B1_妖精を求めて
森はとても穏やかであった。
小鳥たちの囀りは朗らかなメロディを奏でる。
視界の隅で動く小さな影。赤茶色の栗鼠だ。
危険な動物の気配はない。
蛮族の気配など更にない。
むしろこの森の空気はかなり清らかに感じられる。
それは穢れを拒むかのように。
タタラにとってはなんとなく重い空気かもしれないが。
耳を澄ませば、森の奥の方から水が流れる音が聞こえるかもしれない。
向こう側には川でも流れているのだろうか。
「ここはね、魔物や蛮族に滅多に出くわすことはないんだ。
流れている川の向こう側まで行くと流石に少し危険だって聞くけれど。
街に近いところはよく絵描きたちがデッサンしに訪れるんだ。
今は――いないみたいだけど」
オレットはこの森について説明する。
この様子だと、初めて訪れたわけではないのだろう。
「僕は、昔コンチェルティアに住んでいたんだ。
それで、仲のいい子たちとよく遊びに来たのを覚えてるよ。
今は――みんなバラバラになっているけどね」
オレットの言葉のトーンが落ちた。
その声色に乗せられた感情は寂寥か。
散り散りになったという者たち――その中の一人が彼の探し人なのであろうか。
「こういう時ってまずは手近なところから探していった方がいいものかな?
それとも、怪しそうなところから探してみる?――森の奥の方とか。
あまりこういう森の中での探し物の経験はなくてさ、わからないんだ」
基本的には順々に調査していくのが手堅いだろう。
見落としが起こらず、ゆっくりでも着実に探索を進められるからだ。
だが、やはりなかなか見つからないときは時間がかかるのも事実。
怪しそうなところに的を絞って調べていくのも悪くないかもしれない。
それとも、冒険者たちに何か名案でもあるだろうか。
――まだまだ陽は昇ったばかり。
妖精探しもここからが本番だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
こちらヴェンデルベルトとティキの探求者《Seekers》のおふたりと、
タタラとプラリネ用の新しいカテゴリです。
ここからの4人のPCの日記はこのカテゴリにご記載ください。
4人はコンチェルティアについたところです。
森の入口付近には現在危険はございません。
>柑橘さん
ゴーレムについては前回の夜のシーンから、
ここまでの好きなタイミングで作成していただいて構いません。
皆さんは次の行動を決定してください。
主な選択肢は2つです。
・入口付近を調べる
・森の奥へ行く
他に起こしたい行動がございましたら、そちらでも構いません。
どちらを選択された場合もダイスを2回お振りください。
1つは探索判定です。目標値は秘密です。
また、具体的にここを探す、もしくはこうやって探すなどがありましたら、
それに見合ったボーナスや結果が起こります(*´∀`*)
もう1つは判定ではありませんがそれぞれ2d6ずつお振りください。
このカテゴリに記事を投稿する際は、
カテゴリ『B1_妖精を求めて』にチェックを入れて投稿してください。
日が出てからまもなく、わたしたちは森に到着した
トリにネズミ、小さな生き物たちが、それぞれの生活をしている
澄んだ空気が、水の流れる音を運んでくる
朝日に照らされて、全てが輝いて見える
―綺麗すぎる
こんな場所に、わたしは入っていいのだろうか?
居心地が悪くなってくる。罪悪感がのしかかって来るんだ
...そんな言い訳をするのも、この体に宿った穢れが、ここを拒んでいることを認めたくないから、かもしれない
「大丈夫、きっと見つかるから。きっと見つけるから」
自分を勇気付ける。わたしを信じている、わたしは信じられている
オレットさんが森の説明をしてくれる
>「ここはね、魔物や蛮族に滅多に出くわすことはないんだ。
流れている川の向こう側まで行くと流石に少し危険だって聞くけれど。
>僕は、昔コンチェルティアに住んでいたんだ。
それで、仲のいい子たちとよく遊びに来たのを覚えてるよ。」
入ってすぐのところは安全で、画家や子供がよく訪れるらしい
>「こういう時ってまずは手近なところから探していった方がいいものかな?
それとも、怪しそうなところから探してみる?――森の奥の方とか。」
少し話せば、みんなの意見は一致した
人が頻繁に訪れる場所にその妖精がいれば、伝承にはなってないだろう
それこそ、子供のオレットさんが出会っていたはずだ
このまま、森の奥へ向うことになった
「そういえば、ヴェンデルベルトさんが話してくれた、妖精の伝承を聞いて、思い付いたことがあるんだけど...」
黙っている必要もないし、言ってしまおう
「伝承の妖精には好きなものが2つあると思うんだ
1つは歌。もう1つは宝石
これを目立つようにして探索すれば、向こうから近づいてくれるんじゃないかな?
オレットさんが歌ってくれれば、魅力的になるはずだよ
宝石のほうは、ティキさんが持っている翡翠の宝石と、プラリネさんが持っている魔晶石がいいと思う
手で持ったり、ロープで額にくくりつけたりして、キラキラさせるんだ
少しでも、見つかる可能性が上がりそうだし、やって損もしないばずだよ
―名付けて"妖精からも見つけてもらおう"作戦!!」
意外といい案かもしれない
―――――――――――――――――――――――――――――――
PL玉鋼より
妖精がわからないナイトメア、いいと思います
ツッコミがもらえると聞いたので。是非、タタラに教えてやって下さい
知恵と力を出しあって、今ある状況のなかでベストを尽くすRPは、冒険者らしくてとても楽しいです
更新
想像以上に短くまとめられそうなので、返しは次の進行の冒頭で行います
【ダイスチャット1】
探索判定 (10/11-22:10:03) 2D6 → 1 + 6 + (4) = 11
何かのダイス (10/11-22:11:01) 2D6 → 3 + 3 = 6
プラリネの予想外な一面にびっくり
寝る前にゴーレムを作成しておく。何かあれば盾となるし、荷物持ちにもなる。
外見はよろしくないが、役には立つのである。
◇ ◇ ◇
その森は、とても美しかった。芸術家が良く訪れると言うのが私にも分かるほどに。
オレット氏がこの森について語ることによると、この森には川が流れており、その向こうはやや危険らしい。
そこまで行く必要は今のところはないだろう。蛮族や魔物がいるところが妖精にとって住みよいとは思えない。
しかし、良く訪れると言う絵描きたちが全くいないのが少し気にかかる。
コンチェルティアは今はきな臭いと言うが、そんな余裕もないのだとすれば自体は思っているよりも深刻なのかもしれない。
>「僕は、昔コンチェルティアに住んでいたんだ。
それで、仲のいい子たちとよく遊びに来たのを覚えてるよ。
今は――みんなバラバラになっているけどね」
彼の助けたい人は、幼馴染らしい。もしかしたらその『仲のいい子』の中にいたのだろうか。
だが、『幼馴染だけど幼馴染じゃなくて......知っている人だけど知らない人』と言っていた。
オレット氏に、その『助けたい人』に、何があったのだろうか。気になるところではあるが、今は聞き出すことは出来なさそうだ。
妖精に出会う事が出来れば、そのあたりは自ら明かすだろうか。
◇ ◇ ◇
さて、どこから妖精を探そうか。
オレット氏は私達を信用してくれている。ならばその期待に応えなければ。
「私は奥から探索した方が良いと思います。
森の手前側、つまり今いる場所はよく芸術家たちがデッサンに訪れるとのことですから、もし妖精がいるならばもっと目撃証言が出るでしょう。
しかし、妖精を見た、と言う人は稀とのこと。ならば妖精は森の奥にいる、と考えた方が良さそうだからです」
そう言うと、皆も同じことを考えていたようで、同意を得られた。
そこで、今度はどのように妖精を探すか、という話になった。
>「そういえば、ヴェンデルベルトさんが話してくれた、妖精の伝承を聞いて、思い付いたことがあるんだけど...」
>「―名付けて"妖精からも見つけてもらおう"作戦!!」
勢いのある言葉だった。タタラ嬢は初めて宿で見た時より、ずっと生き生きしている。若者が自分で考え、自ら歩み、進んでいくのはとても眩しい。
あぁ、だから私は人が好きだ。
だが、言うべきことは、言いたいことは言おう。
「"妖精からも見つけてもらおう"作戦良いと思います。けれど1つよろしいですか」
私は手を挙げて、発言の許可を得る。
「妖精が歌を好きだと言うのは間違いないと思います。逸話にもありますからね。ですが、宝石が好きだと言うのはどうでしょう?
商人から宝石だけを奪った。このエピソードは妖精が宝石を好きだから奪った、とも取れますが、むしろ私には別の意味にとれました。
すなわち、『妖精は純粋な心の持ち主にのみ、力を貸す』、と。商人は強欲の象徴としてよく物語には出てきますからね」
逸話には詳しく書かれていないけれど、商人が宝石と引き換えに妖精の力を悪用しようとしていた可能性もあるのだ。そして、創作物でも商人はそう言う役割を担わされることが多い。
「なので、宝石を見せながら、と言うのはやめましょうか。
オレットさんが心を込めて歌えば、それで十分ですよ、きっと」
と言うわけで
オレットさんに歌って貰いながら奥まで行って、何かいい感じの場所があればまたそこで改めて歌うと言う提案をしておきます!
16:47:56 柑橘@ヴェンデルベルト 探索レンジャー 2d+6 Dice:2D6[5,3]+6=14
16:48:11 柑橘@ヴェンデルベルト 謎ダイス 2d6 Dice:2D6[3,6]=9
17:10:37 柑橘 天気予測 2d+6 Dice:2D6[6,2]+6=14
17:11:11 柑橘 地図作製も振っておく 2d+11 Dice:2D6[4,1]+11=16
「いい森だな」
到着した森は、空気が澄んでいた。なにが住むにも心地よさそうで、ニコデムスもずいぶん機嫌がいいようでった。
それに、ここの木を使えばよい調度品が作れそうだ。
探索は皆で話し合い、奥の方を主に探すという事になった。地図も作っておこうと、昨日たき火からとっておいた炭の粉と袋を取り出したとき。タタラから作戦の提案があった。
「んー......悪いけど、妖精は光物が好きなわけじゃないよ」」
だが私からも、ヴェンさんに続いて、私も却下させてもらう。
「妖精が惹かれるのは、自分の属性と好みに合った石にだ。それに魔晶石が宝石の代わりになるなんて聞いたことがない」
私が今持っているのはヒスイ、ガーネット、ムーンストーンだが、それぞれ風、炎、光の妖精との門となる。でも、それ以外には使えない。
「もう一つ。妖精は獣じゃないよ、あなたが思うほど単純じゃない」
最も位の低い妖精でさえ、その知能は人間と変わらない。
基本的に人目につかぬよう生きる妖精が、見え見えの罠に引っかかるとは思えないのだ。実際私も、その下級妖精とをみつけるのに相当骨を折った。声を返してくれるエコーは簡単だったが。
* * *
「さて、始めるか」
精神を研ぎ澄まし、ムーンストーンに触れる。空いた手には魔晶石を持ち、「門」を開く。
「ウィルオー・ウィスプ」
一言その名を呼び、魔晶石を砕く。途端に宝石が光り輝き、ふわふわした優しい光の塊が姿を現す。
《久しぶり。あなたの力を貸してくれ》
妖精語で話しかける。
ここより奥に仲間の気配の強い場所はあるか。その数、方角、力の強さ、などを質問してみた。
《わかった、ありがとう》
あらかた聞き終えたので、ウィスプには帰ってもらった。ここから先は、もう少しわかりやすいのに手伝ってもらおう。
「エコー、手伝ってくれ」
続いて、エコーを呼び出す。こっちは、ちょっとした幸運を分けてもらうのと、そばにいてもらって周りの妖精から信用を得るのが目的だ。
むこうから見つけてもらうなら、宝石を振り回すよりも妖精を友に持つ姿を見てもらった方がいいだろう。
PL
なんで一番大事なとこで1ゾロするかなあ。
23:31:25キャスパー サモンフェアリー 行使 2d+5 Dice:2D6[3,3]+5=11
23:31:53キャスパー フェアリーウィッシュ 行使 2d+5 Dice:2D6[3,3]+5=11
23:33:48 キャスパー地図作製 2d+7 Dice:2D6[2,2]+7=11
23:34:24 キャスパー探索(フェアリーウィッシュ適用) 2d+7+1 Dice:2D6[1,1]+7+1=10
23:34:37 キャスパー 2d Dice:2D6[5,5]=10
森へ入った。
話によるとこの森は蛮族などが出てくることはまずないらしいが、それも納得できる雰囲気だ。
だからといって警戒を怠る気はないが。
>「こういう時ってまずは手近なところから探していった方がいいものかな?
それとも、怪しそうなところから探してみる?――森の奥の方とか。
あまりこういう森の中での探し物の経験はなくてさ、わからないんだ」
話し合った結果、森の奥に行くことになった。
>「そういえば、ヴェンデルベルトさんが話してくれた、妖精の伝承を聞いて、思い付いたことがあるんだけど...」
どうやらタタラさんに作戦があるようだ。
>「伝承の妖精には好きなものが2つあると思うんだ
1つは歌。もう1つは宝石
これを目立つようにして探索すれば、向こうから近づいてくれるんじゃないかな?
宝石のほうは、ティキさんが持っている翡翠の宝石と、プラリネさんが持っている魔晶石がいいと思う
手で持ったり、ロープで額にくくりつけたりして、キラキラさせるんだ
少しでも、見つかる可能性が上がりそうだし、やって損もしないばずだよ
―名付けて"妖精からも見つけてもらおう"作戦!!」
なるほど!なかなか面白そうな作戦だ!
この作戦は名案だろう!
『いい作戦っすね!協力させてもらいますよ!』
俺は興奮気味に答えた。
>「"妖精からも見つけてもらおう"作戦良いと思います。けれど1つよろしいですか」
ヴェンデルベルトさんからも何かあるようだ。
>「んー......悪いけど、妖精は光物が好きなわけじゃないよ」
ティキさんからも意見がとんできた。
この二人の意見は理にかなっていた。
それだけにあれだけテンションが上がったのがどんどん恥ずかしくなってくる...
>「なので、宝石を見せながら、と言うのはやめましょうか。
オレットさんが心を込めて歌えば、それで十分ですよ、きっと」
この意見に顔を真っ赤にしながら頷くことしかできなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
行使判定/ラック 2D6→6+2=8 :成功
MP:33→30
新たにゴーレムを仲間に入れて、冒険者たちは森に入った。
今後どこへ進むかというオレットからの問いかけに対しては、
>「私は奥から探索した方が良いと思います。
ヴェンデルベルトからの提案もあり、森の奥へと向かうことになった。
「うん、森の奥へ行くんだね。
森の奥の方には飢えた動物たちと出会うこともあるから気をつけて。
蛮族はあまり見ないらしいけど......この森の妖精が守っているのかな」
森の奥には蛮族と遭遇する危険はないという。
ただ、適当に歩くと、動物やもしくは幻獣と出会う可能性もあるかもしれない。
* * *
森の奥へ行くまでに、冒険者たちは妖精を探すための作戦を練る。
>「そういえば、ヴェンデルベルトさんが話してくれた、妖精の伝承を聞いて、思い付いたことがあるんだけど...」
――タタラが提案した作戦。
妖精をおびき寄せるために、オレットの歌と宝石を利用しようというものだ。
プラリネは勢いよく、タタラの作戦に賛同したが......。
だが、ヴェンデルベルトとティキからの注意もあり、とりあえずは歌のみを利用するものになりそうであった。
「ええっと、つまり僕は歌を歌えばいいのかな......?
それで、妖精を見つける手伝いになれるんだったら喜んでやらせてもらうけど」
照れた様子でプラリネが頷いていることには気がつかなかったようだ。
* * *
>「さて、始めるか」
作戦を決める傍ら、ティキは魔晶石と白く透明な宝石を手に取る。
ムーンストーン――光の妖精が好み、ティキのような妖精使いが門とするものである。
呼び出したのは......。
>「ウィルオー・ウィスプ」
森がほのかに明るくなる。
それは木漏れ日などではない――光そのものである。
ウィル・オー・ウィスプ。光の妖精。生命の煌めきである。
>《久しぶり。あなたの力を貸してくれ》
――ウィスプから聞き出せた情報はこのようなものであった。
まず、森の奥から風を感じるということ。
風のマナの力はとても強いということ。
けれど、どこか変な感じ――森でないところか感じるということだ。
それ以上のことはどうやらわからないらしい。
* * *
冒険者たちはオレットを連れ、森の奥へ歩む。
作戦通り、オレットはその手にハープを持ち、奏で始める。
「それじゃ、行くね」
息を深く吸い込み、そして一度吐き出す。
準備は万端である。
『夢幻に 揺れる 青い髪
夢幻に 溶ける 白い肌
懐かしき 彼の地の 記憶は 朽ちて』
記憶を辿っても、聞いたことのない歌である。
『無限に 閉ざす 銀の鍵
無限に 眠る 白の歌
懐かしき 彼の地の 絆は 何処』
オレットの作った歌であろうか。
歌われているのは――おそらくは過去の記憶。
であれば、青い髪と白い肌の人物こそ――彼の探し人だろうか。
その音色は森を柔らかく包み。
その声色は森を鮮やかに彩る。
川の手前まで来たところで、少し異変に気がつくかもしれない。
――森の向こう側が緑色に染め上げられている。
それはあまりにも不自然な現象。
言うなれば魔法。つまりはマナ。
川幅は少し有り、渡るのも容易ではないが不可能でもない。
ニコデムスやゴーレムに運んでもらえれば、濡れないだろうか。
もしあの輝きが妖精のいる証であるのならば。
この作戦は成功したと言えるのかもしれない。
――だが、歌声に誘われた存在は他にもいた。
東西双方から獰猛な獣の声。
気がつけば少し離れたところに大きな影があった。
数は四つ。形は三種類。
森の奥を確かめるためには、まずこの事態を乗り越えねばならないだろう。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
オレットが歌いながら行くという旨了解致しました。
結果として、効果はあったようです。
しかし、魔物も出てきました。
動物がいる森の中で歌えばこうなりますかね。
あとティキ1ゾロだったし(・∋・)
魔物知識判定をお願いします。
タイガー(目標:10/14 ルルブ3)が1体
グリズリー(目標:12/16 ルルブ3)が2体
ゴルゴルゴールド(目標:10/15 ルルブ2)が1体ですね。
ゴルゴルゴールドには剣のかけらが2つ入っております。
位置関係は川を北側とすると
西 ゴルゴル 5m タイガー 7m PC西端 5m PC東端 10m グリズリー*2
となっております。
戦闘方法の形式としては、
・シチュエーション戦闘形式(評価式)
でいきます。
ルールは戦闘についてをご覧下さい。
動物たちは、
弱ってるやつ>攻撃してきたやつ>遅いやつ>固くないやつ>近いやつ>肉のないやつ
の順番に狙います。
基本的に全部全力攻撃です。
オレットを戦闘に参加させるとボーナスで3点プラスがつきます。
勿論参加させないなら、参加させなくとも構いません。
先制判定に成功すればボーナスで3点プラスがつきます。目標値は14です。
魔物知識判定で弱点まで抜ければ抜けた1×魔物の数がボーナスでプラスがつきます。
戦闘結果表は以下の通りです。
===========================
8~11 惨敗。全滅します。
12~17 辛勝。半分のキャラクターが気絶します。残HPと残MPは1D6で決定。
18~23 ちょいやば。半分のキャラクターの残HPと残MPは1D6で決定。残りは半減。
24~32 普通。8D6のHPダメージと5D6のMPダメージをPTで割り振ります。
33~44 快勝。4D6のHPダメージと3D6のMPダメージをPTで割り振ります。
45~ 楽勝。2D6のHPダメージと2D6のMPダメージをPTで割り振ります。
===========================
皆様は結果表決定用の2D6を2回と、
行動予定(簡単でもいっぱい書いても可)をお願いします。
ゴーレムやニコデムスの行動もお書きください。
何か質問があれば、GMまでお願いします。
ティキが光の妖精に聞いたところ、どうやらこの森は風の加護を得ているようだった。
しかし、森ではないところ、とはどういうことだろうか。謎の解明する情報はいまだ足りないと思われた。
◇ ◇ ◇
オレット氏の詩を聞きながら、奥へと進む。
この歌は彼自身のことだろうか。容姿といい声といい、そしてこの詩の完成度を聞くに、彼の腕前は良いものなのだろう。
森の美しさに染み入るような旋律を聞きながら、歩いていく。勿論、警戒するのは忘れずに。
「......あれは...?」
奥にあると言う川まで到着すると、不思議な光景が広がっていた。
緑に染められた川向うの森の様子。
自然ではありえないその現象。これが、妖精の仕業だとするなら。
「あぁ、その前にやることがあるようですね。グリズリーにタイガーに、ゴルゴム、ですか」
どうやら、彼の唄声は招かざる客まで魅了してしまったらしい。
「タタラ、虎をお願いします。プラリネはオレットさんの近くに。
オレットさん、妖精魔法で補助をお願いできますか。」
ゴーレムも支持を出す。強化してあるからゴルゴム程度の相手は出来るだろう。
「ティキ、いけますよね」
『ニコデムス君、頼みます』
彼らに指示はいらないだろう。彼らは『大丈夫』だ。
「妖精がいるのなら、みっともない所を見せられませんよね」
私は、私の右手にはまった銀の腕輪を撫でる。そう、今は空の彼方にいる『彼』にも、無様なところは見せられないのだから。
00:53:58 柑橘@ヴェンデルベルト タイガー(目標:10/14 2d+11 Dice:2D6[5,1]+11=17
00:54:09 柑橘@ヴェンデルベルト グリズリー(目標:12/16 2d+11 Dice:2D6[5,2]+11=18
00:54:19 柑橘@ヴェンデルベルト ゴルゴルゴールド(目標:10/15 2d+11 Dice:2D6[4,5]+11=20
00:58:08 柑橘@ヴェンデルベルト 先制平目 2d Dice:2D6[3,1]=4
結果表決定用の2D6を2回
00:58:42 柑橘@ヴェンデルベルト 4d Dice:4D6[3,3,4,3]=13
行動予定
ヴェンデルベルト→誰よりも先にグリズリーにスパーク、のちタタラ、ニコ、ティキにファイア・ウェポン、あとは見学
オークハウンド→タイガーを攻撃、2Rからはゴルゴムに3回攻撃で!
>「それじゃ、行くね」
オレットさんが歌い出した。
今まで聞いたことのない歌だ。
その音色は森を優しく包み込むようだった。
川の手前に来て気づいた。
森の向こう側がおかしい。
オレットさんの歌が功を奏したのかもしれない。
だが良いことばかりではなかった。
魔物達が現れたのだ。
>「あぁ、その前にやることがあるようですね。グリズリーにタイガーに、ゴルゴム、ですか」
>「タタラ、虎をお願いします。プラリネはオレットさんの近くに。
『了解っす。』
俺はオレットさんの横に立つ
『ルロウド様の力、見せてやりますよ!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先制判定/2D6+7→5+6+7=18 :成功
行動方針
全員巻き込みでフィールド・プロテクション→以降はキュア・ウーンズorキュア・ハートorフォース
基本的にはウーンズでそれでも足りなければハート、敵のHPが5以下になったら削りきるためにフォースです。
追記
結果確定用ダイス/2D6→1+4=5
結果確定用ダイス/2D6→3+2=5
>『いい作戦っすね!協力させてもらいますよ!』
"妖精からも見つけてもらおう"作戦は、思いの外好評だった
これらの言葉を聞けただけでも嬉しかった
>「妖精が歌を好きだと言うのは間違いないと思います。逸話にもありますからね。ですが、宝石が好きだと言うのはどうでしょう?」
>「妖精が惹かれるのは、自分の属性と好みに合った石にだ。それに魔晶石が宝石の代わりになるなんて聞いたことがない」
2人からは妖精と宝石の関係について冷静な意見がもらえた
流石、本に造詣が深い賢者と、妖精に詳しいテイマーだと思った
「うん、確かにそのとおりだね」
光ものが好きだと判断するのはうかつだろう。先入観が先走ってしまったかもしれない
>「もう一つ。妖精は獣じゃないよ、あなたが思うほど単純じゃない」
妖精の考えは、予想以上に高度なのだろうか?
ナイトメアがフェアリーを理解できる日は遠いかもしれない
それでも、努力することは続けようと思う
* * *
オレットさんの歌と一緒に森の奥へと進んでいく
>『―懐かしき 彼の地の 記憶は 朽ちて―』
キレイな声だなぁ
わたしが森の中に住んでいたら、気になって様子を見に来るだろうな
歌詞は少し難しいけど、きっといい歌なんだろう
川の近くまでやって来るとおかしなものが見えてきた
向こう側の木々が...蛍光と言えばいいのかな
間違えなく、魔法によるものだ
「もしかして妖精!?」
思わず小さな声が漏れた。はしゃぎたくなる気持ちをなんとか押さえる
>「あぁ、その前にやることがあるようですね。グリズリーにタイガーに、ゴルゴム、ですか」
やってきたのは妖精だけでじゃない。生き物を食べるハンターたちもだ
いつの間にか左右から挟まれていた。様子からすると、穏便に済ませてはくれなさそうだ
>「タタラ、虎をお願いします。プラリネはオレットさんの近くに―」
プラリネさんが機先を制してくれるから、有利に立ち回ることができる
ヴェンデルベルトさんが相手の特徴を見極めて、最適な指示をくれる
ティキさんとニコデムスがいるから、心置きなく前へ向かえる...
なんて心強いだろう
剣を抜き、盾を構えて目の前の敵に集中する
「まかせて!」
グレンダール様、わたしにはわたしのできることを!
―――――――――――――――――――――――――――――――
PL玉鋼より
行動予定
常にプラリネの後に行動
通常移動でタイガーに接近して攻撃 ↓
ゴルゴムに投げられるなどして乱戦エリアから外れたら、↑に戻る ↓
ヒート・ウェポンで自己強化してからマルチアクション、フォースと武器攻撃でとにかくタイガーを落とす ↓
タイガーを倒せたら、盾を手放してフランベルジュを両手に持ち変える。以下同様にしてゴルゴムを倒す
連続攻撃がないゴルゴムが相手なら防御点の恩恵は薄くなるので、火力を重視します。
プラリネの回復が追い付かない、タタラのHPがゴーレムを下回っている場合は、フォースをキュア・ウーンズに変えて回復。あまりもひどい場合にはマルチアクションを止めて魔法拡大/数や、キュア・ハートを使用することも考えます。
ダイスチャット1 一応張っておきます
玉鋼@タタラ : 先制判定 (10/12-01:19:16) 2D6 → 6 + 6 = 12
タタラ、気合いの6ゾロ。先制判定には自動成功が無いことを初めて知りました。おかげでおいしいRPができましたが、今思うと振らないほうが良かったなあ
結果用ダイス (10/12-23:45:53) 2D6 → 4 + 6 = 10
悪くない結果になりました
結果用ダイス 2回目 (10/12-23:58:45) 2D6 → 6 + 2 = 8
...なんか6が多い?
今後使えるかもしれないので一応
魔物知識判定 タイガー/グリスリー/ゴルゴル (10/13-00:11:03)
タイガー(10) 2D6 → 4 + 3 = 7
グリスリー(12) 2D6 → 6 + 4 = 10
ゴルゴルゴールド(10) 2D6 → 6 + 2 = 8
出目はいいけど成功ならず。
妖精を探すことばかりに頭が行っていた。
妖精が原因していると思しき現象を前にして、今私たちは獣に囲まれている。
ざっと目を通して種類を確認すると、グリズリー、タイガー、ゴルゴルのボス。
ヴェンさんの対応は早かった。場にいる全員に即座に指示を出していく。
>「ティキ、いけますよね」
>『ニコデムス君、頼みます』
「ええ」
『......。』
『......私が命じる。私たちは背後の敵だ』
『ワカった』
「そっちを抑えていてください。すぐに片してそっちへ行く」
赤の槍―ビーク・バーガンディを握りしめる。
私専用の、赤い嘴を模した騎乗槍。
さあ、やろう。
「Hakkaa paelle!」
01:01:28 キャスパー@ティキ 魔物知識 タイガー 2d+7 Dice:2D6[1,5]+7=13
01:01:41 キャスパー@ティキ グリズリー 2d+7 Dice:2D6[6,1]+7=14
01:01:55 キャスパー@ティキ ゴルゴルゴールド 2d+7 Dice:2D6[4,2]+7=13
01:02:06 キャスパー@ティキ 先制 2d Dice:2D6[1,5]=6
01:02:25 キャスパー@ティキ 2d Dice:2D6[4,4]=8
01:02:30 キャスパー@ティキ 2d Dice:2D6[6,1]=7
行動予定
ニコデムスに乗ったまま背後のグリズリー二体に接近、乱戦形成。
ティキと騎獣とで基本的に同じ敵を狙います。ティキの行動は魔力撃のみ、ニコデムスは通常攻撃をします
二体とも片付いたらもう一組の乱戦に移動後落とせるほうから落としていきます。
迫り来る飢えた動物たちの群れ。
しかし、流石に冒険者たちは冷静であった。
>「タタラ、虎をお願いします。プラリネはオレットさんの近くに。
> オレットさん、妖精魔法で補助をお願いできますか。」
ヴェンデルベルトは、オレットに支援を願う。
「僕にできることはあまり多くはないけれど......頑張るよ」
オレットは小さくも、しっかりと頷いた。
* * *
冒険者たちの戦略は非常に適切であった。
動物たちに先手を切った彼らは左右から襲いかかる動物たちを何事もなく捌ききる。
冒険者たちを包むのはル=ロウドの加護。プラリネの起こす奇蹟。
それは紛れもなく確実に彼らの命を守るであろう。
ヴェンデルベルトは古き文明の言語を紡ぎ、
右手で宙に魔力の込もる文字を綴る。
放たれしは小さな稲妻。煌く閃光。
グリズリーたちの生命を確実に削り取る。
それに続きティキが妖精の魔力を込めた一撃で、グリズリーに痛手を負わせ。
ニコデムスがその鋭い牙で追撃する。
最高のコンビネーションで東側の前線は見る見る内に瓦解する。
西方の前線も圧倒的であった。
強化されたオークハウンドは凄まじい速度で連撃を与え。
タタラの重い一撃と加護は確実に戦場を支えている。
『僕に......守るための力を......!』
オレットも大地の妖精の力で応戦する。
太い腕が、重い一撃が、野性の力が冒険者たちを襲おうとも、
彼女たちは負けることなく、力を振るい続けた。
動きも悪くなく、森が騒がしかったのもほんの少しの間のことであった。
残されたのは少しの疲労感と――地に倒れた動物たち。
冒険者たちの華麗なる勝利である。
* * *
「お疲れさま......。
ちょっとびっくりしたけど――本当に君たちがいてくれてよかったよ」
先刻の襲撃が落ち着いた後、森は再び静けさを取り戻した。
十分ひと休みできる状態であろう。
周りを見渡しても危険はなさそうだ。
――そして未だエメラルドのように煌く森の深奥。
光の中に待っているものとはなんであろうか。
行く手を阻む川の深度はちょうど一般的な成人の足が浸かる程度。
種族上小柄なヴェンデルベルトには若干辛いものがあるだろうか。
ゴーレムの上に乗るか、ニコデムスに運んでもらうと楽かもしれない。
「あの向こうへ行ってみるかい?
もしかしたら今よりもっと危険な場所かもしれないけれど......。
僕としてはそれでも見てみたいんだ。
――探し求めているものがそこにある気がするから」
オレットが探し求めているもの。
それは妖精の力。
そして、妖精の力を手にした先に待っているもの――探し人。
未知とは常々人間に根源的な恐怖の感情を思い出させるものでもある。
先へ進んで何が待っているかはわからない。
それでも、彼は――先へ進みたいと願った。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
戦闘についてはボーナスとして10点の評価点をプラスしました。
このやり方だと、出目が相当腐らなければ負けませんね。
戦闘結果表の結果判定の合計は29点。
それに先制と弱点、オレットの参入で3点ずつプラスして、48点となります。
結果としては、
45~ 楽勝。2D6のHPダメージと2D6のMPダメージをPTで割り振ります。
になりますね。
HPに12点とMPに8点のダメージを適当に振り分けておいてください。
MP辺りは実際よりだいぶ少ない消費となっていることかと思われますが、
その点はおまけとして受け取っておいてください(*´∀`*)
あ、戦闘描写は超好きに書いていいですよ!
魔物からの剥ぎ取りをされるのでしたら、計4体分のダイスをお振りください。
また、ダメージの回復などもされていただいて構いません。
剣のかけらはセッションの最後に処理しますね。
川は渡るのに別に判定など入りませんのでもし渡るならご自由にどうぞ。
皆さんは次の行動を決定してください。
主な選択肢は2つです。
・さらに奥へ進む
・一旦戻る
他に起こしたい行動がございましたら、そちらでも構いません。
タイガーへ切りかかりながら祈りを捧げる
波打つ剣身が赤く輝く。その名の通り、静かに燃える
盾で攻撃を受け流して、魔法の弾との連続攻撃をする
相手の動きは素早く、独学の剣じゃほとんど当たらなかった
もっと強くなりたい。帰ったら腕のいい人から教えてもらおうかな?
耐久力の方では問題はなかった。
動物がもう少し賢ければ、わたしたちに戦いを挑まなかったか、途中で逃げただろう
なにも考えずに突っ込むのは危険だと、再認識できた戦いだった
* * *
レブナントとかになると危ないから、念のためにグレンダール式の弔いを軽く済ませた
無意味かもしれないけど、わたしの気が少し晴れる
改めて森の奥を見る。何事もなかったように光っている
あれは本当に妖精なのかな?ちょぴり冷静になる
>「あの向こうへ行ってみるかい?
もしかしたら今よりもっと危険な場所かもしれないけれど......。
僕としてはそれでも見てみたいんだ。
――探し求めているものがそこにある気がするから」
うん、
「確かめてみないとわからないよね!
向こうへ行ってみようよ
なにかあれば対処してみせる。そのために来たんだから」
打たれ強さには自信がある
いざとなったら殿になって、危険を引き付けられる。最悪、皆を逃がす時間は稼げるはず
何より、頼もしい人たちがいる。まだ、可能性を捨てるには早すぎる
「あぁ、もし川を渡るなら、わたしはこのまま歩いて行くよ
これぐらいへいちゃらだからね!」
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PL玉鋼より
タイガーは全力攻撃持ってなかった...行動予定にサイントーチ入れておけば良かったです
このPCは剥ぎ取りダイスを振りません
消耗も少ないので、奥へ進むべきだと思います
タタラは、ゴーレムやニコデムスに運んでもらう必要がないので、このまま歩いて渡ろうと考えています
深く撃ち込まれた槍を引き抜くと、巨体は支えを失って倒れこむ。騎獣に乗っていてもぽんと飛び上がりそうな振動の後、グリズリーは完全に沈黙した。
「―こんなものか。あっちは」
振り向くと、丁度あちらもけりがついたようだった。反対側の4人の視線の先で、崩れ落ちる敵の姿が見える。
「......格好がつかないな」
こちらをすぐに片づけて合流するといったのに、これでは何か恥ずかしい。
まあ、一人と一匹、無傷でグリズリー二頭と戦果だけ見れば上々か。
赤の槍をぴしりと払い、血を飛ばす。
手入れはちょっと後にして、毛皮をはぎ取れるだけとっておこう。
『ちょっと待ってて』
ニコデムスから降りながらそう声をかけると、嬉しそうにきょろきょろとあたりを気にし始める。
『ハナ、さがしてもいい?』
『いいけど、見えるところにいてよ』
ニコデムスが遠くに行かないように見張りながらの剥ぎ取りは、戦闘より疲れた。
***
>「お疲れさま......。
ちょっとびっくりしたけど――本当に君たちがいてくれてよかったよ」
「こちらもちゃんと働けてよかった。ふふ」
こちらとしても、しっかり依頼人の役に立てたのだから言うことはない。オレットへ笑みを返してから、再び森の奥を見つめる。
さて、念のためにもう一度、妖精に居てもらおうか。宝石に触れ、マナを込める。
「何度もすまないな。エコー」
「いいんだよ」
そう返してくれた妖精は、相も変わらず髪の中へ隠れてしまう。
>「あの向こうへ行ってみるかい?
もしかしたら今よりもっと危険な場所かもしれないけれど......。
僕としてはそれでも見てみたいんだ。
――探し求めているものがそこにある気がするから」
「もちろん。―よければ、一人向こうへのせていくよ」
もとよりそれが目的のはずだ。このまま進むのに、一つのためらいもありはしない。
PL
よい戦果です。でも活躍をほとんど誰にも見られていない哀しみ
川についてですが、希望があれば一人ニコデムスに乗っけていきます。
誰も希望しなかった場合、オレットを乗せたことにしていただけると嬉しいです
21:38:43 キャスパー@ティキ 戦利品 グリズリー1 2d Dice:2D6[4,1]=5
21:38:58 キャスパー@ティキ グリズリー2 2d Dice:2D6[3,5]=8
毛皮(150G)×2と熊の手(300G)×2、獲得です
22:59:10 キャスパー フェアリーウィッシュ 行使 2d+5
Dice:2D6[2,2]+5=9
『うーん...特にやることもなかったっすね...』
正直に言ってこの戦いで俺がやったことはなかった。
それほどにタタラさんやティキさんの殲滅力、ヴェンデルベルトさんやオレットさんの支援能力が高かったのだ。
『まあ、神官の仕事が無いことが一番いいっすよね』
まだ森の深奥は緑色に光っていた。
あの光の源にあるものはなんだろう。
あそこで何が起こっているのだろう。
『みんなまだ余力があるみたいなんで森の奥に進んでみませんか?』
俺はあの不思議な光を見て好奇心を抑えられるほど大人では無かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLから
台詞の中にあるようにプラリネは森の奥に進むのを提案します。
小さな雷を放った後は、炎を彼らの獲物に宿らせ、そうして私は傍観者となる。
ティキの槍はその形状からは考えられないほど真っ直ぐにグリズリーを貫いていく。
赤いそれが揺らめくように見えるのは、魔力が乗っている所為だろうか。
『魔力撃』と呼ばれるそれは、彼女が新たな力に目覚めた証。
タタラ嬢は神官戦士の名の通り、祈りを捧げながらタイガーを引き受けてくれている。
魔法と剣を併用しながら戦うさまは堂に入っていて、彼女の自信のなさとは裏腹に確実に命を削り取っている。
もう少し剣の方の精度が上がれば、彼女も『英雄候補』としての自覚が出るだろうか。
プラリネ君は自分が何もしていないと言うが、『彼がいる』と言う事が何よりなのだ。
《癒やし手》がいること。それが戦士たちの剣に勢いをつける。
彼がそれを理解してくれれば良いと思う。
煌めく刃の軌跡に見惚れていれば、戦闘はすぐに終わった。
「では、行きましょうか」
オレット氏の提案には勿論同意だ。半分ほど削れてしまっても、ゴーレムは平然と動く。
それに乗って川を乗り越えるとしよう。
さて、あの光の中には何が待っているのだろうか。
遅くなりました!
21:43:46 柑橘@ヴェンデルベルト ゴルゴル剥ぎ取り 2d+1 Dice:2D6[4,6]+1=11
川の向こう側――森の奥側。
光の見える場所に誘われるように。
オレットはその先を目指そうと言う。
>「確かめてみないとわからないよね!
>向こうへ行ってみようよ
>なにかあれば対処してみせる。そのために来たんだから」> 『みんなまだ余力があるみたいなんで森の奥に進んでみませんか?』
>「では、行きましょうか」
――無論、同道する冒険者たちの気持ちは一つであった。
* * *
冒険者たちの行く手を阻むのは少々面倒な川。
ヴェンデルベルトは自らが使役するゴーレムに跨って渡る。
他の冒険者たちは濡れることなど気にせず先へと進む。
>「もちろん。―よければ、一人向こうへのせていくよ」
ティキの言葉もあり、同じように川を歩いて渡ろうとしていたオレットであったが、
ニコデムスの背中に載せてもらい運んでもらうことにした。
「幾つかいろんなものは見て回ったけど、竜の背中に乗るのは初めてだよ。
楽しみでもあるけど少し怖いね......振り落とされたりはしないかい?」
彼はニコデムスの真正面に立って、少し眺めたあとティキの方に顔を向ける。
* * *
川を渡り終えて、少し体を乾かした後で冒険者たちは更に奥へと向かう。
未だ森の奥はエメラルドグリーンに染められたままだ。
よく耳を澄ませてみると、奥の方から何か聞こえてくるだろう。
女性の声。誰かが歌っているのだろうか。
奥の方に進めば進むほど光の彩りは強くなり。
歌声のメロディーもはっきりと耳に捉えられるようになる。
その歌に詞はなくただ透き通る乙女の声色だけが楽器のように旋律を運ぶ。
「......なんだろう。
この感じ、何処かで聞き覚えがあるような。
懐かしい気がする――たしか」
わかりやすく覚えやすく、そして歌いやすい。
どこかから聞こえるこの歌の特徴――ザルツ地方に伝わる童歌だ。
作られたのは魔法文明時代以前と云われる、古い古い伝承歌。
作者の名は――。
* * *
そして彼らがたどり着く。
目の前にあったのは他に比べて幹が太く、背の高い樹木。
一面に広がる桃色の花々の中にたった一本だけ、そこにあった。
そこには明らかに不可思議な箇所があった。
大樹の幹の中腹。
そこにちょうど円形に浮かび上がっているのは、森の絵。
絵の中の木々は、葉も枝も幹も根もすべてが翠色の水晶で作られていた。
絵のある方に手を伸ばせば――風を感じる。
コンチェルティアの森全体から、この木の幹の中へと流れ込んでいる。
もしそのまま手を伸ばして触れようとしても......本来あるべき樹皮の感触がなかった。
何も描かれていない樹皮の方に触れれば、そこにはざらついた触り心地があった。
むしろこの先に何か続きがあるような、そんな違和感。
体をくぐり抜けさせてみれば、何かそこにあるのであろうか。
もう一度耳を澄ませれば、間違いなく理解できる。
先程から聞こえ始めてきた歌の発生源はこの中だ。
もし、頭だけ絵の方に突っ込んでみれば。
――絵に描かれているのと同じ世界が広がっていた。
エメラルドの森だ。顔に風を感じるだろう。
「思い出した」
オレットが呟いた。
大樹に描かれた森の絵を記憶を辿るように見つめながら。
「コンチェルティアの森の歌。
......ううん、本当の名前は妖精の森の歌。
さっきから聞こえてたのはそのメロディーだったんだ」
一歩、大樹の方に近づいて。
「"森は木の中 木は森の中"――つまりこういうことだったのかもしれない」
妖精の森という名前の歌の一節と同じ現象がこの場所で起きている。
それが意味することは何であろうか。
大樹は十分に大きく、そこに描かれた絵自体も樫の木の獣よりも十分に大きい。
もっとも流石にニコデムス程となると、一度体を小さくせねばくぐれないだろうか。
―――――――――――――――――――――――――――――――
あんみつ@GMより
川については普通に渡って行ってください。
オレットはニコデムスに運んでもらいますね。
聞き耳判定で目標値13を出せば最初の段階から歌が聞こえます。
失敗しても、さらに奥に行けば聞くことができるようになります。
【妖精の森の歌】について見識判定が可能です。
目標値は15。成功すれば『出立の曲目』に記されたことがわかります。
大樹に触れるなどをすることでわかる結果については、
実際にその行動をした場合のみ、結果としてわかります。
皆さんは次の行動を決定してください。
主な選択肢は2つです。
・木の絵の向こうへ行ってみる。
・一旦戻る
PCとオークハウンドはそのまま進むことができますが、
ニコデムスは一度何らかの方法で縮小させねば通れません。
他に起こしたい行動がございましたら、そちらでも構いません。
川を越えて、濡れたものを少し乾かしてから、森の奥へ進んでいく
辺りをぐるりと見渡す。なんとも不思議な場所
こんな感じで光るキノコをみたことがあるけど、それとは別物だろう
「どんな妖精がいるのかな、どんな魔物がでるんだろう?」
足音がするたびに膨らむ期待と、そこに混ざる不安
どこか心地よく感じる
徐々に色が濃くなってくる。そして、どこからか歌が聞こえてきた
キレイに流れる、女の人のような声
>「......なんだろう。
この感じ、何処かで聞き覚えがあるような。
懐かしい気がする――たしか」
オレットさんは聞いたことがあるんだろうか?
―そういわれてみれば聞いたことがある...気がする
* * *
「うわぁ...!」
開けた視界に入ってきたのは花畑
そこに、幹の真ん中に丸い穴が空いた、とても大きな木
―穴なのか?そこから見える景色は明らかに違う
「なんだろう、あれ!?」
近づいてよくみてみる
向こうにあるのは水晶の森。全てが翠色の宝石のような木々がある
手を伸ばしても突き抜ける。絵なんかじゃない
すぐに大木の裏に回り込んで確認する
「すごい、どうなってるの...」
わたしが使える魔法も神秘だけど、こっちは形が目に見えてあるからより際立つ
上を見上げてみる。なんとも不思議な木だから、なんとも不思議な花が咲いているかもしれない
もしかしたら、異質なのは見た目だけじゃ無いかもしれない!
匂いはどうだろう?幹に鼻をあてて嗅いでみる
ついでになめてみる。特別甘いとかあるのかな?
穴の方に戻ってきて、枠を掴んだまま、頭を突っ込んでみる
緑に透き通る森。顔に風があたる
「歌、この中から聞こえてくるよ!
もしかしたら妖精かもしれない!」
飛び込みそうになって、はっと我にかえる
一人ならそれでもいいけど、今は依頼の最中。他の人たちがいる
勝手な行動は控えなくちゃ
「この中に入る?
危険があるかもしれないから、鎧を着ているわたしから入ったほうがいいよね?
それともやっぱり、妖精を驚かさないように、最後に入ったほうがいいかな?」
わたしは、依頼人以上に楽しんでいるかもしれない
―――――――――――――――――――――――――――――――
PL玉鋼より
見識判定は放棄します。
好き勝手に色々試していますが、特に進行に関係なければ返しを書かなくてもでいいです。
こんなおもしろいものを見たら、冷静に考える前に行動してしまうはずですが、キャラがぶれてしまったでしょうか
ニコデムスは花に興味があったとは、意外!
ダイスチャット2
聞き耳判定 2d Dice:2D6[4,4]=8 +4 <13
ゴーレムの乗り心地は良いとは言えないものであるが、川を渡ると言う目的に対しては問題のないものであった。
タタラ嬢のように濡れるのを気にせずにいるには、私の身体は不自由である。モフモフとした毛は乾きにくいのだ。
渡り終えた向こう岸は、やはりエメラルドグリーンだ。自然とは言い難いのだが、何故か悪いものでは無いと感じられた。
危険を感じる私の髭も耳も、垂れたままである。
奥の方へ進むにつれ、私の耳にはなにやら歌声のようなものが聞こえてきた。
どうやらもっと早くから聞こえていたものもいるらしい。不可思議な景観に気を取られ過ぎていたようである。
>「......なんだろう。
この感じ、何処かで聞き覚えがあるような。
懐かしい気がする――たしか」
「えぇ、私も聞いた覚えがあります。確か、魔法文明時代より前から伝わると言われる、童謡、でしょうか」
この地方で生まれ育ったものなら1度は聞いた、歌ったことがあるであろうそれがなぜこんな森の中で聞こえるのか。誰が歌っているのだろうか。
私達はその謎を解明するための欠片を求めている。
◇ ◇ ◇
辺りに広がる桃色の木。エメラルドグリーンの光に照らされて、それはいっそ鮮やかに咲き誇る。
これは何と言う花だっただろうか。
そして眼前には謎の巨木である。緑色の水晶で作られた森の絵。それが中腹に浮かんだ大樹。
明らかに自然のものではなく、しかして人の手では到底なしえない現象。
周囲を探索してみたが、脅威はないようだ。タタラ嬢も五感で確かめているようだ。好奇心旺盛なのは良いことだ。
>「この中に入る?
危険があるかもしれないから、鎧を着ているわたしから入ったほうがいいよね?
それともやっぱり、妖精を驚かさないように、最後に入ったほうがいいかな?」
「そうですね。何があるか分からない、と言う事であるなら危険を察知できるものか、もしくはスカウトやレンジャー技能のあるものが相応しいかと思いますが」
前者で良いなら私が行こう。後者であるならプラリネ君が相応しい。
「どちらにせよ、入ってみるのは賛成ですね。虎穴に入らざれば虎子を得ず、と言いますし」
おそらく、ここで躊躇するものはないと思うが、私は意見をまとめるべく
皆の顔を見回したのだった。
21:19:30 柑橘@ヴェンデルベルト 聞き耳 2d+6 Dice:2D6[1,1]+6=8
21:20:21 柑橘@ヴェンデルベルト 【妖精の森の歌】見識 2d+11 Dice:2D6[6,3]+11=20
20:48:05 柑橘@ヴェンデルベルト 桃色の花 見識判定 2d+11 Dice:2D6[2,1]+11=14
20:55:39 柑橘@ヴェンデルベルト 探索 2d+6 Dice:2D6[4,4]+6=14
「なんだ、ここは」
全てが幻想的であった。翠に光る景色、樹木の向こうに別世界。
木に触れ、耳を当てる。本当に生きている木なのか、これは。
穴に頭を入れて耳を澄ますと、かすかに歌が聞こえてくる。
「エコー、ちゃんと一緒にいてよ。それと、ニコ」
何か用かとこっちへ向けられた龍の額に、ぱしんと騎獣契約証を張り付ける。
ニコデムスの体はみるみる縮み、手のひら大の彫像になった。
『穴をくぐったらすぐに出すから』
「穴に入る順番は任せるよ」
ニコデムスを彫像化してしまった以上、私の危険感知能力は心許ない。しかし、それでもいいというならエコーを連れて戦闘を歩こう。
何にせよ、
「楽しみだ」
私が思うのは、それだけだった。
22:17:53 キャスパー 聞き耳 2d Dice:2D6[6,5]=11
22:18:08 キャスパー 見識 2d Dice:2D6[1,3]=4
川を越えて更に奥に進む。
歌が聞こえる。
女性の声だ。
>「......なんだろう。
この感じ、何処かで聞き覚えがあるような。
懐かしい気がする――たしか」
『んー、俺も聞いたことがある気が......。ダメっす。思い出せません...。』
進み続けると一際大きな樹があった。
どうやら歌はここから聞こえてくるようだ。
そして、この樹は絵が浮かび上がっていた。
俺はここまで不思議なことを目撃したことがあっただろうか。
どうやら依頼を果たすという使命感より、好奇心の方が勝ってきたようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLより
見識判定はしていません。
聞き耳判定 3+6+(7)=16