B1-奇跡の図書館

 GM(あんみつ) [2015/11/07 11:10:16] 
 

>「コイツもソーだったりシネーのカナー。」

アリサがディーラの石像を眺めてみると、それは一から石を削って作られたものでないとわかる。
ただ感じるのは微かな生命力でもない、魔力だ。
少なくとも石化してしまったディーラではなさそうだ。

   *   *   *

青い本を窪みに嵌めると光の壁が青い色に染まっていく。
そしてその光は薄まり、宙に溶ける。
青色の書も虚空に消えた。
これで図書館の扉を開くことができる。
扉は銅製の重厚なものであるが、開こうと思えば誰でもできるだろう。

   *   *   *

扉の中にあるはずのもの。
本来なら図書館の内装。
無数の本棚が並び、どことなく不思議な匂いのする空間。
――しかし、実態は違った。
六6人の冒険者たちがいるのは緩やかに坂になっている白く硬い地面の上。
足元以外は基本的に漆黒である。
唯一の例外は少し向こうに見える上へと続く階段。
その階段の行く先は途中で闇にかき消され、どこへ向かっているのかはわからない。
振り向けば背後にあるはずの入ってきた図書館の入口の扉すらなくなっていた。
――この空間に存在するのは六人の存在と足元の地面、そして階段だけだ。
階段の前には再び光の壁が昇っている。

さて、この足元であるがよく見れば黒い模様が描かれている。
この黒い模様だが見る者によっては見覚えがあるであろう――魔法文明語の文字だ。
その文字が均等に白い緩やかに傾斜した地面に並んでいる。
これが意味すること――それは。
六人の冒険者たちは今ページが開かれた本の上にいる。
本が巨大なのか、それとも自分たちが小さくなったのか。
そこまでは分からないが少なくとも今大きな一冊の本の上にいるのは紛れもない事実。
――夢ではない。

視線の先を少し遠くにやると、そちらは赤、青、黄色とカラフルであった。
眺めてみるとそこにあるのは老若男女の人物像。
どうやらこの本は左ページに文章が、右ページに挿絵が描かれているようだ。
とりあえず持って帰って来れたら、自分のものにしても問題ないらしい。

   *   *   *

魔法文明語を解する者であればなんとか文章の意味を読み解けるはずだ。
詳しくはこのように記されていた。

『かつて十の童話がこの地に残された。

 始まりに赤い頭巾をかぶった少女が狼の森を訪れる。
 人魚の姫君は愛しい人を想い水面で歌う。

 後に続くは黒い髪に白い肌、赤い唇の美しい姫君。
 傍に佇むのは雪の街で暖を売る薄幸の少女。

 折り返しで眠るのは薔薇の揺籃に抱かれた姫君。
 後半に向けて赤い靴を履いた少女が踊り狂う。

 終わりに近づくと乙女が硝子の靴を落とし。
 凍った少年の心を少女の涙が温める。
 
 そして未だ語られぬ物語。
 塔の上の少女、親指大の姫君。

 十人のヒロインを舞台から見つけ出したその時。
 魔法の童話は再編纂される。

 そして求むる者の手に橙色の書物が託されるであろう』

大きくどこまでも広がるような挿絵を詳しく眺めれば、
そこには、文章で描写された十人の登場人物が見つかるかもしれない。

   *   *   *

もし、全ての童話の登場人物を見つけ出せばラウラの目の前の空間が橙色に輝き出すだろう。
そこに浮かび上がってきたのは一冊のオレンジ色をした書物だ。
中を開いてみれば、先程の青い本と同じ文字のみが記されている。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

ディーラの石像については構造解析判定で行いました。
魔力でできた石像らしく、石化しているわけではなさそうですね。
また、十の童話については鞄に突っ込んでもらっても大丈夫です。

青い本を入れれば成功です。
皆さんは図書館の中に入れます。

魔法文明語の文字を知っているかどうか冒険者レベル+知力Bで判定をどうぞ。
目標値は13です。成功すれば知っています(理解できるわけではない)。
魔法文明語の読文を持っているPCは自動成功です。

魔法文明語の文字だとわかったPCは再度冒険者レベル+知力Bで判定をどうぞ。
目標値は12です。成功すれば、ここは本の上ではないかと想像できます。

挿絵に対して探索判定をどうぞ。
上記の2個ずつセットで計5回行ってください。目標値は全て14
成功すれば、二人分登場人物の絵を見つけることができます。
これに関しては一人ですべて成功させる必要はなく、6人全員で全てを見つけられれば十分です。

全部成功すると橙色の本がラウラの元に現れます。
中身は先程と同じです。
光の壁については探索判定なしで窪みを発見できます。
以降も同じ状態になった場合同様の扱いとします。

判定数が若干多いですが、実際に行う判定はそれぞれ行っておいてください。
その結果先に進めるようになった場合、次進行では次に移動するシーンまで進めます。

このカテゴリに記事を投稿する際は、
カテゴリ『B1-奇跡の図書館』にチェックを入れて投稿してください。

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/07 14:52:24] 
 

「よかっタ。石化サレたディーラは、いナカったンダナー。」

もし、そーだったとしたら。
そーいう敵が待ち構えてる可能性が高かったかんなー。

※※※※※

「オ、開いタ開いタ。」

やっぱり、本が鍵になってんだなー。
で、使った本は消えちまうのかー。

「ヤッパ、モロ魔剣の何某っポイゼ。」

こーいうのすげーありそーだもん。
ただ、ここは人工って事ははっきりしてっからなー。
当時の奴なら、これくらいは普通なのかー?

※※※※※

虚空にズバッと手を突き出す。

「図書館じゃネーじゃネーカッ!」

もっとこーなんだ。
棚がズラーの本がどっさりーのを期待してたのに。

「コレ、今立ってんノハどーヤラ本の上だナー。
 アリサ、端っこカラ覗いテ、タイトルとか見えネー?」

落ちたらどーなるかわからんから、命綱付けて。
いや、ロッテ吊るすかー。
どーせ魔法文明語だろーから、読める奴が見ねーとなー。

『マー、コレはマルコーには入んネーナー。』
『当たり前であるっ!』

※※※※※

「どーレ。『ウェーバー君を探せ』シリーズ全読破したアリサの眼力。
 今コソ発揮する時。ゴー、アリサ。」

挿絵からの主役探しである。

「オ、薄幸少女と・・・黒白赤姫ナー。で、薔薇檻姫に・・・」
『コッチは赤靴の少女であるな。』

えーと、後6人いる? 何かめんどーになってきたぜ。

PLより----------------------------------------------

まず、本の上と気付くかどうか。

14:14:43 悪根@アリサ/リリ ≫ 本の上? 2d6+9 <Dice:2D6[6,2]+9=17>

気付いた。ので、ちょっくら背表紙を覗き込んでタイトルの確認にトライしたく。
ロッテをロープで吊るしてやるのが安全ぽいのでソレで。
念のため、最初はぬいぐるみ垂らして安全確認してから。
止められたらやめる。

で、挿絵探し。

14:14:51 悪根@アリサ/リリ ≫ 探索判定:赤頭巾+人魚 2d6+6 <Dice:2D6[4,2]+6=12>
14:14:58 悪根@アリサ/リリ ≫ 探索判定:美姫+マッチ 2d6+6 <Dice:2D6[5,5]+6=16>
14:15:04 悪根@アリサ/リリ ≫ 探索判定:薔薇姫+赤靴 2d6+6 <Dice:2D6[4,4]+6=14>
14:15:10 悪根@アリサ/リリ ≫ 探索判定:硝子靴+涙温 2d6+6 <Dice:2D6[3,4]+6=13>
14:15:16 悪根@アリサ/リリ ≫ 探索判定:塔少女+親指 2d6+6 <Dice:2D6[6,1]+6=13>

挿絵は2、3回めの4キャラを発見。
スカウトこれだけいるし、残りも楽勝楽勝(フラグ

その後は、同じように橙の本をはめる、で良いんじゃないでしょうか。
一応、ひらめき眼鏡装着してるラキアスは、全ページパラパラして
ミスティックインクで何か書かれてないかチェックして頂ければ。
それで、何か文字あったらこっちで読みますんで。

 ラウラ(Apple) [2015/11/07 23:30:15] 
 

くぼみに青い本が嵌った途端、煌びやかに光っていた壁が青く染まり、消えた。

・・・あ、本も壁と一緒に消えてしまったようだ。

「図書館っていうんだし、本棚とかいっぱいあるんだろうな・・・」

 

  +  +  +

 

・・・目をこする。

何度もこすっても、たくさんの本棚や、独特の雰囲気は見えてこない。

そういえば言ってたなぁ。内部には変化があるかも・・・って。

腕を組みながら、周りを見渡す。まわりは・・・闇といってもいいほどの漆黒。

それとは対照的に少し坂になっている真っ白な地面。

あとは・・・階段。入り口の門と同じように光る壁が遮っているけど。

「あれ、この模様って・・・」

足元に黒い模様があることに気づく。

これは・・・うん。魔法文明語、だったはず。

昔、どこかで見た気がする・・・うん。

確か猫が表紙にあった本・・・タイトルも見ずに買っちゃったんだよなぁ・・・って、今関係ないか。

足元の文字、緩やかな坂がある白い地面・・・ここ、大きい本の上?

・・・まさか、ね。

ふと、少し遠くを見る。

「・・・うわぁ」

口から声が漏れた。

そこには大きく、そしてカラフルに地面に何かが描いてあった。

・・・遠目で見ると、人のように見える。

・・・うん、隅々まで探してみようかな。

 

  +  +  +

  

「・・・あっ、これって。」

ガラスの靴を落としている乙女と、少年のために泣いている少女の絵が目に入った。

この話・・・結構好きなんだよなぁ。

「ふふっ、他にもあるのかな・・・」

駆け出しそうになる衝動を抑えつつ、早歩きでまた絵を探し始めた・・・

 

  +  +  +

 

「・・・見つからないな」

さきほどから探しまわるけど、何も見つからない。

腕をぐーっ、と上に伸ばす。

・・・前を見ると、先ほどまで何も無かった空間が橙色に輝いていた。

「うわわっ、・・・え?」

驚きながらもその光を見ると、オレンジ色の本が浮かび上がってきた。

「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

と、とりあえずみんなに聞いてみよう。どうするかはそれから・・・だよな?

------------------------------

PLより

・・・成功してよかった!!

20:52:45 Apple@ラウラ 魔法文明語の文字を知っているか 2d+7+2 Dice:2D6[3,2]+7+2=14

20:54:25 Apple@ラウラ 本の上と想像できるか 2d+7+2Dice:2D6[4,3]+7+2=16

挿絵探し。

20:56:02 Apple@ラウラ 探索判定 赤頭巾+人魚姫 2d+5+2Dice:2D6[3,2]+5+2=12

20:57:13 Apple@ラウラ 探索判定 美しい姫+マッチ売りの少女 2d+5+2Dice:2D6[1,2]+5+2=10

20:58:23 Apple@ラウラ 探索判定 眠り姫+赤靴少女 2d+5+2Dice:2D6[2,3]+5+2=12

20:59:16 Apple@ラウラ 探索判定 硝子靴+涙 2d+5+2Dice:2D6[5,2]+5+2=14

21:00:18 Apple@ラウラ 探索判定 塔の少女+親指姫 2d+5+2Dice:2D6[2,1]+5+2=10  
4回目の2キャラを発見!

 ダグリオン(Bake) [2015/11/08 17:21:23] 
 

扉の先の光景は、
白く硬い地面にそれ以外の漆黒と、足元の不可思議な黒い紋様。
そして、先へ見える階段とその前を遮る光の壁。
 
「初めて入るのだが。
 存外、図書館とはシンプルでスッキリした所なのだな」
 
初めての『図書館』と呼ばれる場所に、
僅かに目を輝かせ言葉多く感想を洩らす。
 
>「図書館じゃネーじゃネーカッ!」
 
「ふむ、違うのか......」
 
どうやら、一般的な図書館と此処はまた違うらしい。
やや上気した顔を、髭を撫ぜる振りで誤魔化しつつ言葉を返す。
諸々を含め、傍から見ると残念な野郎であるが致し方あるまい。
 
>他の方からの本の上であるという指摘
 
「成程。 此処は本の上か」
 
淡々とその事を受け入れる。
実感は湧かないものの、視線の先を遠くへやればカラフルな絵の様なモノが在る。
きっと此処は本を模した何かであるのだろう、多分。

 
―*―*―*― 
 

何やかんやで絵の中から登場人物を探し回る事となり、
暫くするとラウラの前に橙の書物が現れた。

中に記された事が同じならば、
また窪みを探し、嵌め込むと道が開けるかも知れない。

(先ずは此処まで?)

――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 同じく、この後は橙の本を嵌めるで良いと考えます。
 
 盛大に図書館を勘違いさせてみる。
 判定にも失敗した故に。
 
 探索判定は平目であろう事と、
 他の面子が成功している故に、
 多分、振らないと存じます。

 21:36:05 Bake@ダグ 文字を知っているか 2d+8 Dice:2D6[1,2]+8=11

 ラキアス(アイベックス) [2015/11/09 18:15:55] 
 

 どうやら青い本が正解だったみたいで、本は消え光の門が開きました。
 中は一体どうなっているんでしょうか?
普通の図書館に少し変わった何かがあるのかそれとも全く違った世界が広がっているのか
わくわくしますね!

 扉をくぐるとそこは足元は白い床に少し先に階段。周りには一度踏み込むと戻ってこれなくなりそうなほど深い闇が広がっているだけでした。

「えっ、ん?もしかして本の上....?」

 何気なく首を傾げて白い部分と普通の角度では分からなかった背表紙らしきものを見てみると、本の形に見えましたのでそう思えました。

反応の強弱はあれど皆これには驚いているようです。

「....魔法文明語でしょうか?」

よく観察すると魔法文明語らしき文字が書かれていました。でも、読めないです....。


「ん?ここにも絵も描かれていましたね。」

 ついでに挿絵も発見しました。赤頭巾を被った少女と狼。上半身が人、下半身が魚の美しい女性。蛮族の一種なのかそれとも幻獣でしょうか?うーん初めて見たので判断つかないです。 
 あとは塔に閉じ込められていた少女と親指ほどの大きさの少女の挿絵を発見しました。
どちらも可愛らしいですね。

 私は、小さい頃はこういった童話を読んでもらうより外で遊ぶ方が多かったので、どんな内容だったのかもうほとんど覚えていないです。


>「うわわっ、・・・え?」


>「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

ラウラさんがどうやら見つけたようですね。ちょっとお借りしますね。

「ラウラさん。すこし拝借してよろしいですか?読めばしませんが、今かけている眼鏡で隠れた文字がないか調べてみたいんです。」

前に本に普通に見るだけではわからない文字が書かれていることもあるから確認した方がいいと。先輩にあたる冒険者から教えてもらった事を思い出しました。

今更ですが、得意と言うほど探し物を見つけられないので、補助として普段買わないような物を購入したのですが、黒髪のウィッグに金緑の眼鏡これだけでも別人に見られそうですね。

借りれたらパラパラページをめくって確認することにします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
PLより
今回は期限の10日まで夜勤続きで全部の反応拾いきれず短めです。

橙色の本をミスティックインクで書かれていないかひらめき眼鏡で確認します。何かあるかな?


12:26:05 アイベックス@ラキアス 魔法文明語知っているか 2d6+9 Dice:2D6[4,4]+9=17
12:27:00 アイベックス@ラキアス 本の上なのを認知しているか 2d6+9 Dice:2D6[4,6]+9=19


20:23:34 アイベックス@ラキアス 探索判定  赤頭巾+人魚 2d6+7+1 Dice:2D6[2,4]+7+1=14
20:25:26 アイベックス@ラキアス 探索判定 黒髪白肌の姫+マッチ売り少女 2d6+7+1 Dice:2D6[3,2]+7+1=13
20:26:33 アイベックス@ラキアス 探索判定 眠り姫+赤靴少女 2d6+7+1 Dice:2D6[2,3]+7+1=13
20:29:50 アイベックス@ラキアス 探索判定 硝子靴+涙 2d6+7+1 Dice:2D6[3,1]+7+1=12
20:36:37 アイベックス@ラキアス  探索判定  塔の少女+親指姫 2d6+7+1 Dice:2D6[2,6]+7+1=16

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/10 21:39:40] 
 

図書館というのは、本がたくさんある場所だと聞いていた。
しかし、扉の先にあったのはただただ広い空間。
床と向こうの階段以外は、闇に沈んでいる。
単に暗いだけなのか、それとも建物以上の広がりを持っているのか。

遠くに目をやると、床の模様に見覚えがある気がしてきた。

>「あれ、この模様って・・・」

>「コレ、今立ってんノハどーヤラ本の上だナー。
> アリサ、端っこカラ覗いテ、タイトルとか見えネー?」

こんなに大きな本、だれが読むのか。
それとも、本を模した部屋。
エリック殿は図書館の本は持ち帰っていいと言っていたが、さすがにこれは無理。
それとも、持って帰ろうと思うことがおかしいだろうか。

>『マー、コレはマルコーには入んネーナー。』
>『当たり前であるっ!』

同じことを考えた者がいるようなので、シィノだけがおかしいわけではないと結論づける。

「それで、何と書いてありますか」

10の女性たちの物語。
向こうの床の絵に、描かれているらしい。
文字と同じく、大きすぎて判別に苦労するが。

数人で探せば、あっという間だった。
最後の絵を見つけたとき、ラウラ嬢のもとで何かが光りだした。

たぶん、大丈夫だと思うが。
いつでも抜けるように得物をにぎり、駆け寄った。

>「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

オレンジの本。
青と同じように、壁にはめれば通れるようになるのだろう。

>「ラウラさん。すこし拝借してよろしいですか?読めばしませんが、今かけている眼鏡で隠れた文字がないか調べてみたいんです。」

本をめくるラキアスを、改めて眺める。
銀髪は偽髪に隠れ、シィノと同じ黒になっている。
眼鏡をかけるだけでも輪郭がかわり、見慣れない顔になる。

オレンジの本はラキアスたちに任せ、アルフェイト殿に近づいた。

「アルフェイト殿。童話本は、変わりありませんか?」



――――PL――――
2つ目の鍵も見つけたし、何か童話本に変化があったりしないかチェック。

20:53:25 紫乃@シィノ ≫ 魔法文明語 2d6+10 <Dice:2D6[5,6]+10=21> 成功
20:53:42 紫乃@シィノ ≫ 本の上? 2d6+10 <Dice:2D6[2,3]+10=15> 成功
20:54:27 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索1 2d6+8 <Dice:2D6[4,1]+8=13>
20:54:36 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索2 2d6+8 <Dice:2D6[3,3]+8=14> 成功
20:54:44 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索3 2d6+8 <Dice:2D6[1,3]+8=12>
20:54:52 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索4 2d6+8 <Dice:2D6[5,3]+8=16> 成功
20:54:59 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索5 2d6+8 <Dice:2D6[1,5]+8=14> 成功

 アルフェイト(忠弐ヤマイ) [2015/11/11 00:48:16] 
 

青い本を窪みに嵌めこむと図書館の扉が開いた。
さぁてついに古代のレア本達とのご対面じゃーい!

「うっし、みんな行くでー!」

かつて捜し求めて諦めてしまった場所がそこにある。
俺は心躍らせて扉をくぐった。
がっ!そこには俺の求めていたものは何一つなく、あったの白い床と漆黒の空間だけ!?

「なんじゃこりゃああ!?」

現実は時に厳しいとどこかの誰かが言ってたような気がするが、こんなけ期待させといてこの仕打ちは酷いんやないの?
あーだめぽ、テンション下がって頭が回らへん・・・。
なんか床に魔法文明語っぽい文字があるけど理解できねぇー・・・。
え、ここが本の上?ジョーダンキツいでぇ・・・。

――――――――――――――――――――――――――――――

俺が放心してる間に他のメンバーが情報を集めて来てくれた。
いやはや、あまりにショックやったからってみんなに迷惑かけてもうたで。
とりあえず話によると十人のヒロインを見つけると何かが起こるらしい。
そんな訳で探し物は得意やないけど、ちょっとでも汚名返上の為に探してみる。

「お、これか?」

しばらくして赤頭巾の少女と人魚の挿絵を見つけた。
って、報告しに戻ったら既にラッキーが見つけていた。
俺、いいとこねぇなぁ・・・。

――――――――――――――――――――――――――――――


>「うわわっ、・・・え?」

他の場所を探索していると、ラウラちゃんの驚いた声が聞こえてきた。

>「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

慌てて駆け寄るとラウラちゃんの手にはオレンジの本。
他のみんなも上手く10人のヒロインを見つけたようや。

>「ラウラさん。すこし拝借してよろしいですか?読めばしませんが、今かけている眼鏡で隠れた文字がないか調べてみたいんです。」

戻ってきたラッキーはそう言ってメガネをかけるとオレンジの本を受け取って真剣に中身を眺め始めた。
ふむ、俺も中身を確認しておきたかったけど、2人同時に見ても見えづらいし俺は後からにしよう。

>「アルフェイト殿。童話本は、変わりありませんか?」

あぁ、そう言えば袋に入れっぱなしやったな。

「あー、どうなってるんやろうな、ちょっと確認するわ」

――――――――――――――――――――――――――――――

PLより

またもやギリギリの進行すいません。

ダイス結果

23:05:39 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 本の上? 2d6+10 <Dice:2D6[1,1]+10=12>
23:06:07 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ ふぁ!?
23:07:21 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 挿絵探索1 2d6 <Dice:2D6[6,6]=12>
23:07:43 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ おい!?
23:07:55 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 挿絵探索2 2d6 <Dice:2D6[2,1]=3>
23:08:06 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 挿絵探索3 2d6 <Dice:2D6[3,1]=4>
23:08:16 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 挿絵探索4 2d6 <Dice:2D6[4,3]=7>
23:08:23 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 挿絵探索5 2d6 <Dice:2D6[1,4]=5>

 GM(あんみつ) [2015/11/11 00:58:00] 
 

>「コレ、今立ってんノハどーヤラ本の上だナー。
> アリサ、端っこカラ覗いテ、タイトルとか見えネー?」

アリサがロッテの体をロープで吊るして表紙の文字を確かめてみる。
使い魔から共有される感覚で見えた文字は――橙色の表紙の上に『望見の童話集』とあった。
この本は『十の童話』と同じように一冊の童話集であるのだろう。

>「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

十人のヒロインを冒険者たちが見つけたそのあとに目の前に浮かび上がってきた一冊の本にラウラが手を伸ばす。
先ほどの青い本と同様に手にとった感じは普通の本である。
ラキアスが隠された文字を読み取ろうとすれば、うっさらと文章が記されてるのがわかるだろう。
読める者がざっと読んでみたところ、物語――童話のようである。

>「アルフェイト殿。童話本は、変わりありませんか?」

>「あー、どうなってるんやろうな、ちょっと確認するわ」

一方アルフェイトが十の童話の様子を伺ってみると、輝きは若干強く濃くなっていった。
しかし今のところそれ以外に大きな変化はないようだ。

光の壁に橙色の本を嵌めた際の挙動は前回と同様だ。
これでどこかに続く階段を登っていけるだろう。

   *   *   *

室内には白いクロスのかかった横に長いテーブルがいくつも並べられている。
テーブルの上に並ぶのは高級そうな無数の料理皿。
だがその皿の上に乗っていたのはなぜか――薄い紙のようなものであった。

その紙にはイラストや魔動機文明の技術である写真などによって、様々な料理が描写されていた。
側には魔動機文明語や魔法文明語、交易共通語や他にも神紀文明語に各種族・地方の言語、
更には汎用蛮族語やドレイク語までの様々な言語による文字が綴られていた。
文字を読み解けば書かれているのは料理名、そして材料と調理法である。

奥の方に見えるのは石造りの小洒落たキッチンだ。
誰もいないのに包丁がとんとんと音を立て、鍋はぐつぐつと煮えている。

――と思ったら何かが跳ねる影が見えた。
額には赤い宝石をもつ動物の姿。
幸運の幻獣、カーバンクルである。

『ようこそ、魔法のレストランへ!
 ボクはこの店のかわいいかわいいマスコットだよ!』

彼が話すのは魔法文明語だ。

『皆さんに美味しいお料理を!......用意したいんだけど残念。
 料理本のページがバラバラになっちゃったんだ。
 ねえねえ、お客さん、よかったらページを纏めてくれないかな?
 そしたら特別サービス、これをあげちゃう!』

カーバンクルの額の宝石がキラリと光って。
空中に現れたのは赤い色の本。
先程までの青や橙色の本と同等のものだ。
よく見ればキッチンの片隅に上へと上がることのできる階段がある。
光の壁に囲まれているのはいつものことだ。

『そこにあるものから美味しそうなレシピを集めてくださいな!』

並べられたテーブル自体の数も多く。
皿の上に乗せられたレシピの数はなかなか膨大なものである。
見分けるためには様々な手法があるであろう。
使っている素材の価値から確かめるか。
使っている素材の効能から確かめるか。
それとも料理法から分析して確かめるか。
もっと簡単な方法もあるだろう――実際に作って食べてしまえばいい。
眺めてみればあまり趣向の凝らされた料理は多くなく、簡単に作れる軽食が中心である。
作るのにもそれほど時間はかからないだろう。

『とりあえず人数分くらい集めてくれたら嬉しいなあ。
 いっぱい集めてくれればおまけもしてあげるよ!』

しっぽをふりふりしながらカーバンクルは言う。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

橙色の本を無事に入手できたため、先の場所へと進めました。
それぞれにちょっとした行動の結果も書いておきました。

階段を上がったら図書館ではなくレストランでした(・∋・)
カーバンクルについて魔物知識判定ができます。目標値は15/18
BT新登場魔物なため戦闘データがわからないからもいらっしゃるかと思いますが。
とりあえず、額に赤い宝石がついた魔法文明語を話せる動物型の幻獣です。
詳しいデータはもし必要になりそうでしたら公開しますね!

レシピを集めるには判定が必要となります。
スカウト、レンジャーまたはセージ技能レベル+知力Bで目標値は14です。
成功回数によってレシピ発見枚数が1つ増えます。
レシピは様々な言語で書かれていますが、読める言語のものを選んでいただければ問題ありません。

技能を用いない場合実際に作って食べて試してみることもできます。
その場合2d6をお振りください。出目の合計によって3パターンの結果があります。

2~3:不味過ぎてお腹を壊します。
   目標値15の生命抵抗に失敗すると1D6点の毒属性ダメージを受けます。
4~9:特に不味くもなくも上手くもなく物足りない感じです。
10~12:美味しいです。レシピ発見枚数が1つ増えます。

各種判定にはPC毎に3回まで挑戦できます。
レシピ発見枚数が6枚以上になれば成功です。
もしたくさん成功すればおまけがあるかも......です。

成功すれば、赤色の書物を受け取れます。
その場合特に何かなければさらに次の場所へと進行させますね!(*´∀`*)

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/11 14:21:59] 
 

「『望見の童話集』ナー。」

今、乗ってる本のタイトルだ。

「望見、遠くカラ眺めル。ソーゆー視点の童話って事カー?」

全部読めばわかるかもしんねーけど。
ページ捲るのは・・・流石にしんどいぜ。

※※※※※

「オ、何か書イてあルン?」

ラウラの前に現れた本を、ラキアスがひらめき眼鏡で確認。
更にひらめき眼鏡をアリサへ貸して貰って内容を確認。

「コレも童話ッポいナー。」

どーいう話かは掴める程度に読んどこう。

※※※※※

『ようこそ、魔法のレストランへ!
 ボクはこの店のかわいいかわいいマスコットだよ!』

『ヨー、俺はリリ。ヨロシクナー。』

アリサがフラフラとソイツに近づくので。
コッチはそのマスコットをキャッチしに動く。

『マスコットならモフられるベキ。ソーすベキ。』

※※※※※

『皆さんに美味しいお料理を!......用意したいんだけど残念。
 料理本のページがバラバラになっちゃったんだ。
 ねえねえ、お客さん、よかったらページを纏めてくれないかな?
 そしたら特別サービス、これをあげちゃう!』

『ツマリ、纏めタラ料理も用意さレルって事ダーナ?』

アリサの腹の音が主張する。

『とりあえず人数分くらい集めてくれたら嬉しいなあ。
 いっぱい集めてくれればおまけもしてあげるよ!』

『ジャー、お前持チ帰ってもイイケ?』

※※※※※

「コレ、こレ、コれも美味ソーダってサー。」

ちゃんと選んでるんだろーな、アリサの奴。
解読魔法まで使って良さ気なレシピを3つ探し当てた。
他の皆はどーだー?

PLより----------------------------------------------

橙本の童話。中身を読んでみましょう。
内容が特に本筋と関係ないなら描写なくても。

カーバンクル、モフりにいきます。
抱えて膝の上に乗っける勢い。躱されるなら致し方なし。
別セッションで会った事あるので、判定は弱点看破のみ。

14:16:06 悪根@アリサ/リリ ≫ 弱点看破:カーバンクル 2d6+11 <Dice:2D6[2,4]+11=17>

おのれ、イチ足りぬぇ。

レシピ集めは全部セージで判定。
言語が色々あるっぽいので読めない本はトランスレイト使用。
判定が3回だから3回使った事にしましょうか。
MP軽減あるので、消費は合計MP3。使い魔ロッテから使用します。

14:13:56 悪根@アリサ/リリ ≫ トランスレイト×3 6d6 <Dice:6D6[1,3,3,4,1,3]=15>
14:14:04 悪根@アリサ/リリ ≫ レシピ探索1 2d6+9 <Dice:2D6[5,6]+9=20>
14:14:09 悪根@アリサ/リリ ≫ レシピ探索2 2d6+9 <Dice:2D6[4,3]+9=16>
14:14:14 悪根@アリサ/リリ ≫ レシピ探索3 2d6+9 <Dice:2D6[6,4]+9=19>

一ゾロなし、3回成功。

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/11 21:16:32] 
 

>『――、――――!
> ―――――――――――!』

リスのようなウサギのようなものが鳴いた。
キツネにも見えるかもしれない。
やわらかそう。
音からしてしゃべっているようだが、シィノにはわからない言葉。

リリ嬢が同じリズムの音で応えた。

「なんと言っていますか」

ふむ、本のページを集めるか。
礼に、赤い本をくれるらしい。
読めない字も多いけれど、わりと図が載っているので心配ないだろう。

 ―*―*―*―

ざっと探してみたが、こんなところだろうか。
手の中に、シィノの独断と偏見によって選んだレシピが3つ。

周りを見るとアリサ嬢も同じくらい見つけた様子。
ラキアスとラウラ嬢はどうか。
2人に近づいて、声をかける。

「見つかりましたか」

料理の図ばかり見ていたせいで空腹。

「マスコット殿。ここはレストランでしたね?
 シィノは何か食べたいです」

あ、支払いはガメルでいいのだろうか。



――――PL――――
レシピ3枚発見。やったぜ。
レシピの内容に特に制限がないなら、1つはレーゼルドーンの郷土料理ってことにしたいなぁ。

20:41:53 紫乃@シィノ ≫ カーバンクル 2d6 <Dice:2D6[3,3]=6>
20:42:00 紫乃@シィノ ≫ レシピ探し1 2d6+9 <Dice:2D6[5,3]+9=17>
20:42:07 紫乃@シィノ ≫ レシピ探し2 2d6+9 <Dice:2D6[5,5]+9=19>
20:42:13 紫乃@シィノ ≫ レシピ探し3 2d6+9 <Dice:2D6[3,4]+9=16>

 ラウラ(Apple) [2015/11/11 23:03:08] 
 

「かわいいなぁ・・・」

額に赤い宝石が入った動物が何か喋っている。

しかも喋るたびに尻尾が微かに揺れて・・・・・・すごくもふもふしたい。

・・・よし、落ち着こう私。

とりあえず、美味しそうな料理が載ってる本のページを探せばいいみたいだな。

読めそうな字は少なそうだけど・・・まぁ、なんとかなるだろう。

  +  +  +

「・・・くそ、見つからない」

紙を見てみるけど、それぞれ材料や調味料の分量などが載っているだけで、よく分らない。

・・・こうなったら。

たくさんある紙から1つを取り、キッチンに持っていく。

うん、作ってみよう。

大丈夫・・・問題なく作れるはず。

  +  +  +

完成した料理を一口食べてみる。

なんだろう、まずくもないけど・・・どこか一味足りない感じ。

「・・・はぁ、見つからないなぁ」

アリサやシィノヴィアはいくつか見つけたらしい・・・・・・

まずはこの料理を完食しないとな・・・残すのはなんか嫌だ。

-----------------------------

PLより

1つも見つけられなかったです・・・

22:10:42 Apple@ラウラ カーバンクル 2d6 Dice:2D6[5,4]=9

22:13:12 Apple@ラウラ レシピ探しその1 2d6+7 Dice:2D6[2,2]+7=11

22:13:34 Apple@ラウラ レシピ探しその2 2d6+7  Dice:2D6[1,5]+7=13

22:15:06 Apple@ラウラ 料理の味・・・!! 2d6 Dice:2D6[4,3]=7

 ラキアス(アイベックス) [2015/11/12 16:21:44] 
 

、ぺら、ぺらっと黙々とページをめくる。やっぱり何か書かれていました。うん。やっぱ読めないです。

「アリサさんアリサさん。なにか書かれていました。」

>「コレも童話ッポいナー。」

 アリサさんに渡す。 アリサさんいわく中身は童話とのことです。ここにも童話。童話の本からできた迷宮だからってだけなのかそれとも何か意味あってのことなのか・・・とりあえず保留ですかね。

ーーーーーーーーーーー


 おでこに赤い宝石に理解できない言葉を話すウサギさん。  アリサさん、ラウラさんはとても興味があるようでシィノさんもひかえめながらも興味を示しているように見えます。 話によるときちんとしたレシピ本を集めてほしいらしいです。

私にはないかって? そんなわけないじゃないですか。あんなにかわいいのに触らずにしておけますか!

「こんにちは、赤い宝石がお似合いのうさぎさん。沢山集め終わったら触らせていただけますか?」

私の言葉が通じるかはわかりませんが、無理ならアリサさんに通訳をお願いしますね。

 

 私の読める言語は少ないですが、それらで書かれているレシピ本のページだけを選び一か所に集めていく。一定量集まれば、次は料理の写真と書かれた材料をもとに探す。手順におかしな点があればそれを省いていく。 効率のいい探し方とは思えませんが、これしか思いつかなかったからです。

 

>「見つかりましたか」

「えっと、2冊は見つかりました。それにしても骨の折れる作業ですね・・・。」 

終わったところにシィノさんから声がかかりました。慣れないこういった地道な作業に思わずため息がでる。  シィノさんもレシピ本を見つけたようですね。しかも三冊。戦闘だけでなく探し物するのも得意なんですね。もしかしてなんでも仕事をこなせるのでしょうか? 

>「マスコット殿。ここはレストランでしたね?
 シィノは何か食べたいです」

「私もなにか食べたいです。ついでに出できた料理のレシピも欲しいのですか・・・。」

それに私も賛成です。探し物し終えたら急にお腹がすいてきました。 出るとしたら何でしょうか? これがおまけとしてなりませんかね?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PLより

三回中二回成功。最低限はやれました。 そういえば。この判定にひらめき眼鏡の効果は適用されるんですかね? まあ、あってもどのみち三回目の判定の達成値は目標値には届かないのでいいかw

カーバンクルに言ったレシピなにか一つもらえたりしますか? もしもらえるならなにかのデザートがいいなあって思うのですが。 

Appleさんへ

ダイスの女神様はきまぐれですからね。もしかしたら次はいいことあるかも?

03:20:36 アイベックス@ラキアス レシピ発見なるか 3回目 2d6+7Dice:2D6[1,3]+7=11

03:20:18 アイベックス@ラキアス レシピ発見なるか 2回目 2d6+7Dice:2D6[3,6]+7=16

03:19:49 アイベックス@ラキアス レシピ発見なるか 1回目 2d6+7Dice:2D6[3,4]+7=14

 ダグリオン(Bake) [2015/11/13 02:36:26] 
 

階段を上った先には、長いテーブルと無数の皿が並んでいた。
奥の厨房からは、小気味良い包丁の音と鍋が煮立つ音がするもののヒトの姿は無い。
 
そして、此方を出迎えるは額に紅い石を付けた生物。
通訳したアリサ曰く、散らばった料理のレシピを纏めて欲しいらしい。
是非に及ばず。 先程から美味そうな料理(の絵)が気になって仕方がないのだ。
 
『来たれ。 名も無き土精』
 
さっそく妖精の手助けを辺りを調べ始めた。

 
―*―*―*― 
 

「うむ。 見つからん」
 
威勢良く探し始めたは良いものの、
先程から文章を読む事が出来なかったり、いまひとつピンと来る物が無い。

まぁ、元よりこういった探し物は得意な方では無く、
味覚も貧乏舌ゆえ然程優れている訳でもない。
自分が選ぶだろうレシピが、絶対に美味いとは言い切れないのだ。
 
そんな中、呼び出していた土精がトテトテと一枚のレシピを持って来た。
 
『ん? どうした。
 何? これを食べたいから作って欲しい?』
 
土精が言いだした事は料理の作成。
......まぁ、探索作業も行き詰っていたのだ。
 
『解った。 ちゃちゃっと作るゆえ待ってろ』

気分転換に料理を作るのも良かろう。
 
 
こうして、パンパンと捏ねた生地を包丁でザックリと切り、
沸騰したお湯へドパッと放り茹で置いた物を、
別に作っていたアツアツの汁をかけて出来た料理は。
 
『応、出来たぞ。 ......なんだ? 絵と違うって?
 細かい事は気にすんな。 これはこれで美味いぞ』
 
茹で置いたが故に、ふやけた生地の口当たりはモソッとしており、
温かい汁と相まってストンと胃へ落ちて行く。
所謂、屋台のかけめんの様な一品だ。

......もっとも、レシピの大部分を読む事が出来ず、
足りない部分はアレンジした故、
これが『美味い物』であるとは絶対に言えないのだが。
 
「これが、いつも通りの味。 だな」

 
―*―*―*― 
 

コポコポと蒸留酒を入れた鍋が煮立つ。
粗方アルコールが飛んだ事を確認し、千切った魔香草を投入する。
暫く抽出した後、出来上がったモノを椀へと注いだ。
 
何をしているかと問われれば。
先程のアレで土精が拗ねてしまった故、機嫌取りに魔香草を煎じている所である。
無論、度重なる召喚で消耗した自身のマナを補填する意味もあるが。
 
「んむ。 落ち着く......なぁ」
  
完成した即席魔香茶? を一口含み一言。
こういった状況で一休みするのは心苦しいが。
休憩や親睦も大事であると自分へ言い聞かせ、
探索中の小休憩を心から楽しみ安らぐ事とする。


――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 判定3つとも失敗致しました。
 指輪を割れば一つ成功致しますが、
 このタイミングで割って良いか判断がつかぬ故、
 特に要望が無ければ割らずに行こうと思います。
 
 『』は妖精語です。
 
 文中で出て来た料理は、かけうどんのような物だと思って頂ければ。
 ......何でこれを作ったかと問われれば。 これが思い付いたからです。
 
 妖精が食事するかは解りませんが、「知覚:五感」ゆえ味覚はある......筈?
 まぁ、興味をもって口に含んだ、程度かと存じます。
 
 魔香草の使い方は此れもある故。
 最初はバリバリ食べようと思いましたが、
 道具セットの意義が薄れる故この形となりました。
 
【判定】
 
22:29:23 Bake@ダグ まもちき 2d Dice:2D6[2,3]=5
22:30:06 Bake@ダグ 【フェアリーウィッシュ】行使 2d+4-4 Dice:2D6[5,6]+4-4=11
22:31:24 Bake@ダグ レシピ探し・レンジャー 2d+4+1 Dice:2D6[2,5]+4+1=12
22:31:47 Bake@ダグ 【フェアリーウィッシュ】行使 2d+4-4 Dice:2D6[6,3]+4-4=9
22:32:34 Bake@ダグ レシピ探し2・レンジャー 2d+4+1 Dice:2D6[2,3]+4+1=10
22:37:55 Bake@ダグ 実際に作ってみる 2d Dice:2D6[3,5]=8
 
23:02:10 Bake@ダグ 薬師道具セットを併用し、自分に魔香草を使用します 1d+4 Dice:1D6[6]+4=10
23:03:54 Bake@ダグ 出目10で3点・技能による追加ダメージが6点。 合計9点回復致します。
23:08:41 Bake@ダグ ダグリオン【MP】50/50

 アルフェイト(忠弐ヤマイ) [2015/11/14 00:02:01] 
 

次の部屋に進むとまた図書館とは思えない場所に出た。

「なんやこりゃ、テーブルの上に食器と・・・絵、いや・・・これは写真か?」

それから横にある文字、言語こそバラバラやけどこれはどれも・・・

「で、これらが写真の料理のレシピってか。」

それから奥のほうから匂いがしてくる。
よく聞いていると調理しているのはわかった。
しかしいよいよ図書館やないよなこれ?

>『ようこそ、魔法のレストランへ!
  ボクはこの店のかわいいかわいいマスコットだよ!』

そんな感じで部屋を調べてるといきなり俺たちの前に喋る獣があらわれた。

「おぉカーバングルか、初めて見たけどかわええな。」

その愛くるしさから女性人気の高いカーバングル。
確かにかわいいんやけど・・・自分でかわいいとか言うヤツってあんま信用ならんよなぁ?

>『皆さんに美味しいお料理を!......用意したいんだけど残念。
  料理本のページがバラバラになっちゃったんだ。
  ねえねえ、お客さん、よかったらページを纏めてくれないかな?
  そしたら特別サービス、これをあげちゃう!』
>『そこにあるものから美味しそうなレシピを集めてくださいな!』
>『とりあえず人数分くらい集めてくれたら嬉しいなあ。
 いっぱい集めてくれればおまけもしてあげるよ!』

そこにあるもんって・・・簡単に言うけど結構な量があんで?

「・・・とまぁ、そんな訳らしい。
 そこそこ量はあるけど各自自分が読める言語のレシピを探せばそれなりに集まるやろ。」

そんな訳で各自レシピを探し始める。

「おいおい、ほんまにこれなんか美味いんか・・・?」

その言語を使う種族の好みなんか中にはどう考えても美味そうとは思えへんのも目に付いた。
一応料理も出来るから一つ一つレシピの内容を読んで考察すりゃ美味い不味いの判断もできんことは無いけど、そうなると時間が掛かりすぎるし骨やなぁ・・・。
とりあえず片っ端から見て明らかに美味そうなヤツだけチョイスするしかあらへんな。

――――――――――――――――――――――――――――――

とりあえず時間いっぱい使って美味そうなレシピを3つ見つけた。
多いんか少ないんかはわからんけど・・・

「まぁとりあえずこんなもんか、みんなのと合わせたら結構あるやろ。」
『ところでカーバングル、ここにあるレシピいくらか持ってってもええか?』

このレシピのカツドゥンってのなかんかシンプルな割りに美味そうやん。
コカゲちゃんアレンジでメキシカンにするのも良さ気やし♪

――――――――――――――――――――――――――――――

PLより

亀進行で申し訳ないです。

23:56:17 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識:カーバンクル 2d6+10 <Dice:2D6[4,6]+10=20>
23:57:22 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ レシピ探し1 2d6+10 <Dice:2D6[4,1]+10=15>
23:57:54 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ レシピ探し2 2d6+10 <Dice:2D6[6,4]+10=20>
23:58:06 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ レシピ探し3 2d6+10 <Dice:2D6[1,4]+10=15>

なんかおもしろい出目の出方になったなw
カーくんは弱点までぶち抜き。
レシピもオールゲット♪

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/14 10:52:21] 
 

包丁とまな板の音や、火の音、水が煮える音。
探しものが終わるころには、食べ物のいいにおいがしてきた。

ダグリオン殿とラウラ嬢は、レシピを見ながら実際に作ったようだ。
2人のほうへ近づく。

「シィノにもください」


――――PL――――
はらぺこがとつげき。

 ダグリオン(Bake) [2015/11/14 22:30:36] 
 

黙々と汁を啜っていると、探索を終えたシィノが此方へ来た。
 
>「シィノにもください」
 
「ん、こんなモンで良けりゃ喰ってくれ」

椀の一つへ具と汁を注ぎシィノへ手渡す。

――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 よく来たな、迎撃する。 つ【おうどん】

 ラウラ(Apple) [2015/11/14 22:40:06] 
 

もうすこし調味料を加えたらよかったのだろうか・・・

サンドイッチを口に咥えながら、考える。

そうこう考えているとシィノヴィアがこっちのほうに来た。

>「シィノにもください」

・・・口の中に入ったものを急いで飲み込み、答える。

「どうぞ・・・味に自信はないですが」

幾つかのサンドイッチを近くにある皿に載せ、その皿を手渡した。

------------------

PLより

こちらはサンドイッチで迎撃します。つ【サンドイッチ】

 GM(あんみつ) [2015/11/15 00:27:44] 
 

>「コレも童話ッポいナー。」

アリサがパラパラと童話本をめくって読んでみると書かれていたのは、
ちょうど今六人が乗っている『望見の童話集』に書かれた10人のヒロインの話であった。
魔術に長けたアリサが読めば文章から若干マナの残滓を感じ取れるかもしれない。
極めて微量なものでしかないが。

   *   *   *

>『マスコットならモフられるベキ。ソーすベキ。』

アリサがカーバンクルに近づいていったかと思えば、そのままリリが捕まえて。
――そしてもふる。

『ちょ、ちょっと、おさわりは厳禁だよ!
 ちゃんと事務所通してくれないと困っちゃう』

リリはカーバンクルの手触りを存分に楽しめるだろう。
またレシピをいっぱい集めたらおまけをくれるというカーバンクルであったが。

>『ジャー、お前持チ帰ってもイイケ?』

『ダメー!
 ボクは体を安売りしないんだよ!』

カーバンクル自身をプレゼントとしてくれることはないらしい。
マスコットとしてのプライドがあるのだろうか。

>「こんにちは、赤い宝石がお似合いのうさぎさん。沢山集め終わったら触らせていただけますか?」

ラキアスの言葉は残念ながらカーバンクルには理解されなかった。
魔法文明語を解する者がもし通訳の役目を果たせば。
カーバンクルはしょうがないからそれくらいは許してくれるそうだ。

   *   *   *

冒険者たちは求められた以上の数のレシピを集めることができた。
ついでにシィノなどはラウラとダグリオンの料理で多少腹ごしらえができたかもしれない。
カーバンクルも集まったレシピの数に大喜びだ。

『これだけあれば十分だね!
 ――魔法のレストランの料理をご賞味あれ!』

カーバンクルは再度厨房の中に引っ込むとレシピ通りに調理器具たちが勝手に動き出し。
生の食材を料理という芸術作品へと変化させる。
そして六人の冒険者たちに振舞われるのは各地方・各時代のフルコースである。

『おまけに秘密の調味料を足しておいたんだよ!
 きっと元気が満ちてくるんじゃないかな?』

冒険者たちが食べると、単純に美味だというだけでなく、不思議な力が湧いてくる。
一度くらい本来の自分よりずっと凄い力が出せそうだ。

   *   *   *

楽しい食事タイムを終えると約束の瞬間がやって来る。

『はい!そしてこれが約束の本だよー!』

カーバンクルが赤い本を魔法で浮かせ、ダグリオンの元へと飛ばす。
それは今までと同じ形式の書物。
再度見えない文字を読もうとすれば、そこにうっすらと記されていたのは料理のレシピだ。

また、レシピを持ち帰りたいという冒険者たちの頼みに対しては。

『うーん、なくなったらボク作れなくなっちゃうからなあ。
 写していくのなら全然問題ないよ!』

――とのことである。

光の壁の窪みに再び嵌めれば、赤い輝きと共に上へと登れる道が開く。
この階段はどこまで続いているのだろうか。

   *   *   *

階段を昇った先にあったのは澄み渡る黒い空にまんまると浮かぶ満月。
しかし、その月はどこか光が弱く翳りを見せている。

周囲を見渡せば荒れ果てた村のようである。
闇夜に建つ家は扉や窓、果てには壁や屋根が破壊されひどい有様である。
とりあえず辺りの様子から考えて、最初の森に帰ってきたわけではなさそうだ。
現に目の前に見える古びた聖堂らしき建造物の扉にはもう何度目になるだろうか――光の壁で覆われていた。

どこか陰鬱な空気が広がるこの空間に満ちているのは他にもある。
鼻を刺す不快な臭い――これは死臭だろうか。
よく見れば闇に紛れて人の死体や骨のようなものが転がっている。
そしてそれは――まるで冒険者たちの期待に応えるがごとく動き出した。
よく見れば地中から土を掘り起こして、姿を表す不死者の数もあり、徐々にその総数が増えだしてくる。

不死者たちは冒険者たちにジリジリと詰め寄ろうとしてくるが。
決して一点近づこうとしないポイントが一つある。
聖堂の目の前に存在するシーンの聖像の周囲だ。
そこだけ、唯一月明かりに照らされているようだ。

石像の近くに近づいてみると像の台座部分にシャドウ語で刻まれている。
読み解けば......。

『かつて不死者に襲われた街を一人の聖女が救済した。
 彼女は心優しき月神に只管に祈りを捧げ続け。
 全てを浄化する月の光が村全てを柔らかく包み、
 地に満ちた全ての穢れを清め祓った』

知る人は知るかもしれない。
月神シーンに纏わる神話の一つ、『聖女の祈り』の一節である。

しかし、その下にどこか違う形式で彫られた文字はシャドウ語ではなく魔法文明語であった。

『月が村を照らすとき紫の書が聖女の手元に届くだろう』
しっぽをふりふりしながらカーバンクルは言う。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

まず序盤はいくつか対応をお返し。

必要以上のレシピを集めたので、おまけの調味料をかけてくれました。
本セッション中に限り任意の行為判定の達成値を1回のみボーナスで+3できます。
使う際は予め宣言した上でダイスをお振りください。
成功、失敗によらず一度しか使えませんのでご注意ください。

赤色の本を無事に入手できたため、先の場所へと進めました。
レシピは羊皮紙などに写してお持ち帰りください。

階段を上がったら寂れた村の中でした。
登場したアンデッドはスケルトンとゾンビです。
それぞれ魔物知識判定をどうぞ。目標値は6/117/12です。
アンデッドは幾らでも数が増えますが、聖像の周囲にいる限り攻撃を受けません。

聖像の前でお祈りをすることができます。
基準値は冒険者レベル+精神力ボーナスで目標値は14です。
他にも行うPCがシャドウであればさらに2点ボーナスが追加され、
プリースト技能があればプリースト技能レベルの半分(小数点以下切上げ)がボーナスとなります。
合計6回以上成功すれば、月の光が強まり、アンデッドは浄化され紫の本がシィノヴィアのもとに届きます。
一人3回まで判定に挑戦することができます。

また、聖女の祈りについて見識判定が可能です。
目標値は14。成功すれば『用語目録』に記されたことがわかります。

紫の本を入手した場合特に何かなければさらに次の場所へと進行させますね!(*´∀`*)

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/15 02:19:45] 
 

『ちょ、ちょっと、おさわりは厳禁だよ!
 ちゃんと事務所通してくれないと困っちゃう』

『ダいジョーブだいじょーブ。後で通す通ス。』

世の中にはこいつらを狩る連中がいるらしー。正気の沙汰じゃねーや。

『ダメー!  ボクは体を安売りしないんだよ!』

『高かったらエエんカー? イクラ欲シー、ユーてミー。』

まー、ダメなもんはしょーがねーなー。

『後でアッチの連中にモ触らせテやってクレー。』

※※※※※

『おまけに秘密の調味料を足しておいたんだよ!
 きっと元気が満ちてくるんじゃないかな?』

『リアクションがネーからワカりにキーけド、チョー美味だソーダ。
 ゴッソさんノ、アリガトナー。』

アリサは黙々と平らげてご満悦(無表情)である。

※※※※※

新たに手に入れた本は赤。 中身を再び、ひらめき眼鏡借りて読めば。

「オ、コレもレシピっぽイ。写してナゴーヤにデモ作って貰ッカー?」

流石に今は腹一杯らしーし。

※※※※※

次のステージは・・・如何にもなB級ホラーステージ。

『月が村を照らすとき紫の書が聖女の手元に届くだろう』

つまり、祈れっつー事だーな。

「ヨシ、アリサ再びゴー。
 タマに聞こえタリ聞こえナカったリなKill Hereの祈りデ。」

何? 今日はあんまり聞こえない日?
ちなみに俺は聞いた事ねー。 話くらいは聞いてやるんだぞー?

PLより----------------------------------------------

まもちきと見識は・・・

02:15:43 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:スケルトン 2d6+11 <Dice:2D6[6,3]+11=20>
02:15:49 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:ゾンビ 2d6+11 <Dice:2D6[5,1]+11=17>
02:15:54 悪根@アリサ/リリ ≫ 見識判定:月神の神話 2d6+9 <Dice:2D6[3,2]+9=14>

全部、成功。祈りは・・・

02:16:15 悪根@アリサ/リリ ≫ 祈り1 2d6+8 <Dice:2D6[3,1]+8=12>
02:16:20 悪根@アリサ/リリ ≫ 祈り2 2d6+8 <Dice:2D6[2,2]+8=12>
02:16:25 悪根@アリサ/リリ ≫ 祈り3 2d6+8 <Dice:2D6[4,5]+8=17>

一回だけ成功。今日はキルヒア電波が届きません。
(レシピと同じく一人3回トライって事だろうと読み取りましたが合ってます?
 間違ってたら修正しまーす。)

 ラウラ(Apple) [2015/11/15 10:28:54] 
 

目の前の小動物がたくさんの料理を用意してくれた。

食べればいいのだろうけど・・・それならサンドイッチ食べなければ良かった。

とりあえず、スープのようなものをいただくことにしよう。

うん。サンドイッチよりおいしいや。

「ご馳走様でした。美味しかったです」

・・・できればもふらせてもらいたいな。

  +  +  +

階段を上るとそこは廃村だった。

まわりには骨や死体がたくさんある。

石像に近づき、台座を見る。

・・・ふむ、つまり、祈ればいいのだろうか。

胸に手を当てて、静かに目を瞑る。

たしか、お祈りってこんな感じだったはず。

------------------

PLより

まもちきと見識

09:58:55 Apple@ラウラ 魔物知識判定(スケルトン) 2d6 Dice:2D6[2,1]=3

09:59:13 Apple@ラウラ 魔物知識判定(ゾンビ) 2d6 Dice:2D6[4,4]=8

10:00:00 Apple@ラウラ ダメ元で見識判定 2d Dice:2D6[5,3]=8

ゾンビだけ成功。そして、お祈り

10:00:41 Apple@ラウラ お祈り1 2d6+11 Dice:2D6[5,6]+11=22

10:01:16 Apple@ラウラ お祈り2 2d6+11 Dice:2D6[1,5]+11=17

10:01:27 Apple@ラウラ お祈り3 2d6+11 Dice:2D6[4,3]+11=18

3回全部成功。基準値がすごかった。

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/15 15:01:55] 
 

>「ん、こんなモンで良けりゃ喰ってくれ」

ダグリオン殿からもらったのは、白くて長い麺が具のスープ。

「ありがとうございます」

湯気が立つそれを少し冷まし、ひと口。

麺はつるつるしているようなふよふよしているような、不思議な食感だ。
するりとのどを通り、体の内からじんわりと温かくなる。

>「どうぞ・・・味に自信はないですが」

ラウラ嬢が作っていたのはサンドイッチ。

「いただきます」

どこから仕入れているのかは知らないが、ここの食材は新鮮なようだ。
ほの甘いパンといろいろな具の味を楽しむ。

スープもサンドイッチも、店で売っているような出来ではないけれど。

「ごちそうさまでした」

とてもやわらかい味がした。

 ―*―*―*―

そうこうして、必要なだけのレシピが集まったようだ。
幻獣が厨房に入ると、道具が勝手に動き出し、たくさんの料理ができた。

あらゆるいい香りが攻めてくる。
先ほど小腹に入れたばかりだが、問題ない。

「いただきます」

まっ先に手に取ったのは、レーゼルドーンでよく食べた料理。
シィノが見つけたレシピのうちのひとつ。

これは、北の郷土料理らしい。
はじめは、路地裏やもぐり込んだ納屋でにおいをかぐだけだった。
手伝いをして駄賃代わりに食べさせてもらったこともあるし、空腹が耐えがたくてくすねたこともある。
用心棒を始めてからは、店に入って食べられるようになった。
時にはひとりで。時には仕事仲間や、雇い主とともに。

"家庭の味"は知らないけれど。
シィノはシィノなりの懐かしさをもって、残さず一皿を平らげた。

もちろん、ほかの地方の料理やあらゆるデザートも忘れずに。

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/15 15:44:32] 
 


夜が暗い。
こんなにも、月が丸いのに。

 ―*―*―*―

最初に触れたのは、そのにおい。
血のにおいには慣れているが、モノの腐るにおいはいつかいでも不快だ。
つい最近、無数の屍と戦ったことを思い出させる。
ここも、夢と現の狭間なのだろうか。
それとも、どこか遠くに実在する景色なのだろうか。

目の前の建物に、あの光の壁がある。
周りの死者を屠れば、通れるようになるか。
アリサ嬢とアルフェイト殿をかばい、前に出た。
得物を抜くと、銀の刃が光る。
寄らば、斬る。

さいわい、聖堂には近づいてこない。
が、念のために周りを警戒しておく。
石像を見ていた人が、何か見つけたようだ。

「何と?」

>『かつて不死者に襲われた街を一人の聖女が救済した。
> 彼女は心優しき月神に只管に祈りを捧げ続け。
> 全てを浄化する月の光が村全てを柔らかく包み、
> 地に満ちた全ての穢れを清め祓った』

よくわからない。神話の一節らしい。
村を救ったのは聖女か、シーン様か。
聖女が祈ったから、シーン様は答えられたのだろう。
ならば、両者か。

祈り方など知らない。
ただ、シーン様の加護なら、いつでもシィノの中にある。
夜でも迷わず歩める目と、魔術に屈しない強さと。

目を閉じて、死者たちの立てる音に耳を澄ませる。

人にとって、夜は、死は、安息の時ではないのか。
シーン様のまなざしの下でうごめく死者たちの、なんと冒涜的なことか。
そして、あわれだ。

シィノは神官ではない。魂を鎮めてやれない。
シーン様の意思に添うためにシィノができるのは、ただひとつ。
土に還してやることだけ。

「シーン様が見守っていらっしゃる。安心して眠れ」

口の中でつぶやき、再びカッツバルゲルを掲げた。

死してなお眠れぬ者たちに、シーン様の慈悲を。



――――PL――――
突撃3秒前。
最後のセリフはシャドウ語。
じっと願うのではなく、教義に則った行動そのものがシィノの祈祷。
お祈り、3回とも目標値以上ですます。

13:52:34 紫乃@シィノ ≫ まもち(ゾンビ) 2d6 <Dice:2D6[4,2]=6>
13:52:45 紫乃@シィノ ≫ まもち(骨) 2d6 <Dice:2D6[3,4]=7>
13:52:55 紫乃@シィノ ≫ 見識(神話) 2d6 <Dice:2D6[1,2]=3>
13:53:09 紫乃@シィノ ≫ 祈り1 2d6+11 <Dice:2D6[4,4]+11=19>
13:53:15 紫乃@シィノ ≫ 祈り2 2d6+11 <Dice:2D6[5,2]+11=18>
13:53:22 紫乃@シィノ ≫ 祈り3 2d6+11 <Dice:2D6[3,4]+11=18>

 ラキアス(アイベックス) [2015/11/15 21:08:07] 
 

 私の言葉はカーバンクルの様子からして通じなかったようですので アリサさんとアルフに通訳をお願いしました。 渋々でしたが、触られてはもらえるそうです。

「おかわりお願いします。」

 沢山集めたからかカーバンクルはとても喜んでいるように見えました。 出されたご飯はどれもとてもおいしかったです。 おいしさのあまりに次から次へとフォークとスプーンが進む。空腹だったことが一層そうさせてくれます。 カーバンクルが言うには魔法の調味料が入っているらしいです。 言われて見ればなんだか体の中から力が湧いてくる気がします。これがその効果でしょうか?

 スープ、パン、ピザ、デザート様々な料理が並び、食事を楽しんでいるなかでシィノさんが口にしている料理に目が留まった。レーゼンドーンにいたことによく食べていた料理。懐かしいですね。ルキスラにきてから口にすることがほんどなくなりましたね。今度自分で作ってみましょうか。

「だれか羊皮紙とペンとインク持ってませんか?レシピの内容を書き込みたいのですが。」

 皆に呼びかける。レシピの持ち帰りについてはコピーは大丈夫のことです。メモできるもの持ってませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「かなり多いですね・・・。」

荒れ果てた土地にゾンビやスケルトンがわんさか。死臭もすさまじく漂ってきます。食べた料理が出てきそうになります。

 いつまでたってもこの臭いは慣れないです。この前のバーチャル戦闘を思い出します。あの時は夢の中だったから反省をするだけで済ませられましたが、ここは不思議な空間ではあるもののそれでも現実でしょう。明らかな身体能力強化を感じられません。もうあの時の様な失敗は許されません。

 先頭はシィノさんが守っています。アリサさんアルフを中に手薄になる後ろに付きながらスキアヴォーナ、マンゴーシュを構える。ーー近づく者は容赦なく切り裂く。  

>『かつて不死者に襲われた街を一人の聖女が救済した。
 彼女は心優しき月神に只管に祈りを捧げ続け。
 全てを浄化する月の光が村全てを柔らかく包み、
 地に満ちた全ての穢れを清め祓った』

 

石像にはこう書かれていました。 カーバンクルが言うには祈ることで次に進めるらしいです。

・・・祈るですか。私はあまりこういった神様に頼る行為はあまりしたくないです。だからといって信者に意見を押し付けたりはしませんよ。 たまに人間のシーン信者から私の行為にたいして勧誘が来る時がありますがお断りした際、『シーン様の加護を受けていらっしゃるのにですか?』この言葉をよく聞きます。

確かにシャドウはシーン様の加護によって生み出された説は有力ではありますが加護を受けたからって自分はそれを望んでいたわけではありません。 自分の意見を相手に押し付けて縛ろうとするやりかたは嫌いです。

 私が弱い人々に手を差し伸べるのは、シーン様の加護を受けたので教義に従うからではなく。私がやりたいだけ、そうそれだけです。

 さてと私も月の光の届くギリギリの場所で武器を構えて心のなかで祈ります。

 自力では状況を変えるのは困難なのと話が進まないから仕方なくです。 ああ、目の前にいるアンデット達を殲滅させられるほどの手段と実力が私にあれば・・・!  今こうしてただ神様に祈るしかない自分に腹を立てながら効果が現れるのを待った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PLより ダイスがあらぶっていますw

19:53:17 アイベックス@ラキアス 祈り3 2d6+11Dice:2D6[3,2]+11=16

19:52:52 アイベックス@ラキアス 祈り2 2d6+11Dice:2D6[2,2]+11=15

19:52:29 アイベックス@ラキアス 祈り1 2d6+11Dice:2D6[4,6]+11=21

19:51:38 アイベックス@ラキアス 神話について 2d6Dice:2D6[6,3]=9

19:51:10 アイベックス@ラキアス まもち(スケルトン) 2d6Dice:2D6[6,6]=12

19:50:28 アイベックス@ラキアス まもち (ゾンビ) 2d6Dice:2D6[5,3]=8

 アルフェイト(忠弐ヤマイ) [2015/11/15 23:19:29] 
 

>『マスコットならモフられるベキ。ソーすベキ。』
>『ちょ、ちょっと、おさわりは厳禁だよ!
  ちゃんと事務所通してくれないと困っちゃう』
>『ダいジョーブだいじょーブ。後で通す通ス。』
>『ジャー、お前持チ帰ってもイイケ?』
>『ダメー!
  ボクは体を安売りしないんだよ!』
>『高かったらエエんカー? イクラ欲シー、ユーてミー。』

カーバングルとリリちゃんのやりとりを見ながら俺はゲラゲラ笑っていた。
なんやこのコントwww
しかしこのカーバングル、マスコットっていう割には愛玩動物的な扱いは嫌らしい。
変な拘りでもあんのか知らんけどこんな可愛い女の子達にモフられるとか羨まけしからんのに勿体無い。

>「こんにちは、赤い宝石がお似合いのうさぎさん。沢山集め終わったら触らせていただけますか?」

ラッキーもこうゆうのすきなんや、妖精郷行ったらシィノっち同様感動したおしそうやなぁ
せやけどラッキーは魔法文明語が喋られへんからどーにも伝わってない。
しかたあらへんな、どうせシィノっちも同じようなこと思ってるやろうしラウラちゃんからもそんな気配が感じられる。
ここは一つ相棒達の為に一肌脱ぎますか!

>『後でアッチの連中にモ触らせテやってクレー。』

『彼女らも自分みたいな可愛い生き物が好きなんよ。
まぁこの娘みたいにモフらせろとまでは言わんから撫でるくらいはサービスしてやってくれんか?』

そう言うとカーバングルはそれくらいならと了承してくれた。
何がそれぐらいや贅沢な。

「てな訳でラッキー、シィノっち、リリちゃんみたいにモフられるのは嫌やけど撫でるくらいならオッケーやってさ。
良かったらラウラちゃんも撫でといたら?
ご利益あるかもよ。」

――――――――――――――――――――

>『これだけあれば十分だね!
  ――魔法のレストランの料理をご賞味あれ!』

へぇ、言うだけあってずいぶんと豪勢やな。
いろんな場所の郷土料理やら見たことも聞いたことも無いような料理まであるで。
そんな訳でさっそく一口・・・なっ!?

「うーーまーーぁぁあいいいいいぞおおおおおおお!!!!!!!」

なんじゃこりゃ!?マジパネェ!あまりの美味さに口からビームが出てきそうや!

>『おまけに秘密の調味料を足しておいたんだよ!
  きっと元気が満ちてくるんじゃないかな?』

それかぁぁぁぁぁ!?マジで口からビーム出て来おへんやろうな!?
まぁそれはそれで攻撃力が上がりそうやw
あと食ってる時にふと気になったことがある。

「なぁシィノっち、さっき一番最初に食ってた料理ってなんか思い入れでもあんの?」

ただの気のせいかもしれんけど、シィノっちとパーティを組んでそこそこ経つ。
確かに表情は少ないけどそれでも読み取れる感情はあるし、なんかそんな気がした。
もしほんまにそうなんやったら今度は俺が作ってやろうか、幸いレシピはここにあることやし。
もちろんラッキーのお気に入りのもな。

――――――――――――――――――――

>『はい!そしてこれが約束の本だよー!』

カーバンクルがはそういうと赤い本をダグの旦那に渡す。
それの内容を確認したリリちゃんは

>「オ、コレもレシピっぽイ。写してナゴーヤにデモ作って貰ッカー?」

マジか、俺もちょっと借りてレシピを覚えたい。
ちなみにレシピのお持ち帰りはダメやったけど写して持ってく分にはかまわんかった。
そんな訳で自分や相棒達が気に入った料理のレシピを手持ちの羊皮紙に書いておいた。

――――――――――――――――――――

「おいおい勘弁してくれよ・・・。」

またまた出てきた場所は図書館とは思えない場所。
まんまるお月様キレイやなーで済んだら良かったんやけどそうは問屋が卸さない。
視線を上から前にやるとそこには廃墟廃墟廃墟。
更によく見るとそこかしこに死体やら人骨やら・・・そりゃ異臭もただようわな。

「さっきの料理がリバースしそうやで・・・って、げっ!?」

俺達が近寄ると死体やら人骨やらが起き上がってくる。

「お前らがリバースすんのかい!?」

いや、リバース違いなんやけどね?
つーかこんな場所でゾンビにスケルトンかよ。
王道すぎて嫌んなるなどーすんのよこの数?
そんな中誰かがゾンビ共が近寄ろうとしない場所を見つけた。
聖堂の前の聖像のまわりなら安全っぽい、ご利益全開や!
てな訳でそこまで滑り込む。

「おー、マジで近寄って来おへんな。」

と、一息ついていると像の台座に文字が刻まれてるのに気が付いた。

「こりゃシャドウ語か?」

仲間にシャドウがいるおかげでそれだけは分かったけど俺には読めない。
いくら俺が知性派でもやっぱり覚えられる量にも限界があるし、相棒達が読めるんやったら無理に俺が読めるようになる必要も無いしな。

そんな訳で解読をお願いしたところ・・・

>『かつて不死者に襲われた街を一人の聖女が救済した。
  彼女は心優しき月神に只管に祈りを捧げ続け。
  全てを浄化する月の光が村全てを柔らかく包み、
  地に満ちた全ての穢れを清め祓った』

「それ、確か月神シーンの『聖女の祈り』の文章やん。
つまりこのゾンビ共を何とかするために祈れってことか?」

あれ、その文章の下になんか書いてるな?
こっちはシャドウ語やのうて魔法文明語か。

「月が村を照らすとき紫の書が聖女の手元に届くだろう。
なるほど、これに書いてあることが成功すればミッション成功でまた本が手に入るって訳か。
ほならさっそく・・・。」

しかしシーンに祈るのよな?
俺一応ル=ロウド信仰なんやけどええんやろか?

・・・オーケーみたいやな。


――――――――――――――――――――

PLより

今回は頑張って早めに進行した!眠い!
誤字がないか激しく不安や・・・。

判定結果
22:30:16 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識:スケルトン 2d6+10 <Dice:2D6[3,3]+10=16>
22:30:44 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識:ゾンビ 2d6+10 <Dice:2D6[6,1]+10=17>
22:33:00 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ お祈り1 2d6+10 <Dice:2D6[5,2]+10=17>
22:33:09 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ お祈り2 2d6+10 <Dice:2D6[6,1]+10=17>
22:33:19 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ お祈り3 2d6+10 <Dice:2D6[5,4]+10=19>
22:34:18 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 見識判定:聖女の祈り 2d6+10 <Dice:2D6[3,2]+10=15>

判定は全部成功!

 ダグリオン(Bake) [2015/11/17 04:54:47] 
 

腹ごしらえと休息を終えた後、散らばっていた面子が集まりだす。
どうやら無事レシピを収集し終えたようだ。 自分は全く役に立っていないが。
 
件の生物が厨房へ引っ込むと、調理器具が宙を舞い手際良く調理してゆく。
器具が自ら動くと調理が捗りそうで良いな。
 
完成した多種多様な料理全てに舌鼓を打ったが、
どれも完成度が高く、自分の貧困な語彙では美味いとしか言いようが無い。
練習を重ねれば、幾つかの料理の味に近づく事が出来るだろうか?

 
―*―*―*― 
 

食事を終え、件の生物が此方へ飛ばした赤の書物を掴み取る。
 
「......調べてくださるか」

ざっと書物を捲ってみるが、やはりよく解らない。
自身での理解を諦め、解るであろう面子へ書物を渡す事にした。
 
諸々の事柄を調べ終え、僕達は現れた階段を昇った。

 
―*―*―*― 
 

階段昇り終えた刹那、死体が放つ独特の臭いが鼻腔に広がる。
闇に眼を凝らせば、無数の死体や骨が周囲に散見された。
そしてそれは―――さも当たり前のように蠢きだす。
 
(んー、数が多い......なぁ)

咄嗟に盾を構えたが、如何せん数が多い。 
相手取るのは骨が折れる......スケルトンだけに。

不死者達はジリジリと此方へ詰め寄るが、
幸いな事に聖像近辺へは近寄らぬよう故、全員が其処へと退いた。
 
石像には何事かが書かれていたらしく、
説明を受けた所、良く解らぬが神話に沿って祈りを捧げれば良いようだ。
自身が奉じる対象はサカロス様であるが、特に問題は無いだろう、多分。
 
「......」
 
盾を構えていない手を緩やかに開き、
そして、目の前の不死者達を睥睨(へいげい)する。

何の因果か運悪く命を落とし、
残った死体には、穢れが溜まりこうして蠢いている。

元がヒトであったならば、少なからず美味い物を食べる事、
酒を酌み交わし解り合う事が出来たのだろう。
大切な者と共に生き触れ合い、仔に看取られたのやも知れない。

なればこそ。
生の感触・肉の悦びを感じ取れぬ不死者として、
地上へ縛り付けるは酷であろう。
 
「じゃあな」
 
魂を導く・鎮める等と高尚な事は言えない。
何時かまた、酒の席で出会えれば良い。
 

――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 時間が無いゆえ、ながれのみ。

 お祈りは3回とも成功です。
 

【判定】

00:09:47 Bake@ダグ 見識判定:聖女の祈り 2d Dice:2D6[5,5]=10
00:10:09 Bake@ダグ 見識判定:骨 2d Dice:2D6[6,3]=9
00:10:32 Bake@ダグ 魔物知識:腐乱死体 2d Dice:2D6[5,2]=7
00:10:51 Bake@ダグ お祈り1 2d+10+3 Dice:2D6[2,3]+10+3=18
00:11:28 Bake@ダグ お祈り2 2d6+10+3 Dice:2D6[4,1]+10+3=18
00:12:15 Bake@ダグ お祈り3 2d+10+3 Dice:2D6[2,3]+10+3=18
00:13:07 Bake@ダグ この、すごく(低めに)安定した祈りである。

 GM(あんみつ) [2015/11/18 00:00:18] 
 

冒険者たちの祈りは深い。
その祈りの動作に応えるかのように視界は明るくなる。
見上げれば、そうだ。
あの空に浮かぶ満月が凛々と輝いているではないか。

月光が村全体に広がっていくと忌まわしき骨は崩れ、肉は灰になる。
――これを奇跡と言わず、なんと言えようか。

柔らかな光の中、シィノヴィアには何かの声が聞こえた気がした。

『月の仔よ。
 其方に紫の導きを』

それは言語ではなく、想いそのままのようなもの。
まるで心に直接届くかのようなその言葉は――果たして誰がこぼしたものか。
どことなく聖像の女性は微笑んでいるような気がした。

そして、シィノヴィアの手にはいつの間にか紫色の書物が託されていた。
こちらも読んでみようとすると、そこに記述されているのは何らかの神話であろうか。

   *   *   *

紫色の書物を使い、聖堂の中へと入っていくと、聞こえてくるのは虫の音。
扉の向こう側は森、いや天井や壁があるため人工的に室内に植物がみっちりと植えられた場所のようだ。

獣道を縫うように人工林の中を抜けていくと、明らかに異質な物体がぽんと置かれている。
それは、木製の机とその上に並べられた七つの植木鉢。
少し大きな緑色の植木鉢を囲むように六つの植木鉢が円状に並べられている。
緑色の植木鉢には土だけしか入っていないが六つの植木鉢にはそれぞれ同じ草が植えられているようだ。
虚弱草――様々な病気にかかりやすい弱い野草の一種である。
一方でその花煎じれば様々な病気の特効薬になるとも言われる。
......そして今目の前で植えられていたのは明らかに弱っている。

赤い植木鉢に入ったものは見るからに明らかに弱っている。
ごく普通にごく普通の病気に罹っているらしい。

黄色い植木鉢に入ったものは若干へたれっている。
生命力が落ちているのかもしれない。
魔術に長けたものが生命力を補ってやれば、きっと瑞々しく蘇るであろう。

藍色の植木鉢に植えられたものはまるで人間が耳を塞ぐかのように花弁や葉が曲がっている。
上手な音楽でも聞かせれば、その硬直は解けるかもしれない。

橙色の植木鉢に植わったものはだいぶ渇いているようだ。
栄養のある液体をかけてやれば溌剌とするのだろうか。

青色の植木鉢の中の虚弱草は一見何もない。
だが隠されたものを見抜く道具を通せば、透明な油のような虫が草を攻撃しているのが見えるだろう。

紫色の植木鉢に植わった周囲に生えた蔦や茨のせいでまともに伸びることができないようだ。
それらから草を解放させてやれば元気になるはずだ。

少し大きな緑色の植木鉢の土の上には小さなカード。

『のびのびと心優しき者には、緑色の知恵が育っていく』

魔法文明語で簡潔にそう記されている。
緑色の知恵――今までの例からすれば緑色の書物であろうか。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

紫色の本を入手したので更に先に進めますね。

【虚弱草】について見識判定が可能です。
目標値は14。成功すれば『用語目録』に記されたことがわかります。
また同じく虚弱草について病気知識判定が可能です。
目標値は14。成功すればそれぞれの病気がわかります。
誰か一人でも成功すれば、全ての様子が詳しくわかるとしていただいて構いません。

虚弱草の病気を魔法などで回復することができます。
その際の目標値は14です。

虚弱草の周囲の茨や蔦は解除判定に成功することで草本体に傷をつけず取り払えます。
その際の目標値は14です。

残りの4つは特に判定を有しません。
適切な行動を取れれば、元気になります。

全ての草を元気にすることに成功すれば、ラキアスのもとに緑色の本が届きます。

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/18 00:54:05] 
 

「祈リの力ってスゲー。」

やっぱアンデッドには神が一番なんだよなー。
紫本の中身は・・・神話かー。

※※※※※

「ジャングル・・・っテわけジャーねーノナー。」

天井も壁もある。
その気になりゃー、本物のジャングルに見せる事も出来たろーから。
本当に、こーいう人工的な場所を再現してんだなーきっと。

「オ?」

何か、あんま雰囲気にそぐわねーのが置いてある。

『のびのびと心優しき者には、緑色の知恵が育っていく』

どーやら周囲の6つの植木鉢に生えた草に対して、
適切に対処すりゃー良いっぽい。

「黄鉢のはアリサにマナを注がせてミッカー。」

PLより----------------------------------------------

見識判定と病気知識判定。

00:42:11 悪根@アリサ/リリ ≫ 見識判定:虚弱草 2d6+9 <Dice:2D6[1,3]+9=13>
00:42:31 悪根@アリサ/リリ ≫ 病気知識判定 2d6+9 <Dice:2D6[1,2]+9=12>

出目悪ぅ。
他の方が失敗しても指輪割りますので、わかる前提で行動して頂ければ。

アリサは黄鉢の担当が適切かなー。
判定いらないっぽいですが、MPの消費も不要で?>GM

ダグはキュアディジーズで赤鉢、アルフェイトはバードで藍鉢?
栄養のある液体ってのは、ポーションの事かなー。
青鉢はひらめき眼鏡があれば見えるって事なんでしょう、きっと。

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/18 21:34:47] 
 

駆けだそうとしたその時。
月光が強くなった。

村に穏やかな光が満ちていく。
屍たちが崩れる。
祈りとやらは、届いたらしい。
剣を鞘に納める。

>『月の仔よ。
> 其方に紫の導きを』

ここにいる誰のものでもない声がした。
辺りを見回すが、仲間の他に生者の姿はない。

ふと、女性の像が目にとまった。
そういえば、先ほどはゾンビたちに気を取られ、まともに見ていなかった。
月影にたたずむ像はとても優しい顔をしていて、つかの間みとれた。

「あ」

いつの間にか、シィノの手の中に紫の本があった。
"聖女の手元に届く"と書かれていたので、石像の女性の手元に現れるのだと思っていたのだが。

とりあえず読める人に調べてもらってから、壁のくぼみにはめ込んだ。
光の壁が消え、聖堂への入り口が開く。
皆を先に通して、シィノも続く。

足を止め、振り向く。
石像に頭を下げ、もう一度シーン様の輝きを仰いで、扉をくぐった。

 ―*―*―*―

建物の中は、緑でいっぱいだった。
植物と植物の間を縫うように進むと、机があった。
鉢が並べられている。

真ん中の鉢は空だが、周りの6つには貧相な草が植えられていた。
知っている人の説明を聞く。

「虚弱草、ですか」

ずいぶんな名前だ。

とりあえず、手をかけてやればきちんと育つらしい。
能力も道具もないので紫の鉢にかかろうと思ったが、それはラキアスが取り組むようだ。
仕方がない。

「ラキアス。その眼鏡を貸してください」

青い鉢の虫とやらを除くことにする。



――――PL――――
魔法使えんしバードもないし、回復薬ないし眼鏡もないので紫の鉢行くかーと思ってたら、数秒差でラキアスが先にダイス振ってたの巻w
ってことで、眼鏡かしてー。

油みたいな虫って、どうやって退治するんだ?
とりあえず、
・手で取り除けるなら、草から離して潰す。
・ねとーってしてるんなら、水もしくはワインで洗い流す。
のどちらかで、対処できそうですかね?

21:12:57 紫乃@シィノ ≫ 虚弱草 2d6 <Dice:2D6[2,6]=8>
21:13:04 紫乃@シィノ ≫ 病気 2d6 <Dice:2D6[5,4]=9>

 ラキアス(アイベックス) [2015/11/18 21:49:05] 
 

>「祈リの力ってスゲー。」

「ねえ。これだけでこんなことが出来るのが不思議です。」

 あれだけいたおびただしい数のアンデット達が強い月の光で一掃されました。 個人的に納得のいかない部分はありますが、これで先に進むことが出来ますからまあいいです。

※※※※※

>「ジャングル・・・っテわけジャーねーノナー。」

>「黄鉢のはアリサにマナを注がせてミッカー。」

次にやってきたのは木や草が沢山生えている場所。可愛い花や特徴的な形の葉が生えています。

天井や壁があるのでここも図書館の一種なのでしょう。色んな出来事があったので忘れそうになります。


不自然な7色の鉢 アリサさんによると虚弱草という病気に非常にかかりやすい野草だそうです。そういえば読んだ本の中に載っていましたのを思い出しました。万能薬にもなるんでしたっけ。確か。

>『のびのびと心優しき者には、緑色の知恵が育っていく』

心優しき者、ですか。次は誰に本が届くのでしょうか?

 

>「ラキアス。その眼鏡を貸してください」

「眼鏡?はい、どうぞ。」

 かけていたひらめき眼鏡をはずしシィノさんに差し出します。 ふう、眼鏡がないほうがやっぱり楽です。ひとまず気になる蔦や茨で覆われている虚弱草。これから手をつけることにします。 

 ナイフを抜いて伸び放題の茨から取り除きにかかる。私の持っているのは他より切れ味に優れているナイフです。あまり力を加えなくても切れ、切り口も綺麗です。 使い勝手がよく私は気に入っています。

 ある程度取り除いたら先ほどとは違い。慎重に丁寧にナイフで切る。切れた蔦や茨の細かいのは手で取り除く。ただでさえ病気に弱いのです。うっかり傷つけてしまえば、傷口から感染し駄目になってしまいます。 周りを気にせず集中する。  

 どのくらい時間をかけたのかはわかりませんが、無事にすべて取り除くことが出来ました。虚弱草に傷は見られません。これで育つことができますね。  息を大きく吐き手の甲で額の汗を拭く。  他の鉢の虚弱草は大丈夫でしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 PLより 

 紫乃さんお待たせしました。ひらめき眼鏡をシィノに貸します。 解除判定成功。失敗しなくてよかった・・。残りお任せします。

21:12:12 アイベックス@ラキアス 蔦などの解除判定 2d6+9Dice:2D6[1,6]+9=16

 ダグリオン(Bake) [2015/11/19 01:37:08] 
 

祈り終えると俄かに視界が明るくなる。
辺りには月光が降り注ぎ、不死者達は還ってゆく。
 
「良き来世を......だなぁ」
 
ポツリと一言零す。
安寧を祈る相手が間違っている気もするが、
輪廻の後に酒を酌み交わせるのならば、それはそれで良いと思う。
 
そんな他愛の無い事を考えながら、
紫の書物に依って開かれた聖堂の先へ進んだ。

 
―*―*―*― 
 

抜けた先は森......ではなく、建物の中に多数の植物が植えられた場所のようだ。
何時ぞや行った実験場とは、趣こそ異なるが似たような印象を受けた、錯覚かもしれんが。
 
先へ進むと机の上に7つの植木鉢が見えた。
周りを囲む6つには弱った野草が植えられているが、中央に鎮座する鉢にはカードが刺さるのみだ。
仲間曰く、弱った6つへ適切な手入れを行えば良いようである。

「赤鉢は私が受け持とう」
 
植物の病気を癒せるかは定かでは無いが、
出来る事はやってみる価値はある、多分。

そう心を決めた後、軽く植物へ触れ【キュア・ディジーズ】を行使し始める。
 
   *   *   *
 
フンスフンス
 
   *   *   *
 
「オラオラ」
 
   *   *   *
 
「......よし。 病気を治癒出来申した」
 
魔香草のペーストを塗った包帯を巻きながら、仲間へ病気治癒の報告を上げる。
幾度か失敗したが、まぁ致し方無し。

だが、今になって気が付く。
 
(妖精の助けを借りれば良かった......なぁ)
 

――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 一応、赤鉢の病気は治癒致しました。
 MPの消費は嵩みますが、指輪を使わず何とか出来ました。
 掛け声は適当です。 気にしないで頂きたく存じます。


【判定】

21:22:28 Bake@ダグ 見識判定:虚弱草 2d6 Dice:2D6[2,2]=4
21:22:44 Bake@ダグ 病気知識判定 2d6+4 Dice:2D6[4,3]+4=11
21:24:01 Bake@ダグ 病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[4,1]+8=13
23:15:41 Bake@ダグ 再度、病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[3,1]+8=12
23:47:38 Bake@ダグ 三度目の正直、病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[4,2]+8=14
23:48:14 Bake@ダグ 薬師道具セットを併用し、自分に魔香草を使用します 1d+4 Dice:1D6[1]+4=5
23:49:31 Bake@ダグ 出目5で0点・技能による追加ダメージが6点。 合計6点回復致します。
23:50:19 Bake@ダグ ダグリオン【MP】47/50

 ラウラ(Apple) [2015/11/19 19:59:45] 
 

お祈りを終えると、視界が明るくなった。

月光が広がり、群がっていた骨や腐肉が動かなくなる。

>「祈リの力ってスゲー。」

「ですね・・・お祈りにこんな力があるとは」

神・・・たまには信じてみるのもいいのかもしれない。

 

  +  +  +

 

先に進むとそこは森だった。

まぁ、壁や天井はあるため、屋内であることは間違いないらしい。

進むと、机の上に幾つかの植木鉢。

植木鉢に生えている草について聞くと、虚弱草というらしい。

とりあえず、6つの虚弱草を何とかすればいいらしい。

とりあえず、橙色の植木鉢に近づく。

栄養のある液体をかければいいらしいが・・・

栄養のある液体・・・どうやら、ポーションのことらしい。

かばんからトリートポーションを取り出し、虚弱草にかける。

本来なら、自分のために購入したものだ。

だが、自分はポーションには疎い。そのためあまり効果的に使えるとは思えない。

それなら、今はこの虚弱草に使ったほうがいいだろう。

-----------------------------

PLより

橙の植木鉢にポーション使用しました。

あとはお任せします・・・

19:56:25 Apple@ラウラ 病気 2d6 Dice:2D6[3,6]=9

19:56:13 Apple@ラウラ 虚弱草 2d6 Dice:2D6[1,6]=7

 アルフェイト(忠弐ヤマイ) [2015/11/21 00:16:18] 
 

[おぉ、すごい光景やな・・・。」


ゾンビ共が灰になっていく様は正に神の奇跡ってか?
そんでもってここでのミッションをクリアしたからか紫の本がシィノっちの元にあらわれる。

>『月が村を照らすとき紫の書が聖女の手元に届くだろう』

・・・聖女?いや、別に不満とか文句は無いんやけど・・・聖女?

――――――――――――――――――――

「もう驚く気も起きへんなぁ・・・。」

次に訪れた場所は一面緑で植物だらけ。
一応ここ建物の中よ?ってツッコミすらする気が起きんくなったわ。
むしろ流石不思議な図書館。
で、しばらくするとちょっと大きめのな植木鉢とに六つの植木鉢。
デカイのだけは土の上にカードが乗っとる。

「のびのびと心優しき者には、緑色の知恵が育っていく・・・か。
このメッセージが今回の指令みたいやな。」

だけやけど残りの六つに植わってる草は・・・

「こっちは虚弱草やな、それもものの見事に病気にかかってるな。
しかも病状はバラバラみたいや。
つまりこの草の病気を治せばミッションクリアやろうな。」

そんな訳で各自一つの植木鉢を担当することに。

「なら俺はこれやな、任せときぃ♪」

俺の担当は藍色の植木鉢。
この虚弱草の病状は上手な音楽を聞かせれば治るから正に俺にうってつけって訳や♪

「ならば早速俺の素晴らしい歌を聞かせ・・・ん?」

どうしたシィノっち?なぜ俺の肩を掴みながらそんな冷たい視線を・・・?
ぐぬぬ、またか?またシィノっちは歌うなと言うのか!?
しかしシィノっちの目が歌えば斬るって目をしている・・・。
ぐぬぬ、仕方ない、今回は演奏だけにしておくか、納得いかんけど。

――――――――――――――――――――

PLより

みんな空気を読んでアルフに藍色の植木鉢を残してくれたのかもしれないが、
行動次第では完全に枯らしてたやろうなこれw

23:52:47 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 見識判定:虚弱草 2d6+10 <Dice:2D6[3,1]+10=14>
23:53:34 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 病気知識判定:虚弱草 2d6+10 <Dice:2D6[4,4]+10=18>

 GM(あんみつ) [2015/11/21 00:38:23] 
 

アリサの魔法。
ダグリオンの奇跡。
シィノヴィアの眼。
ラキアスの指。
ラウラの薬。
――そしてアルフェイトの演奏。
全ての虚弱草は冒険者たちの手によって、元気を取り戻す。
茎は高らかに天を向き、そして白色の花を開かせた。

そして虚弱草の復調を待っていたかのように緑色の植木鉢の土がボコボコと動き出す。
土の山を突き破って姿を現した双葉は信じられないスピードで成長していく。
茎が伸び葉を広がせて、そして蕾が緩やかに花を開かせる。
植物がつけた青緑色の花は茎に比べて恐ろしい程に大きい。
決して茎が折れることはないのは、魔法によるものであろうか。

今、目の前に開いている花はラキアスの方に傾いて。
その花はまるで実をつけるかのように緑色の書物を支えていた。
なかに記述されているのは、おそらく野草や薬草に関する学術的な文章である。

――森の少し奥の方には光の壁に囲われた階段がある。
いつも通りに進めばその先に待っていたのは。

   *   *   *

『レディースエンジェントルメン!
 人形たちの美の祭典――"Toshokan Dolls Collection"へようこそ』

響くビート音。
拍手と歓声。
行き来するスポットライト。
赤・青・桃・金・銀・色に溺れた観客席。
そして遠くまで伸びるランウェイ。
ステージの主役は――彩りに飾られた人形たちだ。

MCを務めるのは魔法文明の叡智の結晶。
シルクハットをかぶった人造人間――ホムンクルスである。
彼が次々にステージに立つ人形たちを紹介していく。

紹介に続いて姿を現したのはまるでお姫様のような重厚で華やかなドレスを身につけたドール。
続くのはスポーティなショートパンツを身につけたボーイッシュな人形。
その背後を歩いていく人形が身につけたのは色も形も奇抜で前衛的なファッションだ。
他にも何かの蛮族のコスプレのようなものから、水着、下着まで。
なんでもありのファッションショーである。

各々の人形が取るポーズも様々だ。
カリスマ性溢れたクールなスタイル。
扇情的で未成年には禁止な感じのポーズ。
そして人形という体を生かしたホラーもしくはコメディなものまである。

いつの間にか冒険者たちに迫っていたスポットライトが照らすのはアリサ――いやリリだ。

『おおーっと、そんなところにとびきりスイートなレディを発見!
 このステージは飛び入りウェルカム!
 ちなみにグランプリに輝いたドールには栄光とイエローなブックをプレゼント!』

ホムンクルスが気がつき指差しで示したのはリリであった。
この時アリサは――リリは気がつくかもしれない。
リリが好きなように体を動かせるという事実を。
この空間の影響なのかもしれない。

周囲を見れば人形用の衣装やメイク、様々なものがある。
ただその量は極めて膨大でなかなか似合うものを見つけるのは難しいだろうか。
その場合は探す人の数で勝負である。
勿論メイクのセンスも必要だ。
良さそうなものを見つけ、リリをコーディネートとしてステージでポーズを取らせるのだ。

ランウェイの遥か彼方。
そこに見える光の壁の奥に続く新たなステージを目指すために。
中を開いてみれば、先程の青い本と同じ文字のみが記されている。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

全員が成功したので、緑色の本をラキアスに渡しますね(*´∀`*)
アリサはMPを消費されなくても構いません。

次のステージに進行させました。
ホムンクルスについて魔物知識判定ができます。目標値は10/15
こちらもBT新登場魔物なため戦闘データがわからないからもいらっしゃるかと思いますが。
とりあえず、魔法文明時代の魔法生物である人造人間です。
詳しいデータはもし必要になりそうでしたら公開しますね!

この空間にいる間はリリを自由に動かせます。

ステージで上がる前に衣装を探す探索判定・及びリリに対する変装判定が可能です。
目標値はそれぞれ10/14。達成値により、その後の判定にボーナスが付きます。
各PCはどちらかの判定しか行うことができません。

リリはステージでポージング判定が可能です。
基準値は冒険者レベル+精神力ボーナスで目標値は20
各PCが前回の探索判定または変装判定で10を超えれば1点14を超えれば2点ボーナスが加わります。

リリが成功すれば、黄色の本が手に入ります。

あと次回進行用に予備ダイスを1つお振りください!

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/21 01:56:12] 
 

「オー。」

すげー勢いで育った花の色は青緑。
出て来た本の内容は・・・

「植物学ダナー。」

童話、料理、神話と内容がお固くなってきたなー。
次はどーなる? 数学でもやんのかー?

※※※※※

『レディースエンジェントルメン!
 人形たちの美の祭典――"Toshokan Dolls Collection"へようこそ』

全然、違ったー!

「図書館とはナンだったノカー。」

しかし、人形コンテストって事ナー。
ステージに色々とバラエティある面子が揃ってる。
まー? どいつも俺程、プリチーじゃねーけどー?

『おおーっと、そんなところにとびきりスイートなレディを発見!
 このステージは飛び入りウェルカム!
 ちなみにグランプリに輝いたドールには栄光とイエローなブックをプレゼント!』

『ホー? チト出来レースにナッチまうゼー、ソリャ。』

しかし、ここまでの流れからして。これが今回の課題ってこったなー。
ヌルいぜー。超ヌルいぜー。

「オ?」

どーやら、この空間のギミックなのかなんなのか。
俺の体が動く、動くぞー。

「ヨシ。マズは衣装を見繕うカー。
 者共、逸品を探シ出すノジャー。
 ソシて、俺ヲ着飾るがイー。」

PLより----------------------------------------------

ホムンクルスは・・・

01:54:59 悪根@アリサ/リリ ≫ 魔物知識判定:ホムンクルス 2d6+11 <Dice:2D6[6,2]+11=19>

知ってた。後はアリサの探索判定。

01:55:06 悪根@アリサ/リリ ≫ アリサの探索判定 2d6+5 <Dice:2D6[3,2]+5=10>

+1でした。
リリのポージングは最後に振って、記事を投下する事にしましょう。
変転込みで、達成値15は保証しますので+5出来ればクリアー確定。

後は、アリサが演出にキャントリップ(深智魔法Lv1 MP1消費)使うか。
アルフェイトは伴奏付けてくれてええんよ?

・参考情報
リリの髪と左の瞳はアリサと同じ黒。右の瞳は金色です。
デフォルトの格好は、アリサと同じドレスに魔女帽子。
アリサの魔女帽子は、帽子の縁から黒のヴェールが黒子みたいに下がってますが。
リリにはそれがありません。
また、革細工のネックレスをしています。
口はマジックアイテムで、台詞に合わせて適切に変形します。
一部はメモリーアイテムなのでキャラシに詳細があります。

 ダグリオン(Bake) [2015/11/22 03:28:11] 
 

「......んむ。
 なんじゃあこりゃぁあ!? と叫んだ方が良いのだろうか」
 
階段を昇った先は......すまん。 何だこれは?
目に優しくない煌びやかな光の渦に、無表情(に見える)なヒト。
ドレスのような物や良く解らない物を纏った人形らしきモノ。
 
取っている体勢は多岐に渡るようで、
中には69や98・売り子のような、
大変けしからんモノも見受けられる気がした。

......流石に人形では鎌首をもたげないが、
無意識にこういったモノへ目を向ける辺りそういう事なのだろう。
此処暫く使って無かったからな。
 
   *   *   *
 

そうこうする内に、光の柱はアリサ――リリを照らした。
どうやら彼女を着飾り注目を集めれば良いらしい。 ......なのだが。

普段から腰布と襤褸ぐらいしか纏わない僕に、
似合う衣服の判別など出来ようも無い。
親父・父さん・チビ達と家族内に女性はほぼ不在だ。 故に。
 
「幾つか見繕った。
 良ければ役立ててくれ」
 
彼女へは、幾つかの服と指輪・腕輪・耳飾り等の小物を手渡した。
全体のイメージは湧かないが、こういった小物ならば邪魔にならないだろう、多分。

......尤も、何かの動物の耳が付いたヘアバンド等、
何故選んだか解らない物も混じっているのだが。

――――――――――――――――――――――――――
PL(Bake)より:
 何故か、探索判定一段階成功しました。
 よく解らないゆえ指輪とか装飾品を渡してみる。 みるのだ。

 ケモ耳って良いよね。

 扇情的なモノへ目がゆくのは、
 ダグも雄ゆえむっつり好色ゆえ?
 溢れるリビドーを内に邁進すべし?
 もしかして、判定成功したのは此れの所為なのだろーか?

【判定】
22:01:20 Bake@ダグ 魔物知識判定 2d Dice:2D6[6,2]=8
23:20:02 Bake@ダグ 一応、探索判定 2d Dice:2D6[6,5]=11
22:13:20 Bake@ダグ 予備ダイス 2d Dice:2D6[5,1]=6

 ラウラ(Apple) [2015/11/22 10:47:47] 
 

「・・・え?」

これまでとはまったく違う場所。

光が色とりどりの衣服を着た人形達をそれぞれ目立たせている。

気がつくと、その光がリリちゃんを照らしていた。

>「オ?」

しかも・・・リリちゃんが動いている?

>「ヨシ。マズは衣装を見繕うカー。
> 者共、逸品を探シ出すノジャー。
> ソシて、俺ヲ着飾るがイー。」

なるほど、つまりはそういう事か。

「あぁ、任せて!」

リリちゃんを正面からじっと見つめる。

黒い髪、黒と金のオッドアイ。

アリサが着ているものとほとんど同じ格好。

そしてネックレス・・・よし!

立ち上がり、人形用の衣装類が散らばっている方へ走る。

リリちゃんに似合いそうな服は・・・

たくさんの衣服や化粧道具をかきわけながら探す。

・・・これだ!

1つの衣服を軽く掴み、リリちゃんの元へと走る。

「これ、どうかな?」

------------------

PLより

ホムンクルスは・・・

10:14:26 Apple@ラウラ 魔物知識 2dDice:2D6[3,1]=4

知らなかった。さぁ、衣装探索だー!

10:15:42 Apple@ラウラ 衣装探し  2d6+7Dice:2D6[5,4]+7=16

+2です!

衣服はご自由にどうぞー!>アリサ/リリさん

10:15:53 Apple@ラウラ 予備ダイス 2d6 Dice:2D6[3,6]=9

 ラキアス(アイベックス) [2015/11/22 22:03:35] 
 

>「ならば早速俺の素晴らしい歌を聞かせ・・・ん?」

 シィノさんは察したのかアルフに向かって無言で冷たい目で見ていた。 その目は横から見ていても凍り付いてしまいそうになります。 もうひと押しに私もシィノさんが掴んでいるのとは反対の肩に手を置く。

「ねえ、アルフ。歌いだした瞬間どうなるか・・・わかるよね?」 手には蔦などを切る時に使ったよく切れるナイフを握っている。 アルフからもおそらく見えるはず。聡いアルフならこれだけでわかるでしょう。  あれを聞いたらこうしたくなります・・・。

 

「えっ!?でかっ!」

 無事すべての虚弱草が元気になったかと思うと空の鉢からすごい勢いで生えてきて見たこともないほど大きな青緑の花がこちらに向かって倒れてきた。思わず一歩飛び退く。 動きが止まったので近づいてみると緑の本があった。それを受け取る。この本は私にも読めるのでしょうか?

 「心優しき者、ねえ・・・。そうは思えないのですが。」 ぽつりとつぶやいた。 私はやさしくなんてないです。そういうのは聖人が似合っています。他にいると思います。  

----------------------------------------------

>「......んむ。
 なんじゃあこりゃぁあ!? と叫んだ方が良いのだろうか」

>「・・・え?」

>「オ?」

「うおっ!!」

次は賑やかな歓声と声援。気分があがりそうな音楽。鮮やかで様々な衣装を身に纏った人形たちがステージでポージング。 賑やかなのも好きですが、さきほどまで静かな場所にいたせいでうるさいと思ってしまった。

 人形と分かっていても破廉恥な格好は目のやり場に困ります。

>「ヨシ。マズは衣装を見繕うカー。
> 者共、逸品を探シ出すノジャー。
> ソシて、俺ヲ着飾るがイー。」


「あぁ、任せて!」

「できる限りのことはします。」

 シィノさんラウラさんが衣装を探しに向かった。
 この中から似合いそうなのを探す自信がなかったので2人に任せることにしますね。

ーーーーーーーーー

「よし、がんばりますか。リリさんちょっと失礼しますね。」

 持ってきてくれた衣装をリリさんに着替えさせる。人形にさん付けも変だと思われますが、アリサさんがあれだけ肌見離さず大事に持っているからには人形を道具として見ているのではなく自分とよく似た兄弟という気持ちがあると思います。 ″兄弟″と同じように扱われているリリさんに対しそこらにある物と同じ気持ちで呼ぶには失礼です。

「とても大事にされているんですね。」

 着替えさせている間リリさんに意識しなくても触れた。 とてもさわり心地がよく。じっくり見ると縫い目も丁寧でそのへんの安物の人形ではないと改めて思いました。 傷や汚れといったのは少なく大切に扱われているというのも。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PLより 変装判定は成功。 

04:58:04 アイベックス@ラキアス まもち 2d6Dice:2D6[5,6]=11

04:58:22 アイベックス@ラキアス 予備ダイス 2d6Dice:2D6[2,5]=7

19:51:55 アイベックス@ラキアス 変装判定 2d6+9Dice:2D6[4,4]+9=17

 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/22 22:42:57] 
 

>『―――――――――!
> ―――――――――――――――――』

静かな森の向こうにこのような場所があるなど、どうやって想像できたか。
突然の大音量に、思わず耳をふさいだ。

そしてあふれる、色、色、色。
先ほどまでの緑一色が懐かしい。

それにしても、相変らずおかしな空間。
動いているのは、どれも人形だ。

感心して見ていると、灯りがこちらを向いた。
シルクハットをかぶったモノが何かを叫び、リリ嬢がそれに応える。
そして、リリ嬢がひとりで動き出した。

>「ヨシ。マズは衣装を見繕うカー。
> 者共、逸品を探シ出すノジャー。
> ソシて、俺ヲ着飾るがイー。」

リリ嬢を飾る?
なるほど、リリ嬢もあの人形の中にまじるのか。

人形とはいえ、女性の衣装を選ぶ自身はない。
あの服は動き難いだろうとか、ここに武器を隠せそうだとか、そういうことばかり考えてしまう。

まあ、難しく考えることはないか。
似合っていれば、それでいいだろう。

リリ嬢を10秒ほど見つめてから、飾りを探しにかかった。



――――PL――――
ラキアスが変装で+2出してくれたので、安心して衣装探しに行く(

ドゥナエーの"月の舞"効果で、衣装探しダイスを振り直しました。
達成値は16。ポージングにボーナス2点追加ですぞー。

22:29:11 紫乃@シィノ ≫ まもち 2d6 <Dice:2D6[6,2]=8>
22:29:19 紫乃@シィノ ≫ 衣装探し 2d6+8 <Dice:2D6[4,1]+8=13>
22:30:10 紫乃@シィノ ≫ 衣装探し(月舞効果振り直し) 2d6+8 <Dice:2D6[4,4]+8=16>
22:30:19 紫乃@シィノ ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[3,5]=8>

 アルフェイト(忠弐ヤマイ) [2015/11/23 21:41:40] 
 

>「ねえ、アルフ。歌いだした瞬間どうなるか・・・わかるよね?」
シィノっちの手が置かれた肩の反対側からラッキーの声が聞こえ振り返る。
よく見ると手にはナイフ。

「Oh・・・。」

ダメっすか?そんなに歌っちゃダメっすか!?
つーかうちの女性陣怖すぎっすよ・・・。

――――――――――――――――――――
 
>「心優しき者、ねえ・・・。そうは思えないのですが。」

緑の本を手に入れた後、ラッキーがそう呟いたのがふと聞こえた。
誰かに聞かせるつもりの無い独り言のつもりやったんやろうけど、あいにくオイラの耳はヘル・イヤー。
そして聞こえちゃったもんは仕方ない、それについて何を言おうが俺は悪くねぇ!はず?

「そうやろか?
まだパーティ組んで間もないしラッキーの何を知ってるねんと言われたらつらいけど結構優しいと思うで、俺は。」

これは別にお世辞とかでなくここ数日行動を共にした俺の本心。
ナイフ突きつけられたりしたけどね・・・。
いやしかしこれくらい笑いの世界に生きる俺にはドンと来い日常や、多分!

――――――――――――――――――――

>『レディースエンジェントルメン!
  人形たちの美の祭典――"Toshokan Dolls Collection"へようこそ』

さてさて、いい加減図書館来いよと思うがそうは問屋が卸さんようで。
お次に出た場所は人形のステージ。
派手なライトに耳に来るビート、拍手と歓声。

「ええなええなぁ!俺こうゆうの大好きやで♪
お、MCやってんのはホムンクルスか、ここら辺はさすが霧の図書館やな。」

しかしリリちゃんには悪いけど人形に興味ない俺には内容自体はあまり楽しめなさそうやな。
って思ったけど意外と見てたらおもろいな。
王道な衣装から斬新な衣装、きぐるみやら下着やらなんでもありかよ。
そんな感じでなんだかんだ楽しんでるとスポットライトがこっちに向かってきた。

「ほほぅ、そうき来たか♪」

ここは人形達の為のステージ。
なら当然俺たちの中でスポットライトを浴びるのは・・・。

>『おおーっと、そんなところにとびきりスイートなレディを発見!
  このステージは飛び入りウェルカム!
  ちなみにグランプリに輝いたドールには栄光とイエローなブックをプレゼント!』
>『ホー? チト出来レースにナッチまうゼー、ソリャ。』

当然リリちゃんやな。
そんでこのステージでリリちゃんが一番を取るのが今回のミッションか。
しっかしこの娘はほんと自信家やな、嫌いじゃないでそうゆうの♪

>「ヨシ。マズは衣装を見繕うカー。
  者共、逸品を探シ出すノジャー。
  ソシて、俺ヲ着飾るがイー。」

「了解、任しとけぃ!」

とは言ったものの上手くいくかね?
別に自分のファッションセンスが悪いとは思わんけど女の子のもんとなるとちょっとなぁ・・・。
ここは下手に奇抜なもんを選ぶよりもシンプルかつ王道にいった方がええやろうな。
むしろ服装は女性陣に任せて俺はアクセサリーにしとくか。
俺にしては消極的な選択と思われるかもしれんな。
どっこいしかしアルフさんがこのまま尻尾を巻くわけあーりません!

「ちょっとMCくんええかい?」

司会進行の合間を見つけてホムンクルスに話しかける。

「うちのリリちゃんがステージ上がる時は音楽止めてくれんか?
その代わりに俺が最高の演奏で盛り上げたるわ♪」

他のところでリリちゃんをサポートすんで!
大体こんなステージを指を咥えて見てるだけやなんて俺に出来るわけないしな♪

――――――――――――――――――――

PLより
悪根さんお待たせしました!

21:08:41 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 魔物知識判定:ホムンクルス 2d6+10 <Dice:2D6[6,1]+10=17>
21:09:41 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 探索判定 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
21:40:08 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 予備ダイス 2d6 <Dice:2D6[2,6]=8>

まさか探索成功するとは・・・w

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/23 21:50:20] 
 

「幾つか見繕った。  良ければ役立ててくれ」
「これ、どうかな?」

「ンジャー、コレとコイツを合わせテー。」

俺くらいになると、何でも似合うはずだけどなー。
そこはまー、手を抜くのも失礼だーな。
全力で叩き潰すのが礼儀って奴だぜ。

「よし、がんばりますか。リリさんちょっと失礼しますね。」

「ウム。チこーよレー。」

流石に、一人では着れねーんだよなー。

「とても大事にされているんですね。」

「俺じゃナイ俺だかラナー。当然ダロー?」

※※※※※

身に付けたのは、翠と白を貴重としたドレス、帽子、靴。
嫌味にならない程度に、耳飾りと腕輪、ブローチ。

「リリ=ヒューイック。エントリーだZE!」

ステージに飛び乗り、中央へ歩み寄る。
パフォーマンスにおいて奇を衒う必要はなし!
王道を突っ走れば、俺が普通に勝ーつ!

帽子を手で抑え、スカートの端を押さえ。
アルフェイトの音楽に合わせて軽くステップを踏みつつ、クルリと一回転。
締めにウィンク・・・は、まだ出来ないんだったなー。
アリサの幻覚魔法で、右目から金色の星を飛ばす。

PLより----------------------------------------------

演出としてキャントリップ使用。

21:49:03 悪根@アリサ/リリ ≫ キャントリップ 2d6+9 <Dice:2D6[3,4]+9=16>

一ゾロじゃなかった。そしてポージング。
皆さんのボーナス合計は・・・+9?
じゃー、一ゾロ以外は成功じゃ。

21:49:10 悪根@アリサ/リリ ≫ リリ:ポージング 2d6+8 <Dice:2D6[1,2]+8=11>

い、一ゾロじゃないから(震え声
計算違いで、足りてなかったら変転。
以下は予備ダイス。

21:49:16 悪根@アリサ/リリ ≫ 予備ダイス 2d6 <Dice:2D6[2,4]=6>

 GM(あんみつ) [2015/11/23 22:45:22] 
 

冒険者たちはリリに似合うドレスやアクセサリーを完璧に見つけることができた。
ラキアスのメイクアップも問題なしである。

>「ちょっとMCくんええかい?」

>「うちのリリちゃんがステージ上がる時は音楽止めてくれんか?
>その代わりに俺が最高の演奏で盛り上げたるわ♪」

アルフェイトはホムンクルスの手の空いた瞬間を狙って声をかける。
目的は自身の演奏でリリのステージを盛り上げることだ。

「オーケイオーケイ!
 スペシャルでファンタスティックな演出はどんとこいだぜ!」

ホムンクルスは超軽いノリで許可を出してくれる。
実に軽い魔法生物である。

   *   *   *

>「リリ=ヒューイック。エントリーだZE!」

ランウェイの上に立ったリリは翠と白を基調として王道を攻めていく。
それでも身に纏う服、メイク、そしてアルフェイトの演奏の相乗効果も相まって。
リリのウォーキングは他の人形たちの記憶を全て吹き飛ばす様に魅力的だ。
若干リリの表情などは本調子ではなさそうだが、十分すぎる出来栄えだ。

――最後にリリの目から星が飛ぶ幻覚を見せたとき。
この空間は全て彼女のものになっていた。

しばらくの沈黙のあと。

『なんてスウィーティー!エレガント!
 そしてエクセレントなんだ!
 今回のヒロインはリリに決定!異論はナッシング!』

巻き起こる歓声と大いなる拍手。
ノリのいいホムンクルスの声を受けてスポットライトはリリ一点に集中する。
世界が煌めきだした。

『コレクションのパーフェクトヒロインには最高の栄誉を!
 そしてお洒落なイエローブックをプレゼント!
 ――ではでは、新たなるヒロインリリ――感想のお言葉をプリーズミー!』

リリの頭上に現れた黄色い本はそのままゆっくりと降りてくる。
ちょっとリリが受け止めるには若干大きく重いかもしれない。
感想を求めるホムンクルスに対し、まともに答えられるかどうか。
――少なくとも無事本を入手できたのは事実である。

   *   *   *

改めてその本を手にとってみると、人形関連の記載がある。
どうやら中身はファッション関係らしい。

ランウェイの向こう側。
光の壁のほうに近づいてみると何かが聞こえてくる。
――これは音楽だろうか。
よく聞き分けてみると弦楽器や金管楽器の音色が聞こえている。
オーケストラの演奏でも行われているのだろうか。
黄色に溶けていく光の向こうへ冒険者たちは歩いていけるだろう。


―――――――――――――――――――――――――――――――

あんみつ@GMより

探索・変装の各種判定によるボーナスも含め、リリが判定に成功しました。
そのため黄色い本がリリのもとにやってきます。
多分リリじゃちょっと大きすぎて重すぎますね(・∋・)

読んでみれば人形のファッションについて書かれていますね。

光の壁の奥に対して聞き耳判定が可能です。目標値は13。
成功すれば楽器の音色を聞き分けられますね。

詳細は次のカテゴリで!

 アリサ&リリ(悪根) [2015/11/23 23:17:07] 
 

『なんてスウィーティー!エレガント!
 そしてエクセレントなんだ!
 今回のヒロインはリリに決定!異論はナッシング!』

「ワカりきっタ結果だっタナー。」

ウム。

『コレクションのパーフェクトヒロインには最高の栄誉を!
 そしてお洒落なイエローブックをプレゼント!
 ――ではでは、新たなるヒロインリリ――感想のお言葉をプリーズミー!』

「モガッ」

おいこら、こっちのサイズも考えろー。

「アリサー、アリサー。ハヨ、退けロー。」

ジタバタ。

※※※※※

「ファッション本だナー。」

黄本の中身を確認しとく。

「フーム。時代的にドーなんだろナー、コレ。」

ここ、魔法文明時代の図書館だったんだよなー。
俺はこーいうの割りと好みだが。

※※※※※

「オ? 次は音楽カー?」

演奏が聞こえてくる。
使われてる楽器はオーケストラっぽいラインナップだーな。
さーて、次の課題はなんだろなー。

PLより----------------------------------------------

とりあえず、こっちにレス。

23:11:37 悪根@アリサ/リリ ≫ 聞き耳 2d6+5 <Dice:2D6[4,6]+5=15>