットのツバを撫でながら付け加えて言う。
「問題が解決した際に精霊も新たな道筋を考えている様だった。
気になるのであればセーラ嬢君も会いに行って来るといい。
なぁに、道中の案内と精霊への紹介は私がしよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLめぐり
こんなところですね。
まさか報告パートが私一人とは...。
皆んな!ホウレンソウを大切に。
ダイス
剣の欠片
1D6 → 1 = 1 (08/25-18:12:17)
1D6 → 3 = 3 (08/25-18:12:19)
合流後。
「ああ、そっちこそ。
お互い無事でなによりだよ」
少々の引け目を感じつつも握手に応じる。
あの時の判断を間違っていたとは思わないが、
それでも僕は助けに向かわなかったのだ。
「ふむ、私は一度帰ろうと思う。
此度の件の結果をセーラに行う必要もあるだろう。
「そっか。
帝都まで気をつけて、センセイ」
ヴァーミリオンが報告に向かってくれるらしい。
今回はお言葉に甘えるとしよう。
「あ、そうだ!」
「お土産です。」
ナマが急に何かを投げ渡してきた。
慌てて受け取る。
奇妙な青い二枚貝。
結界内にいるときに拾ってきたのだろうか...?
「え、あ、はい。頂戴致します」
異界の代物といえど、
僕に放れるということは安全な物と判断してよさそうだ。
「わたしは帰るよ。
もう全部終わったならきっと水は綺麗に戻るから。
みんなのおかげ......ありがとう!」
軽く頭を振って返答とする。
助かったのなら、それでよし。
・
・
・
2番街の一角。
中でも立派で豪奢な建物がカイルの屋敷――ヴォルディーク邸である。
緊張してきた。
こんな豪奢な屋敷に入るのは父の営業に付き合っていたころ以来だ。
「俺たちは、先ほど引き渡した奴らの元へ行く。
あいつらには聞かなきゃいけないことがまだありそうだからな。
あんたたちにもかかわり合いがない話じゃないから......。
何か聞けたら、聞かせてやる」
カイルの姉の自己紹介もあったが気になるのはここか。
『因縁は糸のように絡まり、縄のように縛る』。
これ以上の厄介事もあり得るというのが実に気が重くなる。
まあ情報もろくに渡されていないような捨て駒。
何もない可能性の方が高いだろう。
今だけはそう楽観しておこう。
・
・
・
その後。
「私はこれからヴォルディーク大通りに観光にでも行こうと思ってるんですが、
どなたか一緒に行きます?」
「ナディンとルートも行かない?
美味しい店でも探そうぜ」
「はい、僕も一緒に行きます。
いい加減カプセルでない食事もしたいところでしたし」
お誘いが入る。
疲れがないわけではないが、初めて来る街。
興味もある。
「骨休めも必要ですか。喜んでお付き合いしましょう」
美味しい店、か。
この街にも特産品や名物があるのだろうか。
知っている風なナマに聞いてみるのもいい。
未知の街の料理に期待が...。
「あ」
そして思い出す。
まだ報酬を受け取っていないこと。
そして財布の中身を。
「10ガメルしかない」
――――――――
PL
10ガメルあれば普通の食事くらいはできた...はず。
エンディングまであと少し。
21:03:42 初志@ルート 剣の欠片 1d6 Dice:1D6[3]=3
ナマとバークの提案もあり。
四人は大通りまで繰り出すことにしたようだ。
大通りを行き交う人は少なくない。
彼らは幾つかの土産物を眺めながら。
今この瞬間を楽しんで生きている。
この今が妖精によって守られていたことだって。
邪教徒たちの手によって脅かされようとしていたことだって。
何も知らずに。
でも何も知らないからこそいいのだ。
それだから、ちょっとしたことでも気軽に楽しめる。
蛮族やアンデッドなど戦いに明け暮れる冒険者たちだって。
たまには忘れて楽しむのもいい。
「キャンディにビスケット、おいしいお菓子はいかがですか?」
「公園でパンやサンドイッチを食べながらゆっくりするのはどうだい?」
「今日は特別に大通りで開店!
おしゃれな帽子売ってまーす!」
「一曲、聞いていかないか?」
「妖精の形のアクセサリー。
指輪にイヤリングに、首飾り。
あなたにぴったりなのもきっとあります!」
大通りを歩いていればいろんな声がかかることだろう。
そんな声を交わしていきながら、時間は過ぎていく。
お金があってもなくても、それぞれに過ごせばいいだろう。
* * *
しばらくして、ヴォルディーク邸にカイルとミハイルが帰ってくる。
その顔はどことなく真剣味を帯びていた。
「おかえりなさい、カイル」
「ああ、ただいま......姉さん」
優しく迎えるセシリアに少しだけ顔の緊張を緩めるも。
カイルは冒険者たちに難しげな顔で言った。
「正直なところ、聞けたことは多くはなかったが。
どうやらあの薬はあの時逃げた奴らの一人から受け取ったものらしい。
そいつは弟の方の薬まで作っていたようだな」
カイルの言うあの時とはきっと。
ナマとセシリアを助けに行った時のことだろうか。
何にせよ、やはり彼らの上に誰かがいたことは事実のようだ。
「この先に何かがあるかもしれない。
それは勿論この街かもしれないし、あんたたちの街かもしれない。
もし何かがあった時、俺はあんたたちを頼ることもあるだろう。
俺は、俺たちは、あんたたち冒険者という奴らに何度も助けられてきたからな」
これから先冒険者たちはいろんな人と出会い、いろんな敵を倒し、いろんな経験をするだろう。
その中でカイルたちやこの街とまた交差することはあるのだろうか。
ちなみにカイルは今回の事件に関してそれぞれに謝礼を支払ってくれる。
口にすれば、街に繰り出す前に受け取ることもできるだろう。
* * *
一方でルキスラに帰還したヴァーミリオンはセーラに依頼の結果について報告した。
>「問題が解決した際に精霊も新たな道筋を考えている様だった。
>気になるのであればセーラ嬢君も会いに行って来るといい。
>なぁに、道中の案内と精霊への紹介は私がしよう」
「まあ!
つまりあなたは実際にその妖精と会って話したってことね?
......こうしちゃいられないわね。
水の妖精がいるってことは他の妖精もいる可能性が高いわ。
それにだとしたらあの伝承も、あの寓話ももしかしたら事実かもしれない。
うふふ、忙しくなって死んじゃいそうね」
セーラが顔に浮かべたのは驚きと、それを容易に超える喜び。
「よかったら、私も案内して欲しいわ。
その水の妖精が今まで何を見て、何を聞いて、何を感じてきたのか知りたいの。
すぐに、とはいかないかもしれないけれど。
いつかきっと、いえ......必ずよ。
勿論その時が来たらエスコートしてくれるわよね?」
彼女はヴァーミリオンに願った。
機会があれば、ファウントのもとまで案内して欲しい、と。
* * *
それからいろいろ。
――例えば。
コンチェルティアでもう少し過ごしてみたり。
セーラから予定より上乗せされた報酬を貰えたり。
ファウントに会いに行ってみたり。
いろんなことが冒険者たちを待っていたはずだ。
でもそれはまた、別の話だ。
次の冒険が始まるまでの、繋ぎのお話だ。
まるで川のように時には早さを変えて流れていく彼らの冒険の日々の......。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
こちらはエンディングになります。
こちらのカテゴリに投稿が確認でき次第、解放といたします。
また投稿がない場合も一週間後に全員解放とします。
報酬は完全確定後に募集欄にまとめとして上げさせていただきます。
それでは最後の投稿お待ちしております。
「ナディンとルートも行かない?
美味しい店でも探そうぜ」「はい、僕も一緒に行きます。
いい加減カプセルでない食事もしたいところでしたし」「骨休めも必要ですか。喜んでお付き合いしましょう」
他の3人も付いて来てくれるらしい。
―――――――※―――――――
大通りには土産物を眺めている人もいるようだ。
「キャンディにビスケット、おいしいお菓子はいかがですか?」
声が聞こえてくる。
「すみません、キャンディー下さい!」
その店に駆け込む。
1パック2ガメルらしい。えっと、お金お金。
「あ・・・」
財布の中には1ガメルも入っていない。
「すみません、やっぱり買うのやめます。」
魔晶石買いすぎた・・・
「じゃあオレが買うよ。
おみやげもあるから3つちょうだい」
「え?いいんですか・・・?」
「お金のことは帝都に帰ってから精算するとして、
今日はみんなで回ろうよ。
せっかくのコンチェルティアなんだしさ」
「あ、はい。ありがとうございます!」
―――――――※―――――――
しばらくして、カイルさんたちがが帰ってきた。
「おかえりなさい、カイル」
「ああ、ただいま......姉さん」
「正直なところ、聞けたことは多くはなかったが。
どうやらあの薬はあの時逃げた奴らの一人から受け取ったものらしい。
そいつは弟の方の薬まで作っていたようだな」
あの時、セシリアさんを助けに行った時のことだろうか。
「この先に何かがあるかもしれない。
それは勿論この街かもしれないし、あんたたちの街かもしれない。
もし何かがあった時、俺はあんたたちを頼ることもあるだろう。
俺は、俺たちは、あんたたち冒険者という奴らに何度も助けられてきたからな」
「それはお互い様です。前は私だってカイルさんに助けてもらいましたし。」
気絶してまで守ってもらったあの時が懐かしい。
―――――――※―――――――
PL なまさんです
とりあえずここまでです。
他の人に合わせて書き足します。
結局謝礼は買い物の前には受け取らないということで(いろいろすみません)
「あ・・・」
財布の中には1ガメルも入っていない。
「すみません、やっぱり買うのやめます。」
「じゃあオレが買うよ。
おみやげもあるから3つちょうだい」
6ガメルを支払い、アメの一つをお姫さんに。
残りはおみやげにするとしよう。
「お金のことは帝都に帰ってから精算するとして、
今日はみんなで回ろうよ。
せっかくのコンチェルティアなんだしさ」
たまたま残金があったとはいえ、たかだか50ガメルあまり。
貯金したってしょうがないし、ここで有り金つかってしまおう。
「今日は特別に大通りで開店!
おしゃれな帽子売ってまーす!」
「すいませーん、かっこいいやつ一つください」
ちょっとブランド品には手がでないけど、
安くてイイの、ないかなー。
..
...
....
そうしてコンチェルティアを楽しんで、後日。
「オヤジさん、ただいま」
オレはまた帝都に帰ってきたのだった。
「ヴァーミリオンのセンセイはいるかな?
おみやげ買ってきたんだけど...あ、コカゲちゃんも一個持っていきな」
あたらしい帽子とともに。
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-PLスキュラ-
出費:コンチェルティアで散財する 55ガメル
せっかくのお出かけですし、有り金はたいてみんなで遊びましょーぜ。
シャンデル製の帽子が欲しかったけど、最低でも本体価格+300...
今日のところは安いのを買って我慢しておきますぐぬぬ。
それでは皆様、お疲れ様でしたー&ありがとうございましたー!
「おー、これは中々......」
暇を持て余し、皆と一緒に街に繰り出してみたのだけれど。
さすが芸術家が集まった街。規模こそ帝都には及ばないが、面白さで言えば互角かもしれない。
呼び声にも活気があって、ひやかしが捗るというものだ。
「すみません、キャンディー下さい!」
「あ・・・」
「すみません、やっぱり買うのやめます。」
なぜひやかしかというと、まあ今ナマさんが見せてくれたように、僕にはお金がないのだ。
依頼のためにありったけ買い込んだんだから仕方ないとはいえ、この活気の中を歩くには寂しい。
「まったく、これなら手に入れた鱗だの何だのをさっさと売り払っておけば良か......」
「じゃあオレが買うよ。
おみやげもあるから3つちょうだい」「え?いいんですか・・・?」
ちょうど僕がぼやき始めたところで、アーレイさんがアメを買ってナマさんに渡していた。
アーレイさんは僕らと違ってお金を持っているようだ。うらやましい。
「お金のことは帝都に帰ってから精算するとして、
今日はみんなで回ろうよ。
せっかくのコンチェルティアなんだしさ」「あ、はい。ありがとうございます!」
「......ええ、そうですね。
それでは不肖この僕ナディンが、我が里に伝わる伝統的コーディネート殺法を......あ、要りませんか、そうですか」
言い終わる前にやめた。
流石に僕も外でウケる伝統とウケない伝統の区別がつきはじめている。
執事48の殺人技は半々だが、コーディネート殺法は多分駄目な方だろう。
* * *
あのあと、カイルさんとセーラさんからそれぞれ報酬をもらってルキスラに帰ってきた。
微妙に上乗せされていたのは、僕らの成果が良かったんだろうか。そうだと嬉しい。
そんな益体もないことを考えながら、火竜の手羽先亭の扉を開く。
中を見れば、馴染みの人やそうでない人、様々な冒険者達の姿。入れ替わりこそあれ、その活気は変わらない。
そんな光景を見て、コンチェルティアでカイルさんに言われたことを思い出した。
「この先に何かがあるかもしれない。
それは勿論この街かもしれないし、あんたたちの街かもしれない。
もし何かがあった時、俺はあんたたちを頼ることもあるだろう。
俺は、俺たちは、あんたたち冒険者という奴らに何度も助けられてきたからな」
......なんとなく嬉しくなって、小さく笑う。
冒険者なんて足掛けで、将来は良い主人のもとで執事をしたい......僕はそう思っているし、実際冒険をしたのは久しぶりだ。
それでも、そんな自分でも。もう少しくらいは冒険者でいるのも悪くないような気がした。
......いやまあ、まだ僕はそんなもの選べる立場ではない、という事実は置いといて。
ふとこみ上げる涙を誤魔化すために、僕は懐かしの激辛を注文した。
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PL:配管
最終回な。時と場合によっては書き足すかもしれないけどとりあえず最後です。
久しぶりなので冒険者についてちらりと考えるナの字。だが冒険者以外の選択肢は無いのであった、まる。
「まあ!
つまりあなたは実際にその妖精と会って話したってことね?
......こうしちゃいられないわね。
水の妖精がいるってことは他の妖精もいる可能性が高いわ。
それにだとしたらあの伝承も、あの寓話ももしかしたら事実かもしれない。
うふふ、忙しくなって死んじゃいそうね」
「よかったら、私も案内して欲しいわ。
その水の妖精が今まで何を見て、何を聞いて、何を感じてきたのか知りたいの。
すぐに、とはいかないかもしれないけれど。
いつかきっと、いえ......必ずよ。
勿論その時が来たらエスコートしてくれるわよね?」
セーラへと事の転末を報告した所彼女はひどく喜んでくれた。
私は彼女の言葉に頷く。
分かる。私も過去の様々な話が真実かも知れないとなれば心躍る。
故に答えは一つだ。
「勿論、時間が出来れば何時でも誘ってくれ。
私もあの一帯の伝承には興味がある。
ここザルツの歴史を紐解く助けにもなるはずだ」
報告を終え、後日私は今回の依頼により出会った。
精霊や遺跡について、調べ始めた。
幾つかの資料をまとめ私は手羽先亭で一息ついていた。
そこへ
「ヴァーミリオンのセンセイはいるかな?
おみやげ買ってきたんだけど...あ、コカゲちゃんも一個持っていきな」
と言ってバーグ君が入って来た。
私は返事をし彼を呼ぶ。
「ヴァーミリオンと言うカッコイイ学者なら此処だ!
さあ、同じぐらいカッコイイバーグ君には一杯奢ろう。
好きなものを頼んでくれ。勿論お土産は頂こう」
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PLめぐり
以上で私の方も終了です。
この度はありがとうございました。
さぁ185ガメル残ってるので好きに食べるがいい!
散策中。
ナマのお金が足りないトラブルもあったが、
「お金のことは帝都に帰ってから精算するとして、
今日はみんなで回ろうよ。
せっかくのコンチェルティアなんだしさ」
「...それもそうか。僕も(保険分は残して)食事にでもしよう」
金をぱーっと使うのは苦手だが、こういうときくらいはね。
「......ええ、そうですね。
それでは不肖この僕ナディンが、我が里に伝わる伝統的コーディネート殺法を......あ、要りませんか、そうですか」
...ちょっと気になる。
しかし何故コーディネートで殺そうとするのか。
執事は殺法を修めるのが基本なのか?
「公園でパンやサンドイッチを食べながらゆっくりするのはどうだい?」
「パンをください。甘いやつがあればそれを」
ナマのように菓子でもいいが腹を膨らませるのも大事。
それに加えて甘いならば文句なしだ。
適当にもぐもぐしつつ皆と帽子を見たり冷やかしたり。
わりかし楽しい時間だった。
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・
散策終了。
ヴォルディーク邸にて。
「正直なところ、聞けたことは多くはなかったが。
どうやらあの薬はあの時逃げた奴らの一人から受け取ったものらしい。
そいつは弟の方の薬まで作っていたようだな」
「この先に何かがあるかもしれない。
それは勿論この街かもしれないし、あんたたちの街かもしれない。
もし何かがあった時、俺はあんたたちを頼ることもあるだろう。
俺は、俺たちは、あんたたち冒険者という奴らに何度も助けられてきたからな」
『浜の真砂は尽きるとも世に邪悪の種は尽きまじ』。
シャロクですらがそう認めている。
この世から邪悪をなくすなど、ライフォス神でも難しいだろう。
とはいえ。
「その時は、依頼としてだしてくださいな。
冒険者は依頼と報酬さえあれば、どんな危難にも立ち向かいます」
『世に悪あらば抗う者あり、世に闇あらば照らす者あり』
そうも彼は残している。
ならば僕が抗わぬ道理もない。
...でもできればあまり危険じゃないといいな。
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PL
だいたい5G出費。
これでエンディング。
皆様お疲れ様でした!